声優のマネージャーというのは、声優のマネジメント業務に加えて、仕事を獲得するための営業が重要な役割となってきます。どちらも大切な仕事ではありますが、順位付けをするのであれば、営業のほうが上です。

 

声優のマネージャーというのは営業マン

 

仕事がなければ、何も始まらないですし、売り込みをせずに勝手に仕事が舞い込んでくるような声優というのは、全体のごく一部に過ぎないからです。大半の声優は、マネージャーがボイスサンプルとプロフィールを持って、制作会社に営業回りをして仕事を獲得することで、声優として働くチャンスと巡り会えるわけです。

 

ここではじめてマネジメント業務が発生することになるので、順序として、営業→マネジメントとなるわけです。

 

そのため、営業スキルというのはマネージャーにとって、非常に重要な要素となってきます。特に新人マネージャーほど、駆け出しの声優を担当することになるため、自分で営業しなければ、仕事を得ることが出来ません。

 

逆に言えば、新人マネージャーのなかで、自分が担当する声優のために仕事を取ってこれる人間というのは、会社からしても存在価値が高く、より重要な仕事を任されるようにもなり、どんどん出世していくことが出来ます。

 

こんなふうに書くと、話がうますぎると思われるかもしれませんが、芸能は実力主義の世界ですし、特に声優事務所というのは零細企業が多いので、仕事を取ってこれる人間を高く評価します。大手企業のように若いからとか、学歴が低いからといった理由で差別することはありません。

 

仕事で結果を出せば勝ちです。

 

そういった意味で、新人マネージャーほど、営業スキルを磨くことを意識すべきです。正直なところ、マネジメント業務うんぬんというのは、最初は言われたことをやるぐらいで十分です。それよりも営業です。

 

営業スキルを身につけてから転職するという考え方

そうはいっても、最初から営業力に長けている人間というのは、そうはいないので、仕事をしながらスキルを磨いていくことになります。新人の場合、最初はアシスタント的な役割からスタートするはずなので、先輩や上司の営業活動を観察しながら勉強することが重要です。

 

効果的な営業手法というのは、業界によって違いますし、特に芸能は特殊な業界なので、こうやって現場での実践のなかで、経験しながら身につけていくのがベストです。

 

これが一つのやりかたですが、もう一つの考え方としては、営業スキルを身につけてから、声優のマネージャーになるという方法もあります。

 

声優のマネージャーというのは、常に募集がかかっている職種ではないので、タイミングによっては求人が見つからないという可能性が十分にあります。

 

そういった時には、業種は何でもいいので、営業の仕事に就いて、営業マンとして働きながら声優マネージャーの求人が出るチャンスを待ったほうが得策です。

 

先ほど、業界によって効果的な営業手法が違うと書きましたが、その反面、営業の基本というのは、どの業界でも共通しているので、別の業種で経験したことも役立ちます。実際、芸能事務所はマネージャーを募集する時に、営業経験者を高く評価します。

 

社内でトップクラスの結果を出したといったような実績があれば尚更です。幸い、営業というのは仕事が溢れている職種なので、会社のえり好みさえしなければ、幾らでも見つかります。こういったところで、経験を積みながら、機会を持つというのは、かなり賢いやりかたです。

 

間違っても、フリーターでコンビニでバイトしながら、求人を探すなんてことはしないでください。この時点でアウトです。仮に声優マネージャーの求人がみつかったとしても、面接で落ちる可能性が大です。

 

同じフリーターであれば、フルコミッションの営業に挑戦するといったほうがいいです。かなり辛い仕事ではありますが、結果を出せば見返りは大きいですし、こういった仕事が辛いと言っているようでは、声優マネージャーという仕事も務まらないのではと思います。トレーニングと思って、こういった仕事に取り組むようにしてください。