日本航空の中途採用事情~求人の傾向、社員の年収、労働環境など~

日本航空の中途採用事情

 

日本を代表する大手航空会社、日本航空。航空運送事業、航空機使用事業、その他附帯する事業を展開、国際線は羽田空港や成田国際空港を拠点に、アジア・欧米・オセアニアに、国内線は羽田空港を拠点に、幹線からローカル線まで、幅広い路線網を構築しています。

 

2010年に経営破綻したものの、その後はV字回復を遂げ、現在は再上場を果たすなど、順調に業績を上げています。

 

経営再建の時期に、リストラを行った影響もあり、日本航空は、今現在においては、新しい人材の採用を積極的に行っており、中途採用の求人についても、多数発生しています。

 

このページでは、日本航空の中途採用求人の傾向、及び、勤務する社員の年収・給与水準、社内の就労環境についてまとめていますので、転職活動の際に参考にしてください。

 

日本航空の中途採用求人の傾向

中途に関しては、業務企画職(地上職事務系・技術系)、客室乗務職に分かれる形で、募集がかかっています。地上職事務系の職種は、営業企画、空港業務、運航管理、路線企画、マーケティング、IT企画、経理財務、法務、施設企画といった職種を指します。

 

一方、地上職技術系には、整備、品質保証、生産管理、整備企画、部品管理、整備受委託、運航技術などの職種があります。

 

地上職のいずれの職種についても、就業経験は不問ですが、国内外問わず勤務可能であることと、長期勤続によるキャリア形成を図るため、35歳程度までの募集となっています。また、技術系の職種に応募する場合、理工系の学部学科を卒業していることが、必須条件となります。

 

客室乗務職については、社会人としての就労経験は不問ですが、TOEIC600点程度以上、またはそれと同程度の英語力を有することが、応募条件となります。

 

また、職種がら、身体面に関する条件が厳しく、呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎などに問題がないこと、心身ともに健康で、航空機乗務に必要となる体力を有していること、コンタクトレンズ矯正視力が、両眼とも1.0以上であることの3点をクリアすることが、必須応募要件となります。

 

求人情報の入手方法

求人情報の入手方法ですが、日本航空の公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://www.job-jal.com/

 

また、中途採用に関しては、転職会社経由でも、募集がかかっているので、そちらから、求人情報を入手することも可能です。公式サイト、転職会社、どちらにおいても、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を扱っているという特徴があります。

 

そのため、同業種・異業種を問わず、日本航空だけではなく、ほかの企業の求人についても、情報を入手したいということであれば、まとめて教えてもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

日本航空の社員の年収・給与制度について

日本航空に勤務する社員の給与水準ですが、幾つか具体的な年収例を挙げると、以下のようになります。

 

  • 客室乗務員 25歳 年収450万円
  • 客室乗務員 30歳 年収650万円
  • 客室乗務員 50歳 年収1000万円
  • 営業主任 30歳 年収600万円
  • 営業地方支店長 50歳 年収800万円
  • 経営企画主任 29歳 年収500万円
  • 経営企画主任 32歳 年収550万円
  • 客室本部 23歳 年収400万円
  • 客室本部 25歳 年収350万円
  • 経理財務 37歳 年収600万円
  • 経理財務 40歳 年収700万円
  • 経理財務 50歳 年収900万円
  • 客室乗務職 28歳 年収450万円
  • 客室乗務職 30歳 年収500万円
  • 客室乗員部 28歳 年収550万円
  • 客室乗員部 48歳 年収750万円
  • 人事 30歳 年収600万円
  • 総務 27歳 年収350万円
  • 渡航乗務員副操縦士 38歳 年収1000万円
  • 渡航乗務員機長 42歳 年収1400万円
  • 渡航乗務員機長 44歳 年収1500万円
  • 空港地上職 26歳 年収340万円
  • 空港地上職 45歳 年収800万円

 

日本航空の給与制度は、基本給に加えて、年2回賞与が支給されるというオーソドックスな給与体系となっています。基本的には年功序列をベースとした体系となっており、給与水準は、同業他社と比べても、決して高いほうではありません。

 

(この点については、経営破綻の影響は、まだ残っており、ANAや外資のエアラインと比較すると、後塵を拝していると言わざるを得ないのが、現状です。)

 

一般職の社員については、3ランクのグレードで等級付けされており、グレードごとに給与支給額が異なります。原則として、年1回の昇給がありますが、昇格しない限りは、それほど大きな増額とはならず、昇格出来る年次になるまでは、基本給は、同期間でほぼ横並びの状態です。

 

とはいえ、管理職になると、年収は1000万に近づくので、そこは、さすがに大手企業といったところです。なお、賞与については、全社員一律で、およそ基本給5ヶ月分程度となります。

 

なお、毎月の手取り収入には、基本給に加えて、各種手当が付くことになりますが、この金額がバカになりません。

 

