オリエンタルランドの中途採用事情

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1960年の創業以来、60年近くにわたり、テーマパーク事業、ホテル事業などを展開してきている、オリエンタルランド。言わずと知れた、東京ディズニーランド(R)、東京ディズニーシー(R)の経営・運営を行っている会社です。

 

最近の動向としては、コア事業であるテーマパーク事業を長期的に成長させるために、2020年までに毎年500億円レベルの投資を行うことを表明しています。

 

ハード・ソフト両面の強化を推進することで、顧客満足度をさらに向上させ、入園者を3000万人レベルにすることが、主な狙いです。

 

こういった背景から、オリエンタルランドでは、人材採用の動きが活発であり、転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

このページでは、オリエンタルランドの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

オリエンタルランドの中途採用求人の傾向

現在、オリエンタルランドは、中途採用に関しては、企画運営、栽培管理者(弟子屈農園)、キャラクターアーティスト、スポーツトレーナー、テクニカルディレクター、メンテナンスエンジニア、建築技術者(建築全般)、土木設計者、建築設計技術者、インテリア・ディスプレイ施工管理技術者、スーシェフといった職種を対象に募集をかけています。

 

特に、企画運営業務を担える人材の募集に力を入れているので、こういった業務の経験がある人はチャンスです。(好待遇で採用される可能性があります。)

 

募集条件に関しては、求人ごとに、具体的に要求される内容(経歴・経験年数など)が異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

求人情報の入手方法

オリエンタルランドの公式サイト内に、採用情報ページが開設されており、そちらのページにおいて、中途採用求人の募集要項、及び、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://www.olc.co.jp/ja/recruit/career.html

 

また、オリエンタルランドは、転職エージェント経由でも、人材を募集しており、そちらから、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職エージェント、どちらでも、入手出来る情報は一緒ですが、エージェントの場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、オリエンタルランドを他社の求人と比較してみたいといった時には、まとめて情報を入手出来るので、便利です。

 

また、エージェントは各企業の社内事情を把握しているので、内部のことについて、より細かいことについて、教えてもらうことも出来ます。

 

このページの最後に、オリエンタルランドの中途採用求人を扱う代表的な転職エージェントをリストアップしておきますが、転職活動の際には、何かと役立つ存在なので、うまく活用してください。

 

オリエンタルランドの社員の年収・給与制度について

オリエンタルランドに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 運営管理 29歳 年収720万円
  • 運営管理 34歳 年収750万円
  • 営業 26歳 年収600万円
  • 営業 30歳 年収800万円
  • 営業企画 32歳 年収586万円
  • 営業企画 36歳 年収650万円
  • スーパーバイザー 27歳 年収420万円
  • スーパーバイザー 31歳 年収550万円
  • 事業企画 課長クラス 40歳 年収900万円
  • マーケティング 35歳 年収600万円
  • フロアスタッフ 22歳 年収276万円
  • フロアスタッフ 25歳 年収220万円
  • ショップスタッフ 31歳 年収452万円

 

オリエンタルランドは、毎月の給与にプラスして、年2回の賞与から構成される給与体系となります。賞与に関しては業績連動型になっており、かつ、業績次第では、特別賞与が別枠で支給されることもあるため、年ごとの収入の変動幅は、大きなものとなります。

 

昇給については、年1回給与見直しの機会がありますが、オリエンタルランドでは、昇給試験があり、これに合格しないと、給与がアップすることはありせん。合格した場合のアップ幅は、月給ベースで7500円ほどになりますが、部署ごとに、昇給幅が異なります。

 

また、年齢・勤続年数に応じて、昇給幅が変わるという要素もあるので、その点を見ると、年功序列の色もある、給与体系と言えます。

 

福利厚生に関しては、社会保険は完備されていますが、住宅手当、家族手当、退職金制度と言ったものはないので、あまり充実した内容とは言えません。

 

独身社員を対象とした寮は、用意されていますが、実家に住んでいる満28歳未満の独身者で、現住所から片道70分以上の通勤時間を要する人のみが対象となるので、対象者がかなり限定されます。

