中卒者向け就職完全ガイド

 

『正社員(無期雇用)として働きたいけど、中卒だと無理だよね・・・』
『中卒だと、まともな仕事に就くのは難しいのかな?』
『学歴がない自分には、将来はあるのだろうか』

 

日本は学歴社会なので、中卒というのは、大きなハンディキャップになるというのは事実です。実際、中卒でも働ける仕事というのは、バイトを除けば、限られたものとなりますし、求人も決して多くはありません。

 

でも・・・

 

諦める必要はありません。たしかに大変な状況ではありますが、中卒で働ける仕事があるのも事実ですし、そのなかには正社員(無期雇用)として雇ってもらえるものもあります。

 

また、正社員(無期雇用)登用制度といって、バイトや派遣社員で働いている人のなかで、勤務評価が高い人を正社員(無期雇用)として、再雇用する仕組を導入している企業もあり、こういった会社で真面目に働くことで、正社員(無期雇用)として雇ってもらえるチャンスが出てきます。

 

ここまでくれば、後は実力勝負となるので、学歴は関係ありません。その会社で昇進を目指すこともできれば、より良い条件で働ける別の会社へ転職することもできます。

 

大切なのは、最初の第一歩を踏むことです。

 

この記事を書いている私自身は大卒ですが、同じ会社の同僚や、社会人になって知り合った友人のなかには、中卒者もいましたが、正直、そうと言われなければ分からないぐらい、社会人として立派に働いている人が、たくさんいました。

 

20代の頃は、自分なんかよりも、仕事にもまれていて大人だなと感じたものです。

 

低学歴が不利になることはありますが、自分の価値を証明できる経験・スキルを身につければ、中卒というのは関係ないですし、なければ、これから作ればいいだけです。

 

絶対にやってはいけないのは、『どうせダメだから』と諦めて、動かないまま、ダラダラ過ごすことです。

 

仕事というのは、年齢が上がるにつれて、見つけるのが難しくなってきます。このページで、リストアップしている仕事というのは、20代であれば、かなりの確率で採用してもらえますが、30歳を超えると、かなり厳しくなります。

 

これは、高卒・大卒でも一緒です。でも、若い人であれば、中卒でも問題ありません。つまり、若さというのは、仕事を探すうえでは、学歴を上回る武器になるということです。

 

貴重な若さを活かさず、無駄に過ごしてしまうのは、あなたの一生を台無しにするのと一緒です。

 

ですから、学歴にハンディがあると感じているのであれば、なおさら、今のタイミングを逃さないでください。繰り返しますが、若さは武器です。

 

このページでは、中卒者が正社員(無期雇用)の仕事に就くために、どんなことをすればいいのか、その方法について、お伝えしていきます。

 

最後まで読んで頂ければ、想像以上に色々なやりかたがあることが分かると思いますし、そのなかには、きっとあなたにシックリくる方法もあるでしょう。

 

この記事が、あなたの不安を解消することができれば、とても嬉しいです。

 

努力ってのは宝くじみたいなものだよ。
買っても当たるかどうかはわからないけど、買わなきゃ当たらない。

北野武

 

最初の一歩を踏みだすこと。結果は後からついて来る。
もちろん希望通りの結果とは限らない。
でも、踏みださない人に、結果は決してやって来ない。

唯川恵

 

「僕はずっと山に登りたいと思っている。
……でも明日にしよう」。

おそらくあなたは永遠に登らないだろう。

ナポレオン・ボナパルト

 

中卒でも働ける仕事と、求人情報の探し方

まずは、中卒者でも働ける仕事には、どんなものがあるか見ていきましょう。今の日本は人手不足なので、実は色々な仕事があります。(もちろん、全てマトモな仕事です。)

 

飲食店スタッフ

レストランやカフェの店員というのは、学歴に関係なく誰にでも就けます。接客を担当するスタッフと調理の補助スタッフに分かれますが、どちらも中卒で働けます。

 

大手のファミレスやファストフード店だと、アルバイトから正社員(無期雇用)になる人も多いので、最初はバイトから始めるというのもありです。

 

