マッキンゼーは経営戦略コンサルティングを専門とする、世界でも有数のアメリカ発の戦略コンサルティングファームです。世界中の企業を相手にコンサルティングを行うグローバル企業であり、顧客の業種はエネルギーやヘルスケアなど様々です。

 

マッキンゼー中途採用者の年収

 

『最強のブレーン集団』と呼ばれるマッキンゼーを経て政財界で活躍する人も多く、優秀な人材を数多く輩出しています。日本支社は六本木にありますが、海外で活躍する人も数多くいます。

 

マッキンゼーの中途採用募集

マッキンゼーのキャリアパスは、様々な領域のコンサルティング業務を経験しながら、リーダーになるジェネラリストと、特定の分野において経験を積み上げていくスペシャリストの二つです。どちらも以下のようにキャリアアップしていきます。

 

ビジネスアナリスト→ジュニアアソシエイト→アソシエイト→マネージャー→アソシエイトプリシパル→プリンシパル

 

中途採用の場合、以下いずれかのポジションからスタートします。

 

ビジネスアナリスト

対象:国内外の大学・大学院に在籍する新卒学生、大学(学士、修士)既卒で実務経験が2年未満。

 

仕事内容:プロジェクトの課題解決のための個別分野を担当。情報収集、プロジェクトにおける提案の最終的なとりまとめ、顧客企業の経営者に対するプレゼンテーションを行う。

 

アソシエイト-ミッドキャリアプロフェッショナル

対象:2年以上の実務経験がある、応募時点でMBAに在籍している、Ph.D.(博士課程)を取得見込み。

 

仕事内容:プロジェクトの課題解決のための個別分野を担当。その後、課題の特定、仮説の設定・検証、顧客企業内や外部でのインタビュー、海外情報の収集と解析考察、提案の最終的な取りまとめを担っていく。

 

プラクティスコンサルタント

プラクティス(産業研究グループ)に所属し、その分野に特化したコンサルティングを行う。東京オフィスで募集しているプラクティスは以下の通り。

 

BTO(ビジネス・テクノロジー・グループ)

経営層が抱える技術関連の問題解決を主目的として、クライアント企業に対するコンサルティング業務を行う。

 

マーケティング

マーケティングリサーチ、カスタマー・インサイトの専門家として、プロジェクトチームをサポートする。

 

オペレーション・グループ

顧客企業が世界トップクラスのオペレーションを達成し、パフォーマンスを持続的に改善できるよう支援する。

 

中途採用者の年収

マッキンゼーの給与水準は、投資銀行やファンドなどと比較するとやや低めとなりますが、一般企業よりは高く、景気の動向にあまり左右されないため、常に安定しています。平均年収は以下の通りです。

 

  • 新入社員:500万円
  • アソシエイト:1,200~1,500万円
  • マネージャー:1,500~2,000万円
  • アソシエイト 27歳 年収600万円
  • アソシエイト 30歳 年収1100万円
  • マネージャー 36歳 年収1800万円
  • コンサルタント 22歳 年収600万円
  • コンサルタント 33歳 年収1500万円
  • シニアコンサルタント 40歳 年収2000万円
  • リサーチ 37歳 年収900万円

 

Up or Out(昇進かさもなくば、辞めるか)と言われているとおり、昇給スピードはとても速いです。また、外資コンサルティング会社としては珍しく、マッキンゼーは退職金制度がとても手厚いと評判です。

 

社員のモチベーションは高く、評価は公平

短いスパンで様々なプロジェクトを次々にこなしていくため、多種多様な仕事に関わることができます。そして、それぞれの仕事に達成目標が明確に定められていて、少人数のチームでその課題に全力で取り組むため、一体感や達成意欲が極めて高い組織となっています。

 

一般の会社では10年で成し遂げることを3年でやるようなスピード感があり、社員の成長スピードも速いです。そのため、会社全体のモチベーションが、とても高くなっています。勤務評価に関しては、プロジェクトごとの評価と、半期に一度の評価があり、仕事のアウトプットから公平に評価されます。

 

そのため、仕事に対する意欲が高い人、収入も含めて高い目標を達成したいと考えている野心的な人であれば、マッキンゼーはやったことがそのまま自分に返ってくるやりがいのある会社と言えるでしょう。

 

その反面、パフォーマンスに対するプレッシャーが強く、常に結果を求められるため、ワークライフバランスを大切にしたい人や、仕事に対する要求度が高くない人にとっては、居心地の悪さを感じる結果になるかもしれません。

 

退職理由

マッキンゼー社員の退職理由として最も多いのは、激務で自分の時間や家族との時間が取れない、体調を崩した、体力的(精神的)に将来も続けられる自信が無いなどといった理由です。3、4カ月の短い期間でプロジェクトに集中して結果を出すことが求められるため、プロジェクトに所属している間は休むことも難しくなります。女性社員が子育てをしながら仕事を続けることは、難しい状況です。

 

『コンサルタントではなく経営がしたい』、『ある程度経験を積んだので、他のことがしたい』など、他の仕事に目が向くケースも少なくないようです。マッキンゼー出身という肩書はとても強力なので、転職するにはとても有利ですし、在職中から他企業からのオファーもひっきりなしに届くことも少なくないようです。

 

中途採用の場合、前職のキャリアはほとんど評価されないため、転職直後は給料が下がることを覚悟する必要があります。しかし、様々な難しい仕事にチャレンジすることになり、そこで成果を出せば、おのずと実力に見合った給料になっていくでしょう。

 

ただし、中途採用での入社を考える時は、自分の実力を見誤らないことが重要です。自己評価が高くても、実は会社(マッキンゼー)からの評価はそうでもないという場合、想像以上に低い年収が提示されたり、自分の希望とは違う業務に就かされる可能性があります。

 

これは面接時に確認することである程度避けることが出来ますが、客観的な評価というのは、自分で下すのは難しいので、どうしても甘い目を見がちです。

 

これを防ぐためには、転職市場における自分自身の市場価値を転職エージェントに見極めてもらうことをオススメします。彼らはプロなので、冷静な目で判断を下してくれますし、場合によってはマッキンゼーよりも、あなたを高く買ってくれる会社を紹介してくれます。自分のことを自分で判断すると、どうしても視野が狭くなるので、第三者から意見を聞くことはとても重要です。

 

下記に外資系企業の求人事情に強いエージェントを3社あげていますので、ぜひ一度相談してみてください。

※補足
このところ、JACは現職者の転職支援に力を入れており、離職中の人の場合、よほどの経験・スキルがないと、有望な求人を紹介してもらうのは難しくなっています。

 

(経験・スキルの定義が難しいのですが、前職の給与が年収600万を超えるぐらいであれば、まず大丈夫です。)

 

この条件に当てはまらない人は、上記でも触れているリクルートエージェント、もしくはマイナビエージェントといった転職会社のほうがオススメです。

 

 

特に、マイナビは若手層の転職支援に力を入れているので、35歳ぐらいまでの人であれば、職歴などを問わず、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。

 

(この年代のビジネスマンであれば、経歴不問で募集をかけている企業の求人を多数扱っており、そのなかには大手も含まれているので、なかなか悪くないです。)