国際交流誌の編集者というのは、一部を除いてボランティアで行われていることが多く、仕事として働くというのは、なかなか大変です。

 

留学ジャーナル、国際交流ジャーナルといった一部の雑誌を除けば、ボランティアスタッフやインターンによって作られています。

http://www.kcif.or.jp/HP/jigyo/volunteer/jp/katsudo/

 

国際交流誌

 

地方自治体の国際交流団体を中心に、あちこちで募集されているので、ボランティアであれば、こういった仕事に関わることが出来ると思います。

 

一つの考え方として、まずはボランティアとして経験を積むという発想はアリです。こうやって経験を積めば、仕事のオファーがあるかもしれませんし、編集者としては無理でも、別のポジションで仕事を得られる可能性も出てきます。

 

国際協力という仕事自体が特殊なので、経験者というのは重宝されます。回り道のように思えるかもしれませんが、まずはボランティアスタッフとして実務経験を積むというのは、キャリアアップの手段としては適切です。

 

国際交流誌の編集者になる二つのルート

 

編集者になるためのステップとして、まず編集プロダクションに入って、何でもいいから編集という仕事に携わってスキルアップをしていくという考え方もアリです。

 

最初は雑用から始まる可能性が高いのですが、地味で面倒なことでも嫌がらず取り組んでいれば、少しずつ本格的に編集という仕事をもらえます。そこで良い仕事をすれば、さらにチャンスをもらえて、だんだん自分の希望も聞いてもらえるようになります。

 

ここまで最低数年はかかるかもしれませんが、一流の編集者・ライターはみんなこういったステップを踏んでいるので、地道に努力することです。

 

もし、国際交流という仕事に魅力を感じるのであれば、編集者という職種にこだわらず、国際交流というくくりの中で、他の業種を探してみてはどうでしょうか。国際交流に貢献出来るやりかたは色々とあります。編集者・ライターという職種だけにこだわるのはモッタイナイです。

 

もしかしたら、あなたがやりがいを感じる仕事が見つかるかもしれません。そのチャンスを得るためには、まずは国際交流というものと接点を持つことが大切であり、最初は雑用でも何でもいいから働いてみると柔軟に考えたほうがいいです。

 

求められる語学スキルは?

 

国際交流という分野では、当然高いレベルでの語学力が求められます。もともと、雑誌編集者には語学に堪能な人が多く、帰国子女で英語・フランス語・スペイン語がペラペラなんて人も少なくありません。

 

TOEICが800ですといったレベルでは、まず通用しません。翻訳や通訳が問題なく出来るぐらいでなければ、仕事を得るのは難しいでしょう。

 

こんなふうに高いスキルが求められるのが編集者という仕事です。並大抵のことではなく、雑用といった仕事でさえ出来る人は幸せと言えます。

 

そこで、話が元に戻りますが、こんな高いハードルを乗り越えるという意味で、ボランティアというのが活きてきます。ボランティアスタッフであれば、それほど条件が厳しくありません。

 

ボランティアとして編集という仕事に取り組めば、働くなかで必要な知識・スキルが身につくので、ムダがありません。いわば学びの場とも言えますが、こうすると、いつの間にか即戦力の人材になれますし、そうなれば職を得る可能性も出てきます。

 

もちろん、ボランティアといっても仕事に対する責任感は必要です。自分のキャリアアップのためにやるのであっても、国際交流に貢献するという意識も持ちながら取り組んでください。その意識があってこそ、貴重なことを学ぶことが出来ます。

 

民間企業で働くこともアリ

 

最後に、直接国際交流と関係のない仕事でも、社会人としての経験を積むことが大切であるということをお伝えしておきます。仕事を適切にこなしていくために必要なスキルというものがあります。それは同僚と協力しながら業務を遂行するコミュニケーション能力だったり、自分で考えて行動出来る判断であったりします。

 

これらはどんな職種でも共通して必要なスキルなので、一人のビジネスマンとして能力を伸ばしていけば、それは編集者という仕事にも活きてきます。ですから、まずはどんな仕事でもいいから頑張ってみるという考え方も正解です。

 

語学が必要とされる仕事であればベターなので、商社や海外取引のあるメーカーに一度勤めるというのもオススメのやりかたです。こうやって一歩ずつ理想の仕事に近づいていくという発想で考えてみましょう。

 

一番ダメなのは、語学や国際政治に関する勉強を続けるといった、机上の勉強を続けることです。もちろん、こういった知識を身につけることも大切なのですが、それよりも働くという実践経験を積んで、その経験からの学びを得ることが大切です。