給与

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仕事のキツさ

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求人数

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採用の難易度

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[char no=”5″ char=”犬”]求人が多く、採用されやすい。そこそこ忙しいけど、それなりの給与がもらえる。スタッフ→店長→本部と、キャリアを上げていけば、長期的に働ける[/char]

 

飲食店スタッフの仕事を探しやすい求人サイト

 

 

販売員

アパレルショップや化粧品店、ジュエリーショップの販売員というのも、学歴不問の求人が多い仕事です。接客業務だけでなく、商品の在庫管理、品だし、発注、レジ打ち、売り上げ管理なども担当することになります。

 

特に、女性だと、仕事を見つけやすいです。

 

給与

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求人数

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採用の難易度

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[char no=”5″ char=”犬”]求人が多く、採用されやすいが、給与は安いし、30代後半になると、リストラに遭うリスクあり。それまでに、本社勤務に移るか、高級ブランドに転職できないと厳しい。[/char]

 

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警備員

交通整理の警備員、マンションやオフィスビルの常駐警備員など、色々な仕事がありますが、いずれも、男女ともに、中卒でも採用してもらえます。18歳以上であれば、夜勤の仕事にも就けますが、昼勤よりも、1日1000~2000円ぐらい、給与が上です。

 

アルバイト、正社員(無期雇用)、どちらの求人もありますが、実は警備員というのは、バイトはバイト、社員は社員で固定されていて、バイトから正社員(無期雇用)になれるチャンスは少ないので、正社員(無期雇用)として働きたいのであれば、必ず正社員(無期雇用)募集の求人に応募するようにしてください。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]応募すれば、ほぼ間違いなく採用される。給料は、まあまあだが、いくら働いても、上がる可能性は低いので、将来性という点では、かなり微妙。[/char]

 

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営業

中卒でも、正社員(無期雇用)になれるチャンスがある、数すくないホワイトカラーの仕事です。学歴不問で営業マンを募集する会社というのは、本人のやる気を重視するので、働きたいという姿勢をPRすれば、採用してもらえます。

 

営業はキツイ仕事ですが、インセンティブが付くので、結果を出せば、同年代の大卒以上の収入を手にすることもできるので、やり甲斐があります。

 

注意点としては、給与がフルコミッションの場合、成果を出せないと、収入がゼロになってしまいますが、営業経験がない人間が、いきなり結果を残すのは難しいので、フルコミッションの仕事は避けたほうが無難です。

 

中卒、未経験でも、20万円以上の固定給をもらえて、かつインセンティブが付く仕事がたくさんあるので、最初は、こういった仕事を選ぶようにしてください。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]仕事は忙しく、厳しい。客から厳しい言葉を投げかけられることもあるので、メンタルの強さも必要。結果を出せば、給料は幾らでも上がるが、その前に挫折してしまうことも。人を選ぶ職業。[/char]

 

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とび職、大工、建設現場スタッフ

ガテン系の仕事は、中卒者が就く定番の仕事です。最初から正社員(無期雇用)として雇ってもらえるケースもあれば、1~2年程度は見習い的なポジションで働いて、仕事に慣れた段階で、正社員(無期雇用)にしてもらえるというケースもありますが、どちらも給料は、ほぼ一緒です。

 

経験がモノを言う仕事なので、学歴に関係なく、実力で勝負できますし、けっこう、給与がいいので、中卒者にはオススメです。最近は、女性も増えており、男女に関係なく働ける仕事です。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]仕事はキツイけど、頑張れるレベル。ぶっきらぼうだけど、根が優しい人が多いので、けっこう続けられる。技術を磨けば、一生食べていけるので、将来性もあり。[/char]

 

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ヘルパー、介護職

需要が伸びているのが、介護関係の仕事です。常に人手不足に悩まされている業種なので、中卒でも正社員(無期雇用)として雇ってもらえます。

 

介護を必要とする利用者の食事や排せつのほか、入浴などの介助も行うため、それなりの体力が必要なので、若い人は喜ばれます。

 