 

年間2万円分のポイントが付与されるカフェテリアプランや、半年ごとに5枚のテーマパークチケットがもらえる制度があり、ディズニーが好きな人にとっては、魅力度が高い福利厚生と言えますが、やはり、総合的に見ると、他社より劣る面はあるので、転職活動の際には、この点を頭に入れておいたほうがいいでしょう。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を踏まえて、基本給が設定されますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望額を伝えて、話し合うようにしてください。

 

ここで引いてしまうと、入社後、後々まで響くことになるので、要注意です。こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。

 

好条件を引き出してくれるケースが多いので、交渉ベタという人は、一度相談してみることをオススメします。

 

オリエンタルランドの評価制度について

オリエンタルランドの評価制度は、極めて明確です。例えば、スーパーバイザーは、現場で良いオペレーションをすることよりも、改善施策などを考えて売り上げや回転率を上げることが求められています。そのため、現場よりも、デスクワークに比重がかけられた評価制度となっています。

 

ほかの職種においても、業務内容に応じて、具体的な評価基準が設定されていますが、いずれの職種においても、会社の業績を上げることに、重点が置かれた内容になっていることは、共通しています。会社の業績アップに貢献する人が、高い評価を得る会社と考えてください。

 

また、その一方で、オリエンタルランドは、チームワークを重視する会社であり、上司や同僚と、同じベクトルで目標に進むことが出来る、協調性のある人間が、高い評価を得る傾向にあります。

 

教育制度・成長環境について

今、触れたように、オリエンタルランドはチームワークを大切にする会社なので、仕事のパフォーマンスに対して、頻繁にフィードバックする風土があり、人のアドバイスに素直に耳を傾けられる人であれば、どんどん成長していくことが出来ます。

 

また、上司に対して、自分が考えている将来のビジョンを伝えれば、そのビジョンを達成出来るように、仕事の割り振りを調整してくれたり、目標達成にプラスとなるような研修を、積極的に提案してくれたりといったサポートを受けられます。

 

正社員からパートまで、全スタッフが平等で受けられるサポートなので、どんな立場にあっても、成長意欲が高い人にとっては、やり甲斐を感じながら、仕事に取り組める環境と言えます。

 

ちなみに、オリエンタルランドは、顧客のためになると思ったら、部門の垣根を越えて一気に火が付き、努力を惜しまないという社風を持つ会社です。

 

『細かいところまでこだわりぬき、一見すると分からない部分まで妥協を許さない。』

 

こういった企業文化を持つ会社で、社員に対する要求度も高いので、常に緊張感があるなかで、仕事をすることになり、これも自己成長という観点から言えば、プラスとなります。

 

また、オリエンタルランドは、教育制度も充実しています。役割や階層に応じて必要な知識・スキルを体系的に習得することを目的とした研修や、キャリアを考える節目となる年次・年代を迎える社員を対象に、自分自身の強みや価値観を再確認し、「やりたいこと」、「貢献できること」を考える機会を提供する研修など、様々な研修が用意されています。

 

自分自身の持っている「価値観」や伸ばしたい「能力」、「実現したいこと」をベースに、今後のキャリアを考え、上司との面談のなかで、その内容を伝える申告制度や、そのための部署異動を要望出来る制度なども用意されており、自分の思うように、キャリアパスを追求していきやすいです。

 

ワークライフバランスについて

オリエンタルランドでは、シフト勤務となる部署、通常勤務(固定勤務)となる部署に分かれており、それぞれで、勤務状況が異なります。

 

まず、シフト制となる部署だと、勤務スケジュールは不定期となりますが、プライベートの予定に合わせて、勤務日を設定することが出来ますし、一度決まったシフトに関しても、従業員間で、交換することが出来るので、自由度は高いです。

 

また、有休の申請についても、その大半が希望通りになります。コンスタントに有休を取る社員が多く、しっかり休みながら働くことが出来ます。

 

