セールスフォースの中途採用事情

 

セールスフォースは業績が好調に推移していることもあり、以前から、積極的に人材採用を行っていますが、今現在においても、その傾向は変わりません。

 

2019年6月末、営業(アカウントマネージャー、アカウントエグゼクティブなど)、マーケティング、エンジニア(ソリューションエンジニア、テクニカルアーキテクトなど)、マーケティングといった職種に中心に、多数の求人が出ています。

 

人材教育、データ分析、クラウドマーケティングなど、特定分野のスペシャリストを募集する求人や、部署を統括するシニアマネージャーを募集する求人もあり、本当に多種多様です。

 

給与については、本人の能力に応じて決まるため、具体的な数字は挙げられていないのですが、年収1000万以上の社員がゴロゴロしている会社なので、業界内でもトップクラスの待遇を受けられるのは確実です。

 

注意点としては、セールスフォースは、社員を募集する時、自社での直採用と、転職エージェントを経由した採用を使い分けていることです。

 

そのため、求人情報を確認する時には、セールスフォースの公式サイトをチェックしつつ、エージェントに問い合わせる必要があります。

 

また、エージェントに関しては、セールスフォースが利用しているのは、数社に限定されています。現時点においては、JACリクルートメント、ビズリーチの2社で、ほぼ独占しているので、この2社に問い合わせておけば十分です。

 

セールスフォースの求人情報を確認する時に、必須のサイト

 

なお、エージェントの場合、求人の詳細について教えてくれるのは、もちろんですが、あなたが採用される可能性や、採用される確率を高めるポイントについても、詳しく説明してくれます。

 

また、セールスフォースの採用基準は厳しいので、あなたの経歴ではセールスフォースは難しいという判断になってしまうかもしれませんが、その時には、エージェントは様々な企業の求人情報を扱っているので、ほかに魅力的な企業がないか、相談してみるのもオススメです。

 

1.セールスフォースって、どんな会社?

まずは、改めて、セールスフォースという会社の特徴をまとめてみます。この会社のことは、すでに知っているよという人は、読み飛ばして頂いても大丈夫です。

CRM領域における世界トップベンダー

セールスフォースのCRMソフトウェアは、世界最大シェアを誇ります。セールスフォースのサービスを利用している企業は、全世界で10万社以上存在しており、日本国内においても、多くの企業への導入実績があります。

 

業種や業態、会社の規模に合った柔軟なカスタマイズが可能であること、セキュリティに関しても、細かな設定が出来るので、クライアントの要望にしっかりと対応出来ることが、人気の理由です。

 

また、プラットフォームは、クラウドシステムを利用しており、ハードやサーバーが不要なので、安価に使えるところも、企業からの受けが良い理由となっています。

 

高成長を続けている会社

セールスフォースは、ここ数年で、ユーザー数を10倍以上に拡大していることもあり、毎年、売上・利益が急増しています。業績は順調に推移しており、文字通りの高成長企業と言えます。

 

顧客に合ったサービスの提供に、こだわりを持っていることが、高成長の理由ですが、それに加えて、数年前であればクラウドシステム、近年はAIというように、最新のテクノロジーを、いちはやく導入していることも、他社との差別化につながっています。

 

本業で得た資金を活かして、M&Aを積極的に行っていますが、技術力は高いけど、顧客目線のサービス提供ができていないため、業績が伸びていないという企業が多いので、セールスフォースの強みである顧客視点を取り入れることで、一気に化ける可能性があります。

 

そういった意味では、将来の期待価値が、非常に高い会社です。

 

2. セールスフォースは、実力のある社員に高額年収を払う会社

セールスフォース・ドットコムの社員年収について、幾つか具体例を挙げると、以下のようになりますが、これを見れば分かるように、給与水準が非常に高い会社です。

 

