アジア各国に進出する企業が増えているため、現地駐在員を募集する求人は増えています。求人ニーズの需要に転職希望者が追いついていないのが現状なので、本気で転職を考えている人にとってはチャンスです。
下記に、アジア各国への駐在を前提とした求人案件を豊富に保有している転職エージェントをリストアップしていますので、興味がある人は問い合わせてみてください。
リクルートエージェント
保有求人案件数が日本で最も多い国内最大手の転職エージェント。海外駐在を前提とした転職案件を多数、扱っています。アジア地域だと、海外事業の企画・マーケティング、海外営業（技術営業）、サービスエンジニア、カスタマーサービス、生産管理、品質保証といった職種が中心となります。
海外子会社の事業管理（経理・財務管理、経営指導、経営予測、年度予算策定）に携わるポジションの求人もありますが、こちらはマネージャークラスの人材を募集する案件となり、年収が1000万円を超える案件が多くなっています。
全体的に、現地に子会社を持つ日系製造メーカーからの案件となります。海外営業の場合、未経験者でも現地駐在が可能であれば積極的に採用するという案件が多いので、異業種からの転職を考えている人は要チェックです。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。（他社のほうがオススメです。）
マイケルペイジ
外資系企業専門の転職エージェント。常時、3000件以上の求人案件を保有しています。大半が日本国内が勤務地となる案件になりますが、そのなかでアジア駐在の求人もあります。WEBデザイナー、システムエンジニアといったIT系の職種が中心です。
現地の部署をマネジメントするリーダー職の転職案件が増えています。
1st career
外資系企業のマネジメント職、専門性の高いプロフェッショナル職の求人専門の転職エージェント。香港やシンガポール、上海、台湾等、勤務地がアジア各国となる海外駐在の求人を豊富に扱っています。
ハイテク・電気・電子・機械・化学など製造、IT関連・技術系、金融、各種サービス、コンサルティング、医療、資本財、消費財といった業種の転職案件が中心です。
ランスタッド
世界各国にオフィスを持つオランダの人材紹介会社。日本でも全国各地に支店を構えて活動しています。あらゆる業種の転職案件を保有していますが、特に製造業の求人に強いエージェントです。アジア駐在絡みの案件だと、中国やベトナム、タイの現地工場に勤務する駐在員を募集する案件が出ています。
生産管理、品質保証、現地スタッフ教育＆指導といった技術職の求人に加えて、事業企画、マーケティング、通訳・翻訳といった職種の案件も出ています。
クイック
建設業界、製造業界の技術者の転職案件に力を入れているエージェント。環境・エネルギー・鉄鋼といった分野の企業からのアジア駐在員を募集する案件を扱っています。建設プロジェクトの管理（計画・見積もり生産、スケジュール管理、工事管理、品質管理等）、事業パートナーとの折衝、契約交渉・管理といった業務内容の案件が多くなっています。
ロバートウォルターズ
世界の主要都市にオフィスを持つイギリスの人材紹介会社。日本では東京と大阪にオフィスを持ち、外資企業、日系グローバル企業のプロフェッショナル職の求人を専門的に扱っています。
金融・証券、投資、不動産・保険、法務・コンプライアンス、IT、経理・財務、営業・マーケティング、人事、秘書・サポート、物流・購買・サプライチェーン、リテール、サービス業、医療・医薬・バイオ等、得意分野が多く、アジア駐在の案件も保有しています。
アジア地域の駐在員を募集する案件だと、IT、金融、バイオ関連企業、もしくは製造メーカーを対象としたコンサルティング会社からの求人が中心となっています。
