Big4税理士法人の転職事情

 

税理士法人業界の最大手と言えば、big 4税理士法人です。税理士として働くのであれば、一回は勤めてみたいという人も多く、その人気は昔から衰えることがありません。税理士としてのステータスとも言える存在とも言えるかもしれません。

 

しかしながら、そのbig 4税理士法人の内情を、正確に把握しているかどうかと言えば、自信がないという人も、少なくないのではないでしょうか。そこで、このページでは、big4の内情について、色々な角度からまとめています。

 

上から順番に読んで頂いてもいいのですが、予備知識が殆どないという人も対象に、内容をまとめているので、『こんなこと、今さら言われなくても知っているよ』ということもあるかと思います。

 

そこで、下記に、目次をつけておきますので、知識がある方は、自分が知りたいところだけを、お読みください。

 

そもそもの話、big4とは何?

一体、big 4税理士法人とは、どのようなところなのでしょうか。big 4税理士法人とは、以下の4つの税理士法人のことを指しています。

 

  • デロイトトーマツ税理士法人
  • KPMG税理士法人
  • PwC税理士法人
  • EY税理士法人

 

いずれも外資系大手監査法人のグループ企業で、在籍している税理士有資格者の数だけでも、100名以上の大規模組織となっています。(資格を持たない社員を含めると、1000名規模の企業です。)

 

big4税理士法人は、主に、法人向け税務サービスを提供しています。そのサービス内容は、「大企業向け税務」、「特殊税務(M&Aや事業承継、金融)」、「国際税務」といったもので、通常の会計事務所では、あまり提供していないサービス内容に特徴があります。

 

big4に採用されるのは、どんな人?

業界最高水準のbig4に採用されるのは、いったいどんな人なのでしょうか。項目ごとに、まとめていきます。

 

 年齢は?

一般的な転職市場では、年齢を重ねると転職は難しくなりますが、big4への転職も同様に、年齢を重ねると、状況はどんどん厳しくなっていきます。

 

しかし、実務経験が豊富で、マネジメント経験もあるといったような、即戦力レベルで活躍出来る人であれば、年齢に関係なく採用されます。40代、50代の人が、好条件で採用されるケースも少なくありません。

 

逆に言えば、それほど大きな実績がないのに、転職出来る可能性があるのは、20代のうちだけということです。

 

ただし、20代の若手税理士で、big4に勤務している人の大半は、新卒採用なので、中途だと、やはり会社側から認められるだけの実力・実績がないと、big4への転職は厳しいです。

 

Big4税理士法人の転職事情

 

 実務経験は?(どんな経験が求められる?)

実務経験の有無によっても、採用される可能性は大きく変わってきますが、未経験者でも採用されるケースがあります。

 

実務未経験者の場合

まず、税理士事務所での実務経験がない人は、以下のような条件に該当する場合に、採用される可能性があります。

 

  • 20代前半の場合、科目合格1科目以上
  • 20代後半の場合、科目合格4科目以上(できれば法人税法を含む)
  • 英語力のある人(TOEIC700点以上)

 

税理士事務所での実務未経験者は、基本的にポテンシャル採用(その人の将来性を重視した採用)となります。よって、年齢は若ければ若いほうが有利、税理士試験の科目合格は多ければ多いほど有利になります。

 

具体的な条件としては、まだ年齢が若い人(24歳以下の人)であれば、税理士科目で1科目でも合格していればチャンスがありますが、やや上の年齢となると(25歳以上の人)、最低でも4科目以上に合格していないと厳しいです。

 

実務経験者の場合

次に、税理士事務所での実務経験がある人で、採用されやすいのは、以下のような条件に該当する人です。

 

  • 法人顧客の月次監査から税務申告まで、一通りの業務が完結できること
  • 税理士科目(法人税法を含む)に合格していること
  • 資産税や国際税務といった、得意分野がある人
  • 英語力のある人(TOEIC700点以上)

 

実務経験者の場合には、即戦力として働けるだけの能力が求められます。最低限、法人顧客の税務申告を担当出来るだけのスキルが必要です。

 

また、税法について正確な知識を持っているかどうかを測る指標として、税理士試験の科目合格の有無を見られます。

 

実際の募集要項では「税理士科目合格者以上」という書き方になっていることが多いのですが、現実的には、法人税法の科目合格が最低条件となっていると、考えておいたほうがいいでしょう。

 

 資格の必要性は?

