金融業界のTOEIC求人

金融業界においては、英語が必須スキルであり、TOEICスコアで換算すると、800、900といった上級レベルが求められるケースが大半です。国内の顧客を相手にする営業職などであれば、英語力不要といった求人も出ていますが、給与条件は低めですし、キャリアアップ・将来性という観点でも見劣りするというのが実情です。

 

金融業界のTOEIC求人

 

外資はもちろんのこと、日系金融機関、投資会社でも、海外に積極的に進出している企業が多く、英語というのは欠かせないスキルとなっています。

 

募集がかかっている業種・職種は様々です。主な求人元としては、銀行、投資ファンド、証券会社、生保会社、不動産ファンド、コンサルティング会社などがあげられます。職種については、書ききれないのですが、代表的なものを羅列すると、営業、コンサルタント、ディーラー、トレーダー、ファンドマネージャー、オペレーションマネージャー、リスクアナリスト、金融事務などがあげられます。

 

本当に幅が広いので、詳細については、金融関係の求人案件を扱っている転職エージェントに確認するようにしてください。下記に、転職エージェントのなかでも、特に金融関係の案件の取り扱い数が多いエージェントを5社リストアップしています。

 

大小合わせれば、エージェントも数えきれないほど存在します。自分が納得出来る転職先を探すには、複数のエージェントを利用するのが鉄則と言われており、10社、20社にあたってみたという人も少なくありません。

 

可能性を求めて、少しでも多くのエージェントに声を掛けるべきですが、大変ではあるので、金融案件に関しての情報力が確かなエージェントを厳選してみました。最初の選択肢として、相談してみることをオススメします。

 

リクルートエージェント

8万件以上の求人案件を保有する転職エージェント。英語が出来る人材の転職支援に長けており、語学力が要求されるあらゆる業種の案件を幅広く扱っています。(特に、TOEIC700以上のスコアが求められる案件の取り扱いに力を入れています。)

 

金融業界の求人についても、多数の案件を保有しているので、是非問い合わせてみてください。特に、銀行、投資ファンド、生保会社からの求人の取り扱い数が多くなっています。

 

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)

 

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

 

年収1000万円以上のハイクラス案件の取り扱いに特化している転職エージェント。金融は最も得意とする業界の一つであり、多数の案件を保有しています。特に、アナリストやコンサルタント、ファンドマネージャーといった職種の取り扱いに慣れています。

 

海外での資金調達、M&Aといった極めて専門性の高いポジションの案件も扱っています。英語力に関してはネイティブレベルのスキルを求められるケースが多いため、TOEICスコアで条件が提示されるケースがあまりありません。

 

英語でのコミュニケーション能力がどれだけあるかという観点で判断されますが、TOEICスコアの提出が要求される場合、最低でも800、大半の案件で900以上がノルマとなっています。

 

プロフェッショナルバンク

30代向けのハイクラス案件(経営者や管理職、スペシャリスト)専門のヘッドハンティング会社。年収800~1200万レベル(もしくは、それ以上)の求人案件を多数保有しています。

 

金融業界、コンサルティング業界からの案件についても多数扱っており、そのなかにはTOEIC800以上のビジネスレベルの英語力を身につけた人材を募集する求人も数多く含まれています。

 

銀行や不動産ファンド、投資ファンドを中心に、コンサルティング営業職の求人が多数出ています。

 

コトラ

金融業界、コンサルティング業界専門の転職エージェント。金融関係の様々な職種の案件をカバーしていますが、とくに、リスクマネジメントや保険ビジネス関連の求人に関しては、他エージェントよりも保有数が多くなっています。

 

英語力に関しては、TOEIC800~900以上のスキルが求められるケースが大半です。

 

リクナビ派遣

派遣社員の求人専門情報サイト。金融事務の求人が多数掲載されているので、事務系の仕事に興味がある人は要チェックです。正社員(無期雇用)登用の可能性がある案件も多数出ており、派遣契約の時点では、採用のハードルが低くなっているので、金融業界におけるキャリアが少ない人にとっては、一つの選択肢になると思います。

 

ただし、語学力については、最低でもTOEIC800以上のスキルは求められるので、その点は要注意です。