旅行好きの人にとっては、トラベルライターというのは理想の仕事かもしれませんが、実情はなかなか厳しい世界です。

 

トラベルライターの求人

 

まず、絶対的な求人数が減っています。その理由は旅行雑誌がのきなみ休刊・部数減となっているためです。最近はネットで旅行の検索や予約をすることが増え、旅行雑誌や書籍が売れない時代になってしまいました。

 

逆にいえば、web系のライターという仕事に対する需要が増えているとも言えますが、紙媒体での求人減を補うほどではなく、狭き門となっています。(サイトだと、一般旅行者の体験記や口コミ情報のほうが人気コンテンツとなっていたりするので、ライターの役割が少なくなっているという背景もあります。)

 

トラベルライターの募集は不定期ですし、求人が発生した時にも人づてや業界のなかで人探しをする傾向が強く、一般的に募集がかかるケースは稀です。

 

そのため、普通の就職活動といったイメージでは、仕事を得ることは出来ないでしょう。

 

トラベルライターの求人情報の探し方

 

では、どのようにすればいいのでしょうか?

 

一番、確実なのは斡旋業者を利用することです。リクルートエージェントdodaといった大手業者を利用してもいいですし、出版ドットコムといった出版業界専門の人材紹介サイトもあるので、こういったところに片っ端から登録することです。

 

出版社

 

数が勝負なので、可能な限り登録しておくことです。

 

もう一つは、出版社や編集プロダクションへの飛び込みです。履歴書をもって自分の熱意をアピールすることで採用されたフリーターもいます。

 

出版業界は精神・肉体双方でタフさを求められる職業なので、ガッツがあると思われれば雇ってもらえる可能性が十分にあります。

 

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)

 

最初は雑用でも良い

 

違ったアプローチとしては、いきなりトラベルライターとして採用されることは諦めて、雑用でも何でもいいので、とにかく出版業界に就職することを目指すというやりかたもあります。

 

同じ業界で働いていれば、それだけチャンスも増えます。人脈がモノを言う世界でもあるので、業界のなかに入るというのは、とても重要です。

 

未経験の人、若い人であれば尚更です。雑用から始めるというのは、遠いようで最短ルートであったりもするので、悪くない切り口です。

 

トラベルライター養成コースのあるマスコミ専門学校で、取材ノウハウや文章作成を学ぶのも一つの方法です。こういった学校も出版社や編集プロダクションとのコネを持っているので、卒業後、紹介してもらえるケースがあります。

 

ただ、可能性としては決してそれほど高いわけではないので、一つのキッカケ程度に捉えていたほうがいいです。

 

最後に、もし自分の文才に自信があって、旅行経験も豊富ということであれば、自分でブログを立ち上げて、紀行文や旅行記をアップしてみるのもお勧めです。人気ブログになれば、それは実績になります。

 

ブログを見た出版社から仕事の依頼が来るかもしれませんし、自分からアプローチする時にも、大きなPR材料となります。

 

日本旅行作家協会のようなところに登録して、つながりを持つのもいいですね。
http://www.jtwo.net/

 

このようにやりかたは色々ありますが、とにかく旅行業界・出版業界とのつながりを作ることを考えてください。それは正攻法でも裏口からでも、どちらでも構いません。

 

ノンビリ待っていてもトラベルライターという仕事に就けることはありません。自分から積極的に動くことを心がけてください。