セールスフォース・ドットコムの社員年収

  • 27歳 ITコンサルタント 年収900万円
  • 34歳 ITコンサルタント 主任クラス 年収1450万円
  • 人事 34歳 年収800万円
  • 経理財務 32歳 年収1000万円
  • 営業 28歳 年収700万円
  • 営業 28歳 年収1150万円
  • 営業 30歳 年収750万円
  • 営業 30歳 年収1200万円
  • 営業 33歳 年収1100万円
  • 営業 45歳 年収1000万円
  • 営業マネージャー 35歳 年収1000万円
  • 営業マネージャー 38歳 年収1500万円
  • 営業 26歳 年収900万円
  • 営業 28歳 年収700万円
  • 営業 29歳 年収1200万円
  • 営業 32歳 年収1000万円
  • 営業 35歳 年収1000万円
  • 営業 35歳 年収2000万円
  • 営業 37歳 年収1500万円
  • 営業 45歳 年収1000万円
  • 営業マネージャー 38歳 年収1800万円
  • インサイドセールス 24歳 年収550万円
  • インサイドセールス 32歳 年収700万円
  • インサイドセールス 35歳 年収600万円
  • インサイドセールス マネージャー 30歳 年収1200万円
  • プリセールスSE 30歳 年収1000万円
  • 経理財務 32歳 年収800万円
  • 人事 34歳 年収950万円

 

セールスフォースの給与制度の特徴

IT業界、外資ということで、実力主義が徹底している会社であり、年齢にかかわらず、実績を残せば、その内容が正当に評価され、給与にも反映される給与体系となっています。

 

30歳前後で年収1000万円以上の給与を手にしている社員が多く、業界内でも有数の高給与企業です。

 

特に、営業職は、その傾向が強くなっています。営業コミッションは青天井であり、結果を出せば出すだけ、給与がアップしますし、評価に関しても、年間目標を数年連続して、達成することができれば、20代でもマネージャーへの昇進が可能です。

 

やればやるだけ、目に見える結果がついてくる会社であるため、社員のモチベーションは非常に高く、精力的に仕事に取り組んでいます。

 

なお、給与体系としては年俸制となっており、年俸を12分割したものが毎月支払われています。また、ここにインセンティブが付きますが、こちらも月払いとなっています。

 

セールスフォースのインセンティブは高額

セールスフォースは、年収に占めるインセンティブの比率を高めに設定している会社ですが、職種によって割合が異なります。営業系の職種だと4割前後、バックオフィス系だと1~2割といったところです。

 

具体的な支給額は、毎月の目標達成度合いによって決まりますが、あらかじめ設定される目標の水準が、かなり高めなので、3割程度の社員しか達成できないような状況です。

 

セールスフォースは高給与の会社だけど、高収入を手にするには、それだけの苦労もあるということです。

 

その一方で、成績優秀な社員には、インセンティブとは別に自社株も支給するなど、結果を出した人に対する優遇度合いはスゴイです。

 

Check!

バックオフィス系のインセンティブは、会社の業績に連動するものとなるので、部署間での個人差は、それほど大きくありません。

 

昇給のペースは緩やか

昇給のチャンスは年2回あり、昇給額は人事評価次第ですが、平均的な評価だと、前年の基本給から1~2%アップすることが多いです。

 

アップ幅は最大4%となります。1000万の4%だと40万円なので、バカにはできないのですが、インセンティブの金額を見ると、ベース給のアップは、あまり気にならないレベルなので、気にしていない人も多いようです。

 

セールスフォースの福利厚生は充実している

外資企業としては珍しく、セールスフォースは、福利厚生が非常に充実している会社です。住宅手当、家族手当といったものはありませんが、社会保険・年金が完備されているのは、もちろんのこと、それに加えて、会社全額負担の医療保険も用意されています。

 

社員の健康管理のサポートに積極的な会社でもあり、健康診断やジム・マッサージの費用を補助する制度が用意されているほか、健康管理に関するセミナーを開催して、知識面からのサポートも行っています。

 

また、特筆すべきこととしては、2017年に入ってから、不妊治療に対する補助金支給が始まっています。籍を入れている社員を対象に、年間最大200万円まで支給されるので、かなり大きいです。

 

さらに、家族絡みの福利厚生で言えば、育児・介護休暇や時短勤務制度も整っているため、子育てや親の介護をしながら、働くことが可能です。何か事情がある時には、周囲のサポートも受けられるので、安心です。

 

フリードリンク&スナック、マッサージルームの利用料無料など、オフィス環境も整っており、気持ち良く仕事に取り組むことが出来ると、社員の満足度は非常に高いです。

 

Check!

