J-SOXの導入や、それに伴う内部統制・コンプライアンス強化の流れを受けて、法務部門スタッフの採用ニーズは2008年頃から堅調です。2008年頃の採用バブルのような時期と比較すると、求人数は当時の6~7割ぐらいに落ちていますが、それ以前と比較すれば着実に増えています。

 

英語の法務職転職案件

 

もう一つの転職市場動向として、ビジネスレベルの英語力が求められるようになっています。海外企業と取引することが日常的になってきているため、英語で契約交渉が出来る能力を持つ人材に対する需要が高くなっています。

 

日本と海外の契約交渉のスタイルは大きく違うので、海外型のドライで明快なスタイルに対応出来るだけの知識とマインドセットを身につけていることも求められます。

 

ハードルが高い職種ではありますが、それだけに高いレベルの実務能力と経験を持つ人材は幾らでも優遇されます。また、法務アシスタント、パラリーガルといったポジションであれば、経験値が少ない人でも将来性を見越したポテンシャル採用で引っかかる可能性があります。

 

このあたりは求人案件によっても違いがあるので、詳細は法務職の求人案件に精通している転職エージェントに直接確認してください。

 

下記のエージェントであれば、国際法務を中心として、英語が出来る人材を求める案件情報を保有しているので、問い合わせれば最新の転職市場動向を教えてくれるはずです。

 

JACリクルートメント

外資系企業、日系グローバル企業専門の転職エージェント。グローバルメーカーや金融機関からの法務職の求人案件を扱っています。

 

リクルートエージェント

国内最大手の転職エージェント。あらゆる業界・職種の求人案件を保有しています。英語スキルが求められる仕事の取り扱いにも積極的です。

 

法務に関しては、IT企業やグローバルメーカーからの国際法務(国内外のグループ企業に関する契約書作成、法務相談、M&A、コンプライアンス教育)の転職案件を多数扱っています。

 

上級レベルの英語力(TOEIC750以上)が要求されるケースが多くなっています。

 

[recruit]

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

 

年収1000万円以上のハイクラス求人の取り扱いに特化している転職エージェント。グローバル企業からの海外支社を含むグループ全体の内部統制担当者の募集案件を多数扱っています。

 

また、金融業界からの法務・コンプライアンス担当者の転職案件が増えています。ビジネス事案、契約のリーガルチェックに加えてデリバティブ規制等新規制への対応が求められるポジションの案件となります。いずれも上級レベルの英語力が必須となります。

 

エリートネットワーク

20代、30代前半の若手ビジネスマンの転職支援に長けているエージェント。法務職に関しては、国内外のM&Aや新会社設立に伴う投資案件アドバイザリーを行うコンサルティングファーム、投資銀行からの求人を扱っています。ビジネス英語が必須となっています。

 

A・ヒューマン

大手転職エージェントの一つ。外資保険会社やメガバンク、投資銀行といった金融業界からの法務職の求人案件を多数扱っています。リスク管理・内部統制・コンプライアンス対応といった職種の転職案件が中心となっています。

 

プロフェッショナルバンク

30代のビジネスマン向けに専門性の高いプロフェッショナル職の転職案件を紹介している人材紹介会社。将来の幹部候補としての採用となる案件も多い。

 

法務職の求人で英語力が求められる案件に関しては、A・ヒューマン同様、外資金融機関からの求人が中心となります。

 

ISS

外資企業専門の転職エージェント。外資金融企業からの法務職の求人案件を扱っています。契約交渉・契約書作成・チェック、金融規制対応といった業務内容の案件となります。ネイティブレベルの英語力が求められます。