資格を取ることで、より責任のある仕事にステップアップできるので、将来にわたって、末永く働ける仕事です。(資格を取るには、お金がかかりますが、施設側で負担してくれます。)

 

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[char no=”5″ char=”犬”]求人需要が高く、間違いなく採用してもらえるけど、給料が安い。そして、仕事は厳しい。上級の資格を取って管理職になれば、状況は良くなるけど、それも大変。やり甲斐はあるけど、覚悟がいる職業。[/char]

 

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タクシードライバー

全国各地で求人が出ているので、すぐに仕事が見つかるのが、タクシードライバーです。その7割近くが、経験不問、学歴不問なので、中卒でも問題ありません。

 

普通自動車免許を持っていることが前提になるので、そこだけが唯一の条件となります。タクシーの運転手になるには、2種免許が必要となりますが、ここは会社負担で取得させてもらえます。

 

タクシー会社には、寮を完備しているところが多いので、生活費を節約することもできますし、10~20万円の祝い金を支給する会社もあるので、所持金が少ない人でも、どうにか当面の生活を工面できるというメリットがあります。

 

注意点としては、基本給が15万円ぐらいで、あとは歩合となるケースが多いので、売上を伸ばせないと、収入がカツカツとなる危険性があります。

 

逆に言えば、自分の努力で給料を増やすことができるので、やり甲斐がある仕事とも言えます。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]歩合の割合が高いので、営業と同じように、給料は自分しだい。下手したら、悲惨なことに。頑張れば、大企業のサラリーマンなみに稼げるので、夢はあるけど大変。[/char]

 

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トラック運転手

運転ということでいえば、タクシードライバーと同じように、トラックの運転手も、中卒者が就ける仕事です。

 

人手不足で、給料がどんどん上がっており、製造業求人情報サイト『工場ワークス』が実施した【製造業平均賃金調査】だと、小型トラックで414万円、大型トラックで454万円が平均年収となっています。

 

体力を消耗する仕事で、肉体的に強くないと厳しいので、体に自信がある人にオススメです。

 

ただし、タクシードライバーと比較すると、採用のハードルは高く、少なくても車の運転に慣れていないと、雇ってはもらえないでしょう。最初に選ぶとしたら、タクシードライバーのほうがいいです。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]運転の技術・経験が必要なので、仕事に就くのは少し大変。間違いなく稼げるけど、仕事はキツイ。若い時は問題ないけど、中年以降は・・・[/char]

 

トラック運転手の仕事を探しやすい求人サイト

 

 

工場の製造スタッフ

工場の製造スタッフと一口に言っても、色々な仕事があるのですが、将来のことを考えると、ダントツでオススメなのが、自動車メーカーや機械メーカーが募集している期間従業員(期間工)です。

 

車や建設機械、産業用機械を作る仕事ですが、大半の仕事は自動化されているため、作業は単純で、誰にでもすぐに覚えられます。

 

それでいて、募集をかけているのが、トヨタ、日産、クボタ、キャノンといった大手メーカーということもあり、期間工は待遇が良く、月収25~30万円になりますし、そこに勤続ボーナスや慰労金など、様々な手当が付くので、年収だと400~500万円になります。

 

また、期間工のもう一つの魅力は、正社員(無期雇用)登用制度があって、定期的に行われる試験に合格すれば、正社員(無期雇用)として再雇用してもらえるということです。

 

上司からの推薦を受けた人間のみが、試験を受けられるようになっていますが、推薦された時点で、合格する可能性が高いです。そして、推薦を得られるかどうかというのは、日頃の仕事ぶりで決まるので、真面目に働いていれば、かなりの確率で正社員(無期雇用)になれます。

 

中卒でも、誰もが知っている一流企業の正社員(無期雇用)になれるチャンスがあるのですから、見逃す手はありません。

 

逆に、同じ工場でも、小さな町工場となると、給料は安いですし、将来性という点でも、正直、微妙なところです。

 

小さな工場だと、アットホームで働きやすいので、居心地はいいと思うのですが、生活のことを考えると、シビアに考えたほうがいいです。

 


