在京のタイ大使館では、公式サイトのなかで、スタッフの求人を行っています。
http://www.thaiembassy.jp/rte1/

 

空きが発生した時に随時掲載する形なので、興味がある人は、こまめにチェックすることをオススメします。広報スタッフから運転手まで、幅広い職種で募集がかかるようです。

 

応募条件としては、日本語・タイ語・英語が出来ることが必須であり、面接はタイ語で行われます。ちょっと高いハードルですが、それだけに言葉が堪能な人にとってはチャンスです。

 

尚、既に募集が終了してしまいましたが、数ヶ月前にはこんな案件もありました。

 

タイ大使館の求人情報

 

なかなかクリエティブな仕事で、韓国への出張もあるという面白い勤務内容です。給料も悪くない額ですし、やりがいをもって取り組める仕事だと思います。

 

大使館の求人を探す場合、政府機関の求人案件を扱っている民間の転職エージェントやハローワークをあたるという方法が一般的なのですが(品川のハローワークには大使館絡みの求人が集まっています)、タイ大使館の場合、このように公式サイトを直接チェックしたほうが確実です。

 

一度求人が発生した場合の告知期間は最低でも数週間にはなるので、2~3週間ごとにサイトにアクセスすれば、見落とすことなく、確実に押さえることが出来ます。これぐらいなら、たいした負荷にはならないと思います。

 

タイと関わりがある民間企業で働くという選択肢

なお、これはタイに限ったことではありませんが、そもそも大使館の求人というのは、極めて数が限られているので、仕事に就くチャンスというのは極めて低いのが現状です。タイ大使館の求人も年に数人あるかどうかという規模なので、あまり期待しないほうがいいのが現状です。(求人ゼロという年もあります。)

 

タイと関わる形で仕事をしたいのであれば、民間企業で働くという選択肢も考慮してください。いまや、タイは日本のメーカーにとって、欠かせない製造拠点となっていますし、マーケットとしても重要な市場となっており、多数の日系企業が現地に進出しています。

 

当然、こういった企業からは数多くの求人が発生しています。現地に赴任して業務を遂行する駐在員を募集する案件も多く、文字通りタイと関わることで働くことが出来ます。国内勤務で、定期的に現地に出張しながら業務を行うといった案件もあるので、もちろん日本にいながら、タイと接する形で働くことも可能です。

 

求人が発生している業種・職種は多岐に渡っていますし、業務内容も多種多彩なので、選択肢は豊富です。下記ページにタイと関わりが深い企業からの求人案件の取り扱いに長けている転職エージェントをリストアップしていますので、是非一度コンタクトして、どんな仕事があるのか確認してみてください。

 

想像以上に、自分が満足出来る仕事が見つかるのではと思います。最初から大使館で働くということを諦める必要はありませんが、こんなふうに様々な可能性を模索したほうがいいです。

 

タイ領事館の求人

福岡、大阪、名古屋、那覇にタイ領事館がありますので、そちらで求人が発生することもあります。領事館の求人情報も大使館の公式サイトに掲載されているので、興味がある人はチェックしてみてください。

 

一応、念のため、各領事館の所在地を記載しておきます。

 

  • 福岡領事館(2018年10月1日新規開設)

    大阪市中央区久太郎町1丁目9-16 バンコク銀行ビルビル4階

     

  • 大阪領事館

    福岡市博多区博多駅中央街8番1号 JRJP博多駅ビル3階

     

  • 名古屋領事館

    名古屋市中区錦3丁目6-29
  •  

  • 那覇領事館

    那覇市首里崎山町1-35

     

     

    在タイ日本大使館の求人

    最後にタイ絡みということで補足ですが、タイにある日本大使館では現地採用枠での求人がたびたび発生しており、タイ在住の日本人でも応募することが出来ます。採用されれば、就労ビザも発行してもらえるので、今現在、働く資格がない人でも大丈夫です。

     

    また、在バンコクの日系企業でも日本人を対象とした求人が行っています。観光業がメインではあるのですが、なかには製造メーカーや商社といった大企業の求人もあります。

     

    ただし、現地採用だと給与など待遇面で現地基準となり、日本から派遣されている人と比較すると、かなり見劣りするので、この点は覚悟する必要があります。

     

    こういった感じで、タイという国に関連する形で働くというのは、なかなか大変です。職種を選ばないということであれば、タイに工場を持っている日系企業に(日本で)入社するというのが、最も妥当な選択肢です。