シーメンスヘルスケアの中途採用事情~求人の傾向、年収、就労環境~

シーメンスヘルスケアの中途採用事情

 

1847年創業と長い社歴を持つシーメンス。ドイツ初の総合テクノロジーメーカーとして、情報通信、電力関連、交通・運輸、医療、防衛、生産設備、家電など、様々な分野において、開発・製造・販売事業、及び、システムソリューション事業を展開しています。

 

世界200ヶ国以上において、市場シェアを確立している文字通りのグローバルメーカーですが、そのシーメスの日本市場における医療機器の販売事業を担っているのが、シーメンスヘルスケア。

 

画像診断装置、治療装置、超音波装置といったハイエンド製品において、市場シェアを確立しています。

 

業績は順調に推移していますが、日本政府が医療費総額を抑えるために、『早く治して早く退院させる』ように、医療機関を強く指導していることから、今後10年ぐらいで、高額な治療行為を行う急性期床数の数が、急激に減少することが予想されています。

 

それに伴い、シーメンスが得意とするハイエンドな医療機器に対する需要が減ることが確実なため、遺伝子診断・治療といった新しい領域に事業を拡大する、中小規模病院向けの低価格帯製品を拡充することを日本における事業戦略の方向性として定めています。

 

こういった事業転換の動きを背景として、人材採用を積極的に進めており、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。

 

このページでは、シーメンスヘルスケアの中途採用求人の傾向、及び社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

シーメンスヘルスケアにおける中途採用の求人傾向

シーメンスヘルスケアは、中途の人材登用に力を入れており、特に、営業、フィールドサービスエンジニアの募集案件については、発生頻度が高くなっています。

 

営業チームを統括するセールスマネージャー、病院への大型医療機器納入に関わる手配・施工管理全般をマネジメントとするプロジェクトマネージャー、及び、プロジェクトマネージャーのリーダーとして、複数のプロジェクトを管理するエリアリーダーなど、管理職レベルの案件も多いです。

 

また、管理部門からも募集がかかることがあり、こちらでは、経理財務、人事、法務などが、対象職種となります。

 

いずれの職種に関しても、即戦力となるだけの知識・経験を兼ね備えた人材が募集されています。また、コミュニケーションスキル、英語スキル(ドイツ本社との連携上、英語対応が必須)も、重要視されています。

 

求人情報の入手方法

シーメンスヘルスケアの中途採用求人については、下記のサイトにおいて、募集要項を確認することが出来ます。
https://www.siemens.co.jp/Japanese/jobcareer/career/Pages/careers.aspx

 

グループ会社のシーメンス株式会社、シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社の求人もあわせて掲載されているので、興味があるようでしたら、あわせて確認してみてください。

 

また、シーメンスヘルスケアは、中途採用に関しては、民間の転職会社経由でも、募集をかけており、こちらから確認することも可能です。転職会社は様々な企業からの求人を扱っているので、シーメンスヘルスケアの求人を、他社の求人と比較してみたいといった時には、便利です。

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

シーメンスヘルスケアの年収・給与制度について

シーメンスヘルスケアに勤務する社員の年収ですが、幾つか具体的な事例を挙げると、下記の通りとなります。(職種別に羅列しておきます。)。

 

  • 営業 29歳 年収700万円
  • 営業 30歳 年収700万円
  • 営業 35歳 年収700万円
  • 総務 28歳 年収450万円
  • 人事 28歳 年収550万円
  • 財務 50歳 年収800万円
  • 管理部門長 40歳 年収1200万円
  • 生産技術 27歳 年収600万円
  • 生産技術 35歳 年収700万円
  • 物流管理 37歳 年収750万円
  • 物流管理 40歳 年収800万円
  • 社内SE 27歳 年収600万円
  • 社内SE 33歳 年収400万円
  • フィールドサービスエンジニア 26歳 年収600万円
  • フィールドサービスエンジニア 36歳 年収800万円

 