期間工については、こちらに詳細をまとめているので、あわせて参考にしてください。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]どの工場で働くかによって、状況が変わってくる。大手メーカーであれば、好待遇だけど、小さな工場だと、安月給を覚悟する必要がある。仕事のキツさは、どこでも、それほど変わらないので、待遇重視で決めること。[/char]

 

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警察官・消防官

公務員になれば一生安泰なので、人気が高い仕事ですが、中卒でもなれる職種としては、警察官、消防官があります。どちらも、年齢制限があるのみで、学歴不問で、誰でも応募できます。

 

応募できる年齢については、各自治体によって異なりますが、おおむね、18~27歳ぐらいで、自治体によって、上限の年齢が違ってきます。

 

以前は、30歳を超えると無理でしたが、最近は若い世代が減っているので、年齢制限を上げる自治体が増えています。特に、若い人が少ない地方に、その傾向があります。

 

東京に住んでいる人が、地方の試験を受けるといったこともできるので、年齢が気になる人は、地方自治体の求人をチェックしてみてください。

 

公務員になるには、地方公務員試験を受けて、合格しなければいけませんが、高卒程度の学力がないと厳しいので、通信制の高校に通うなどして、勉強する必要があります。そのため、ここまで紹介してきた仕事と比較すると、難易度は高いです。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]人気の職業で、競争倍率が高いので、試験に受かるのは大変だけど、なれたら、天下の公務員なので、一生安泰。仕事はキツいけど、追い込まれることはないので、そこは安心。[/char]

 

参考サイト

 

  • 東京都 警察官採用案内ページ

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/saiyo/31/recruit/info-police.html

  • 東京都 消防官採用案内ページ

http://tfd-saiyo.jp/

※各自治体で、募集ページを用意しています。

 

自衛官

公務員というくくりでいえば、自衛官も中卒者でも就ける職業ですが、中卒者の場合、年齢によって入隊できるルートが三つあります。

 

まず、15~17歳の人が自衛官になる時には、陸上自衛隊高等工科学校に入学することになります。3年間、普通高校と同じ一般教養と、自衛隊特有の専門知識を学ぶことになり、卒業すると、高卒資格と防衛大学校の受験資格を得られます。

 

卒業後の進路としては、最初の1年間は、初級陸曹としての教育を受けることが義務付けられており、その後は、陸上自衛隊の陸士長に就任するか、防衛大学校や航空学校を受験するというのが、一般的です。

 

工科学校に入学した時点で国家公務員扱いになるため、授業料は無料、かつ、毎月8万円程度の生徒手当がもらえるほか、ボーナスも支給されます。

 

一方、18歳以上の人が自衛官になるには、『一般曹候補生』の試験を受ける必要があります。(これは、陸海空、全ての自衛隊が対象です。)

 

試験の内容は、高校1年レベルなので、警察官や消防官の試験よりも簡単です。ただし、競争倍率は高く、毎年5~8倍ぐらいになっており、そのなかで勝ち抜かなければいけないので、試験の難易度としては、警察官・消防官よりも上です。

 

もう一つ、18~33歳の人が受験できるもので、『自衛隊候補生』があります。合格すると、3ヶ月間の教育を受けたあと、陸上だと1年9カ月、海上・航空だと2年9カ月を1任期とする、いわゆる期限付きで自衛隊の隊員になる方法です。

 

任期終了後は、そのまま自衛隊員として勤務を継続することもできれば、除隊して、民間企業に就職することもできます。自衛隊出身者は、転職市場において評価が高いので、中卒でも、仕事を探しやすくなります。

 

『自衛隊候補生』の試験内容は、『一般曹候補生』と、ほぼ一緒ですが、競争倍率は低めで、よりなりやすい制度と言えます。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]自衛官もなれたら一生安泰の仕事だけど、試験をパスするのは大変。任務は言うまでもなくハード。生半可な覚悟だと後悔することに・・・。体育会系と自信を持って言える人にオススメ。[/char]

 

参考サイト

 

