富士フイルムの中途採用口コミ情報

 

富士フイルムの創業は、1934年に大日本セルロイド株式会社(現、株式会社ダイセル)の写真フィルム部の事業を分割して『富士写真フイルム株式会社』を設立することから始まりました。

 

2006年(平成18年)10月1日に持株会社制に移行、旧・富士写真フイルムは富士フイルムホールディングス株式会社となり、同社の事業を引き継ぐ事業会社『富士フイルム株式会社』を新設し、富士フイルムホールディングスの傘下に富士フイルムと富士ゼロックスを置く体制となっています。

 

現在、富士フイルム株式会社は、カメラ、デジタルカメラ、一般・エックス線写真・映画用フィルムから印画紙(プリント)、現像装置などに至る写真システムの一式、複写機などのOA機器などのほか、医薬品、医療機器、化粧品や健康食品も製造・販売しています。

 

ワールドワイド的に事業を展開し、売上高の海外比率は約6割を越えるまでに拡大しています。また、昨今はBRICsやトルコ、中東、東南アジアなど、大きな成長が期待される新興国市場を最重点地域ととらえて経営資源を積極的に投入しており、今後も継続的に海外ビジネスを拡大していくものと予想されます。

 

富士フイルムの中途採用求人の傾向

現在、富士フイルムの公式ページで確認できる中途採用職種は、多岐に渡ります。このページでは代表的な職種をまとめています。これ以外の職種を確認したい場合は、公式ページまたは、下記の転職エージェントから確認するようにして下さい。

 

  • 画像技術‐医療分野(情報分野)
  • 画像技術‐AI・IoT開発及び活用(情報分野)
  • 情報技術 - 信頼ネットワークのシステム及び基盤技術の構築
  • 情報技術‐ビッグデータ解析及びソフトウエア基盤技術の構築
  • システム開発 - オンラインプリントサービスの商品開発

 

画像技術‐医療分野(情報分野)

【仕事内容】
診断目的に応じた画像処理を行い病院向けITソリューション『SYNAPSE』を病院へ提供することが主な業務となります。

 

【必須条件】
大卒で、画像技術の研究開発経験が2年以上ある人(業界不問)となっています。

 

画像技術‐AI・IoT開発及び活用(情報分野)

【仕事内容】
医療分野(内視鏡、超音波、マンモグラフィ画像など)におけるユーザ支援AI開発や、イメージング分野におけるユーザ支援AI開発などが主な業務です。

 

【必須条件】
大卒で、画像認識を用い、以下のいずれかの研究開発の経験が3年以上の人が対象です。
・機械学習、深層学習(ディープラーニング)
・材料(半導体・医薬品等)開発・製造における画像データ等の解析
・映像機器などのログデータ解析

 

情報技術 - 信頼ネットワークのシステム及び基盤技術の構築

【仕事内容】
ネットワークシステムの要件定義とソリューション提案 及び システム導入のプロジェクトリーダーが主な内容となっています。

 

【必須条件】
大卒かつ3年以上の実務経験者となっています。

 

求人情報の入手方法

富士フイルムでは、公式サイト内に中途採用ページを用意しており、そちらのページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが可能です。
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/jobs/experienced/

 

また、転職エージェント経由でも、募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職エージェントの場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、富士フイルムの求人を、他社の求人と比較したいという時には、便利です。

 

また、転職エージェントに一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合う求人が発生した時、その都度、自動的に通知してもらえるようになるので、求人の発生時期が読めない職種での転職を狙う時には、情報源として使えます。(自分で探す手間が省けるので楽です。)

 

このページの最後に、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

富士フイルムの社員の年収・給与制度について

富士フイルムに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

富士フイルムの社員年収

  • 材料開発 30歳 年収700万円
  • 材料開発 33歳 年収700万円
  • 機器開発 35歳 年収800万円
  • 機器開発 40歳 年収900万円
  • 研究開発 マネージャー 50歳 年収1200万円
  • ソフトウェア開発 30歳 年収650万円
  • ソフトウェア開発 35歳 年収850万円
  • ソフトウェア開発 マネージャー 40歳 年収1000万円
  • 管理技術 28歳 年収600万円
  • 管理技術 30歳 年収620万円
  • 管理技術 35歳 マネージャー 年収1000万円
  • 営業 25歳 年収500万円
  • 営業 28歳 年収500万円
  • 営業 課長 40歳 年収1000万円
  • 企画 32歳 年収800万円
  • 企画 部長 50歳 年収1600万円
  • 知的財産 26歳 年収700万円
  • 知的財産 30歳 年収750万円
  • 知的財産 課長 45歳 年収1000万円
  • マーケティング 27歳 年収500万円
  • マーケティング 31歳 年収800万円
  • 生産管理 26歳 年収550万円
  • 生産管理 部長 55歳 年収1600万円
  • 生産技術 31歳 年収820万円
  • 生産技術 47歳 年収1000万円
  • 製造 26歳 年収480万円
  • 製造 30歳 年収700万円

 

富士フイルムの給与体制は、毎月の給与にプラスして年2回の賞与と年1回の昇給からなります。基本給は、年次によって段階的にあがっていく体制で、年功序列型になっています。

 

一般社員と課長の間に主任などの役職はなく、課長に上がるためには難関の試験を突破しなければなりません。早い人でも40歳手前のため、新入社員から30代後半までは全員肩書は同じになります。

 