基本給は外資系医療機器メーカーのなかでは低めですが、外資としては珍しく、シーメンスは、住宅・家族等の手当が充実しており、賞与と残業代を総合すると、他社と十分に張り合えるレベルとなります。

 

賞与は年2回あり、会社の業績次第で、支給額が変わりますが、マイナス査定になることは滅多になく、毎年、平均6ヶ月分以上は支給されます。

 

昇給については、年1回、給与見直しの機会がありますが、年功序列型で増額はあまり見込めません。また、シーメンスヘルスケアでは、中途は昇進しにくい傾向があるため、昇給には期待せず、残業代で稼いでいる社員が多いのが、実情です。

 

(マネージャークラスでも、年収900~1000万円と、管理職に就いても、あまり給与がアップしないということも、昇進は気にしないという社員が多い一因となっています。)

 

シーメンスヘルスケアの人事評価・昇給制度

シーメンスヘルスケアは各自の状況に応じて、上司と相談しながら、目標を設定、その後、人事の担当者を加えて、グループで討議した後、評価基準を決定するという体制を取っています。

 

評価基準が明確なため、他社よりも、公平な評価体制となっていますが、同時に、査定者である上司・幹部クラスから、どれだけ支持を得ているのかというのも、重要な要素となってきます。

 

会社としては、成果主義を全面に打ち出していますが、実際には、年功序列となっており、シーメンスヘルスケアでは、等級制が導入されていますが、等級と給与に連動性がなく、等級が高い若手社員の給与が、2ランク下の階級にある年配の社員よりも、低いという事例もあります。

 

一方、管理職に就くと、個人差が大きくなりますが、ここも実力主義というよりは、上司や幹部を含めた周囲との人間関係のほうが、大きく響くようになっています。

 

評価体系については、シーメンスヘルスケアは外資でありながらも、古い日系企業のようなものとイメージするのが、最も分かりやすいです。

 

※補足
シーメンスヘルスケアの評価制度は、元々かなり複雑化であり、所属部署によっては毎年、評価方法・基準が変更になっています。そのため、詳細については、個々に確認することをオススメします。

 

成長環境について

シーメンスヘルスケアは、社員教育に力を入れている会社です。社内研修・外部研修を問わず、惜しみなく予算を投資しており、自分が希望する研修を、幾らでも受講することが出来ますが、英語での受講となる研修が多く、語学力がないと、利用出来る研修が限られてきます。

 

なお、シーメンスヘルスケアでは、語学スキルを磨くための教育制度が充実しているので(ウェブトレーニング、社内英会話教室、メンタリング制度など)、こういった機会を利用して、効率的に英語を学ぶことが可能です。

 

また、シーメンスヘルスケアは、年齢や勤続年数に関係なく、各社員に大きな裁量を与えて、自由に仕事をさせる会社なので、自ら積極的に声を上げれば、様々なことに挑戦させてもらえます。

 

仕事を割り振って、それで終わりということではなく、業務を遂行出来るように、サポートをしてくれる風土がある会社でもあるので、仕事を通じて、スキルアップを図るには、最高の環境であり、自己研鑽を目指すのであれば、利用しない手はありません。

 

ちなみに、シーメンスでは、ドイツ本国のスタッフと協働しながら、仕事を進める機会が多いため、語学力、外国人相手のコミュニケーション能力も自然に向上することになります。

 

ワ―クライフバランスについて

シーメンスヘルスケアは、所属部署や配属先により、就労環境が大きく異なる会社なので、ワークライフバランスについては、自分の配属先の状況を確認する必要があります。

 

バックオフィスの場合、フレックス勤務が導入されているため、仕事の調整が自由自在なので、働きやすいですし、有給休暇・長期休暇についても、取得しやすいです。

 

一方、技術サポート・カスタマーサービス等、現場で顧客と直接関わる部署においては、顧客の事情にあわせることになるため、どうしても、長時間労働になりがちです。(急な要請を受けるなど、業務量自体が、一定しないということもあります。)