  • 高等工科学校

https://www.mod.go.jp/gsdf/yt_sch/

  • 一般曹候補生|自衛官募集ページ

 https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/08.html

  • 自衛隊候補生|自衛官募集ページ 

https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/09.html

 

水商売(ホスト、キャバ嬢)

これの職業を、このリストに加えるかどうか迷ったのですが、中卒でも働ける仕事ですし、特に、女性にとっては、生活費や学費を得る手段として、働く人が現実には多い職業なので、あえて、ふれておきます。

 

アルコールを飲む仕事なので、20歳以上でなければ無理ですが、採用の条件となるは、それぐらいです。

 

あとは、実力勝負となりますが、客商売なので、コミュニケーションスキルがないと勤まらないですし、厳しい世界なので、精神的な強さも必要です。

 

容姿も重要ですが、ホストでもホステスでも、見た目がパッとしない人が、店No.1というケースも珍しくないので、いかに、お客さんを満足させられるかということに尽きます。

 

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[char no=”5″ char=”犬”]求人は多いので、仕事には就けるかもしれないが、ハードだし、人間関係も厳しい仕事。完全に向き・不向きが分かれる職業。(女性にとっても)、イメージほど、楽な仕事ではないので、要注意。気合いが入っている人が多いです。[/char]

 

水商売の仕事を探しやすい求人サイト

 

 

中卒者が仕事を探す時に、利用できる公的機関

厚生労働省は、若年層の雇用対策に力を入れており、就職支援サービス『ジョブカフェ』を、各都道府県に設置しています。

 

仕事を紹介してくれるだけでなく、様々な相談に乗ってくれますし、職場体験や就職セミナーに参加することもできます。全てのサービスを無料で利用できます。

 

採用面接に通過するためのポイント

就職するうえで、どうしても避けることができないのが面接です。慣れないと、緊張すると思いますが、中卒でも応募できる求人というのは、雇う側も、あまり過度な期待はしておらず、人間性に問題がなければ採用するので、あまり心配する必要はありません。

 

『真面目で、キチンと働いてくれそう』という印象を与えることができればOKです。そのためには、抑えておくべきポイントがいくつかありますが、下記にまとめておきますので、事前にしっかりと対策しておいてください。

 

身だしなみに気をつける

面接においては、第一印象がとても重要です。好印象を持ってもらえるように、清潔感のある身だしなみを心がけてください。

 

どんな仕事であっても、面接の時にはスーツで行くほうが無難ですが、シャツがよれていないか、スーツにシワがついていないか、ボタンが外れていないかなど、細かい部分までチェックするようにしてください。

 

金髪、ピアスといったものも印象を悪くするので、面接の時だけでも、黒髪にして、ピアスは外したほうがいいです。

 

Check!

スーツを持っていないという人は、1着購入しておきましょう。会社の面接では、スーツのブランドなどは、なんら関係ないので、激安スーツで問題なしです。

 

イオンあたりだと、10000円ぐらい買えるセールを、ひんぱんに行っているので、こういうので十分です。
https://shops.aeonsquare.net/shop/c/c184085/
https://shops.aeonsquare.net/shop/c/c18406210/

 

なお、質にこだわる必要はないとしても、サイズ感は重要です。サイズが合っていないと、だらしない印象を与えてしまいます。

 

試着は必ずしておくべきなので、ネット通販はやめて、必ず店頭で購入するようにしてください。(一度試着すれば、自分のサイズがわかるので、次に買う時にはネットでもいいでしょう。)

 

また、レンタルという手段もあるのですが、1回4000円ぐらいはしてしまうので、激安スーツを買ったほうが、結果的に安く済みます。

 

明るく挨拶する

はじめの挨拶も、相手の印象を大きく左右するものなので、ハキハキと元気よく、挨拶するようにしてください。

 

また、挨拶をする時には、相手の目をしっかりと見ること、挨拶の後に、深々とお辞儀をすることも忘れてはいけないポイントです。

 

