MRを辞めたい人にオススメ出来る転職先

 

MRとして働き続けていくなかで、辞めたくなるという人は少なくありません。毎日仕事漬けで、家族との時間が十分に取れない、医師から嫌がられて、MRの存在意義自体に疑問を持つようになった、将来が不安など、その理由は様々だと思います。

 

管理人の個人的な感想というのは、色々、デメリットはあるにしても、MRという仕事には、メリットもあるので、決して悪い職業ではないと思うのですが、同時に、辞める・辞めないというのは、あくまでも個人の価値観なので、辞めるという選択をするのも、正しいことだと思います。

 

今は、MRからのキャリアパスが多様化しており、実際に、違う仕事に就いて活躍している人は、たくさんいます。このページでは、そのなかでも、成功例が多い代表的な業種(職種)を5つ取り上げますので、転職を検討する際の、参考にしてください。

 

収入や働きやすさなどを加味して、条件が良い仕事から順番にお伝えするようにします。(あくまでも、一般的な目安です。)

 

転職先候補1:医療機器メーカー

製薬会社と医療機器メーカーの営業というのは、似ているようで違うところも多いです。まず、医療機器メーカーの場合、特定の分野に強みを持つ企業が多く、メーカー間の棲み分けが、ある程度出来ているので、ドクターへの営業は、やりやすいです。(競合が少ないからです。)

 

また、コンプライアンスが医薬品ほど厳しくはないので、医療機器を扱う時のほうが、自由に動きが取りやすいです。

 

関連法が薬事法というのは、医薬品と一緒なので、これまでのMRの経験・知識が活かしやすいので、転職しやすいですし、いざとなったら、製薬会社のMRに戻ることも簡単なので、お試し感覚で転職出来るということもあります。

 

給与については、平均的な額は、製薬会社より若干落ちるぐらいですが、医療機器メーカーの場合、個人差が大きいです。

 

優秀な人だと、MR時代よりも高給与を手にすることが出来ますし、逆に、営業マンとして、ごく普通の能力を持つ人の場合、MRの時よりも、下がる可能性が大です。

 

ちなみに、製薬会社と比較すると、医療機器メーカーのほうが、より男社会なので、女性の方は注意してください。

 

転職先候補2:保険会社

MRから生命保険会社への営業に転職する人は、かなり多いです。その理由は、MR時代の人脈を活かせるからです。

 

保険の営業マンというのは、売上の一部が、コミッションとして自分の収入になります。そのため、どれだけ、契約を取れるかという勝負になりますが、それ以上に重要なのは、高額な保険を契約してくれる優良顧客をどれだけ、獲得出来るかということになります。

 

たとえば、保険料3000円の顧客を30人獲得するよりも、保険料10万円の顧客を1人獲得したほうが、自分に入るコミッション(収入)は上です。

 

勘の良い方はお気づきだと思いますが、ここで、MR時代の人脈が活きています。医師というのは、理想的な顧客ですし、うまく関係性を築けば、その医師の知り合いを紹介してもらうことも出来ます。(ドクターだと、経営者や自営業者など、高所得者との付き合いも多いです。)

 

また、その病院のキーパーソンとなるような医師を押さえることが出来れば、そこから、看護師や職員などにも、広げることが出来ます。

 

さらに、MRも給料が良い職業なので、同じ会社の同僚や知り合いのMRというのも、優良顧客候補となります。

 

こういったことは、他業種の出身者では出来ないので、MRというのは、スタート時点で大きなアドバンテージを持つことになります。

 

保険会社の営業マンというのも、なかなか大変な仕事ですが、MRよりは自由が効きますし、うまくいった時の収入は比べものになりません。(外資だと、年収2000万、3000万といったプレーヤーが幾らでもいます。)

 

MRという仕事に対しては、モチベーションがなくなってしまったけど、バリバリ働く意欲自体はあるという人にとっては、保険営業というのは、やり甲斐がある仕事になってくると思います。

 

転職先候補3:コンサルティング会社

MRから医療コンサルタントというのは、最近、増えているキャリアパスです。医師の開業支援、病院の経営支援というのが、主な仕事内容となります。

 

病院の売上を伸ばしつつ、スムーズに運営出来るように、マーケティングや人事戦略、組織構築、コスト削減、システム導入といった領域において、アドバイスを行うことになります。

 

医療というのは、特殊な分野なので、業界の内情を把握しているMRというのは、医療コンサルタントとしては、かなり重宝されます。

 

コンサルタントとして、経験を積んでいけば、医療という分野からフィールドを広げることが出来ますし、そこから、どんな業種にも対応出来る経営コンサルタントとして、活動していくというのが、一般的なキャリアパスとなっています。

 

転職先候補4:転職会社

転職を考えている人であれば、転職会社のことには詳しいと思いますが、この転職会社というのも、MRの有望な転職先となります。

 

同じ業界で働いていた人間として、相手の悩みを理解して、的確なアドバイスを行うことが出来るということで、医療業界で働く人を対象にした、キャリアアドバイザーとして、活躍しているMR出身者は多いです。

 

MRと比較すると、年収は間違いなく低くなりますが、かつての自分と同じ悩みを持つ人をサポートするということに、やり甲斐を感じて、満足しながら働いている人が多い職業です。

 

転職先候補5:CRO臨床開発モニター

CRO機関のCRAというのは、MRの知識・経験を活かしやすい職種なので、スムーズに転職出来ます。そのため、次の働き口として選ぶ人が多いのですが、こちらも、年収は落ちます。MR時代に、高い給与を取っていた人だと、下手したら200万ぐらいは下がるかもしれません。

 

また、CRAは出張が多い仕事なので、MRの時と比較して、拘束時間が減ったという感覚を持てるかどうかは微妙です。ただし、MRと比べれば、仕事量は少ないですし、落ち着いて働けるので、仕事のストレス自体は、間違いなく軽減するはずです。

 

もう一つ、CRAは女性比率が高い職業なので、仕事と子育ての両立が出来るように、環境が整備されており、子供がいる人にとっては、満足度が高い職場になると思います。

 

迷っているのであれば、実際に転職活動に取り組んだほうがいい

ここまで、MRからのキャリアパスの代表例について、お話してきましたが、これは、あくまでも一般論です。転職となると、その人の経歴・実績次第で、幾らでも話が変わってくるので、結局のところは、自分にとって、どうなのかということを確認しなければいけません。

 

そのため、転職を考えているのであれば、実際に、自分にはどんな選択肢があるのか、確認したほうがいいです。

 

そのための方法としては、実際に気になる会社に問い合わせてみる、もしくは転職会社に登録して、担当者に相談してみるのいずれかになります。(直接、企業に連絡するというのは、性急に思われるかもしれませんが、決してそんなことはないです。)

 

こうやって、生の情報を得ないと、判断材料がないので、いつまでたっても、決断が出来ないままとなります。転職というのは、年齢が若い人ほど有利なので、悩んでいて、時間だけが過ぎるというのは、絶対に避けなければいけません。

 

MRとして、このまま働き続けるにしても、転職するにしても、その決断は出来る限り、早急に下す必要があるということは、頭に入れておいてください。転職はタイムイズ=マネー、そのものです。

 

※補足)
薬剤師の資格を活かす形での転職を考えている場合、上記のような総合転職会社よりも、薬剤師の転職支援を専門的に行っている転職会社に相談したほうが、より好条件の求人を紹介してもらえる可能性があります。

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