メディセオの中途採用事情

メディセオの中途採用事情

 

医療用医薬品・医療機器の卸売販売事業を展開する、メディセオ。北海道から兵庫県の計30都道府県をカバーしており、ここ数年は2兆円以上の売上高を維持している、業界を代表する優良企業です。

 

親会社である『メディパルホールディングス』は、メディセオ以外にも、エバルス、アトル、MMコーポレーション、PALTAC、MPアグロを傘下に収め、業界No.1の売上高を誇りますが、そのメディパルのなかでも、メディセオはグループ全体の6割以上の売上を挙げています。

 

この数字だけを見ても、メディセオの規模が分かりますが、業界を代表する企業だけあって、給与を含む待遇面が充実しており、この業界で転職を目指すのであれば、有力候補と言えます。

 

幸い、中途採用に関しても、様々な求人が出ており、転職のチャンスは豊富に存在するので、転職を考えている人は、ぜひ真剣に検討してみてください。

 

このページでは、メディセオの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

メディセオの中途採用事情

中途に関しては、MR、AR、管理薬剤師を募集する求人が中心となります。人物重視の採用となっており、未経験者でも応募可能です。

 

入社後は、未経験者向けの研修プログラムが用意されており、MR・ARについては、資格取得をサポートするシステムも用意されているので、安心です。(なお、当たり前の話かもしれませんが、管理薬剤師に関しては、薬剤師の免許保有が必須応募条件となります。)

 

ちなみに、他者との良好なコミュニケーションが行える人間、仕事に意欲的でエネルギーに溢れている人間というのが、メディセオが求める人物像となっているので、面接の時には、こういった要素をPRするようにしてください。

 

なお、上記の3職種以外では、管理部門系(経理財務、人事、法務、経営企画等)の職種において、募集がかかることがありますが、求人の発生頻度は少なめです。

 

また、これらの職種においては、即戦力の人材を募集する傾向が強く、該当業務に関する実務経験・見識が求められると考えておいてください。

 

求人情報の入手方法

メディセオの公式サイトには、採用情報ページが用意されており、そちらのページにおいて、募集要項を確認することが出来ます。
http://www.mediceo.co.jp/recruit/recruit_career.html

 

また、メディセオは、転職会社経由でも、募集をかけており、一部の求人については、公式サイトでは告知せず、転職会社に一任することもあります。

 

そのため、公式サイトをチェックして、求人が出ていなかったとしても、転職会社に問い合わせると、求人を紹介してもらえるというケースもあるので、メディセオの求人情報を探す時には、公式サイト・転職会社の双方を押さえておくようにしてください。

 

特に、管理部門系の求人については、転職会社経由での募集となるケースが多いので、要確認です。このページの最後に、メディセオの中途採用求人を扱う代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

※補足
転職会社に求職者登録(会員登録)をしておくと、自分が希望する求人が新規で発生した時に、その都度、メールなどで通知してもらえるようになります。そのため、一度登録しておけば、その後は情報源として活用出来ますが、自分で探す手間がなくなるため、かなり便利です。

 

もし、自分が希望する条件に合う求人が見つからない時には、とりあえず、登録だけしておくのもアリです。

 

メディセオの給与形態について

メディセオに勤務する社員の給与水準ですが、具体的な年収事例を職種別に挙げると、下記の通りとなります。

 

メディセオの社員年収

  • 営業 27歳 年収460万円
  • 営業 30歳 年収500万円
  • 営業 33歳 年収550万円
  • 営業マネージャー 37歳 年収800万円
  • 人事 28歳 年収550万円
  • 総務 30歳 年収500万円
  • 経理財務 43歳 年収700万円
  • 物流管理 26歳 年収340万円

 

基本給+賞与というオーソドックスな給与体系となります。基本的に年功序列型であり、勤続年数・年齢に応じて、基本給が上がることになります。管理職に昇進すると、大幅に給与が上がりますが、昇進するためには、昇格試験に合格する必要があります。

 