下記の動画は、大学生向けの面接対策を解説しているものですが、挨拶のやりかたについては、そっくりそのまま真似て大丈夫です。
https://www.youtube.com/watch?v=QiiYX0A4Lk0

 

態度・言葉遣いに注意する

態度や言葉遣いが悪い人は採用されません。落ちついた態度で、丁寧に話をするようにしてください。かといって、変に普段、使ったことがないような敬語を使う必要はありません。

 

自分のことは『私』と言うこと、『です・ます』調にすること、『はい・いいえ』とハッキリ答えること

 

こういったことを意識するだけでも、十分です。こういうと何なのですが、会社のほうも、あなたが中卒ということは分かっているので、そこまで厳しいビジネスマナーは求めません。

 

あくまでも、一人の人間としての性格を見ているので、相手に対して、丁寧に接しようという気持ちを持ってのぞめば大丈夫です。

 

高校に進学しなかった理由を説明できるようにしておく

中卒だと、『なぜ、高校に進学しなかったのか?』、もし、高校中退であれば、『なぜ、途中で辞めたのか?』ということは必ず聞かれるので、答えをまとめておいてください。

 

その理由が、いじめ、病気、家庭の事情、経済的な理由など、ネガティブなことであったとしても、隠す必要はありません。変に隠そうとしても、相手は面接のプロなので、バレますし、そうなると、『この人はウソをつく』と悪い印象を持たれてしまい、逆効果です。

 

理由がネガティブな時は、『学校に馴染めず、辞めてしまいました』と、一言で短く伝えるようにしてください。

 

そのうえで、『なんとか、やりなおしたいと思っています』、『これからは、真面目に努力するつもりです』と、前向きな姿勢をアピールできるような一言を添えておくと、印象が良くなります。

 

志望動機を聞かれた時の模範回答は?

面接の時には、志望動機も必ず聞かれることです。その会社や仕事に、興味があったのであれば、そのことを素直に伝えればOKです。

 

  • 料理が好きで、将来的には、自分で料理を作る仕事に就きたいので、その第一歩として、レストランで働こうと思いました

 

  • 子どものころから、モノを作るのが好きだったので、手に職をつけられる大工になろうと思いました

 

こんな感じですね。

 

なお、テクニックとしては、『西洋の料理が好きで、将来的には、自分で料理を作る立場になりたいので、その第一歩として、イタリアンレストランで働こうと思いました』といった感じで、細かい内容になれば、より本気度が伝わりやすいです。

 

また、『お金を稼ぎたい』という以外に、何も理由が思いつかないという人は、『自分で稼いで、親を楽にさせたい』、『お金を稼いで、看護師の資格を取りたい』など、お金を稼ぐ理由を伝えるようにすれば、好感度が上がります。

 

Check!

この会社に入ったら、こんな役割を果たしたい、仕事において、こんな成果を出したいといった、入社後の将来を想定した答えができると完璧です。

 

中卒者に対して、そこまで求める会社はありませんが、それだけに、あなたがこんな話をしたら、評価が上がるのは確実です。

 

でも、これも適当な話をすると、逆効果なので、あくまでも本気で考えていることがある時だけ、伝えるようにしてください。無理に、こんな話をする必要はないです。

 

中卒者が、あらためて高卒の資格を得るには、どうする?

このページでは、中卒でも働ける仕事について、お話をしてきましたが、高卒と中卒では、就ける仕事の種類には、明らかな差があるので、高卒という肩書きは持っておいて損はありません。

 

かといって、もう一度、高校に通うというのは、現実的な話ではありません。そこで、中卒者が高卒の資格を得るための方法をまとめておきます。

 

ちなみに、定時制高校、通信制高校、ともに社会人でも、就学支援金をもらえるので、以前と比較すると、金銭面の負担を抑えることができます。

 

Check!

