介護の仕事で英語を活かすことが出来るような職場というのは、日本では現時点(2014年10月現在)においては殆どありません。将来的には、外国人向けの医療サービスの充実が図られるようになり、それに伴い英語で介護が出来る人材に対するニーズが発生するといったことは起きるかもしれません。

 

介護の英語求人

 

また、EPAでインドネシアやフィリピンから介護士の受け入れが行われ始めており、今後外国人介護士が一般的になれば、外国人スタッフの教育・管理を行うため、介護施設において英語が出来る人材が求められるといったことも出てくるかもしれません。

 

しかしながら、これらは全て『●●かもしれない』という仮定の話です。現時点においては、介護士の求人で、英語が出来る人材が募集されているものはゼロに等しいです。

 

ちなみに『ゼロに等しい』というのは、日本全国で考えれば常時何千件という単位で求人が発生しているので、そのなかには、語学力を身につけた人材を募集する案件が1つや2つあってもおかしくないということで、絶対的にゼロとは言い切れないという意味です。

 

管理人自身が、そういった案件をこれまでに見たことがあるというわけではないので、補足しておきます。

 

介護に近い仕事で英語を活かせる職場

介護関係の求人サイトで検索してみると分かるのですが、介護士の資格を持つ人を募集している求人案件は介護施設だけではありません。直接、介護に携わる仕事ではないけど、介護のスキルを間接的に活かせる仕事は存在しますし、そのなかには英語力が求められる仕事もあります。

 

たとえば、幼児英語教育を取り入れている保育園・幼稚園です。園児の保育業務を行うスタッフとして、介護スキルを身につけた人材は親和性が高いと評価されているため、求人数は多いです。

 

一昔前であれば、幼児英語教育を行っている保育園というのは、東京のなかでも一部に存在するといった特殊な存在でしたが、今では全国各地にあります。

 

英語を使って働くような会社がないような地方の小さな町でも、幼児英語教育を行っている場所はあったりしますので、全国どこでも仕事は見つかります。

 

もう一つ、これはより間接的な関わり方になりますが、介護用品の開発販売を行う医療品メーカーで働くという選択肢もあります。海外展開している日系メーカーや外資メーカーであれば、業務上、英語を使う機会が発生するのは普通です。

 

介護の知識や経験が仕事に活かせる職場でもあるので、選択肢の一つになってくるのかなと思います。

 

海外で働く

これはあまり現実的な選択肢ではないかもしれませんが、海外に渡航して現地の介護施設や病院で働いている介護士の方もいます。日本の介護資格がそのまま認められるわけではないので、現地の学校に留学して卒業してからというのが一般的なパターンのようです。(この点については、私も理解が曖昧です。申し訳ありません。)

 

そう簡単に誰でも出来ることではありませんが、現実にこういったことをしている日本人もいるということで、参考情報としてお伝えします。

 

こういった感じで、今現在、介護という仕事において英語を活かして働く機会を得るというのは、なかなか難しい状況です。ただし将来的にはどうなるか分からないですし、国際化というか、色々な意味でほかの国とつながっていくという方向性にはあると思うので、今後は語学が活かせる場も出てくるのではと思います。

 

今現在、こういった仕事を探しているという人にとっては、あまり実りのない話に終始してしまったかもしれませんが、どこか参考になる部分があったのであれば嬉しく思います。

 

英語が活かせるような仕事の探し方

最後に、仕事を見つけるうえでのプチヒントです。通常、介護の仕事を探す場合、介護関連の求人サイトをチェックすることになると思いますが、こういったサイトには、一般的な介護、デイケア関連の求人が集まることになるので、英語が必要となるような仕事が出てくることはありません。

 

もしかしたら、今後、状況が変わるかもしれませんが、現時点では、語学な得意な人材の転職支援に力を入れている総合系転職会社(あらゆる業種・職種の求人を扱う会社)に当たったほうが、仕事を紹介してもらえる可能性が高いです。

 

リクルートエージェントen転職コンサルタントマイナビ転職などは、語学系の求人に強く、かつ、昔から介護関係の求人も扱っているので、情報源として最適です。(過去の事例では、アジアにおいて介護事業を展開することを目指している企業からの求人がありました。)

 

正直なところ、今現在、すぐに仕事を紹介してもらえる可能性は著しく低いのですが、一度求人登録をしておけば、希望する求人が新規で発生した時にリアルタイムでメール連絡をしてくれるので、今のうちに登録しておくことをお勧めします。

 

また、下記サイトに、介護業界専門の転職サイトが掲載されているので、こういったサイトを利用するのもアリです。(ただ、現時点では、上記のような語学絡みの求人に強い総合会社のほうが可能性は高いと思います。)

 

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)