エスエス製薬の中途採用事情~求人の傾向、年収、就労環境など~

エスエス製薬の中途採用事情

 

1765年に設立された『美濃屋薬房』を前身とするエスエス製薬。2015年に創業250周年を迎えた日本有数の老舗製薬会社ですが、現在は、フランスの医薬品メーカー、サノフィの子会社として、OTC医薬品の製造販売に特化する形で、事業を進めています。

 

元々、医療用として開発された医薬品を、有効成分や服用方法、用量を全く同じまま市販品として販売する、いわゆる『スイッチOTC医薬品』の製造販売に力を入れており、イブ、エスタック、ブスコパン、ガストールなど、様々な製品を販売しています。

 

平成29年から施行された『セルフメディケーション税制』の影響で、スイッチOTC医薬品の販売高が増加することは確実であり、その恩恵を受けて、エスエス製薬の業績についても、伸びることが予想されています。

 

元々、製品開発力がある会社でしたが、親会社のサノフィも、非常に高い開発力を誇る企業なので、親会社のサポートを受けながら、さらに開発部門を強化しており、今後も競争力の高い独自商品が生まれることが期待されています。

 

こういった背景があるため、製薬業界において転職を目指すうえでは、エスエス製薬は安定性が高い企業として、有力候補と言える存在です。積極的に求人を出している会社でもあるので、転職のチャンスは豊富です。

 

このページでは、エスエス製薬の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。

 

エスエス製薬における中途採用求人の傾向

エスエス製薬はサノフィの子会社になる前に、2010年にベーリンガーインゲルハイムの傘下に入ったという経緯があります。2010年に外資となったというわけですが、この時をきっかけに、新卒採用をストップして、人材採用は中途で行うようになりました。

 

その流れは今も続いており、そのため、中途採用の求人が多数発生しています。営業(MR)、マーケティング、研究開発、品質管理、生産管理、製造技術、経営企画、広報、経理財務、人事、法務等、募集対象となる職種は多岐に渡ります。

 

タイミングによって、実際に求人が出ている職種は異なりますが、営業、マーケティング、品質管理、生産管理の4職種においては、求人の発生頻度が高いので、時期にかかわらず、有効求人が見つかると思います。

 

一方、管理部門関連の職種については、数が限られるので、なかなか転職のチャンスが出てこないかもしれません。

 

応募条件に関しては、職種にかかわらず、該当業務に関する実務経験が必須です。(最低でも3年以上、求人によっては10年以上の経験が要求されることがあります。)

 

また、外資になってからは、英語が社内公用語のような扱いになっているため、ビジネスレベルの英語力も必須になると考えてください。

 

また、最近の傾向としては、マネージャークラスの求人が多くなっているため、マネジメント経験があるかどうかで、採用される確率が大きく変わってくると考えてください。

 

求人情報を入手する方法

エスエス製薬では、公式サイト内において、採用情報ページを開設しており、ここから、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://www.ssp.co.jp/corporate/career/

 

また、エスエス製薬は転職会社経由でも、人材を募集しているので、メディカル業界に強い転職会社に問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。転職会社は様々な企業の求人情報を押さえているので、他社と比較したい時には、便利です。

 

また、自分が望む職種において、求人が出ていない時には、転職会社に会員登録をしておけば、新規求人が発生した時に、メールなどで通知してもらうことが出来ます。

 

自分で探す手間が省けて便利ですし、『東京勤務の製薬会社の経理の求人が発生したら、教えてほしい』といったリクエストをすることも出来るなど、なかなか使える存在なので、うまく活用してください。

 

エスエス製薬に勤務する社員の年収について

エスエス製薬における社員の年収例を挙げると、下記の通りとなりますが、製薬会社としては、業界標準と言えるレベルとなっています。

 