上記で述べたように、実務経験の有無にもよりますが、20代であれば税理士試験科目合格者でも応募可能です。しかし、30歳を超えると、税理士資格の保有が必須条件となります。また、後述しますが、業務上で英語を使うケースが多いため、TOEIC700点以上も必須です。

 

 語学は?

big4はいずれも外資系なので、本社スタッフとのコミュニケーションで、英語が必要となりますし、抱えているクライアントにも、外資企業も多いため、英語力は業務で必須となります。

 

そのための基準となるのは、TOEIC700となりますが、実際に、業務を遂行するうえでは、会計・税務分野の専門用語を理解出来ないと通用しないので、単純に英語が話せるかどうかだけでなく、専門用語の知識も見極められることになります。

 

書類選考の段階ではTOEIC700点以上というのが、目安になりますが、面接の段階では、もっと突っ込んでチェックされるので、注意してください。

 

なお、実務で英語を使っていた経験や、留学経験というのは、選考課程において、有利に働くので、必ず職務経歴書に書いておいてください。

 

Big4税理士法人の転職事情

 

 性格、人物特性は?

Big4に採用される人物には、一定の傾向、特徴があります。まず、クライアントに対して、国際税務、事業再編、M&A、金融関連、移転価格など、様々な分野における、税務アドバイスを提供するというのが、主な仕事となりますが、ここでは、クライアントとの意思疎通が欠かせません。

 

そのため、対人コミュニケーションのスキルは、重要視されますし、人物特性としても、明るく人付き合いが好きなタイプのほうが、好ましいとされています。

 

また、グローバル化する経済、多様化するビジネスを、様々な見地から分析して、的確に業務を遂行していくためには、幅広い見識、柔軟な思考力、豊かな感性、強い行動力なども必要となります。

 

さらに、big4においては、下記のような特性を兼ね備えていることが、求められています。

 

  • 困難な状況であっても、乗り越えていけるだけの強い意志と忍耐力があること
  • やりがいのある環境で活躍したいと願う、高い向上心を持っていること
  • クライアントの繁栄をサポートして、その成功を分かち合いたいと気持ちを持っていること

 

 学歴は関係する?

結論から言って、big4に限らず、税理士事務所や会計事務所では、学歴というものがほとんど評価の対象になりません

 

その理由としては、税理士という仕事は技術職であり、キャリアを重ねることによって、能力が磨かれるという背景があるためです。従って、(少なくても中途においては、)学歴によって選考に差が出るということはほぼありません。

 

その反面、外資は意外と学歴重視の傾向があることも事実です。国内の4年制私大以上の学歴であれば、問題視されることはありませんが、有名な大学を出ているほど、印象が良くなるというのは現実にあります。

 

また、MBA出身者も外資の転職活動では、有利になる傾向があります。ただし、ほかの業界と比較すると、学歴の影響が弱いのが、会計という分野と考えてください。

 

ちなみに、これは入社してからのほうが、より顕著になります。税理士というのは、能力を客観的に可視化しやすい仕事です。

 

たとえば、担当している担当顧客からどう評価されているかというのは、その人が得ている顧問料の合計額を見れば、一目瞭然です。また、顧客から信頼を得ている人は、新しい顧客を紹介してもらうケースも多いです。

 

顧客を獲得するというのは、事務所の売上に直結するので、単純に、業務を遂行するだけでなく、自分で新しい顧客を引っ張ってくるような職員のほうが、優秀だとみなされますし、社内の評価が高くなり、昇進・昇給のチャンスが巡ってくることになります。

 

big4の年収はどれくらい?

年収については、要求される仕事のレベルが高いだけに、一般企業と比較すると、かなりの高額となります。

 

たとえば、どの業界でも、新入社員の年収は300万円に届くかどうかというのが、珍しくありませんが、big 4の場合、入社1年目から500万円前後の年収が期待できます。

 

その後、キャリアを積めば700万円~800万円、マネージャーなどの管理職につけば、1000万を突破しますし、幹部クラスにまで登りつめれば、数千万円レベルの年収を得ることも可能です。

 

また、年代別の年収調査によると、big4、全ての事務所において、20代の平均年収は650万円を超えており、これは、一般的な会計事務所で、20代の職員が得られる年収水準よりも、はるかに高額です。

 

一方、30代の平均年収は748万円となり、20代から、それほど伸びていないように見えますが、これは、個人差が大きくなるためです。

 

調査対象者のなかで、1000万円以上の年収を得ている人も多いのですが、その大半が、マネージャー以上のポジションに就いていたので、管理職に昇格できるかどうかで、年収が大きく変わるということが分かります。