就学支援金の支給条件、支給額は、本人の収入によって異なります。(10代の人だと、親の収入で判断される可能性もあります。)

 

また、高校を中退している人の場合、どれぐらい通っていたかによって、就学支援金の支給期間が変わってきます。このあたりの規定は、かなり細かいので、詳しいことについては、自分が通う高校に相談してみてください。

 

定時制高校

最も一般的な手段が、定時制高校に通うことです。公立だと、授業料が安いので、就学支援金をもらうことで、自己負担額が月額8000円ぐらいで済みますし、授業は夜間に行われるので、昼間の仕事にも、さしつかえることがありません。

 

一方、私立高校は、授業料が公立の3~4倍ぐらいになりますし、10~25万円ぐらいの入学金も発生するので、金銭的な負担が大きくなります。

 

そのかわり、私立だと、午前の部、午後の部といったかんじで、昼間でも授業を受けられるので、夜の仕事をしている人でも通えますし、大学進学を目指すのであれば、よりレベルの高い授業を受けることもできます。

 

通信制高校

通信制には、月数回のスクーリング(学校で授業を受けること)以外は、自分の好きな場所・好きな時間に勉強できるのが、大きなメリットです。

 

ほかの人と会う必要がないので、人間関係のわずらわしさがないですし、授業料も公立だと、3年間で10万円ほどなので、定時制と比べても、圧倒的に安いです。就学支援金の対象となるので、すべて無料になる可能性もあります。

 

ちなみに、私立だと、授業料が年間20~30万円というのが基本で、そのうちの10万円ぐらいは、就学支援金でカバーできることが多いです。

 

何かと便利ではあるのですが、通信制にはデメリットもあります。それは、通信高校は単位制なので、必要な単位を取れないと、いつまでも、卒業できないということです。

 

定時制だと、基本的に通い続けていれば、よほど試験の成績がヒドイものでない限り、卒業させてもらえます。

 

しかしながら、通信制の場合、レポートを提出して、添削指導を受けたうえで、認定試験を受けるというステップが必要なので、けっこう大変です。

 

かつ、自由度が高いため、自分で計画的に勉強しないと、いつまでたっても、卒業に必要な単位を取得できないので、そこは注意してください。

 

高卒認定試験

高卒認定試験は、8科目から構成されていて、この8科目、全てに合格することで、高校卒業程度の学力があると認定される制度です。

 

高校に通っていないので、厳密にいえば、『高卒』ではないのですが、社会的には、高卒者と同じ扱いを受けることになります。大学の受験資格も得られます。

 

8科目もあると聞くと、大変だと思うかも知れませんが、試験の内容は中卒~高1レベルなので、それほど難しくはありません。

 

また、高卒認定試験は、年2回行われていますが、何度でも受験できますし、一度、受かった科目は、その後はパスできます。

 

ですから、2科目ずつ試験を受けて、2年かけてクリアするといったことも可能です。期限はないので、5年かけてといったことでも、問題ありません。

 

ただし、独学で勉強しなければいけないので、大変です。勉強が苦手という人は、予備校に通うことが多いです。

 

中卒者に最もオススメの仕事『期間工』

仕事を探している中卒者にオススメなのが、メーカーの期間従業員です。最長3年間の契約で、工場のライン作業員として働くという仕事です。

 

法律で、契約期間の上限が定められているので、期間限定の仕事となりますが、それでもオススメするのは、色々なメリットがあるからです。

 

メリット1:中卒でも採用してもらえる

期間従業員は学歴不問なので、中卒者でも応募できます。『応募すれば、雇ってもらえる』と言われているぐらい、採用基準が緩いのですが、最近は人手不足なので、その傾向が、ますます強くなっています。

 

力仕事なので、体力が劣る人、肉体的に問題がある人だと、不採用となる可能性もありますが、若い健康的な人であれば、まず大丈夫です。

 

ただし、基本的に、どのメーカーも18歳以上という条件は付けているので、18歳以下の人は応募不可です。

 

女性で働いている人も多い

今では、肉体労働の仕事にも女性の姿が見られるようになりましたが、そこは期間従業員も同じです。メーカーが採用に力を入れていることもあって、年々増えています。

 

女性の場合、品質検査や部品整理といった、軽作業を割り当てられるのが一般的なので、体力的な負担は軽いです。

 

