野村総合研究所の中途採用事情~求人の傾向、社員年収、労働環境など~

野村総合研究所の中途採用事情

 

日本初の民間シンクタンクとして、誕生した野村総合研究所。今でも、国内では最大手となるシンクタンク・コンサルティング会社ですが、日本で初めて商用コンピュータを導入したシステム開発会社、野村コンピュータシステムと合併したという経緯もあり、ITに強みを持つ企業でもあります。

 

現在においては、経営コンサルティング、及び、ITソリューション・システム運用サポートの2つを、主軸事業としており、NTTデータと並ぶ、日本有数のシステムインテグレーターという性格も合わせて持っています。

 

特に、金融業界向けのITソリューションにおいては、存在感を示しており、業績は好調を維持しています。

 

その一方で、NTTデータと比較すると、海外の売上比率が低く、少子高齢化の影響で、国内市場が縮小することが予想されるなか、海外展開に遅れていることが、今後の課題とされています。

 

そのため、野村総合研究所は、国内市場でのシェアを維持しつつ、海外展開を進めるという経営戦略を掲げており、新卒・中途を問わず、人材登用を積極的に進めています。

 

このページでは、野村総合研究所の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

野村総合研究所の中途採用求人の傾向

様々な職種を対象に中途採用が行われていますが、そのなかにおいて、発生頻度が高い職種をリストアップすると、下記のようになります。

 

  • 経営コンサルタント、システムコンサルタント、金融機関向け事業戦略コンサルタント
  • アプリケーションエンジニア、テクニカルエンジニア、システムエンジニア
  • セキュリティコンサルタント、セキュリティエンジニア、セキュリティセールス
  • データアナリスト、マーケティングコンサルタント、ITアナリスト
  • 経理財務、人事、法務、経営企画、海外事業管理

 

コンサルタントやエンジニアに関しては、海外拠点への駐在員を募集する求人も、発生しています。(香港、北京、上海、シンガポール等、アジア拠点が赴任先となる求人が多いです。)

 

コンサルティング会社らしく、野村総合研究所は、中途に関しては、実績重視・実力重視の採用を行っており、四大卒以上であれば、年齢・性別・国籍を問わず、誰でも応募可能です。

 

もちろん、これは、社会人経験がなくても採用されるということではなく、本当に実力のある人材を見極めたうえで採るため、経験年数や経歴などは、一切不問にしているという意味です。

 

即戦力とみなされるだけの実力がないと、まず採用されることはないので、注意してください。そのため、どの職種に関しても、該当業務に関する実務経験・知識を有することは必要不可欠となりますし、かつ、ポジションによっては、語学スキルも要求されると考えてください。

 

求人情報を入手する方法

野村総合研究所の公式サイト内に、キャリア採用情報ページが開設されており、そちらから、現在、募集がかかっている中途採用求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://career.nri.co.jp/

 

また、野村総合研究所は転職会社を通す形でも、人材を募集しており、そちらからも、求人情報を入手することが出来ます。

 

どちらでも、得られる情報は一緒ですが、転職会社の場合、野村総合研究所の社内事情についても、深いところまで把握しているので、具体的に、どんな人物像が求められているのか、細かい情報を教えてもらうことが出来ます。

 

こういった情報は、面接の際に役立ちますし、仮に、自分の経歴では、野村総合研究所の要求水準を満たせないことが分かれば、早めに別会社にターゲットを切り替えるなど、転職活動を無駄なく進めることが出来ます。

 

ちなみに、野村総合研究所から発生している求人は、種類が豊富なので、この求人だと、自分の経歴では難しいけど、こちらであれば望みがあるといったこともあり、そういったことも、転職会社に確認することで、事前に把握することが出来ます。

 

転職活動を優位に進めるうえで、何かと役立つ存在なので、うまく活用することをオススメします。このページの最後に、野村総合研究所の求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

野村総合研究所の社員の年収・給与制度について

野村総合研究所の給与体系は、基本給と、年2回の賞与から構成されています。賞与額の算定基準は、その期の一人当たり付加価値によって、算出される仕組みとなっていますが、年収の4割前後に達するなど、賞与の比率が、かなり高いです。

 

勤務する社員の年収例を挙げると、下記の通りとなります。(職種別に、リストアップしておきます。)

 

  • システム開発 24歳 年収550万円
  • システム開発 主任 30歳 年収900万円
  • システム開発 主任 36歳 年収1200万円
  • ミドルウェア開発 30歳 年収800万円
  • アプリケーションエンジニア 26歳 年収700万円
  • アプリケーションエンジニア 29歳 年収996万円
  • アプリケーションエンジニア 30歳 年収1000万円
  • コンサルタント 26歳 年収650万円
  • コンサルタント 副主任 28歳 年収750万円
  • コンサルタント 副主任 30歳 年収800万円
  • コンサルタント 主任 30歳 年収900万円
  • コンサルタント 主任 33歳 年収1200万円
  • データアナリスト 25歳 年収450万円
  • データアナリスト 28歳 年収700万円
  • 事業企画 主任 32歳 年収1050万円
  • 事業企画 主任35歳 年収1100万円
  • 財務 マネージャー 35歳 年収1350万円
  • 財務 マネージャー 40歳 年収1500万円
  • 営業 29歳 年収800万円
  • 営業 主任 31歳 年収1000万円