 

30代というのは、あらゆる年代のなかでも、最も年収の個人差が大きな年代であり、マネージャー昇格への競争が激化するタイミングなので、結果として、年収格差が生じやすい世代ともなっているようです。

 

これが、40代以上になると、既にマネージャー以上の職位に就いている人が多く、平均年収が1000万円を超えるようになります。

 

パートナークラスに就任されている人は平均でも3000万円以上、高額所得者になると7000万円以上の報酬を得ている人もいました。

 

ただし、これは、40代になる頃には、誰でもマネージャーになれるということではなく、40代になるまでに、昇進出来なかった人は、その前に辞めている(辞めさせられている)ということです。

 

Big4税理士法人の転職事情

 

Big4は年俸制

big 4では、どの事務所でも年俸制が採用されており、本人の実績に、事務所全体、及び、所属部門の業績、残業量などによって、翌年の年俸が算出されることになります。

 

一般スタッフに関しては、残業代が別支給となるので、残業時間の多少によって、年収が変わることになります。(マネージャー以上の管理職には、残業代は支給されません。)

 

役職別の想定年収については、おおむね、下記の通りとなります。

 

<big4における、役職別の想定年収>

  • スタッフ 450~650万円前後
  • シニアスタッフ 650~850万円前後
  • マネージャー 1000万円前後
  • シニアマネージャー以上 1,200万円以上
  • ディレクター/パートナー 1,500万円以上

 

big4に採用されるには、どんなことに注意すればいい?

まずは、経歴が優れているということが大前提です。たとえば、ほかの応募者よりも学歴が良い、税理士資格を取得している、英語をネイティブレベルで使える、業界での実務経験がある、優秀な実績があるなど、何かしらの強力なアピールポイントが必要です。

 

また、仕事の内容に、こだわりを持ち過ぎないことも重要です。税理士法人は規模が大きいところほど、様々な業務を展開していますが、部門制となっているので、部署によっては人材が不足していることもあります。

 

そういった部署を狙って応募すれば、人材が足りている部署に応募するよりも、採用されやすくなります。

 

また、応募方法を工夫するというのも重要です。big 4への転職活動を行う場合、それぞれの企業に直接応募する方法(企業サイトからエントリーする方法)と、転職エージェントを経由して応募する方法の、2種類があります。

 

もちろん、直接応募で採用されるケースもありますが、多くの人は転職エージェントを経由して採用されています

 

その理由としては、転職エージェントが、応募する人の適正に合わせて、紹介する部署を吟味することが挙げられます。そのため、普通に応募するよりも、採用される可能性が高くなります。

 

つまり、応募する人の特性や強みに合わせて、適材適所で応募先を選ぶことで、採用率を高めているということです。

 

転職エージェントは、日常的にbig4の人事担当者と打ち合わせをしていて、どの部門で、どのような人材が必要とされているのか、詳しい情報を把握しています。

 

これは、一般人が知ることが出来ないことなので、これだけでも、直接応募というのは、不利ということが分かります。

 

big 4への転職の採用率を少しでも高くするのであれば、転職エージェントへの登録は必須と考えてください。

 

なお、最近のbig 4の採用傾向について、採用基準が若干緩和していると、見受けられる点がいくつかあります。

 

たとえば、税理士として、上場企業や外資系企業に関わってきた対応経験があれば、語学力に自信がなくても、内定を獲得できるケースが増えています。

 

また、本格的な税務業務の経験がなくても、ビジネスレベルの英語力があれば、内定を獲得できるといったケースも、見受けられます。

 

現在、big 4では税務申告サービスに加えて、M&A、海外進出支援、移転価格、組織再編等の付加価値案件が増えているため、既存メンバーに加えて、新規採用にも力を入れている状況です。

 

そのため、今後しばらくは、採用基準の緩和が続くことが予想されるので、big4への転職を目指すには、格好のタイミングです。

 

Big4税理士法人の転職事情

 

big4は誰にとっても、最適な職場というわけではない

big4の待遇は、ほかの税理士法人や会計事務所と比較しても、恵まれていると、ハッキリ断言できます。

 

まず、年収は業界トップクラスです。休暇も繁忙期以外は取りやすいです。そして、big4は、試験休暇が用意されるなど、税理士試験に合格するためのバックアップ体制が整っているのもメリットの1つです。

 

そのため、勤めながら、税理士試験に合格する人が多いのも、big4の特徴であり、試験を受ける側からすれば、これは非常に恵まれた環境と言えます。(有給休暇を組み合わせれば、1ヶ月程度の休みを取ることも可能です。)