賞与は、年2回となり、人事査定によって、支給額に差が生じるようになっています。ここは、成果主義となり、結果を出せば、それに見合う評価を受けられるので、やりがいは十分にあります。

 

ちなみに、これは余談ですが、メディセオの賞与は、基本給何ヶ月分といったものではなく、細分化された評価項目ごとに、ポイントが査定され、そのポイントを計算式に当てはめて算出するという、かなり複雑な仕組みとなっています。

 

そのため、なぜ、この金額になるのか、正確に分かっている社員は殆どいないようですが、周囲から見ても、仕事が出来人ほど、賞与が高額になっているので、公平性が担保された計算式であることには、間違いないです。

残業代については、みなし残業制となっており、一定額の手当が支給される形となります。みなし残業の時間は、部署によって異なりますが、その時間を超えた分については、実働分が別途支給されることになります。

 

また、休日出勤は、みなし残業とは違う扱いとなるので、別途手当が付くことになります。注意点としては、残業・休日出勤は事前申告制となり、後からの申告となると、承認されないケースが多いので、事前に許可を得ておくことが必須となります。

 

福利厚生面については、各種保険が完備されているほか、退職年金制度、財形貯蓄制度、共済会、傷病休暇積立制度、扶養手当・住宅手当など、かなり充実しています。

 

また、結婚、出産、育児、介護、配偶者の転勤等、やむを得ない家庭の事情で退職した社員を対象に、再雇用を行うジョブリターン制度が導入されているので、一度、退職したとしても、希望すれば、再度、この会社で働くことが可能です。

 

※補足
メディセオでは、新しい人事制度が導入され、2016年度以降に入社する社員に関しては、地域単位で、基本給・賞与額を定めるようになりました。勤務地によって待遇が変わるので、自分が希望する勤務地の待遇面がどうなっているのか、事前に確認しておくことをオススメします。

 

評価制度について

メディセオの評価制度は、業績評価と行動評価の2面評価となっています。相対評価となるため、営業であれば、売上高、内勤であれば、職種に応じて定められた基準をベースに、部署内の同僚との成果差を加味して、人事査定が行われることになります。

 

お互いが、ライバルとなるため、目標達成に向けて切磋琢磨するような環境となっており、目標達成に関しては、かなりシビアな面がある会社です。

 

昇進については、上記でも触れたように、年功序列の要素をベースにしつつ、昇級試験に合格することが、昇進のための条件となります。

 

試験は2段階制となっており、第1段階の試験については、合格率が9割と高いので、まず大丈夫ですが、第2段階は、難易度が一気に上がります。

 

合否の判定が、直属の上司に任されており、その人物によって、評価基準が異なるため、どの上司にあたるのかという、運の要素も大きなものとなっています。(そういった意味では、不公平感がある試験制度です。)

 

成長環境について

繰り返しになりますが、メディセオは、MRやARについては、中途でも未経験者を採用して、教育を行うという方針を採っているため、これらの職種において、働き始めてみたいという人にとっては、成長環境という点では、これ以上は望めない、理想的な会社です。

 

会社のサポートで、資格を取ることが出来ますし、その後も、高いレベルで専門知識を習得することが出来ます。(医薬品卸業者のなかで、これだけのサポートを受けられる会社は、ないです。)

 

業界最大手ということもあって、高い営業力を持っている会社であり、それに伴い、社員に対しても、それなりのレベルを求めています。そして、そのレベルに到達出来るように、教育を行うので、メディセオ出身者は、メーカー出身者と同等レベルと業界内では言われています。

 

通常、医薬品卸のMRは、メーカーのMRよりも、数段、実力が下と言われているので、メディセオのレベルは別格です。それだけに、別の会社に転職するとなった時にも、メディカル業界であれば、高い評価を得られます。

 

また、ここまでMRを例に話を進めてきましたが、これは、ほかの職種においても、同じことが言えます。

 

職種別研修、管理職研修、オンライン研修など、様々な教育プログラムが用意されていて、常時、自分のスキルを磨くことが出来ますし、現場でのOJTもしっかりしているので、上司・先輩スタッフのフォローを受けながら、スムーズに業務を進めることが出来ます。

