日産自動車の中途採用事情~求人の傾向、社員年収、労働環境など~

日産自動車の中途採用事情

画像出典:evinfo

 

約100年に及ぶ社歴を持つ日本の自動車メーカー、日産自動車株式会社。一旦は業績不審に陥ったものの、カルロス・ゴーン氏の手腕により、V字回復を遂げ、その後は順調に業績を伸ばしています。

 

そして、ついに2017年の上半期において、業績不振に陥った三菱自動車を傘下におさめたことで、親会社のルノーと合わせて、世界販売台数トップに立ちました。

 

好調な業績を反映して、人材登用の動きも活発であり、中途採用の求人についても、様々な職種において、常時、募集がかかっており、転職のチャンスは豊富に存在します。

 

海外売上比率が80%以上となる、文字通りのグローバルメーカーということもあり、海外事業関連の求人も多く、グローバルで活躍したいという人にとっても、オススメの会社です。

 

このページでは、日産自動車の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境などについてまとめていますので、日産への転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

日産自動車の中途採用求人の傾向

中途に関しては、大きく分けると、設計、デザイン、製造、営業の4部門を中心に、求人が発生しています。それぞれの部署ごとに、細かく職種が分かれる形で、募集がかかっていますが、応募条件については、どの職種においても、該当業務に関する実務経験、知識が必須となります。

 

求人ごとに、具体的に必要とされる経験の内容・年数が異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

ちなみに、デザイン部門に関しては、会社としてデザインを強化しているということもあり、転職希望者に課せられる要求度は厳しく、転職のハードルはかなり高いと考えてください。

 

また、技術部門においては、元々、男性メインの職場でしたが、ダイバーシティの観点から、女性技術者を増やすことに注力しており、積極的に女性が募集されています。

 

女性の登用というのは、全社的な傾向ではあるのですが、特に技術部門は、その傾向が強く、女性が活躍出来る機会が豊富に用意されているので、興味がある人は、ぜひチェックしてみてください。(もちろん、技術以外の職種に興味がある女性にとっても、日産は要チェックの会社です。)

 

なお、これは知っている人が多いかもしれませんが、日産自動車は、英語を社内公用語の一つとしており、日産において、キャリアアップを目指すのであれば、英語でのコニュニケーションスキルは必須です。

 

キャリア採用情報ページ(http://www.nissanmotor.jobs/japan/MC/)が英語表記になっていることからも分かるように、中途採用に関しては、英語が出来ることが、前提の話となっています。

 

採用時には、語学よりも実務能力のほうが重要視されるので、どの職種においても、英語が苦手という人が、採用されるケースもありますが、その場合でも、入社後、ビジネスで通用するレベルまで至るように、英語を勉強することは必須となります。

 

日産で働く限り、英語から逃れることは出来ないので、この点は注意してください。

 

求人情報の入手方法について

日産自動車では、公式サイト内に中途採用情報ページを用意しており、そちらのページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが可能です。
http://www.nissan.co.jp/RECRUIT/

 

また、転職会社経由でも、募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、日産自動車の求人を、他社の求人と比較したいという時には、便利です。

 

また、転職会社に一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合う求人が発生した時、その都度、自動的に通知してもらえるようになるので、求人の発生時期が読めない職種での転職を狙う時には、情報源として使えます。(日産自動車の場合、デザイン部門などです。)

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

日産自動車における社員年収・給与制度について

日産自動車に勤務する社員の年収水準ですが、幾つか具体例を挙げると、下記の通りとなります。(職種別にまとめています。)

  • 開発 27歳 年収530万円
  • 開発 32歳 年収1100万円
  • 開発チームリーダー 37歳 年収750万円
  • 管理部門課長補佐 35歳 年収800万円
  • 管理部門課長 43歳 年収1250万円
  • 管理部門次長 45歳 年収1500万円
  • R&D 35歳 年収550万円以上
  • R&D技術開発部主管 49歳 年収1500万円
  • 企画主任級 32歳 年収700万円
  • 商品企画 39歳 年収750~800万円
  • マーケティング 32歳 年収650~700万円
  • マーケティング課長 35歳 年収1000万円
  • 海外営業 33歳 年収900万円
  • 営業係長 40歳 年収800万円
  • 事務 25歳 年収300~400万円
  • 事務系課長代理 35歳 年収950万円
  • 生産技術 28歳 年収500万円
  • 生産技術総括職 33歳 年収650~700万円
  • 経理 32歳 年収630万円
  • 経理課長級 40歳 年収1000万円
  • 購買 30歳 年収550万円
  • 購買総括職 37歳 年収750万円

 

日本の自動車業界でビックスリーに入る日産自動車ですが、親会社が外資系のルノーということもあり、同業他社と比較しても、グローバル色が強く、結果を出せば、それに見合う高給与がもらえる会社です。(典型的な実力主義の給与体系となっています。)

 

給与体系としては、基本給と年2回の賞与から構成されるものとなっており、年度始めに作成する目標の達成具合により、年収が決まります。

 