 

その反面、独立を目指すという前提で考えると、big4は決して最適な選択肢とは言えません。独立するうえで、役立つような経験を積める環境ではないためです。

 

いくら大手のbig4でも経験出来ない業務があります。・・・というより、big4のような大手だからこそ、出来ないことがあります。たとえば、社長とのやりとり、中小企業の支援といったものがそうです。

 

特に、社長と話せる機会というのは、経営の生の状態を知る機会となるので、こういった経験が出来ないというのは、独立を目指す人にとっては、大きな痛手となります。

 

よく言われることですが、雇う側と雇われる側では、全く見える景色が違うので、幾ら社員として働いても、経営者としての視点は養われません。そのため、経営者から、生の声を聞けるというのは、とても貴重です。

 

また、小さな事務所だと、何でも屋のような感じで、あらゆる仕事を自分で処理する必要がありますが、独立したとしたら、全てを自分一人でこなさなければいけないので、こういった経験というのは、独立を前提にすると、貴重なものとなります。

 

一方、big4だと、完全な分業制なので、自分が担当する業務に関しては、プロと言えるだけの経験・スキルを得ることが出来ますが、自分の守備範囲外のことは、全く分からないということになります。これは、独立した時には、かなりのマイナスとなります。

 

独立を視野に入れていて、しかも、なるべく早くということで考えているのであれば、big4は不向きです。

 

Big4で働くことで、かえって遠回りになってしまう可能性のほうが高いので、それよりも、中小企業や零細企業、個人事業主のクライアントを、数多く抱えている会計事務所を選択することをオススメします。

 

また、国際税務を専門的に経験したいと考えている人にとっても、big4が最良の選択肢になるとは限りません。外資系企業やグローバル企業で、経理の仕事に就いたほうが、より実践的な経験を積める可能性があるためです。

 

外資系企業の場合、経理財務セクションは、年収も高い傾向にありますから、税理士法人や会計事務所に勤めるよりも、面白いかもしれません。

 

ちなみに、経理・会計分野の実務経験があるけど、国際税務の実務経験がない人の場合、最初は、日本法人の決算書を、IFRSや米国の会計基準で連結に持っていくというような仕事がメインになります。

 

そういった仕事に、数年間取り組んだ後、国際税務を担当するというケースが、最も多いパターンです。

 

会計事務所での実務経験があれば、採用してくれる外資は、けっこうあるので、国際税務に興味があるのであれば、ぜひチェックしてみてください。

 

big4の求人情報を入手するには、どうすればいい?

前述しましたが、big 4への転職活動を行う場合、それぞれの事務所に直接応募するという方法と、転職エージェントを経由して応募するという方法の、2種類があります。

 

(それ以外だと、ハローワークで探す、転職サイトで探すという方法もありますが、あまり効率的ではないため、ここでは割愛します。)

 

直接、応募する場合には、公式サイト内の採用ページを見て、求人情報を確認します。公式サイトを見るメリットとして、企業理念や詳細な求人情報を得られる、企業が求めている人物像を具体的にイメージ出来るといったことが挙げられます。

 

次に、転職エージェントを活用する場合ですが、専門キャリアアドバイザーがついて、転職のサポートを行ってくれるので、それだけで十分質の高い情報を得ることが出来るでしょう。

 

(自分の希望条件を伝えて、その条件に合う求人を、探してもらうといったことも可能です。)

 

また、転職エージェントは、それぞれ、そのエージェント独自の非公開求人や独占案件を、持っています。

 

こういった求人は、表には出てこないため、登録しない限り、応募することは出来ませんが、好条件の求人ほど、非公開になっているので、条件の良い仕事を見つけるうえでは、エージェントへの登録というのは、欠かせません。

 

注意点としては、エージェントごとに、保有する求人が違うため、複数の転職エージェントから、求人を紹介してもらうほうが、より選択肢が増えるということです。紹介してもらった求人を、比較検討したうえで、転職先を絞り込むというのが、ベストの流れです。

 

なお、応募する会社が決まったら、手続きなどの事務処理は、全て転職エージェントで行ってくれます。

 

Big4税理士法人の転職事情

 

big4の求人を扱っている、代表的な転職エージェント

big4の求人情報を入手する際には、下記の転職エージェントがオススメです。会計分野に強いので、情報源として頼りになります。

 

MS-Japan

経理・会計士・税理士などの転職に役立つ「管理部門特化型エージェント」として、業界ナンバーワンの実績を誇ります。

 

