ソニー生命保険の中途採用事情

ソニー生命保険の中途採用事情

 

ソニー系列の生命保険会社であるソニー生命保険。今では当たり前となりましたが、顧客に対して、その人に最適な保障を提供するための、『オーダーメイドの生命保険』を、はじめて業界に取り入れて、それまでの慣習を変えた、新進気鋭の保険会社です。

 

今現在においては、ソニー生命保険では、医療保険や生命保険、学資保険などの多様な商品の開発に取り組むとともに、各保険商品において、将来にわたり確実に保険金・給付金を支払うための資産運用にも、力を入れています。

 

保険財務力や保険金支払能力の格付けも、格付投資情報センターで『AA』スタンダード&プアーズで『A+』となっているなど、他の生命保険会社よりも、優れた評価を得ています。

ソニーファイナンシャルホールディングスのなかでも、稼ぎ頭となったソニー生命保険ですが、業績を順調に伸ばしているため、組織拡大の動きも強く、常に新しい人材の採用を積極的に行っています。

 

このページでは、ソニー生命保険の中途採用求人の傾向、及び、勤務する社員の年収・給与水準、社内の就労環境についてまとめていますので、転職活動の際に参考にしてください。

 

ソニー生命保険の中途採用求人の傾向

中途に関しては、サポーター(代理店営業)、及び、本社内勤(商品開発、代理店企画、法務、情報管理、財務、保険リスク管理、社内システム管理、経理、医務職員、保健師)の2系統に分かれる形で、募集をかけています。

 

サポーター(代理店営業)に関しては、2年以上の営業経験を有すること、全国転勤が可能なことが応募条件となっており、前職までの業界経験は不問となっています。(実際に入社者の8割以上が異業種からの転職組となります。)

 

本社内勤職については、職種により必要な実務経験、専門知識、資格が異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

なお、ソニー生命は、『論理的に対外折衝が出来ること』、『自ら考え、自ら行動する意欲、実行力のあること』を求める人物像としているので、自分がこの会社に向いているかどうかの指標としてください。

 

求人情報の入手方法

求人情報の入手方法ですが、ソニー生命保険の公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://www.sonylife.co.jp/company/employment/

 

また、ソニー生命は、転職エージェント経由でも募集をかけているので、こちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

公式サイト、転職エージェント、いずれにおいても、入手出来る情報に違いはありませんが、転職エージェントの場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、ソニー生命を含めて、複数の企業の求人を見比べてみたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので、便利です。(自分で探すが手間が省けます。)

 

このページの最後に、ソニー生命保険の中途採用求人を取り扱う、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

ソニー生命保険の社員の年収・給与制度について

ソニー生命保険に勤務する社員の給与水準ですが、幾つか具体的な年収例を挙げると、以下のようになります。

 

ソニー生命保険の社員年収

  • 営業 30歳 年収400万円
  • 営業 35歳 年収700万円
  • 営業 35歳 年収900万円
  • 営業 課長 45歳 年収1600万円
  • 営業 課長 50歳 年収1200万円
  • 営業 部長代理 42歳 年収1500万円
  • ライフプランナー 28歳 年収400万円
  • ライフプランナー 32歳 年収600万円
  • 経営企画 25歳 年収420万円
  • 経営企画 34歳 年収750万円
  • 事業企画 35歳 年収800万円
  • 営業事務 29歳 年収470万円
  • 経理財務 31歳 年収700万円
  • 人事 30歳 年収650万円
  • 法務 30歳 年収650万円
  • 内部監査 主任 35歳 年収650万円
  • 内部監査 課長 38歳 年収750万円
  • システム開発 30歳 年収600万円
  • システム開発 主任 30歳 年収700万円

 

ソニー生命保険の給与制度は、職種によって異なります。内勤職の場合は基本給に加えて、年2回ボーナスが支給されるというオーソドックスな給与体系となっています、残業代も実績に基づいてきちんと支払われますし、給与水準は一般企業と比べて、高めです。

 

一方、営業職やライフプランナーの場合は、固定給という考え方ではなく、完全歩合制の給与体系となっており、成績次第で年収にばらつきが生じます。最低月収の保障はなく、実績が悪い月だと給与がほとんどなくなる、といった可能性もあり得ます。

 

ですが、もちろん実績を上げれば上げるほど月給も増えますし、一定の水準をクリアすればボーナスが年4回支給されます。すべては営業成績によるので、若いうちから自分の努力次第では、かなり高い年収を得ることが可能です。(1000万オーバーの年収も、普通に見込めます。)

 

また、福利厚生については、財形貯蓄やソニーフィナンシャルホールディングス社員持株会、ソニーファミリーカード、ソニー健保保養所、ソニー健保フィットネスクラブなど、大手だけあって充実した内容となっています。独身者に対しては、寮も用意されており、格安で利用出来ます。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途の場合、これまでの実績をベースに、基本給が算出されることになりますが、ここは交渉次第で数字が変わるので、ソニー生命保険からの提示額に納得がいかない時には、満足出来るまで、交渉することをオススメします。

 

ここで、中途半端に妥協してしまうと、後々まで後悔することになるので、NGです。特に、ソニー生命は実力主義の会社で、個人の力で収入がガラっと変わるので、尚更です。

 

もし、こういった交渉事が苦手ということであれば、前述した転職エージェントに交渉の代行を依頼してください。彼らは転職のプロなので、この手の交渉術に長けており、しこりを残さない形で、うまく話を進めてくれます。

