レキットベンキーザー・ジャパンの中途採用事情と年収

イギリスに本社を置き、世界60ヶ国に事務所を構える大手トイレタリーメーカー、レキットベンキーザー。その日本法人であるレキットベンキーザー・ジャパンは2000年に設立され、脱毛剤『ヴィート』と食器洗い機用洗剤『フィニッシュ』の輸入販売を中心に、様々な事業を展開しています。

 

レキットベンキーザー・ジャパンの中途採用事情と年収

 

日本市場においては、後発企業ゆえに、商品点数が絞られていますが、『ドクター・ショール』や『薬用せっけんミューズ』など、大きな市場シェアを持つブランドを複数、所有しています。

 

レキットベンキーザー・ジャパンの中途採用事情

レキットベンキーザー・ジャパンでは、積極的に中途採用を実施しています。求人が発生した場合、募集要項が公式サイト内において公開されることになります。不定期での募集となるので、タイミングによっては、サイトにアクセスしても、何も情報が見つからないというケースもあります。

 

そのため、確実に求人情報を得るためには、転職エージェントに登録しておき、採用情報を定期転職エージェントに教えてもらうのがベストです。このページの最後に、外資企業の求人事情に精通している代表的な転職エージェントを数社リストアップしておきますので、参考にしてください。

 

レキットベンキーザー・ジャパンにおいて、中途採用で募集がかかる頻度が高い職種としては、営業(営業企画)、マーケティング(販促企画)、Eコマースマネージャー、ファイナンスアナリストといったポジションが挙げられます。

 

いずれの職種においても、入社直後から活躍出来るような即戦力の人材が求められているため、これまでの実務経験・勤務実績が重視されることになります。また、語学(英語)に関する要求度も非常に高くなっており、ネイティブレベルであることが、必須条件になると考えてください。

 

レキットベンキーザー・ジャパンの社員年収について

レキットベンキーザー・ジャパンの社員年収ですが、幾つか具体例を挙げると、下記のようになっています。

  • 30代前半 法人営業 550万円
  • 30代後半 法人営業 450万円
  • 30代前半 法人営業 500万円
  • 40代前半 人事 600万円
  • 30代後半 マネージャー 法人営業 650万円
  • 30代前半 マネージャー 販促企画・営業企画 900万円
  • 30代後半 マネージャー 営業 800万円
  • 40代前半 経営企画 1100万円

 

社員の平均年収は業界平均を上回る高い水準となっています。年俸制ですが、マネージャー以下の社員に関しては、残業代が全額支給されることになります。成果主義の側面が強く、30代で年収1,000万超の社員も多数存在します。

 

特に英語が出来ると、海外本社・支社などとの協働など、担当業務の幅が広がるため、高評価の査定を受けやすくなり、結果的に高年収に繋がることになります。

 

就業環境、ワークライフバランスについて

会社の方針として、最低限の人員で業務を行っているため、社員一人当たりの業務負荷が高く、必然的に時間外労働が多くなる傾向にありますが、セルフマネジメントが出来る人であれば、ワークライフバランスの調整は問題なく可能です。

 

業務における個人の裁量が大きく、出社・退社時間は自由ですし、有給は完全消化が推奨されており、事前申請さえしておけば、基本的にはどんなタイミングでも取得可能です。そのため、精力的に働いて高給を取りつつ、充実したプライベートを送っているという社員が多いです。

 

成長環境について

レキットベンキーザー・ジャパンは外資企業としては珍しく、社員の育成に力を入れている会社です。基本的にはOJT中心ですが、年間を通して様々な研修が実施されているため、主体的に学ぶ意欲があれば、幾らでも成長の機会が得られる環境です。

 

会社内で英会話レッスンを毎週受けられる制度も用意されており、英語力向上を望む社員からは好評です。

 

レキットベンキーザー・ジャパン社員の退職検討理由

レキットベンキーザー・ジャパンは、給与が高く、自分次第でワークライフバランスの調整が可能な会社であるため、全体的に社員の満足度は高いです。

 

しかし、成果に対してシビアな外資企業的側面もあるので、求められる成果へのプレッシャーに耐えられなくなった、激務に耐えられなくなったということで、退職する社員が一定数存在するのも事実です。

 

また、キャリアアップのためには英語力の高さがカギとなるため、会社から要求される水準の英語力を獲得することが出来ず、それが原因で退職する人もいます。

 

レキットベンキーザー・ジャパンは、非常に優れた就労環境を整えている会社ですが、社員に対する要求度が高い会社なので、キャリアアップ志向・成長志向が強い人でないと、息苦しさを感じてしまうかもしれません。

 

自分がレキットベンキーザー・ジャパンの社風に馴染めるのかどうか、よくよく考えたうえで、転職の決断を下すことをオススメします。

 

レキットベンキーザー・ジャパンの求人情報を入手する時に活用出来る転職エージェント

先ほども触れましたが、レキットベンキーザー・ジャパンの中途求人情報を入手する時には、転職エージェントを活用したほうが確実です。下記のエージェントであれば、外資に強いので、情報源としてオススメです。

 

また、彼らはレキットベンキーザー・ジャパンの社内事情にも精通しているので、自分との相性について気になる人は、相談してみるのもアリです。他社とも比較しながら、自分に合っているのかどうか、客観的な視点でアドバイスしてもらうことが出来ます。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。

 


※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)