おおよその目安としては、年齢に関わらず、主任級で800万円以上、課長級で1100万~1300万円、部長級で1200万円~1500万円となり、海外赴任時には、年俸が赴任前の給与の20~50%増となります。

 

年収の約40%を賞与が占め、支給額については、目標の達成度を加味して算出されることになりますが、極端な業績不振がなければ、最低5ヶ月分以上は支払われます。

 

ただし、管理職になると、個人目標の達成度合いと所属部署、及び、会社の目標達成度により、賞与の支給額が大きく変動するため、同じ年代・ポジションでも、年収ベースで400万円以上の差が生じるなど、個人差はかなりのものとなります。

 

昇給に関しては、年齢が若い人ほど、及び、ポジションが上の人ほど、アップ幅が大きくなります。特に、課長職以上になると、昇給ペースが一気に伸びます。

 

福利厚生に関しては、日産自動車は、住宅手当・扶養手当をはじめとして、かなり充実しています。また、残業代も全額支給されているので、これらも加味すると、条件面では、かなりの好待遇になっていると言えます。

 

総合的に見れば、日産自動車の待遇は、日本の自動車業界の中でも、かなりの高水準といえるレベルにあり、同業他社と比較しても、社員の満足度は高いです。

 

仕事で実績を出す社員に対して、多くの見返りを出す会社なので、社内のモチベーションは、非常に高いです。

 

評価制度について

日産自動車では、コミットメントとターゲットという2段階の業績評価、及び、コンピテンシー評価(能力評価)をクロスする形で、人事査定が行われています。数値化された目標がベースになるため、透明性が高く、評価される側から見ても、納得度が高い仕組みとなっています。

 

直接の上司だけでなく、同じ部の部課長層でレベリングが図られるため、かなり多面的な評価がされるのも、透明性が高い理由の一つです。

 

親会社、ルノーの志向が色濃く反映された評価制度となりますが、その反面、日産自動車には、昔ながらの日本企業的な年長者を立てる部分も残っているので、人事評価において、直属の上司の権限は大きいです。

 

そのため、この会社で高評価を得るには、上司との関係性が非常に重要となってきます。日頃から上司とコミュニケーションを取って、上司が自分に期待する役割をキチンと理解したうえで、その期待に応えることを意識するようにしてください。

 

社内教育体制について

日産自動車は、社内教育が充実している会社であり、本人の実力にあわせて、無理なく段階的に、仕事に必要なスキル・知識を磨いていくことが可能となっています。

 

また、日産自動車には、未経験の職種への異動を希望出来るオープンエントリー制度というものが、用意されていますが、異動希望者は、社内研修を利用して、事前に必要知識を習得することが出来るようになっています。

 

成長環境について

自動車という多くの部品から構成される商品を扱っているため、自分が担当する仕事をこなすためには、多くの部署との連携が必要であり、結果的に、業務を進めていくなかで、コミュニケーションスキルや、業務を管理するマネジメントスキルが身に付くことになります。

 

ルノーとのアライアンス業務など、グローバルで働くことになる環境でもあるため、英語での意思疎通が業務上必須となり、語学力が磨かれることになりますし、ロジカルシンキング、異文化コミュニケーションスキル、プレゼンスキルなども自然に上達します。

 

日産自動車は、若いうちから、社員を海外出張にいかせる会社なので、グローバルで活躍したいという人にとっては、理想的な環境です。

 

キャリア開発について

日産自動車では、将来のキャリアアップについて、年2回、直属の上司と話し合う機会がもうけられており、そこで、自分の希望を伝えることが出来ます。

 

同時に、上司からは、現在の自分の実力に対する評価を聞くことが出来るうえ、自分が目指すキャリアを実現するために、何が必要なのか、今、何をすべきなのか、フィードバックを受けることも可能です。

 

こまめに、方向性を確認する機会が得られるため、無駄なく、自分が希望するキャリアを追求することが出来ます。

 

ワークライフバランスについて

日産自動車の就労環境は、おおむね良好です。残業が多い部署も一部ありますが、これは例外です。全社的に見れば、残業時間は少なく、プライベートの時間をしっかり確保させることが出来る会社です。

 

(残業時間を規定内におさめるようにという会社の方針が徹底していることもあり、どの部署においても、勤務時間内に仕事を終わらせるという意識が高いです。)

 

有給についても、年間で取得する日数がコミットされているため、消化率は高いですし、GW・お盆・お正月など、連休のタイミングでは、普通の会社よりも長めの休みを取ることが可能なので、長期の旅行なども計画しやすいです。

 

在宅勤務、フレックス勤務も利用出来るようになっているので、働き方の自由度が高いです。家族や自分の時間を重視する人が多い会社なので、仕事だけでなく、プライベートも充実させたいという人には、最適な環境です。

 

ただし、日産自動車は、ルノーの考え方が反映されていて、結果に対する追求が厳しくなっており、ここまでの話は、あくまでも自分の役割を果たしていることが前提となります。

 

仕事が終わらなければ、残業や休日出勤をしてでも、間に合わせることが求められますし、かつ、その場合、仕事が遅いと勤務評価が低くなる傾向にあるので、注意してください。