特に客室乗務員の場合、乗務手当や宿泊手当等が支給され、総収入に占める手当の割合が、かなり大きくなります。フライト数や勤務時間、宿泊日数、深夜乗務の回数に応じて、手当額が変動するので、毎月の給与額には、かなりの差が生じることになります。

 

福利厚生については、各種社会保険は完備されていますが、住宅手当や家族手当といったものはありません。その代わり、寮、社宅はきちんと用意されています。寮といってもマンションの1室が貸与されているので、快適に生活することが出来ます。

 

また、航空会社ならでの特典で、自社フライトを格安で利用出来るというメリットがあり、空席があれば、国内線、国際線、ともに9割引の価格で搭乗することが出来ます。(国内線の場合、状況によっては、無料での搭乗も可能です。)

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を加味して、基本給が決まることになりますが、ここは交渉次第で決まるという要素もあるので、日本航空から提示された金額について、不満がある時には、そのまま受け入れるのではなく、希望条件を伝えて話し合うことをオススメします。

 

日本航空は、年功序列を基本とする会社なので、交渉したとしても、それほど大幅に上がる可能性は少ないのですが、それでも、年収ベースで数十万程度、アップすることは珍しくないので、妥協しないほうがいいです。

 

こういった条件交渉の経験がなく、どう進めていいのか分からないということであれば、前述した転職会社に、交渉の代行を依頼してください。彼らはプロなので、会社側とシコリを残さない形で、上手に交渉を進めてくれます。

 

交渉ベタな人が、素人考えで進めるよりも、良い結果に落ちつく可能性が高いなので、ぜひ一度、相談してみてください。

 

日本航空の人事評価制度について

日本航空の評価制度は、職種によって微妙に異なりますが、基本的には、前期の期末に設定した目標の達成度合いを、半期ごとに上司とレビューしつつ、期末に最終査定を行うというものとなります。

 

いわゆるMBO評価ですが、結果だけでなく、日頃の働きぶりなど、プロセス面も考慮されるので、成果と行動評価の二面性評価とも言えます。(この二つの要素の割合は、職種によって異なります。)

 

昇進については、日本航空は、年功序列の要素が色濃く、普通に仕事をしていれば、ある程度までは、ポジションが上がりますが、そこから、さらに昇格していくには、人事評価で高い査定を受けること、上司による推薦を受けることの二点が必要となってきます。

 

そのため、仕事において高いパフォーマンスを発揮するのは、もちろんのこと、上司との関係性も重要となってきます。(部下の育成に熱心な上司に付くと、チャンスに恵まれるので、ここは運の要素も関係してきます。)

 

なお、客室乗務員の場合には、年度初めにチーフをトップとした10名前後のグループが作られ、主に、このグループで、1年間フライトをこなしていって、期末に、そのチーフから評価を受けることになります。

 

その際には、客室乗務そのものだけでなく、グループ内での後輩の育成や業績に対する貢献度などが評価対象になりますが、客室乗務員の業務は接客がメインであり、明確な数値目標や実績の可視化が出来ないため、チーフとの相性によって評価が決まることが、少なくありません。

 

そのため、同じ姿勢で業務に取り組んでいても、前年度には良かった評価が、翌年には下がってしまうといったことが起こるなど、評価が安定しないというケースが、多々見受けられるようです。

 

日本航空の成長・キャリア開発について

日本航空の教育制度はしっかりとしており、階層別研修、安全教育研修、自己啓発研修など、様々な教育プログラムが用意されています。

 

また、航空会社だけあって、語学にも力を入れており、希望者は全員、英語学習のクラスに無料で参加することが出来ますし、TOEICに関しても、会社の費用負担で定期的に受験することが出来ます。

 

本社勤務の総合職、及び、地上職員であれば、数年のスパンでジョブローテーションがあり、様々な部署で経験を積むことが出来るので、スキルの幅は広がります。

 

とはいえ、航空会社という特殊な業種ということもあり、日本航空での経験を活かして、他の業界への転職を目指すということとなると、なかなか難しいです。

 

(財務、人事、営業など、つぶしがきく職種もあるので、他業種への転職を視野に入れているのであれば、どういった職種でキャリアを積むのかというのも、重要な要素となります。)

 

また、客室乗務員に対しては、新人への訓練やOJTが、かなり念入りに行われますし、独り立ちした後も、ベテランスタッフから、丁寧なサポートを受けられるので、安心して働くことができます。

 

なお、日本航空の接客レベルは非常に高く、身に付けたその経験を活かして、マナー講師や秘書などに転職する人も少なくありません。

 

最近では、ヒルトン、ハイアットといった高級ホテルや、エルメス、ヴィトンといったラグジュアリーブランドへの転職というのも、頻繁に見受けられます。800~1000万円の年収が取れることもあるので、有望な転職先候補となっているようです。

 

ワークライフバランスについて

日本航空の就労環境は、部署や職種によって異なりますが、会社としては、近年、社員のワークライフバランスを重視して、環境整備に力を入れています。

 

