転職先のタクシー会社を選ぶ時の注意点

 

タクシードライバーの求人情報をチェックすると、数多くのタクシー会社から、募集がかかっているので、全くの未経験という人だと、どんなふうにすれば、自分に合ったタクシー会社を選ぶことが出来るのか、さっぱり分からないと思います。

 

そこで、このページでは、どのような基準で、タクシー会社を選べば良いのか、解説していきますので、参考にしてください。

 

まず、最初に確認しておくべきこと

具体的に、タクシー会社を選ぶ前に、一つだけやっておくべきことがあります。それは、給与の相場について、確認しておくことです。

 

給与のことは気にならないという人は、まずいないでしょう。少しでも、多くの収入が欲しいというのが本音だと思いますが、収入を重視するのであれば、まずは、あなたが勤務を希望するエリアにおける、大手タクシー会社の給与額を調べておくことをオススメします。

 

なお、全国規模の大手だと、『大和自動車交通』、『日本交通』、『帝都自動車交通』、『国際自動車』の4つがあります。(それぞれの頭文字を取って、『大日本帝国』と呼ばれています。)

 

『大和自動車交通』は、研修期間日給1万円で、その後、月収25万円~歩合制
『日本交通』は、研修期間日給1万円で、その後、18万2000円~歩合制
『帝都自動車交通』は、月給19万7000円~歩合給と諸手当
『国際自動車』は、月給17万500円~20万1500円~歩合制

 

※この数字は、今後、変わる可能性が十分にありますので、正確な数字については、それぞれのタクシー会社に問い合わせるようにしてください。

これを目安として、この基準を大きく下回るような給与額を、提示してくるタクシー会社については、選択肢から省いてください。

 

ほかに、仕事が見つからず、どうしても、そこしかないということであれば、緊急避難的に、その会社を選ぶのもアリですが、その場合には、働き始めた後も、求人情報を、こまめにチェックして、もっと条件の良い求人が見つかったら、そちらに移るようにしてください。

 

タクシー会社選びのポイント1:配属先の営業場所

では、ここから、具体的な選び方のポイントについて、触れていきます。まずは、自分の配属先となる営業場所です。

 

タクシードライバーは営業地域によって、かなりの収入差が生じる仕事です。人口密度の高い地域であれば、タクシーを利用する人が多いので、必然的に収益が高くなります。

 

当然、働く側とすれば、そういった地域を配属先にしてほしいと考えますが、その要望が、そのまま通るとは限りません。

 

タクシー会社は、地理試験などを実施して、その地域の道路に精通している人を優先的に配属するようにしており、そのため、状況によっては、入社後、自分の希望とは全く別の場所に、配属される可能性があるからです。

 

ですから、配属先がどこになるのかというのは、事前に徹底的に確認するようにしてください。ちなみに、求人案内では、歩合制と書いていますが、実際にはノルマ制で、ノルマを達成出来ないと、給与がマイナスになるケースもあるので、この点についても、確認することが大切です。

 

(ノルマがある会社で、乗客数が少ないような地域に配属されたら、最悪なので、そういった条件であれば、転職しないほうがいいです。)

 

タクシー会社選びのポイント2:寮

自分が知らない土地に移るということであれば、寮が完備されているかどうかというのは、かなり重要なポイントです。

 

土地勘がない場所で働く場合、道を覚えるまでにも、時間がかかるので、そうなると、一定額の収入を確保出来るようになるまでにも、数ヶ月程度はかかります。寮生活となれば、収入が少ない間も、生活費を切り詰めることが出来て、金銭的にゆとりを持てるので、安心して働けます。

 

また、寮生活となれば、先輩ドライバーと接する機会が多くなるので、その土地のことなどについて、色々と教えてもらえます。これは、新米ドライバーにとっては、このうえない有益な情報となるので、こういったことを聞けるというのは、とても大きいです。

 

タクシー会社選びのポイント3:定年制度

高齢になってからの転職であれば、定年制度の有無というのは、必ず確認しておくべきポイントです。定年が早まっている会社だと、いきなりリストラの対象になったりする可能性もあるので、要注意です。(高齢ドライバーの場合、定年制が存在しないタクシー会社を選ぶのもありです。)

 

タクシー会社選びのポイント4:人間関係

最後に、人間関係です。前職がなんであれ、人間関係に翻弄されて、前の会社を辞めざるを得なくなったという人もいるでしょう。こういった人であれば、仕事の内容や収入と同じくらい、会社の人間関係も重要ということは、身につまされて実感しているはずです。

 

でも、実際には、社内の人間関係というのは、実際に入社してみないと、その実情は分からないものですが、こういった内部の事情を入社する前に得る方法は、無いのでしょうか?

 

実は一つだけあります。それは転職会社を使うことです。転職会社のエージェントは、過去の転職者や現職者の情報をストックしており、タクシー会社の社内事情については、かなり詳しく押さえているので、問い合わせれば、すぐに教えてくれます。

 

なお、転職会社というのは、ドライバーを紹介することで、タクシー会社から紹介料をもらうのが仕事ですが、紹介したドライバーが、すぐに辞めてしまった場合には、紹介料が発生しません。

 

そのため、長く働き続けてもらうために、その人に合ったタクシー会社を選んでくれるので、希望条件を伝えて、探してもらうというのも、オススメです。

 

【まとめ:タクシー会社選びのポイント】

  • 配属先の営業場所
  • ノルマ制の有無
  • 寮の有無
  • 定年制の有無
  • 人間関係

※内部事情を得るためには、転職会社を利用すると便利