  • 営業(MR) 28歳 年収600万円
  • 営業(MR) 31歳 年収500万円
  • 営業(MR) 40歳 年収700万円
  • 営業(MR) 29歳 年収550万円
  • 営業(MR) 31歳 年収600万円
  • 営業(MR) 35歳 年収1000万円
  • 営業 主任 31歳 年収650万円
  • 営業 課長 40歳 年収1200万円
  • 研究開発 30歳 年収500万円
  • 研究開発 35歳 年収600万円
  • 研究開発 40歳 年収750万円
  • 事業企画 30歳 年収650万円
  • 臨床開発 35歳 年収700万円
  • 研究開発 30歳 年収600万円
  • 研究開発 30歳 年収700万円
  • 安全性管理 32歳 年収600万円
  • 開発部門 マネージャー 35歳 年収1000万円
  • 財務部門 マネージャー 40歳 年収1100万円

 

基本給に年2回の定期賞与(2ヶ月分x2回)、年1回の業績賞与が支給されるといった給与体系となっていますが、管理職になると、定期賞与はなくなり、業績賞与のみとなります。

 

以前は年功序列型の給与体系でしたが、外資の子会社になった後は、成果主義に移行しつつあり、特に賞与については、個人差が大きく生じるようになってきています。

 

昇給についても、人事評価次第となり、頑張った分だけ反映されるようになっているので、やり甲斐がある環境となっています。

 

一方、福利厚生については、特筆することはなく、あまり期待出来ません。なお、残業代については、全額支給となっています。

 

中途採用で入社する時の注意点

転職する時には、前職までの実績を加味して、給与額が算定されることになりますが、交渉次第という要素もあるため、エスエス製薬からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せずに、キチンと交渉することをオススメします。

 

下手に受け入れてしまうと、その数字が入社後、付いて回ることになりますし、同じようなポジションの同僚よりも低い給与で働かざるを得なくなるといったことも起こりうるので、要注意です。

 

条件交渉が苦手という人は、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。

 

どれだけ要望が通るのかというのは、実際にやってみないと分かりませんが、交渉ベタな人が自分で進めるよりは、うまくいく可能性が大なので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

エスエス製薬の人事評価制度について

期初に上司と相談したうえで、設定した目標の達成度合いをもとに、査定を行うMBO評価制度が取り入れられていますが、査定役である上司の判断がほぼ全てとなるので、面接の時に、どれだけ上司に自分をPR出来るかで、結果が大きく変わってきます。

 

また、日頃からコミュニケーションを取って、上司が求める役割をキチンとこなすことも、高評価を得るうえでは、非常に重要になってきます。

 

ここまで読むと、上司との人間関係が全てと思われるかもしれませんが、そこは外資なので、人事評価はシビアです。古い日系企業のように、上司が自分の好き嫌いだけで評価するということはなく、あくまでも実績や実力がベースとなります。

 

結論としては、結果を出した人が、報われる体制にはなっているので、その点は心配しないでください。そのうえで、上司の意向というものが乗っかるので、意思疎通を図ることが、プラスにつながるということです。

 

ワークライフバランスについて

エスエス製薬は営業部門と、それ以外の部署において、就労環境が大きく異なる会社です。全社的な傾向としては、ワークライフバランスの改善化を意識していることもあり、残業・休日出勤は減少傾向にあります。

 

1ヶ月あたりの残業時間は20~30時間、有給の消化率は60%を超えるので、まずまずですし、コアタイムなしのフレックス勤務となるので、スケジュール調整の自由度は高いです。

 

決算期やプロジェクトの立ち上げ時点など、一時的に忙しい時もありますが、そこを除けば、常識の範囲内で働くことが出来ます。

 

営業については、クライアントの都合にあわせたり、イベント・試飲会に参加したりといったことで、土日に仕事をする機会が多く、代休がもらえるのですが、休みの日にも、クライアントから、電話がかかってくるなど、プライベートとのバランスを調整するのが、難しくなっています。

 

営業に関しては、有給の取得率も低いです。ただし、直行直帰が許されているので、自由度は高いですし、同僚とうまくフォローしあいながら、連続休暇を取っている人もいるので、他社のMRと比較すれば、それほど悪い状況ではないと言えます。