 

交渉ベタな人が自分で下手に進めるよりも、間違いなく、良い結果に落ち着くので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

ソニー生命保険のモチベーション・評価制度について

ソニー生命保険の評価制度は、職種によって異なります。営業やライフプランナーだと、実績とプロセスの二面評価となりますが、売上実績での評価が大きなウエイトを占めるため、売れば売るだけ、評価は高くなります。

 

ソニー生命保険では、年功序列の評価というものは全くなく、若くても実績を上げれば、その分きちんと評価されますし、家族同伴で、ハワイで表彰式をしてもらえるなど、多くの見返りを得られるので、やり甲斐がある環境となっています。

 

一方、内勤部門においては、MBO制度が導入されており、期初に設定した個人目標の達成度合いをベースに、査定が下される仕組みとなっています。こちらは比較的横並びで評価される傾向にあり、普通に仕事をしていれば、それだけで一定の評価はもらえます。

 

ソニー生命保険の成長・キャリア開発について

ソニー生命保険の教育制度はしっかりとしており、リーダー研修やマネジメント研修なども含め、個人の成長につながる様々な研修が用意されています。自分から積極的に学び、成長したいと考える人には、そのための機会がたくさん与えられる環境です。

 

ただし、会社の構成として、中途入社の社員が多いこともあり、経験が浅い若手社員の育成については、教育体制が確立していないようなところもあります。実務については、配属先で上司や先輩に教わりながら、覚えていく形となります。

 

なお、ソニー生命保険で昇進するためには、社内昇格試験に合格しなければなりません。試験は論文とプレゼンテーションですが、合否は普段の実績よりも、この論文とプレゼンの結果が重視されるので、準備にどれだけ時間をかけるかがカギとなります。

 

普段の実績はそれほどでなくても、しっかり準備ができて、論文・プレゼンの結果が良ければ、昇格出来てしまう反面、優秀で仕事が忙しい人ほど、準備の時間が取れずに不利になる、といった難点もあるようです。

 

ワークライフバランスについて

ソニー生命保険の就労環境は、部署にもよりますが、基本的には良好です。フレックス勤務が導入されているので、スケジュール調整の自由度が高く、自分の裁量で、仕事を進めることが出来ますし、休みも計画的に取りやすいです。

 

また、会社として、残業時間の削減に取り組んでいることもあり、総労働時間が年々、減少傾向にありますし、5日連続で休みが取れる特別休暇制度なども用意されているので、プライベートを重視しながら働きたいという人にとっても、十分に満足出来る環境でしょう。

 

なお、営業職に関しては、さらに自由度が高く、基本的に会社に出社するのは週2回となり、それ以外は自己裁量で、直行直帰も許されています。

 

しかしながら、定時後に会議が盛り込まれることが多いですし、元々、業務量自体が多いので、他部署と比較しても、長時間労働になりがちです。少なくても、平日においては、プライベートの時間を楽しむといったことは、まず無理と考えておいたほうがいいです。

 

ただし、休暇については、他部署と同じように、まとまった休みを取れたりするので、他社の営業マンと比べれば、ワークライフバランスは格段に良いと言えます。保険の営業マンとして働くのであれば、ソニー生命以上に、就労環境が良い職場を見つけるのは、至難の業です。

 

女性の働きやすさについて

ソニー生命保険は、女性にとっては、かなり働きやすい環境といえます。女性社員の割合が多いうえ、評価の仕組みも働き方も、男女での区別はなく、昇進のチャンスも平等なので、管理職に就いて、活躍している女性も多いです。

 

また、ソニー生命は、コンプライアンス意識が高い会社でもあり、各種ハラスメント対策についても、しっかりと、なされています。

 

もちろん、育児支援体制についても、産休・育休・時短勤務といった制度を整備しており、これらの制度を活用している女性が少なくありません。

 

ちなみに、育休は最長3年まで取得することが出来ますし、何度でも取得可能です。実際、数回取得して復帰している人もいます。

 

復帰後には、時短勤務を選択して、働いている女性も多く、それに対して否定的な雰囲気も一切ないので、安心して、子育てにも注力しながら、働くことができます。

 

ただし、復職後に確実に元の部署に戻れるかというと、そうではないケースもあるので、そこは注意が必要です。(特に、管理職に就いていた場合、降格になる可能性があります。)

 

ソニー生命保険の転職先としての価値

業界内でも、売上高が常にトップ10に入る安定した業績を残しているだけあって、新興の保険会社でありながら、待遇面・就労環境は、大手に十分匹敵するだけのレベルです。

 

保険会社への転職を考えているのであれば、ソニー生命保険は、必ず候補に入れるべきと断言出来るぐらいの、優良企業と言えます。

 

もちろん、このあたりの判断は、個人の考え方次第とはなるので、最終的には、自分自身の価値観と照らしあわせながら、転職の有無について判断して頂きたいのですが、少なくても、検討するだけの価値がある会社であることには間違いはないので、ぜひ真剣に考えてみてください。

 

ソニー生命保険の中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、ソニー生命保険の中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、もし、判断に迷うところがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、冷静にアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、冒頭のほうでも触れましたが、他社の求人を紹介してもらって、比較してみるのもオススメです。比較することで、ソニー生命保険の価値が、より明確になりますし、もしかしたら、ソニー生命以上に、魅力を感じる会社と出会えるかもしれません。

 

転職先を決める時に、候補が多いに越したことはないので、他社のことについても、色々と聞いてみてください。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。