 

特徴としては、主任クラスの30歳前後までは、社員間の格差は殆どなく、同期横並びで同額給与となりますが、入社から3~4年目になると、実力勝負の世界となり、ポジションが上がるにつれて、基本給もアップします。

 

副主任になると、家賃補助がまとめて支給されるようになりますし、かつ、ボーナスも上がります。おおよそ、30歳前後で、これぐらいのポジションに昇進することが多いのですが、その場合、年収は1000万程度になります。

 

その後は、一般企業の課長クラスに相当する上級専門職となり、裁量労働制に移ります。このクラスになると、年収は1300万以上になりますが、実力・実績に応じて変動するため、個人間の年収差が大きくなります。

 

ちなみに、上級専門職に昇進する年齢というのは、速い人で30歳前半、遅い人では40歳過ぎとなり、仕事が出来る人と出来ない人との隔たりがハッキリしますし、就労年数が長くても昇進出来ず、明確にポジションが与えられない、典型的な『窓際族』の人もいます。

 

なお、野村総合研究所では、着実に仕事を行って、一定の実績を積み重ねた人よりも、一つの大きな実績を上げた人のほうが、高い評価を得る傾向にあるので、いかに目立つ成果を挙げられるかというのが、昇進のポイントとなります。

 

しかしながら、仕事がら、複数名からなるチームで、プロジェクトを回すことになるので、大きな成果を出しても、個人の実績として見られるケースが少なく、昇進に結びつくだけの評価を得るのは、そう簡単ではありません。

 

加えて、野村総合研究所は、上級専門職に就いている社員の年齢が全体的に若く、定年退職する人が少ないため、自然にポジションが空くということが、ありません。

 

従って、実力で抜くしかないのですが、一度、そのポジションに就いた人を退けるというのは、よほどのことがないと出来ないため、結果的に主任以上の昇進は、かなり難しく、主任になることを、ゴールとして捉えている社員もいます。

 

ただし、実績を上げれば、給料アップという形で反映されるようにはなっているので、そういった意味では、やり甲斐がある会社と言えます。(もちろん、こういった状況のなかで、どんどん出世為ていく人もいます。)

 

業界内での給与面を比較してみると、IT業界としては高い水準にあります。金融業界と比較すると銀行、保険、証券のトップ水準とほぼ同等なレベルです。

 

投資銀行に代表されるような外資系の金融機関と比べると、低い水準となりますが、その代わり、野村総合研究所は、企業年金を含む退職金が、かなりの高額になるため、定年まで勤めれば、相当な生涯年収になります。(住宅手当・持株奨励金など、福利厚生も充実しています。)

 

野村総合研究所の人事評価・昇給制度について

野村総合研究所の人事評価制度は、仕事のパフォーマンス=実績を評価するという要素と、仕事に対する取り組み=プロセスを評価するという要素から、構成されています。

 

ただし、実績評価に関しては、先ほども触れたように、個人レベルで定量的に評価することは難しいため、上級管理職になるまでは、結局、どれだけプロジェクトに参加したかということのほうが、ウエイトが高くなっています。

 

一方、管理職になると、どれだけ仕事を取ってきたかなど、営業成績で評価されるようになり、アサインされた仕事を高い品質で確実にやり遂げる人より、仕事を取ってくる人のほうが、評価が高くなる傾向があります。

 

なお、野村総合研究所は、人事査定に絡んで、半期に1度、人事面談が行われるようになっています。GMもしくは部長と話をすることになりますが、ここで会社からの自分に対する評価、及び、今後の改善点について、具体的なフィードバックを受けることが出来ます。

 

同時に、中期・長期的な目標や今後のキャリアに対する、ヒアリングが実施されるため、自分の将来像を会社と共有出来るというメリットがあります。

 

なお、先ほども触れましたが、野村総合研究所は、プロセス評価も行っており、きちんと自分の成長速度にあった働き方をしているか、努力しているかという部分をキチンと把握するように、上司が務めているので、人事評価に対して、大きな不満を抱く社員は少ないようです。

 

野村総合研究所の社員の成長環境について

野村総合研究所は、エンジニアに対しては、専門知識を体系的に習得するための研修制度を用意しており、必要に応じて、受講することが出来ます。また、エンジニア同士がお互いの経験や悩みを共有する機会が設けられているので、実践的な情報・スキルを入手することも出来ます。

 

一方、コンサルタントに関しては、教育制度と呼べるものは皆無なので、仕事に必要なことは、全て日常業務をこなすなかで、自分自身で習得することになります。

 

