貿易実務の仕事を希望している人にとっては、嫌な現実かもしれませんが、貿易事務というのは決して収入が高い仕事ではありません。

 

貿易事務の収入

 

ある転職サイトの公式データだと、下記のような感じです。

 

年代男性女性
20代319万円322万円
30代309万円331万円
40代353万円データなし

 

全業種の正社員の平均年収は20代で351万円、30代で461万円ですから、かなり低いです。データを公開している転職サイトでは、100職種間で平均収入の順位付けをしているのですが、貿易事務は男性、女性、ともに70位代、90位代と下から数えたほうが速いレベルです。

 

残念ですが、これが事実です。高収入の求人案件でも500万円を超えることはまずありません。収入という点では、あまり期待しないほうがいいでしょう。

 

貿易事務の経験を活かして、キャリアアップをするには?

 

地方在住の人であれば、この収入でも暮らしていけるかもしれませんが、残念ながら貿易事務というのは、仕事がら都会にある会社に勤務するケースが大半なので、そう考えると大変です。

 

この状況を変えるには、他の業務への転職を検討する必要があります。

 

貿易事務が出来る人というのは、武器となるものを持っています。語学力もそうですし、海外企業との交渉ややりとりが出来るというのも強みです。

 

場合によっては、生産管理や物流といった業務にも携わっている人もいるかもしれませんが、商社やメーカーであれば、こういった経験は高く評価されます。

 

20代の人であれば、経理や会計の道に進むというのも有望な選択肢です。少なくても日商簿記の資格を取れるぐらいの知識は勉強して身につける必要がありますが、英語が出来て、経理のことが分かるという人材は、まだまだ少ないので、好条件の仕事にぶつかる可能性が十分にあります。

 

実は当サイト管理人の妻が、外資系の経理職で働いているのですが、かなりの高収入を得ていますし、40代になっても、転職会社からヘッドハンティングのオファーが来ています。

 

これは、彼女が特別に優秀ということではなく、同じような仕事に就いている人にとっては珍しくないことのようです。

 

ちなみに、彼女は殆ど残業なしで毎日帰ってきています。長時間の残業が多く、業務自体もハードな貿易実務とは大違いです。職選びを間違えると、状況が大きく変わってしまうということですね。

 

語学が出来るというのは、仕事を探すうえで大きな武器となるだけにモッタイナイことです。ぜひ、色々と可能性を探ってください。必ず、自分の条件に合った仕事がみつかるはずです。