中卒でもまとまったお金を稼げる

期間従業員を募集しているのは、トヨタ、マツダ、小松製作所といった大手メーカーなので、待遇が抜群です。

 

日給が1万円以上もらえるうえ、残業が発生すれば、残業代ももらえますし、交替勤務で働くと、交替勤務手当、夜勤手当といったものももらえます。

 

無遅刻・無欠勤であれば、皆勤手当がもらえますし、数ヶ月勤務を継続すれば、特別手当といった実質的な賞与も支給されます。

 

さらに、期間従業員の魅力度を高めているのが、満了慰労金という制度です。これは、一定の契約期間をまっとうした従業員が辞める時に、退職金代わりとして支給されるものですが、100万円以上になるメーカーが少なくありません。

 

これらの手当も含めると、年収換算で、400~500万円になります。中卒でこれだけ稼げる仕事をみつけるのは大変ですが、かつ、メーカーは期間従業員に対して、寮を用意しており、光熱費も含めて、無料で利用できるので、生活費を抑えることもできます。

 

そのため、3年間働いて、500万円の貯金を作ることができたといった話も珍しくなく、何か目標があって、まとまったお金を稼ぎたいという人には最適です。

 

真面目に働けば、大手メーカーの正社員(無期雇用)になるチャンスがある

メーカーの大半が、正社員(無期雇用)登用制度を用意しており、毎年100名以上の期間従業員を、正社員(無期雇用)として再雇用しているメーカーも少なくありません。

 

トヨタやホンダ、日産といった大企業だと、競争倍率が高く、大卒でも入社できるのは、ほんの一部ですが、そんな会社の正社員(無期雇用)に中卒でもなれるわけです。

 

本人が辞めると言わない限り、リストラを行うことがないのが、日本の大企業なので、一度正社員(無期雇用)になれたら、一生安泰です。まさに一発逆転のチャンスです。

 

個室で、人付き合いもない職場なので、自分の時間を持てる

もう一つ、期間従業員という仕事の大きな魅力が、自分の時間を確保しやすいということです。1日8時間勤務が基本で、残業が発生したとしても、1~2時間なので、けっこう自由な時間が多いです。(残業が発生するのは、繁忙期だけで、1年間でせいぜい、2ヶ月ぐらいです。)

 

寮に住んでいると、通勤時間がかからないというのもあります。プラス、週休2日が確保されていますし、定期的に長期休暇も取れます。かつ、半年ぐらい働けば、有休を使えるようになるので、休みも多いです。

 

そのため、たとえば、高卒の資格を取りたいということであれば、仕事のあとは、部屋に戻ってひたすら勉強するといったこともできます。

 

寮は個室なので、誰にも邪魔されることなく、自分のことに集中できます。(期間従業員には、おとなしい人が多く、お互いに干渉しないので、仕事のあとに遊びに誘われるといったことも、あまりありません。)

 

期間従業員になるには、専門の求人サイトから応募する

まとまったお金と自由な時間を手に入れられるうえ、その気になれば、大企業の正社員(無期雇用)になるチャンスもあるというのが、期間従業員というわけです。オススメというのも、分かると思います。

 

単純作業で、仕事は簡単なので、誰にでもできるというのも大きいです。肉体労働が嫌いでなければ、かなりいい仕事だと思います。

 

期間工.JPという求人サイトを見ると、現在、期間従業員を募集しているメーカーの求人情報を、まとめてチェックできますし、気になる求人が見つかったら、そのまま応募できるので、求人を探す時には、このサイトをチェックしてみてください。
期間工JP

 

まとめ:中卒でもチャンスはたくさんある

最後まで読み進めて頂いたのであれば、中卒でも、色々な可能性があることに気がついたと思います。

 

高卒、大卒と比べると、不利な立場にあることは、否定できませんが、そのなかでも、状況を変えられるチャンスが存在するのが、今の社会です。

 

日本の人口が減るなか、国も企業も若い人を大切にするようになってきており、真面目に努力すれば、必ず、這い上がることができます。

 

中卒だからといって諦めることなく、目標に向かって進んでください。