求人数の多さも魅力的ですが、エージェントの質とサービス内容の高さも評判で、専門性への理解度も高く、面接対策についても、入念にフォローしてくれます。(応募書類を添削してもらうこともできます。)

 

会計士や税理士などの資格を持つ人が、年間3000名以上登録しており、創業から25年間で20000名以上の転職を成功させている、実績が豊富な信頼できる転職エージェントです。

 

マイナビ税理士

転職市場において、抜群の知名度と実績を誇る、マイナビグループが運営する税理士向けの転職支援サービスです。

 

ほかの転職エージェントと比較した場合、受けることができるサービス内容は一緒ですが、大きく違っているのが、求人数とサポートの質です。

 

マイナビが保有する求人数は、かなり多く、ここは業界トップクラスです。ただし、その8割は非公開となっているので、登録することが、紹介してもらうための必須要件となります。

 

また、キャリアカウンセリング、面接対策、書類対策、スケジュール調整などのサポート体制は万全であり、大手ならではの丁寧なフォローを受けられます。

 

REXアドバイザーズ

公認会計士や税理士の転職支援を専門とする転職エージェント。会計事務所、税理士法人だけでなく、一般企業への転職もサポートしてもらえます。

 

どの年代の人も、サポートを受けられますが、REXアドバイザーは、30代、40代のサポートを、最も得意としています。

 

ポジション的には、マネージャー、幹部候補がメインとなるので、働き盛りの人が、キャリアアップを目的として、転職する時に、最適なエージェントです。

 

なお、RXアドバイザーズは、税理士の資格を活かして、これまでとは違う業種・職種に挑戦してみたいという考えを持つ人の転職支援実績も豊富です。

 

ジャスネットキャリア

公認会計士が創業した会計士・税理士向けの求人情報を紹介する転職エージェント。取引実績のある企業は3,000社を大きく超えており、高品質な求人を紹介してもらえると評判です。

 

若手(20代)、中堅(30代)、管理職を含めたベテラン(40代以上)、それぞれのキャリアにあった求人を豊富に揃えているので、どんな年代の人でも利用出来ます。

 

今現在、big4の求人には、どんな内容の求人が多い?

big4全てに共通するものとして、下記のような職務内容の求人が多くなっています。

 

  • 国際税務コンサルティング
  • M&A税務アドバイザリー
  • 移転価格コンサルティング 
  • 国内および国際法人税務業務

 

募集ポジションとしては、アソシエイト、シニアアソシエイト、マネージャーなどが中心です。

 

【big4への転職に関連するQ&A】

big4は激務?残業は?

big 4の場合、男性・女性にかかわらず、仕事は相当な激務になります。深夜まで、残業する。急な対応が必要となって、休日に出勤する。こんなケースが珍しくありません。

 

また、業務量は、時期によって変動します。big4のクライアントには、外資系企業の日本子会社が多く、そして、外資は12月決算としているところが多いため、1~3月が1年のなかで、最も忙しい時期となります。

 

1年間でのおおよその流れとしては、1月は外資系企業の本国へのレポートと、監査のピークを迎えます。次に、12月決算のクライアントが多いことから、2月は法人税の確定申告のピークです。

 

とはいっても、申告期限の延長を受けているクライアントが多いので、2月は消費税確定申告と見込納付額の算定がメインとなります。

 

3月になると、法人税等の確定申告書を作成して、最終チェックを行うことが、メインの仕事となります。また、課税所得があるにも関わらず、2月中に作業が終わらなかったクライアントへの対応を行うことにもなります。

 

4月は国内大手上場企業の監査シーズンです。一人あたり、2~3日で10社弱を担当するため、事務所にいる時間は、ほとんどないようです。この3月決算の国内大手上場企業のタックスレビューは、税法が複雑で難易度が高いです。

 

また、税制改正は4月1日以降の事業年度から適用されるものが多いので、この時期には、勉強も欠かせません。そのような状況のなかで、短時間で仕事もこなさなければならないという、二重のきつさがあります。

 

5~6月は、国内大手上場会社の子会社の消費税確定申告や、法人税等の確定申告などが増えます。ただし、big4の場合、外資系企業と比べると、国内企業のクライアントは少ないため、1~4月よりも、業務量が少なくなっていきます。特に、6月以降は業務量が減る傾向にあります。

 

そして、7~9月は、業務量が最も少ない時期となります。このタイミングで、長期休暇を取得する人も多いです。

 

