USCPA未経験者求人

どこの業界でもそうですが、転職市場においては、それまでの業務経験が問われることが多く、未経験者が受け入れられる余地は多くありません。

 

だからといって、可能性がゼロかと言われれば決してそんなことはありません。全く違う業界から転職することに成功した人も存在します。

 

USCPA未経験求人

 

このページでは、未経験者が会計・金融業界への転職に成功するためのポイントをまとめてみます。

 

1:20代のうちに転職活動をはじめる

未経験者が転職出来るタイミングとしては、30歳が一つの基準となります。20代であれば、求人案件は豊富ですが、30歳を超えると一気に減り、35歳を超えると、ほぼ皆無になります。勝負をかけるのであれば、20代と考えておいてください。

 

2:語学力を磨いておく

業務経験という最大の武器がないわけですから、スキルや知識で勝負するしかありません。そういった意味で英語力については、いくら磨いておいても損することはありません。

 

外資系の金融機関やコンサルティングファームだと、英語は必須条件であり、英語が出来るからといって評価が著しく高くなるわけではありませんが、だからこそ業務遂行に支障を来すレベルだと、さらにマイナス評価となってしまいます。

 

3:中堅、独立系のFASを狙う

会社規模が小さいFASだと、これまで国内だけで完結するような案件ばかりを扱っていて、英語が出来なくても仕事はたくさんあったというところが少なくありません。

 

しかし、今は英語が必要な案件が増えてきており、その変化に対応するために、英語が出来る人材を積極的に採用しています。そういった会社であれば、語学力がアドバンテージにはなってくるので、狙い目といえます。

 

4:出来るだけ多くの転職エージェントに登録しておく

転職に成功した人に話を聞くと、業界未経験で簡単に転職先が見つかっている人はいません。全員、色々な転職エージェントと会って話を聴くといった足で情報を稼ぐことをしています。

 

なかには、16社の転職エージェントに登録していたという人もいます。いくら行動してもやりすぎるということはありません。転職に成功するまで貪欲に動きましょう。

 

5:面接時に明確に自分のキャリアプランを説明出来るぐらい、しっかりと描いておく

自分自身のキャリアについて、しっかりと語れることが出来る人は、面接時に高い評価を得ることが出来ます。 将来像が明確な人は、自然に会話に熱が入り力強い印象を与えられるので、そこもプラスとなります。

 

自分が、どんなキャリアを送りたいのか、ビジョンや目標を明確にしておきましょう。

 

6:業界が活況な時を狙う

転職のハードルは市場環境に大きく左右されます。たとえば、リーマンショック直前の2006〜2008年前半にかけては、監査法人業界全体で深刻な人材不足が生じたため、採用のハードルが下がり、多くの未経験者が大手企業に転職することが出来ました。

 

そのなかには、会計士試験受験中という40歳近い人すらいたそうです。 これから先、同じような状況が発生する可能性は低いのですが、そうはいっても波はあります。業界が活況な時に転職活動を行うというのは基本です。

 

7:人間力を高めておく

実務未経験者の会計士が最終的に評価されるポイントは人柄となります。経験で評価出来ないのですから、自然に査定ポイントが人間性になってくるわけです。

 

あとは経歴です。これは今さらどうにもなることではないのですが、注意点を一つあげるとすれば、米国公認会計士の資格を働きながら取得する人が多いので、仕事を辞めて受験勉強に専念していたというのは、マイナス評価になります。

 

勉強期間が長ければ長いほど、評価が下がるので、ここは気をつけたほうがいいです。これも資格うんぬんではなく、実務経験・実務スキルが重視されることの裏返しと言えます。