タクシードライバーの収入

 

タクシー業界未経験という人にとっては、タクシードライバーが、どれくらいの給料をもらっているか、想像が付きにくいと思いますので、このページで詳しく述べてみたいと思います。

 

ただし、業界には様々な会社がありますので、このページで書かれていることが、絶対的に正しいということでは、ありません。このページで扱っている情報については、あくまでも、1つ参考例として、捉えてください。

 

タクシードライバーの給与体系

タクシードライバーの給与体系というのは、基本給がベースとなっていますが、それに加えて、歩合制を組み合わせているところが多い業界です。基本給を低く設定する代わりに、歩合の率が高いというのが最も多いパターンなので、そういった意味では、完全歩合と言うことも出来ます。

 

タクシーの売上は、そのまま粗利として考えて、その売上の半分くらいが、ドライバーの給料になるというふうに捉えてください。ただし、東京都内では、売上の6割を、給料として設定しているタクシー会社も存在するなど、地域差があるのも、タクシー業界の特徴です。

 

収入の地域格差

収入のことを考える時に、忘れてはいけないのは、地域格差です。どの地域で働くかによって、タクシードライバーの年収は大きく変わってくることになります。当たり前ですが、大都会で、お客の流れが早いところは、必然的に売上が増え、自分の収入も上がります。

 

これは、自分では、どうにもならない部分もありますが、少しでもタクシー利用者が多い地域で働くようにしてください。

 

なお、収入を上げるということで言えば、いつ、働くかというのも重要です。タクシードライバーの勤務日数は、1ヶ月11~13日というのが、基本です。

 

1日あたりの、平均勤務時間は18~20時間という体制となるので、労働時間は長めですが、同じ時間働くとしても、平日に漠然とこなすよりも、お客の流れが多い週末などに集中して、勤務したほうが、より多くの収益が見込めます。

 

タクシードライバーの平均年収

では、ここから全国のタクシードライバーの平均年収を見てみましょう。おおよその目安としては、300~400万円となりますが、一般社団法人東京ハイヤータクシー協会が出している資料によると、都市部でのタクシードライバーの平均年収は400~500万円です。全国平均と比べて100万円ほど高くなっています。

 

東京23区内のタクシー会社だと、600万円を超えるタクシー会社もあり、他業種と比較しても、見劣りしない数字となっています。

 

もし、あなたがタクシードライバーとして転職を考えていて、なおかつ高収入を得たいと考えているのであれば、都市部を狙うということは、頭に入れておいてください。

 

高年収を得ているタクシードライバーの特徴

タクシードライバーというのは、自分の腕次第で、収入が大きく変わってきます。実力差が生じるということですが、ここで、高い年収を得ているタクシードラバーの特徴をまとめてみます。

 

ちなみに、運転技術については、タクシードライバーとしては、当たり前のことなので、敢えて触れていません。

 

土地勘があり、道に詳しい

これも、言うまでもないかもしれませんが、道に詳しいというのは、タクシードライバーとしての必須要件です。これは、最短ルートを知っているという意味でもあるし、渋滞の時間帯を把握していて、状況に応じて、ルートを切り替えられるという意味でもあります。

 

もちろん、お客さんから、『●●』までと言われた時に、その場所が分かるかどうか、『この近くで、オイシイお店がない?』と聞かれた時に、さっと答えられるかどうかということも、重要です。(こういった、何気ないことがリピーターを増やすコツです。)

 

常に安全運転を心得ている

過去の自分自身の運転履歴を思い出してください。ちょっとした違反などを経験しては、いないでしょうか。

 

軽度であっても、何らかの違反を繰り返しているような人だと、タクシードライバーとして、高収入を目指すことは難しいかもしれません。それは、ドライバーとしての本質がなっていないからです。

 

ちょっとした気の短さが原因で、全てを失ってしまう世界なので、安全運転は肝に命じてください。(給与が高いタクシー会社ほど、安全運転を徹底しています。)

 

接客に明るい

顧客には、様々な性格の人がいます。そのなかには、タクシードライバーとの会話を楽しむタイプの人もいるでしょう。

 

ここで、顧客の話に瞬時に付いていける、頭の速さ、トーク術というのは重要ですし、政治、芸能、グルメなど、どんな話題にも応えられるだけの知識というものも、必須となってきます。

 

そのためには、日頃からの勉強が欠かせませんが、多くのリピーターを持つタクシードライバーは、こうした日々の努力を継続しています。

 

まとめ

ここまで、簡単にですが、タクシードライバーの年収について、まとめてみました。タクシードライバーというのは、会社員というよりは、個人事業主と捉えたほうが適している職業であり、創意工夫を行った人が、高い収入を得られる世界です。

 

大変ではありますが、努力した分が返ってくるので、やり甲斐もあります。タクシードライバーへの転職を考えているのであれば、そういった努力を怠らないことを、頭に入れておいてください。これが、成功するための秘訣です。