 

エスエス製薬における教育体制、成長環境について

エスエス製薬は、先輩が後輩に現場で仕事のコツを教える、昔ながらの日本の師匠・弟子といったスタイルで、仕事の技術を継承してきた会社ですが、2010年の外資化以来、教育制度がガラッと変わりました。

 

今では、人事部が用意した、外部セミナー、研修プログラム、通信講座などを活用して、仕事に必要なスキル・知識を習得するというスタイルに変わっており、現場でのOJTの役割は小さなものとなりました。

 

ただし、この背景には、エスエス製薬が新卒を採って育てるという人事方針から、外部から経験者を引っ張ってくるというものに切り替えたため、手の込んだ教育体制が不要になったという事情があります。

 

各個人が、必要に応じて、必要なことを学ぶということで、無駄がなくなっており、現役の社員からは、おおむね好評です。

 

キャリア開発に関しては、エスエス製薬はマネージャークラスについても、積極的に外部から人材をリクルートしているため、内部にいる社員が昇格出来る機会というのは、限られています。

 

そういった意味では、キャリアアップの機会は限定されますが、エスエス製薬は社員に大きな裁量を与える会社なので、自分から手を挙げれば、色々な業務にチャレンジすることが出来ます。

 

また、外国人スタッフと協働しながら、仕事を進めることになるので、国際経験(外国人相手のビジネス経験)を積むことが出来ますし、そこに付随して、語学力も磨くことが出来ます。

 

結果として、メディカル業界であれば、どこでも通用するだけのビジネススキルを身につけることが出来るので、仮にエスエス製薬で昇進・昇給の可能性が見込めないのであれば、他社へ転職するというキャリアパスを描くことも可能です。

 

エスエス製薬自体は、非常に優秀な会社であり、ここで働くことで得られる経験というのは大きいので、それを活かしたキャリアを考えるというのは、オススメです。

 

女性の働きやすさについて

営業部門に関しては、業界自体が男性社会の色が濃く残っており、クライアントも、その意識が強いため、女性にとっては決して働きやすい職場とは言えず、実際、勤務している女性社員は非常に少ないです。

 

一方、営業部門を除けば、どの部署においても、女性が中核社員として、活躍しています。マネージャーに就いている女性も多いので、キャリア志向が強い人にとっても、まず満足出来る職場でしょう。

 

育児支援体制も充実しており、産休・育休(子供が3歳になるまで、取得可能)に加えて、時短勤務制度が用意されています。元々、エスエス製薬ではフレックス勤務が許されていることもあり、仕事と子育てを、うまく両立して働いている女性が多いです。

 

エスエス製薬の転職先としての価値

ここまで、エスエス製薬の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、この会社で働きたいと思う人もいれば、ちょっと違うかも・・・と感じた人もいるかもしれません。

 

ただ、注意点としては、エスエス製薬は2010年から、外資資本の傘下に入り、かつ2015年には、ベーリンガーインゲルハイムからサノフィに親会社が変わるなど、大きな動きが相次いでいるということです。

 

その都度、人事制度や社内体制も大きく変わっており、もしかしたら、今後も状況が一変する可能性があります。

 

従って、本気で転職を目指すという結論になった場合には、必ず、最新の動向について把握したうえで、最終判断を下すようにしてください。このあたりは、エスエス製薬の中途採用求人を扱っている転職会社に聞けば、すぐに教えてくれます。

 

下記に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

<エスエス製薬の中途採用求人を扱っている転職会社>


転職会社は様々な企業の求人を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもアリです。もしかしたら、エスエス製薬以上に、魅力を感じる会社が見つかるかもしれないので、ぜひ、色々と聞いてみてください。

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(年収が上がることはもちろん、年収以外の待遇面・就労環境が良い、キャリアアップのチャンスが多いなど、魅力的な特徴を持つ転職先を紹介してもらえます。)

 

業種・職種については、ビズリーチは幅広くカバーしているので、どのような業種・職種であっても、まず対応してもらえます。

 

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