広島の国際交流求人

広島は国際協力・交流活動が盛んな地域なので、職員・スタッフの募集数が比較的多く発生しています。正社員(無期雇用)採用の求人案件も出ているので、本職として働ける可能性もあります。

 

広島の国際交流求人

 

ただし、そうはいっても絶対数は少ないので、求職活動を始めたとしても、すぐに希望通りの職場がみつかるとは限りません。むしろ、見つからないほうが普通なので、地道に探し続けることが必須です。

 

下記に、広島県内の国際協力・交流関連職の求人案件が掲載されているサイト、求人案件を扱っている転職エージェントをリストアップしていますので、こういったところを利用してみてください。

 

  • 【広島】英語を使う仕事 正社員(無期雇用)求人案件に強い転職会社7選
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    リクルートエージェント

    国内最大手の転職エージェント。グローバルな仕事の取り扱いに力を入れており、国際交流関連の求人案件についても常時取り扱っています。

     

    広島県内の学校法人(大学、高校)からの求人で、海外留学に関わるスタッフ(職員)の募集案件を保有しています。日本人学生の海外留学サポート、海外からの留学生の日本滞在サポート、及び交換留学といった国際交流活動プロジェクトの立案・実行といった業務を担当することになります。

     

    また、不定期ですが、県の国際交流センターからの職員募集案件、民間の留学斡旋業者からの求人案件を扱っていることもあります。

     

    ※補足
    リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

     

    そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

     

    なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

     

    特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)

     

    ハローワーク

    ひろしま国際センター、広島国際協力センターといった国際交流関係の財団法人、NGO団体のスタッフ募集案件を扱っています。広報・PRといった交流推進活動に直接従事する職種に加えて、経理・一般事務・庶務といった一般職の仕事でも求人が発生しています。

     

    契約社員としての採用となるケースが多くなっています。

     

    PARTNER

    独立行政法人国際協力機構が運営する国際協力に関連する総合情報サイト。国際協力・交流関連団体や政府機関、国際機関の求人情報をまとめて掲載しているページがあり、広島のNGO団体や公的機関からの求人案件が出ています。

     

    JICA(国際協力機構)からの求人も出ているので、興味がある人は要チェックです。国際協力・交流事業の広報啓発活動、理解教育、市民参加促進活動といった業務に加えて、海外で実施する原爆展の実施支援といった広島ならではの業務活動においても求人が発生しています。

     

    JRECIN

    独立行政法人科学技術振興機構が運営する研究者向け・教育者向けの求人情報データベース。広島大学をはじめとする教育機関からのスタッフ募集案件が掲載されています。

     

    発展途上国の開発支援や国際協力に関する研究開発、戦略策定・政策提言活動のサポート業務に従事することになります。

     

    補足)民間企業で働くという選択肢

    最後にこれは補足ですが、広島は日本国内のなかでも、国際交流に関する仕事が探しやすい地域ですが、それでも数は限られてきます。情報源として4つのサイトをお伝えしましたが、これらのサイト、全てをチェックしたとしても、求人が見つかるかどうか、微妙なところです。

     

    タイミングによっては、数ヶ月間探し続けているのに、全く求人が見つからないという結果になる可能性も十分にあります。それだけ、国際交流を仕事にするのは難しいということです。

     

    そのため、仕事を探しつつも、代替となる選択肢についても、考えることをオススメします。それは、国際交流活動に少しでも関わりがある民間企業で働いて、本業をこなしつつ、間接的に交流活動に従事するというやりかたです。

     

    今では、日本の企業にとっても、海外に進出するのは、ごく当たり前のこととなっており、広島県内にも、グローバルで活躍している企業がたくさん存在します。(マツダのような大企業だけでなく、中小企業にも、海外展開している会社が多いです。)

     

    こういった会社のなかには、現地の人達と、密接に関わり合いながら、事業を推進しているところが多いので、自然に国際交流的な形になりますし、もっと直接的に、企業ボランティアとして、国際協力・交流活動に従事している会社も存在します。

     

    教育分野の活動に力を入れている企業が多いのですが、民間団体よりも、よほど充実した活動を展開していたりします。社員がボランティアスタッフとして、活動に従事しているので、こういった会社で働くことが出来れば、本業のかたわら、国際交流活動に参加することが出来ます。

     

    また、これはレアなケースではありますが、JICAの国際支援プロジェクトに参加して、海外における事業を請け負っている企業も存在します。(建築、農業といった分野で多いです。)

     

    これらの企業も、全体のごく一部であり、求人数は限られたものになりますが、民間団体からの求人とは比べものにならないくらい多く、よほど現実的な選択肢と言えます。

     

    グローバル企業の求人に強い転職会社に問い合わせれば、この手の求人を紹介してもらえるので、興味がある人は連絡してみてください。上記で挙げたリクルートエージェントもそうですし、JACリクルートメントミドルの転職なども、相談先としてオススメです。

     

    ※JACに関する補足

    • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
    • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。