今さら説明するまでもないかもしれませんが、ソニーはAV機器やカメラ、ゲームなど様々な製品を扱う最大手のメーカーで、世界でも屈指のブランド力を持ちます。最近では映画、金融、医療などの多くの分野に事業の幅を広げています。

 

ここ数年は業績不振に苦しんでいますが、回復基調に乗りつつあり、人材採用に対して積極的になってきています。

 

ソニーの中途採用求人と年収

 

エンジニアの中途採用募集状況

ソニーは様々な事業を展開しているので、エンジニアの求人案件も多方面にわたります。一例をあげると、ITシステムやデータベースの構築・運営を行うシステムエンジニア・データベースエンジニア、WEBサイトの構築・運営を担当するWEBプロデューサーといったIT系エンジニアの募集案件もあれば、バッテリーやリチウムイオン電池の開発エンジニア、CMOSなど先端機器の開発エンジニア、カメラレンズをはじめとする光学機器の設計開発エンジニア等、モノ作り系エンジニアの募集案件も出ています。

 

全体的な傾向として、技術的知識や実務経験に加えて、ビジネスレベルの英語力(TOEIC800以上)を求められるケースが多くなっています。取引先や海外子会社とのコミュニケーション、英文の技術資料作成・読解といったことが必須業務となってくるためです。

 

なお、エンジニアの募集は、ソニーのグループ会社でも行われています。ソニーモバイルコミュニケーションズからはスマートフォンなどモバイル系の開発エンジニアを募集する求人案件、ソネット株式会社からはインフラエンジニアを募集する求人案件が、それぞれ出ています。

 

年収は一般企業よりも高めだが、福利厚生制度があまり充実していない

ソニー株式会社の年収は、一般企業よりも高めです。年収事例は以下の通りです。

 

  • 30代前半 役職なし:800万円
  • 40代前半 管理職:900~1,000万円

 

評価のランクに応じて毎年昇給があり、グレードに応じて特別加算手当もつくため、入社から数年である程度の年収に達します。学歴や勤続年数に関係なく、管理職になれば1,000万円台に到達することが確実です。

 

ある一定のグレードになるとエキスパート制度に加入して裁量労働制となり、残業代が出ない代わりに月10万円の手当てがつきます。ただし、ボーナスについては、会社業績と連動する部分もあり、業績が悪化した場合には下がることになります。実際、ここ数年間は業績が悪かったため、ほぼゼロになっていました。

 

住宅手当や扶養手当はなく、福利厚生制度はあまり期待できないようです。レクリエーションなどの費用も年々カットされています。

 

ワーク・ライフ・バランスは取りやすいが、女性のための制度は使いづらい

仕事の調整はしやすく、ワーク・ライフ・バランスが取りやすい職場が多いです。フレックスホリデーという制度により比較的長期休みが取りやすく、仕事が忙しい時期を避けて長期休暇を取り海外旅行に行く人もいます。

 

また、完全フレックス制度を使って、仕事をうまくやりくりし、趣味を楽しんだり、スクールに通ったりすることもできます。管理職レベルもこのような働き方をしており、会社全体としてワーク・ライフ・バランスを大事にする雰囲気です。しかし、部署によっては激務のところもあります。

 

女性の働きやすさと言う点では、あまり良いとは言えないようです。結婚・出産などで仕事を中断することなくバリバリ働けば、男性と変わりなく出世することはできます。

 

しかし、産休・育休の制度はあるものの、実際に仕事のフォローがされるわけではなく、復帰してからも復帰前と同じ仕事量をこなさなければならないというケースもあり、事実上復帰は難しいというのが現実のようです。

 

ただし、このような現状を踏まえ、女性の管理職を増やせるように社内環境を改善していこうという動きがあるため、今後変わっていく可能性があります。

 

退職理由

業績悪化により大幅な人員削減が行われたり、担当していた業務が無くなったりすることもあり、会社の先行きに不安を感じたという退職理由が最も多くなっています。赤字部門では、リストラの懸念もあります。

 

他にも、ウォークマンなどの先進的なもの造りの会社に憧れてエンジニアとして入社したが、製品ラインナップが減ってしまったために、活躍の場が減ってしまった、バブル期に入社した40~50代の社員が管理職を占め、上にあがっていくことが困難だと感じたなど、様々な退職理由により転職して行った人がいます。

 

業界の不振が続き不安要素もありますが、世界に誇れるブランド力はまだまだ健在ですから、ソニーで働きたいと言う人は多いと思います。しかし、現在、エンジニアの中途採用者を積極的に募集しているとは言えませんので、狭き門になるでしょう。

 

エンジニアとして思う存分、力を発揮して働きたいということであれば、知名度が落ちるにしても、若くて勢いがある会社のほうが適切という判断になるかもしれません。(ソニーに関しても、グループ子会社のほうが、働きがいのある職場が見つけやすいかもしれません。)

 

もちろん、大企業ならでの良さ(年収や安定性、大きな会社だからこそ出来る仕事ある等)もあるので、自分が会社に望むことと照らし合わせながら、最適な職場を選ぶことが重要です。

 

このあたりは、エンジニアの中途採用事情に詳しい転職エージェントに確認してみてください。彼らは転職のプロなので、客観的かつ適切なアドバイスをしてもらえるはずです。

 

ITエンジニアにオススメの転職エージェント

マイナビIT

マイナビIT

 

コンサルティングファーム、大手SIer、メーカー、ベンダー、WEB・ゲーム系など、様々な企業からの求人案件を幅広く扱っている、業界最大手の転職エージェント。

 

配属先の人員体制や職場の雰囲気、社内の評価体制、労働環境など、求人票には出てこない裏情報を隅々まで把握しているため、その会社が本当に自分に合うのか、細かいところまで確認することができます。

 

面接対策のフォロー体制がしっかりしていて、適切に自分をPRできるようにサポートしてくれますし、内定がもらえそうな状況になった時には、給与をはじめとする条件交渉を代行してくれるので、好待遇で転職できるケースが多いです。

 

基本的には、どんな形での転職にも対応してくれますが、マイナビITは、二次下請けから大手へといった感じで、就労環境の改善を目的とした転職については、特に力を入れています。

 

残業がなくなったのに、年収は上がったといったような、なかなか魅力的な事例が多々あるので、激務で悩まされている人は、一度相談してみるといいです。

 

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ワークポート

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様々な職種の求人案件を扱う総合系転職エージェントですが、元々は、エンジニアの転職支援を専門としていたという経緯から、IT業界における転職支援を得意としています。

 

システムエンジニア系、ネットワーク系、サポート系、プリセールス系、クリエイティブ系、ゲーム系など、あらゆる職種をカバーしていますし、マーケティング、プロモーション、事業開発、経営企画といった系統の求人にも強いです。

 

また、ワークポートの特徴として、海外勤務を前提としたエンジニアの募集案件が多いので、興味がある人は要チェックです。

 

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type転職エージェント

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typeも総合系の転職エージェントですが、ITエンジニアの転職支援を得意としており、様々な求人案件を保有しています。

 

最近の傾向としては、情報セキュリティ、FinTech(モバイル決済、オンライン送金、オンライン融資、スマホアプリの提供、ビッグデータの活用など)、Industrie 4.0(IoT、M2M、ビッグデータなどのデジタル技術で工場を見える化、自動化する技術)に関連する求人が増えています。

 

これらの分野に精通している人、経験豊富な人であれば、好待遇で転職できる可能性があるので、typeに問い合わせてみてください。

 

(Industrie 4.0に関しては、農業のデジタル化も加速しているので、ここも求人需要が高いです。)

 

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