諸手当に関しては、世帯手当、早出残業手当、休日出勤手当、転勤別居手当、交通費補助手当、新幹線通勤補助手当、帰宅交通費等があり、家賃補助は30歳あるいは6年目から数万円程度支払われます。その他、特許出願や登録で報奨金が支払われます。

 

保険は、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険等が完備され、福利厚生に関しては、確定給付企業年金、確定拠出年金、財形貯蓄、持株会、住宅融資、共済会、社宅、独身寮完備、契約保養所などが利用できます。

 

中途採用で入社する時の注意点

富士フイルムは、年功序列型の給与体系となっており、中途採用の場合にも、同年代の現役社員の給与額を軸に、初任給が決まることになりますが、前職までの経歴・実績も加味されるので、交渉次第では、上積みが期待出来ます。

 

そのため、会社側からの提示額に満足出来ない時には、納得がいくまで、話し合うことをオススメします。転職時というのは、ある意味、最も、自分の希望を通しやすいタイミングなので、ぜひ、活かしてください。

 

もし、条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらうことをオススメします。彼らはプロなので、この手の交渉事に慣れており、うまく話を進めてくれます。実際、ベースアップに成功するケースが多いので、安心して任せてしまって大丈夫です。

 

富士フイルムの評価制度について

年2回の部内での相対評価で決まり、その後は上司からの評定結果のフィードバックもあり、非常に公平に査定を受けられます。しかし、基本的に評価は半期に1段階ずつしか上がらないため、年功序列型の傾向が強いと言えます。

 

その他にも、自分の強みを持ち、効率的な働き方で成果を出す風土へ変革する活動として『Work Style Innovation』という活動を展開しています。

 

これは、 どんな課題、仕事に取組みたいか、どんな自己成長を目指して、どんな知識、技術、スキル、経験を身に付けていくかを考えるキャリアデザインに、年1回取り組み、上長と面談を行います。その結果をフィードバックし、評価に繋げるということをしています。

 

富士フイルムの教育制度・成長環境について

富士フイルムの環境は、良くも悪くも自由で、意欲の高い人には仕事がどんどん任せられる環境です。また、正しいことを追求する姿勢が求められる文化で、しがらみや偏見などは少なくやりやすい風土と言えるでしょう。

 

教育面に関しても、ゼミやワークショップが非常に充実しています。希望すれば分野外のゼミを受講することが出来るため、全社のコア技術を理解する機会としてとても勉強になる環境です。

 

自己啓発支援なども、戦略立案・マーケティング、アカウンティング・ファイナンス、ファシリテーション力、ビジネスコーチング、交渉力、プロジェクトマネジメント、コミュニケーション(質問・情報整理・プレゼンテーション)通信教育・E-learning制度など多数あり、多くの社員が利用しています。

 

ワークライフバランスについて

残業に関しては、入社3年で、F-PROと言われる裁量労働制に加入します。これにより残業代はみなし残業代で月に約20時間、5万円の固定給が増加されます。21時間以降は、残業時間の上限は80時間となっており、その分所与に反映するというシステムです。

 

全体的に働き方改革の流れもあり、残業を抑える動きがありますが、部署によって変わってきますので、今後の改善が期待されます。ちなみに月の平均残業時間は、36.1時間となっています。

 

休日・休暇に関しては、プライベートとの調整は、個人の仕事の進め方次第ですが、やるべき事が出来ていれば、その両立を認め、支援していく雰囲気はあります。

 

制度としては、完全週休2日、夏休み・年末年始など年間休日123日(本社)、 年次有給休暇、ストック休暇、慰労休暇、看護休暇、介護休暇、特別休暇(結婚・忌引など) が定められており、年間の有給休暇取得率は49.8%となっています。

 

女性の働きやすさについて

富士フイルムでは、男女に関係なく、若いうちから責任のある仕事を任せてもらえる環境です。しかし、女性の総合職、特に管理職はまだまだ少ないのが現実です。将来的には、女性管理職を積極的に増やそうと動いていますので、期待できると思います。これからキャリアアップを考えている女性も今からの頑張りでは、十分キャリアアップは望めるでしょう。

 

前述した『Work Style Innovation』の中に育児・介護のサポート体制もあり、多くの女性が利用しています。具体的に言えば、下記の通りの内容が実施されています。

 

  • 小学校3年生までの子を対象に、1日最大2時間の短時間勤務を認めています。
  • 看護休暇の半日単位での取得の他、取得可能日数を延長。
  • 第1子5万円、第2子10万円、第3子以降は1人あたり100万円を支給。
  • 産休:産前7週間・産後8週間
  • 育休:子どもが満3歳になるまでの期間において最長2年間取得可能。

 

復職4ヶ月前からの面談を行うなど、復職時手続きの早期・明確化を図り、スムーズな復職をサポートしています。

 

富士フイルムの転職先としての価値

富士フイルムは、独自の技術力をユニークな製品群に転換する力を持つ会社です。海外への積極的な派遣や若手を経験させようという企業文化があります。

 

仕事も部門によって全く違いますから、幅広い顧客やノウハウも色々と学べる環境です。仕事の方針はトップダウンによる各事業部が高い目標を掲げチームワークによって遂行するスタイルです。

 

こうした富士フイルムに向いている人は、何より技術を吸収したい、チームとして大きな仕事を成し遂げたいと考えている人ではないでしょうか? 逆に個人プレーを主体に考えている人では少しベクトルが違うかもしれません。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、富士フイルムへの転職の判断を下すようにしてください。

 

富士フイルムの中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、富士フイルムの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。富士フイルム以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。