企業勤務の英語が得意な看護師求人

英語が出来る看護師にとっては、企業勤務というのは、有望な選択肢となってきています。外資系企業の医務室で勤務する産業看護師、医療機器メーカーや製薬会社において営業職として働くフィールドナース、どちらも求人需要が増えています。

 

企業勤務の英語が得意な看護師求人

 

残念ながら、東京や大阪、名古屋といった大都市圏に求人が集中してしまうので、勤務地については、選択の余地があまりないのですが、最近は、地方の中堅メーカーでも、海外取引を事業の中心においているケースが増えてきているので、チラホラ英語が出来る看護師に対する需要が出てきています。

 

そのため、『このあたりでは、まず無理だろう』と諦めるのではなく、ダメ元で、最新の求人情報を確認してみることをオススメします。思わぬ形で、求人が存在することもあるので、とにかく実際に探してみましょう。

 

<管理人が実際に体験した事例>

私は、以前に、地方にある外資系医療メーカーの工場で働いていたことがあります。そこは、かなりの田舎で、東京などに住んでいる人からすれば、『こんなところに、外資の会社があるの?』と思われるような場所なのですが、土地が安いということで、工場が誘致されていました。

外資なので、海外の本社・工場とも日常的にやりとりが発生することになり、英語は社内公用語として必須でした。しかしながら、田舎なので、ビジネスレベルで英語が話せる人間というのは、殆ど存在しません。

そのため、管理人はアメリカ留学後、社会人経験が全くない状態で、中途採用扱いで入社、初年度から600万円近い年収をもらっていました。理由はただ一つ、英語が出来たからです。

その会社では、けっこう、そんな形で英語が出来るということを武器に入社している社員がいたのですが(その大半は女性でした)、そのなかで元看護師の人もいました。病院からの転職ですが、最も実務に精通している人だったので、一番戦力になっていました。

転職会社の人に話を聞くと、地方ではこういったケースは珍しくないようなので、英語に自信があるのであれば、チャンスはあると考えてください。

ちなみに、管理人は10年以上前から東京で働いているのですが、今でも、その地方にある転職会社から『仕事を紹介したい』という連絡を貰うことがあります。既に40代を超えていて、転職しようにも難しいと言われる年代なのですが・・・

それだけ、地方では、まだ英語というのが武器になっているということだと思います。

 

求人を探す時にオススメの転職会社

少し、話がそれましたが、英語が出来て、かつ臨床経験がある看護師というのは、企業側からしても、魅力的な人材なので、転職先が見つかる可能性は十分にあります。

 

ただし、注意点としては、産業看護師、フィールドナース、いずれも、まだまだ、特殊な職種なので、普通に転職サイトなどをチェックしても、求人が出てこないということです。こういった職種の場合、一般的には公開されず、転職会社が自社で保有している転職希望者リストのなかから、該当する人に声をかけるというのが通常です。

 

そのため、こういった求人の取り扱いに力をいれている転職会社に登録して、求人を紹介してもらうのが、情報を入手するための最短ルートとなります。国内には数百という単位で、転職会社が存在しますが、そのなかでも、下記の3社は英語が出来る看護師を募集する求人案件の保有数が多いので、相談先として最適です。

 

『ナースではたらこ』、『ジョブデポ看護師』は、看護師専門の転職会社ですが、企業向け求人もカバーしており、過去には外資系企業や日系グローバルメーカーへの転職支援実績もあるので、問い合わせれば、現在、募集がかかっている求人を紹介してもらえる可能性が高いです。

 

一方、『リクルートエージェント』は、民間企業への転職支援を行う総合エージェントであり、看護師向けの求人というのは、本来扱っていません。ただし、英語が得意な人材の転職支援を得意としており、語学に堪能な人材を募集する企業からの求人案件を多数保有しています。

 

外資企業の医務室勤務、医療機器メーカー・製薬会社のMR、生産管理、医療文書翻訳といった看護師経験者を優遇する求人も扱っているので、こちらも相談先としてオススメです。