 

しかしながら、どこの会社でも言えることですが、自分から積極的に学ぶ姿勢がないと、こういった環境も活かせないので、何よりも自発性が重要となってきます。

 

いずれにしても、メディセオで得た経験というのは、他社でも活かせることなので、どこでも通用するビジネスマンになりたいという人にとっては、オススメの会社です。

 

ワークライフバランスについて

メディセオでは、退社時間がかなり厳密に管理されており、部署ごとに微妙な違いはありますが、遅くても19時半までには、退社するというのが原則となっています。

 

そのため、残業時間は少ないのですが、就労時間に規制がかかっているので、勤務時間内に仕事が終わらないと、持ち帰りになることもあり、その場合には、勤務とはみなされず、サービス残業となってしまうので、そこだけ見ると、かえって社員が損をする仕組みとなっています。

 

ただし、サービス残業を避けるために、勤務時間内に仕事を終わらせようという意識から、効率良く仕事をこなすという姿勢が、社員のなかに根付いており、結果として、生産性が高い仕事が出来るようになっています。

 

これは、働く側からすれば、自分の実力が高まることを意味するので、悪くない状況です。ちなみに、有給の取得についても、状況は同じであり、仕事が回っていれば、幾らでも自由に休みが取れますが、仕事が終わらなければ、有給の取得は、かなり難しくなります。

 

なお、営業の場合、当番制で週末に出勤して、配送を行う業務があるので、定期的に休日出勤が発生することになりますが、その場合には、代休が取得出来るようになっています。

 

また、この当番業務を除けば、週末に出勤するケースは、まずありません。週末の休みを2日間、しっかり確保出来るというのは、MRでは、なかなか無いことなので、メディセオのMRの就労環境は、かなり恵まれていると言えます。

 

女性の働きやすさについて

メディセオは、女性の採用に積極的であり、男性が中心となるケースが多いMRについても、女性社員が活躍しています。女性を軽視するような風土もないので、男性と同等の立場で、働くことが出来る職場です。

 

ただし、管理職へ昇進するのは、男性がメインとなっており、女性が管理職に就くのは、かなり難しい状況です。キャリアアップの機会という点で言えば、メディセオは、あまりよろしくはないというのが、正直なところです。

 

一方、育児支援体制については、メディセオはしっかりしており、産休・育休が自由に取得出来るのは、もちろんのこと、復帰後には、時短勤務を選択して働くことも出来ます。

 

実際、子供を育てながら、働いている女性社員は多いので、子育てと仕事の両立が目指す人にとっては、オススメの会社です。(どの部署でも、子育て世代への理解や配慮があるので、かなり働きやすいと思います。)

 

こういった状況なので、結論としては、メディセオは、キャリアアップには関心がないという女性に、向いている会社と言えるでしょう。

 

メディセオの転職先としての価値

医薬品卸業者としては、ダントツのNo.1プレーヤーなので、待遇面は業界随一ですし、残業や休日出勤が少ないなど、就労環境も良好です。

 

それでいて、それほど、転職のハードルが高いわけではないので、この業界で転職を目指すのであれば、イチオシと言える存在です。

 

あとは、強いていえば、医薬品卸業界自体の待遇は、製薬会社などと比較すると、かなり劣るので、メディカル業界全体で見ると、どうかということになります。このあたりは、他社の求人と比較しながら、判断するようにしてください。

メディセオの中途採用求人を扱う転職会社

下記に、メディセオの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、様々な業種の企業の求人案件を保有しているので、ぜひ、他社のことについても、色々と話を聞いてみてください。

 

転職先に希望する条件を提示して、それに見合う求人を紹介してもらうといったことも出来ますし、もし、そこで、どの会社を狙うべきか、判断に迷うようでしたら、転職先選びについて、相談することも可能です。(プロの視点でアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。)

 

転職先を決める際には、何かと頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。

 


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。