 

結果として、残業が多くなる傾向がありますし、有給やGW、年末年始についても、状況によっては、満足に休めません。

 

営業職においては、うまく仕事を回して、ワークライフバランスを維持している社員もいれば、勤務時間外の会議の日常化や土日の学会に忙殺され、プライベートの時間を満足に取れない社員もおり、明暗が分かれる状況となっています。

 

このように、部署によってバラツキがあるので、一概にこうとは言えないのですが、シーメンスヘルスケア全体の状況としては、有給の日数を法定より多めに設定していますし、会社として有給取得を咎めたり、残業を強要したりといったことは一切ありません。

 

そのため、自分の努力次第でどうにかなるという一面もあります。少なくても、無駄なことをやらせるということはないので、その点はストレスが少ないと思います。

 

女性の働きやすさについて

シーメンスヘルスケアは女性にとっては、非常に働きやすい会社です。管理職に就いている女性社員はまだまだ少ないのですが、評価においては男女平等であり、成果を上げれば、昇進は充分可能です。

 

会社として、女性管理職の増加を目指しているため、サポート体制が充実しており、キャリアを目指す女性には極めて良好な環境です。(ヨーロッパ系の企業のため、日系・米系より女性の活用に積極的です。)

 

育児支援体制も充実しており、産休・育休はもちろんのこと、フレックスタイム、在宅勤務・時短勤務など、各自のライフスタイルに応じて、働き方を柔軟に選択出来るようになっています。

 

そのため、出産後も、問題なく働き続けられるので、多くの女性社員が産休・育休の取得後、職場に復帰しています。

 

ただし、現場の製品担当者や営業職等、外勤の場合、仕事量が多いため、仕事と育児の両立が難しいこともあるので、事前に会社側と相談するなど、慎重に検討することをオススメします。なお、仕事を続けることが難しいという場合、内勤への異動を申請することが可能です。

 

総じて、シーメンスヘルスケアは、女性に優しい会社ですが、細かい事情は配属先により、異なることがあるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。特に外勤の職種を目指す場合には、注意が必要です。

 

ただし、元々、女性社員が多く、定着率が高い会社なので、それほど心配することはないです。(基本的に、女性に対する配慮が手厚い会社です。)

 

シーメンスヘルスケアの転職先としての価値

医療機器メーカーとして見た場合、給与額が若干低いこと、昇給・昇進については、あまり期待出来ないというのが、ネックではありますが、福利厚生などの待遇面でカバーされている部分もありますし、職場の労働環境は良好なので、総合的に見れば、良い会社と言えるでしょう。

 

ただ、評価体系が全員横並び的な色が濃いので、成果主義の世界で、自分の実力で勝負してみたいという人にとっては、あまり面白みを感じられないかもしれません。

 

逆に、それほどの出世は望まないので、安定した環境のなかで同じペースで働きたいという人にとっては、シーメンスヘルスケアは合っていると思います。(人事査定がマイナスになって、給与が減額されるといったことはないので、安定性という意味では抜群です。)

 

このあたりは、個人の感覚次第ということになりますが、人によって、満足度が違ってくることは間違いないので、自分自身の価値観と照らし合わせながら、転職の判断を下すようにしてください。

 

最後に、シーメンスヘルスケアの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、いずれも、メディカル業界に強い転職会社なので、他社のことについて聞いてみるのもオススメです。(医療機器メーカーだけでなく、製薬会社の求人にも強いです。)

 

もしかしたら、シーメンスヘルスケア以上に、自分に合う会社が見つかるかもしれません。転職先に希望する条件を伝えれば、それらの条件を満たす求人を紹介してもらうといったことも出来るので、ぜひ、色々と話をしてみてください。

 

<メディカル業界に強い転職会社>

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業種・職種については、ビズリーチは幅広くカバーしているので、どのような業種・職種であっても、まず対応してもらえます。

 

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