一方、通常勤務の部署だと、フレックス制が導入されているので、さらに時間の融通がつけやすくなっています。また、会社として、定時の帰宅を推奨しているので、終業後、すぐに帰宅出来る環境でもあります。

 

有給も問題無く取れますし、まとめて取得することも認められているので、定期的に、1週間程度の海外旅行に行くような社員もいます。

 

なお、オリエンタルランド全社で見た時には、有給消化率は約80%、月平均の残業時間は18時間ほどなので、この数字を見ても、オリエンタルランドのワークライフバランスが、非常に優れていることが分かります。

 

女性の働きやすさについて

オリエンタルランドは、女性を主要ターゲットとする業態となるため、女性社員が主役となって、業務を遂行していく雰囲気があり、女性にとっては、非常に働きやすい会社と言えますし、実績を積み上げて、キャリアを築いていくということも、やりやすいです。

 

なお、元々、オリエンタルランドは、管理職に占める女性比率が、他社と比較しても高い会社ですが、さらに、この数値を上げようとしているので、キャリア志向が強い人には、オススメです。(会社から手厚いサポートを受けながら、どこまでも、高みを目指せます。)

 

また、オリエンタルランドでは、育児支援体制も整備されており、産前・産後休暇については、法で定められた産前6週間、産後8週間の休みを取得することが可能ですし、産休期間中の給与に関しては、健康保険組合が6割給付、共済会が4割給付であり、法定以上の給付額です。

 

育児休職の期間は、法定の1年となりますが、状況により、子どもが1歳から1歳6ヶ月、または1歳到達後最初の4月30日に達するまでの期間内で、法定期間を超えて、延長することが認められています。

 

オリエンタルランドの転職先としての価値

オリエンタルランドと言うと、ディズニーが好きな人が目指す会社と思われるかもしれませんが、一つの職場として見た場合にも、十分に魅力的な企業です。

 

仕事を頑張る人、結果を残す人を、正当に評価する会社なので、やり甲斐が十分にあります。待遇面については、福利厚生が貧弱なので、そこがどうかという部分はありますが、給与・賞与については、自分次第で上げられるので、そういった意味でも、やり甲斐があります。

 

残業は少なく、休みは多い、勤務スケジュールの自由度が高いという、ワークライフバランスが良好な会社でもあるので、仕事もプライベートも充実させたいというアクティブな人にとっては、最適な職場と言えます。

 

転職を検討するだけの価値が十分にある会社なので、ぜひ、真剣に考えてみてください。なお、下記に、オリエンタルランドの中途採用求人を扱っている代表的な、転職エージェントをリストアップしていますが、彼らは社内事情に精通しているので、ほかに知りたいことがあれば、直接、問い合わせてみてください。

 

<オリエンタルランドの中途採用求人を扱っている転職会社>

 

※補足
ディズニーが好きだからという理由で、オリエンタルランドへの転職を目指す人がいますが、オリエンタルランドは、過度にディズニーにハマっている人は、敬遠する傾向があります。そのため、面接時に、好き度をアピールし過ぎると、マイナスになるので、注意してください。

 

なお、その理由ですが、あまりにも好きだと、自分の考えに固執することになり、仕事に必要な客観的な視点が取れなくなるためです。(また、こういった人だと、自分の意に添わないことを指示された時に、従わないという傾向もあり、そこも会社が敬遠する理由です。)

 

あくまでも、仕事なので、自分が好きなことだけをしていればいいというわけには、いきません。時には嫌なことやツマラナイことにも、取り組まなければいけないので、この現実を見据えたうえで、転職の判断を下すようにしてください。

 

ちなみに、こういった理由から、オリエンタルランドは、ディズニーに全く興味がない人間でも、仕事を遂行出来るだけのスキルがあると判断すれば、積極的に採用していますし、むしろ、こういった人のほうが、会社側が求める人物像に合っています。

 

そのため、社内には、ディズニー自体には無関心という人が、少なくありません。単純にディズニーが好きだからという理由で転職すると、転職後、イメージと違って後悔するということになりかねないので、ここは注意してください。