その結果として、かつては残業が多く、長時間労働が珍しくない会社でしたが、今では残業はかなり減って、全社平均で1日1時間あるかどうかという水準にまで、改善されています。有休の取得についても、毎年、7割以上の休暇を消化出来ている人が多数を占めるので、悪くない状況です。

 

業務の効率性に積極的に取り組む、テレワークや在宅勤務制度を導入するなど、ワークライフバランス改善の動きは、加速してきているので、これからは、ますます働きやすい職場となっていくでしょう。

 

なお、日本航空の場合、業種がら、一般的な企業と違って、土日や祝日が固定休ということはなく、完全なシフト勤務制となるので、普通の人とは、休日のスパンが違うということは、頭に入れておいたほうがいいです。

 

特に、客室乗務員となると、数週間前になるまで、自分のシフトスケジュールが決まらないですし、急なシフト変更も多く、前もって予定を立てるのは、なかなか難しいです。

 

早朝や深夜の勤務があるなど、不規則なうえ、機内上空という特殊な環境での仕事のため、体力的にも厳しく、休日は疲労回復や時差調整で終わってしまうというケースが少なくありません。

 

また、国によって、サービスの内容や接客方法、決まりごとが異なるため、休日を利用して、勉強する必要性に迫られることもあるなど、ワークライフバランスという点では、厳しい部分が多いとうのが、実情です。

 

女性の働きやすさについて

日本航空は、女性比率の高い企業ということもあり、女性にとっては働きやすい環境が整っている会社と言えます。昇格に対しての男女差別は一切なく、多くの女性が管理職に登用されて、活躍しているので、昇進意欲がある人にとっては、やりがいを持って働くことが出来る会社です。

 

産休・育休制度も整っており、希望すればきちんと取得することが出来ますし、客室乗務員であれば、妊娠した時点で産休を取るか、産休を取るまで、事務職などの地上勤務職に異動して働くことのいずれかを選択出来ます。

 

(ただし、地上勤務職として働くというのは、空きがあれば可能といった形なので、希望通りにいかないこともあります。)

 

育児休暇は、子供が3歳になるまで取ることが可能ですし、復職後は地上勤務職で働くことが認められています。

 

客室乗務員として復職する場合には、子供が小さいうちは、深夜勤務、宿泊付きの勤務が免除されるので、子育てに対する影響を最小限に抑える形で、働くことが出来ます。

 

とはいえ、子供が小学生後半になってくると、その制度も対象外となりますので、長期フライト等で家を空けることが多くなり、配偶者や両親など、周囲の人の協力が得られる環境でなければ、仕事を続けていくのは難しくなるので、その点は注意が必要です。

 

また、日本航空は女性が多い職場ということで、仕事をしていくうえでは、同僚や先輩後輩ときちんとコミュニケーションを取りつつ、良好な人間関係を作っていくことが、必要不可欠となるので、このあたりの配慮も重要です。

 

日本航空の転職先としての価値

ここまで、日本航空の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、印象としては、いかがだったでしょうか。

 

日本を代表する企業の一つだけあって、社員が働きやすいように、職場環境の整備が進んでいますし、待遇面も決して悪いわけではないので、転職先候補として検討するだけの価値は十分にあると言えます。

 

(給与水準は、同業の大手と比較すると、若干劣りますが、今は、経営破綻からの回復を果たして、業績が伸びている状態なので、ここも改善されていく可能性は高いです。)

 

あとは、そうはいっても、ほかの企業のことも気になると思いますが、その場合、他社の求人もチェックして、そのうえで最終判断を下すということでも、遅くはありません。

 

下記に、日本航空の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは他社の求人もカバーしているので、ぜひ、色々と話を聞いてみてください。

 

なお、転職先に希望する条件を伝えて、それらの条件を満たす求人を、残らず紹介してもらうといったことも可能ですし、そこで、どの会社にすべきか、迷いが出た時には、転職先選びについて、相談することも出来ます。

 

(客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。)

 

転職先を決める際には、転職会社は何かと頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

<日本航空の中途採用求人を扱っている転職会社>

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現在、転職を検討している人のなかで、500万円以上の年収を得ている人であれば、現職よりも好条件の職場を紹介してもらえる可能性が、かなり高いです。

 

(年収が上がることはもちろん、年収以外の待遇面・就労環境が良い、キャリアアップのチャンスが多いなど、魅力的な特徴を持つ転職先を紹介してもらえます。)

 

業種・職種については、ビズリーチは幅広くカバーしているので、どのような業種・職種であっても、まず対応してもらえます。

 

職歴や希望条件等を登録すれば、ビズリーチからコンタクトしてくれるので、興味がある人は、ぜひ登録してみてください。

ビズリーチ

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外資系企業・グローバル企業の求人に強い転職会社ベスト3

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  • ビズリーチ

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