 

女性の働きやすさについて

日産自動車は、女性の活用に対する意識が高い会社です。自動車メーカーは、グローバル企業ばかりなので、業界的に女性の登用に対する理解が他業種よりも進んでいますが、そのなかでも、日産自動車は郡を抜いています。女性管理職の比率についても、業界随一です。

 

女性だからといって、仕事の内容などで、差が付けられることはないですし、昇進の機会も男女平等です。(日産は、女性の管理職を増やすことに力を入れているので、むしろ男性よりも、昇進しやすくらいいです。)

 

キャリア志向が強い女性にとっては、十分にやり甲斐が持てる環境と言えるでしょう。

 

また、日産自動車は育児支援体制がしっかりしている会社でもあり、産休・育休については、誰でも自由に取得出来るようになっています。

 

復帰後には、時短勤務や在宅勤務を選択することが出来ますし、社内に託児所があるので、会社まで子供を連れてきて、そのまま働くといったことも可能です。プレママセミナー、復職セミナーが開催されているなど、産前産後のケアは、かなり充実しています。

 

日産自動車には、家事・育児をしながらマネージャーとして活躍する女性も多数活躍しているので、子供を持つことが、キャリアの障害になることはないです。

 

日産自動車の転職先としての価値

ここまで、日産自動車の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、国内自動車メーカーとしては、トップクラスの給与水準ですし、労働環境としても整備されているので、転職先として見た場合には、申し分がない企業です。(福利厚生もしっかりしています。)

 

ただし、成果に対するプレッシャーは強いです。この点に関しては、日産は外資そのものなので、実力主義の世界で、勝負したいという人でないと、この会社で働き続けることは難しいでしょう。

 

また、上司が外国人になるケースも多いので、外国人相手とのコミュニケーションには、気が引けるという人も、日産で働くのは難しいでしょう。

 

逆にいえば、こういったことが苦にならなければ、日産自動車はグローバル基準の会社なので、毎日、仕事をこなすことが、自分を成長させることにつながります。(世界で通用する能力を身につけたいという人には、最良の環境です。)

 

ここまで、お読み頂ければ、日産に合うタイプ、合わないタイプというのは、ハッキリ見えてくると思います。自分はどちらになるのか、冷静に見極めたうえで、日産自動車への転職を目指すかどうか、判断するようにしてください。

 

最後に、日産自動車の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、判断に迷うようでしたら、ぜひ一度相談してみてください。客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、転職会社は様々な企業の求人情報を押さえているので、他社のことについて聞いてみるのもアリです。もしかしたら、日産自動車以上に、自分に合う会社が見つかるかもしれません。

 

転職先を決める際に、選択肢が多いに越したことはないので、ぜひ、他社の求人も紹介してもらってください。

 

<日産自動車の中途採用求人の取扱実績が豊富な転職会社>


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。

 

【急募中!】現在、500万円以上の年収を得ている人であれば、年収が上がる可能性が十分にあります

テレビのCMで見たことがあるという方が多いと思いますが、ビズリーチという転職会社が、中堅層のビジネスマンの転職支援を強化しています。

 

現在、転職を検討している人のなかで、500万円以上の年収を得ている人であれば、現職よりも好条件の職場を紹介してもらえる可能性が、かなり高いです。

 

(年収が上がることはもちろん、年収以外の待遇面・就労環境が良い、キャリアアップのチャンスが多いなど、魅力的な特徴を持つ転職先を紹介してもらえます。)

 

業種・職種については、ビズリーチは幅広くカバーしているので、どのような業種・職種であっても、まず対応してもらえます。

 

職歴や希望条件等を登録すれば、ビズリーチからコンタクトしてくれるので、興味がある人は、ぜひ登録してみてください。

ビズリーチ

なお、ビズリーチは、管理職・役員クラスの転職案件の取り扱い数が多く、このレベルでの転職支援を得意としている会社でもあるので、マネジメントレベルでの転職を検討している人も要チェックです。年収1000万越えの案件が揃っています。

外資系企業・グローバル企業の求人に強い転職会社ベスト3

数多く存在する転職エージェントのなかでも、特に外資系企業、グローバル企業の求人案件の保有数が多いエージェントを3社リストアップしてみました。他社では扱っていないようなレアな求人も扱っているので、一度は連絡を取っておくことをオススメします。

 

  • ビズリーチ

    ビズリーチ

    年収800万円以上のハイクラス求人に特化した転職エージェント。外資系企業、日系グローバル企業の求人が多数。マネジメントレベルの案件も多い。

  • JACリクルートメント

    JACリクルートメント

    外資系企業、日系グローバル企業専門の転職エージェント。ここでリストアップしている3社のなかでも、特にオススメのエージェントです。駐在員候補を募集する求人の取扱数も多いので、海外勤務に興味がある人も要チェックです。

  • リクルートエージェント

    リクルートエージェント 日本で最大規模の求人数を誇る転職支援会社。他の会社が扱っていないユニークな案件が多い。グローバルな仕事に関連する求人の取扱に力を入れています。

コメントを残す

このページの先頭へ