自己責任ということになりますが、野村総合研究所では、社員の意見を聞いたうえで、担当するプロジェクトを決めることになるので、自分が望む仕事に就いて、着実に経験を積むことが出来ます。(営業やマネジメントを志望することも出来ます。)

 

そのため、キャリア開発は図りやすいです。(一つの分野を追求して専門家になる、幅広い分野を縦断的にカバーするマルチなコンサルタントになる、マネジメント経験を積んで、マネージャーを目指すなど、選択肢は多種多彩です。)

 

なお、野村総合研究所には、優秀で仕事に対する意欲が高い人間が集まっており、そういった人達と切磋琢することで、お互いにビジネススキルを高めていける職場なので、成長意欲が高い人には、格好の環境です。

 

一方、それほど仕事に対するモチベーションはないという人だと、周囲の雰囲気に付いていけず、浮いてしまい、結果的に退職するような羽目にもなるので、注意が必要です。(そういった人だと、そもそも、面接で弾かれる可能性が大ですが、念のためにお伝えしておきます。)

 

ワークライフバランスについて

野村総合研究所の就労環境というのは、職種によって大きく異なります。エンジニアだと、ハードワークが基本であり、かつ、顧客・下請け会社からの電話が、夜遅くまでかかってきたり、急なトラブルに対する対応を余儀なくされたりといったことが、日常茶飯事で起こります。

 

結果として、毎日遅くまで、残業を強いられることになるケースが少なくありません。(プライベートが犠牲になりがちな職種です。)

 

一方、コンサルタントに関しては、残業時間に上限を設けて、それ以上にならないように、仕事の割り当てが管理されています。短期的には、深夜まで働いたり、休日に出勤したりといったことも起きますが、連続することはないので、エンジニアと比較すれば、就労環境は良好です。

 

年に1~2回、長期休暇が取得出来るようになっていますし、事前調整は必要になるとしても、有給についても、希望に合わせて取得出来るので、休みも、しっかり確保出来ます。

 

元々、裁量労働制となっているため、出退勤時間を自分で決められるなど、スケジュール調整の自由度も高いです。

 

女性の働きやすさについて

元々、野村総合研究所は、完全な男性社会で、女性社員の比率は極めて低い会社でしたが、ここ数年は、ダイバーシティの観点から、女性の活用に真剣に取り組んでおり、少しずつ、女性の数が増えています。

 

仕事の内容については、男女で平等ですし、昇進・昇給のチャンスも同じように与えられているので、キャリア志向に強い女性にとっては、やり甲斐がある環境ですが、女性も男性と同じだけのハードワーク、パフォーマンスが求められるので、かなりキツイ職場でもあります。

 

その一方で、育児支援体制については、かなり整備されており、産休・育休については、自由に取得出来ますし、復帰後は時短勤務を選択したり、仕事量をセーブしたりすることで、子育てと仕事の両立が図れるようになっています。

 

周囲の理解も進んでいるので、子供を持つ女性にとっては、働きやすい職場ですが、管理職となると、どうしても激務となるため、子育てをしながら、業務を遂行するというのは難しいようです。

 

ただし、会社としては、女性管理職の比率を高めることを模索しており、女性のキャリアを考えるイベントを毎年開催するなど、環境整備に努めているので、今後、状況が改善される可能性は、十分にあります。

 

野村総合研究所の転職先としての価値

ハードワークが基本の業界なので、そこは野村総合研究所においても、避けられませんが、そのかわり、それに見合うだけの見返りは得られます。

 

昇進のチャンスについては、ポストに空きがないことから、それほど多くはありませんが、収入面については、自分の努力次第で、幾らでもアップさせられるので、実入りは十分です。

 

かつ、コンサルティングファーム、システムインテグレーターとしては、野村総合研究所は残業が少ないうえ、休みが取りやすい会社なので(あくまでも比較の問題です)、この業種の企業としては、ワークライフバランスも期待出来ます。

 

成果主義とはいっても、真面目に仕事に取り組む姿勢を評価する会社でもあるので、頑張っていると認められれば、成果が思うように出なくても、一定の評価は受けられますし、そこから成果を挙げられるように、サポートを受けられるなど、暖かみがあるのも、魅力の一つです。

 

そのため、この業界において、転職を目指すのであれば、転職先候補として、検討するだけの価値が十分にある会社と言えます。

 

中途採用者に対して課せられるハードルは高いので、採用してもらえるかどうかは分かりませんが、興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。

 

最後に、野村総合研究所の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますので、求人の詳細については、直接問い合わせてみてください。

 

また、転職会社は、社内事情に精通しているので、自分に合う会社なのかどうか、気になる人は、一度相談してみてください。客観的な視点で冷静に分析してくれるので、参考になります。

 

もしかしたら、その結果として、野村総合研究所は自分には合わないという判断になるかもしれませんが、その時には、別会社の求人を紹介してもらうことも可能です。先ほども触れましたが、転職先候補を決める際には、何かと役立つ存在なので、有効活用してください。

 

<野村総合研究所の中途採用求人を扱っている転職会社>

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