法務部門の管理職となれば、年収800万から1000万を超えるような求人が多く、高年収が確約されたポジションと言えます。これは、それだけ高い能力と豊富な経験が求められているということの裏返しでもあり、実際に募集要項をみても、応募条件は非常に厳しいものとなっています。

 

法務部長の求人

 

ただし、法務畑で働いてきたという人にとっては、ある意味、当たり前の業務ばかりでもあるので、自分が得意とする分野で攻めていけば、管理職ポジションで転職に成功する確率は高いと言えます。法務は経験が重視される職種なので、40代、50代といった年代の高い層を限定としている求人も出ており、シニア層の人にも十分チャンスがあります。

 

一方、外資系企業や日系グローバル企業を中心に、国際法務に対応出来る人材を募集する案件が急増しており、該当業務のスペシャリストであれば、若手でもシニア層でも年齢不問で採用されています。

 

また、役員候補として、経営管理部門全般のマネジメントを担当するといった案件も出ており、本当に多種多彩です。

 

ただし、法務関連の求人は、非公開求人となっていて、一般的には公開されていないケースが大半です。そのため、法務関連の求人案件を扱っている転職エージェントに登録をして、求人を紹介してもらうことが必須となってきます。

 

下記に、法務職の求人に強い転職エージェントをリストアップしていますので、一度登録して話を聞いてみてください。なお、その時には、同時に複数のエージェントに登録することをオススメします。

 

1エージェントが保有する求人には限りがあるためです。複数のエージェントが、それぞれ独占的に特定企業の求人を抱えている状況なので、様々なエージェントから求人を紹介してもらって、内容を比較検討することが重要です。

 

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

 

年収1000万レベル(もしくは1000万以上)のハイクラス求人専門の転職エージェント。マネジメント職、プロフェッショナル職の求人案件に特化したエージェントでもあり、管理職の求人案件については様々なポジションの案件をカバーしています。

 

法務部門の管理職(部長、課長)の案件についても多数保有しています。メーカー、商社といった業種の企業に加えて、金融、IT関連企業からの求人が多くなっているのが特徴です。

 

契約書作成・審査、訴訟対応といった一般法務に加えて、株式取得、会社合併・分割、事業譲渡といった企業再編法務、新規ビジネスのリーガルチェックといった事業立ち上げに関する法務に対応出来る人材を募集する案件が多くなっています。

 

また、管理部門全般のプレイングマネージャーとして動ける人材を募集する案件や、役員候補として管理部門のマネジメントに加えて、会社経営にも関与するといったポジションの案件も出ています。

 

将来の管理職候補として若手ビジネスマンを募集する案件もあれば、経験豊かなシニア層(50代)を求める案件まで、各年代を対象にした案件を保有しているのもビズリーチの特徴です。

 

リクルートエージェント

8万件以上の求人案件を保有する国内最大手転職エージェント。マネジメント職の求人案件については、様々な職種の案件を幅広くカバーしており、法務職の求人についても常時扱っています。(課長・部長・執行役員等、ポジションも様々です。)

 

グローバル企業からの求人の取り扱いに力を入れているエージェントであるため、国際法務のスペシャリストを募集する案件が多くなっているのが特徴です。

 

日本語・英語での契約書作成・チェック、海外関係会社との法務面での連携体制の構築、新規事業の立上げに際してのリスクチェック、海外における法務デューデリジェンス支援といった業務を担当することになりますが、ASEAN・北米・ヨーロッパを対象に、全ての業務において英語で対応出来るような人材が求められています。

 

国内、海外を問わず、弁護士資格を取得している人材、国内外の大学において、法律関係を専攻している人材であれば、有利な条件で転職出来る可能性が大です。

 

APASS

弁護士・法務・コンプライアンスの求人に特化した人材紹介会社。ほぼ全業界の法務関係の求人を取り扱っているので、一度目を通しておいて損がないエージェントです。

 

管理職レベルの求人については、法務部長、知的財産部長といったポジションの案件が出ています。ジュニアカウンセル・シニアカウンセルというふうに、複数のポジションで同時に募集がかかっている企業もあり、その場合、これまでの実務経験年数によって、応募出来るポジションが違ってきます。

 

関連グループ全ての実務をマネジメントすることになる法務統括部長といったポジションの案件も出ており、一般企業法務に関する実務経験に加えて、M&A交渉経験、インハウスカウンセル(社内弁護士)経験を持ち合わせている人材が募集されています。

 

エリートネットワーク

20代から30代の若手ビジネスマン向けの転職支援に力を入れている人材紹介会社。将来的に会社の中核社員として活躍出来るような有能な人材を求める企業からの求人が多く、管理職レベルの求人についても、30代のビジネスマンを対象とする案件を多数持ち合わせています。

 

法務関係の求人についても、常時10件前後の案件を保有しています。製薬メーカー、老舗玩具メーカー等、大手上場企業からの案件が多いのが特徴です。

 

海外に進出している企業からの求人だと、国内の法務部長候補として採用、いずれはグローバル法務部門のマネージャーに転身することが想定されるといった案件も出ています。ビジネスレベルの英語力(TOEIC800点以上)さえあれば、海外業務経験や国際法務の知識は問われないとされるケースが多いので、こういったキャリアに興味がある人は要チェックです。

 

en転職コンサルタント

30代後半、40代の中堅ビジネスマンの転職支援サービスに力を入れているエージェント。法務部門における管理職レベルの求人案件を多数保有しています。求人元は大手企業から外資系企業、ベンチャー企業まで様々です。(業種も様々ですが、特にメーカーやコンサルティング企業からの案件が多くなっています。)

 

いずれも中途採用者に対しては、法務部の戦略立案と実行、マネジメント、リーガルリサーチ、知的財産申請及び運用、契約書審査、契約条件の交渉など、総合的な業界経験を身につけていることが条件となっています。

 

また、海外にビジネス展開している日系企業や外資企業からの求人だと、海外における弁護士資格を保有していることが応募条件となっている求人も発生しています。

 

30代の若手ビジネスマンを将来のマネージャー候補として採用するといった案件も多数扱っているので、マネジメントポジションへのキャリアアップを狙っている人は、是非相談してみてください。

 

MS-Japan

財務経理、法務、人事、経営企画といった管理部門専門の人材紹介会社。法務職のマネジメントポジションの求人についても、常時複数の案件を保有しています。会計事務所やコンサルティングファーム、総合商社からの求人が中心です。

 

いずれも、管理部門業務全般(人事・経理・財務・法務・総務等)が職域となっており、企業によっては、自分が得意とする分野における部長職へとキャリアアップを図れるケースがあります。

 

外資系企業からの求人に関しては、知財管理や英文での契約書作成、海外企業や政府機関との契約交渉が主業務とされる案件が多くなっており、該当業務に関する実務経験を持ち合わせている人材が少ないため、経験者であれば引く手あまたとなる可能性は高いです。

 

パソナキャリア

大手人材サービス、パソナグループが運営する転職支援サービス。様々な業種の求人を扱っていますが、特に製造業界の案件を得意とする人材紹介会社です。

 

法務関係の管理職レベルの求人についても、日系メーカーからの募集案件を中心に複数の案件を扱っていますが、いずれも「法務部長」といった法務専任ポジションの案件ではなく、総務部長として、人事・総務・経理といった部署と合わせて法務部門のマネジメントを兼任するといったポジションの案件となっています。