そして、ここでリフレッシュした後、10月~12月において、ピークのシーズンである1~3月の準備を進めます。クライアント回りをして、契約の更新や今年度の状況の確認を行ったりするなど、これから迎える繁忙期へ向けて、動き始める時期です。

 

12月は年末調整の時期ではありますが、給与計算業務を担当していなければ、関係ないので、けっこう、この時期も暇です。

 

とはいえ、ここで油断して、ノンビリしていると、1月以降の繁忙期がきつくなるので、この時期に事前準備をしておくことが、ピークシーズンを乗り越えるためには、極めて重要です。

 

これが、big4の1年を通しての仕事の流れですが、20代の若手のうちはともかく、30代になって自分の家庭を持つようになると、仕事一辺倒というのは、現実的に難しくなります。

 

家族との時間を確保するために、big4からの転職を検討し始める人が多くなるのが、この年代です。

 

Big4税理士法人の転職事情

 

休みはどれくらい?

big4では記帳代行・記帳指導といった業務が少ないので、閑散期に休みを取りやすいです。また、1つのクライアントにつき、数人でチームを組んで対応するため、カバーしてくれる人がいるのも、休みの取りやすさにつながっています。

 

繁忙期は終電やタクシーでの帰宅、場合によっては、オフィスや近くのホテルに泊まるくらいの忙しさとなりますが、繁忙期が終わった後の閑散期には、1~2週間のまとまった休みを取得することも出来ます。

 

激務ではあっても、オンとオフの切り替えができるのが、big4の特徴と言えるでしょう。

 

big4での仕事内容は?

big 4は、どこも分業化が徹底しています。クライアントの多くは、外資企業や日系の大企業なので、記帳代行、給与計算、個人の確定申告といった業務は少ないです。

 

会計の数字が固まった後の法人税確定申告や、系列の監査法人の監査手続きの一環としてのタックスレビュー、国際税務、M&Aに関する税務などの、コンサルティング業務が中心となります。

 

業務内容を、big4と、一般的な税理士法人・会計事務所とで比較した場合には、下記のような感じとなります。

 

big 4税理士法人 他の税理士法人・会計事務所
体制 分業制 分業制かどうかは人数次第
クライアント 外資系企業、大企業 中小企業
記帳代行・給与計算 少ない(顧客の経理部担当) 多い(記帳指導が必要)
決算書 顧客が作成 税理士法人・会計事務所が作成

 

決算書は会計監査を受けている場合が多いのですが、会計と税務は一致しないのが普通なので、法人税確定申告書を作成する際に、税務調整を行うことになります。

 

クライアントの取引ボリュームが非常に多いこと、また、クライアントの経理担当者が、ある程度の会計・税務知識を有していることから、すべての取引を見ることはありません。

 

税務調整が必要になる可能性が高い科目をチェックしつつ、税法上、論点になりそうな項目を経理担当者と確認しながら、税務調整が必要となる箇所を把握するのが、メインの仕事となります。

 

また、big4では、海外に進出しているクライアントや、M&Aを実行中のクライアントも多いので、他の税理士法人・会計事務所に比べると、国際税務や組織再編税制などの、高度な税務に接する機会が多めです。

 

big4でのキャリアは?

定年までbig4で勤めあげる人は、ほとんどいません。基本的には、どこかのタイミングで退職して転職、もしくは独立します。割合としては、転職する人のほうが多いです。転職先は、上場企業、外資系企業がメインで、転職したタイミングで、年収が上がる人が多いです。

 

独立に関しては、big4を辞めてすぐに独立するパターンと、準大手・中小の会計事務所に転職して、独立後に役立つような実務経験を積むという、ワンクッション置くパターンに分かれます。

 

ちなみに、これまでは、big4出身者の主な転職先としては、準大手税理士法人、中堅税理士法人、独立型事務所、個人会計事務所などの会計ファームが主流でしたが、最近では大手上場企業や大手金融機関、総合商社などを中心に、会計事務所出身者の採用を強化している企業が増えているため、一般企業も新たな転職先候補として、注目を集めています。

 

また、新規株式上場を狙うベンチャー企業でも、経理担当者や将来のCFO候補として、big 4出身者を採用するケースが増えています。

 

いずれにしても、big4での勤務経験があるということは、それ自体が、優秀さを証明するものですし、激務を乗り越えてきた人間でもあるので、転職市場においては、引っ張りだこです。

 

どこの会社に転職しても、歓迎されることは間違いないので、将来は明るいと言えます。