セールスフォースでは、養子縁組の費用を負担する制度も新たにできて、家族絡みの福利厚生が、さらに充実しました。

 

セールスフォースの退職金制度

セールスフォース・ドットコムは外資なので、日系企業のような退職金制度はありませんが、その代わりに、持ち株制度、確定拠出年金制度が用意されており、こういった制度を利用することで、計画的に資産形成を図ることが可能です。

 

セールスフォースの給料を他社と具体的に比較してみる

 

比較事例1:営業マンの年収を他社と比較してみる

セールスフォースの営業マンの給与水準は、業界内でもトップクラスです。賞与の支給はありませんが、高額なインセンティブがありますし、基本給についても、ベース自体が高めに設定されているので、同業他社よりも、年収は高いです。

 

ちなみに、インセンティブには上限がないので、実力次第では、1500万、2000万円といった、日系企業であれば、経営者クラスと言える収入を得ることも可能です。(こういった社員も存在します。)

 

比較事例2:エンジニアの年収を他社と比較してみる

エンジニアにおいても、同業他社よりも給与水準は上です。基本給が高めに設定されていることに加えて、業績に連動したインセンティブが、毎年支給されていますが、業績が急拡大しているだけに、高額となっています。

 

なお、インセンティブの平均的な支給額は、年収の2割程度と考えてください。

 

ちなみに、セールスフォースに転職する時には、前職の年収を加味して、入社時の給与が設定されますが、年収800万円を超えている社員が多数を占めており、1000万円以上の給与をもらう人も、ちらほらいます。

 

特に、クラウドのシステム作りに携わっていたことがある人は、他社よりも、高い年俸を提示される傾向があるので、そういった経験がある人は、チャンスです。

 

比較事例3:管理職の年収を他社と比較してみる

管理職についても、セールスフォースの給与水準は、他社よりも高くなっています。営業だと、2000万円以上の年収を支給されている人もいますし、営業以外の職種においても、年収1000万円を超えるのが、当たり前です。

 

なお、先ほども触れましたが、セールスフォースは成果主義の会社なので、20代という若さで、管理職に就いている人も存在しますし、そういった人は、そのポジションに見合う給与を得ています。

 

年功序列の会社では、有り得ないことであり、自分の力を試してみたいという人にとっては、やり甲斐がある職場と言えるでしょう。

 

3. セールスフォースの就労環境

セールスフォースは実力主義の会社で、みんなバリバリ働いていますが、日系のIT企業などで見られるようなブラックという雰囲気は全くなく、ワークライフバランスという観点で見ても、魅力的な会社です。

 

激務だけど、結果を出していれば、休みを取れる

日本の会社のように、長時間労働を美化するような考え方とは一切無縁の会社であり、仕事の進め方に関しては、個人に任せられているので、残業や休日出勤を強いられるようなことは、ありません。

 

むしろ、残業ばかりしていると、仕事が出来ない人間(仕事が遅い人間)と捉えられて、人事評価が落ちるぐらいです。

 

ノルマを果たしていれば、毎日、定時に帰宅しても問題ないですし、長期休暇を取ることも可能です。営業マンであれば、営業先からの直行直帰も認められています。

 

多くの社員が、インセンティブを得るために、結果を出そうと努力しており、自主的に仕事の量を増やしているので、現実としては、長時間労働になっています。

 

ただし、これは自分から進んで実践していることなので、不満に思う人はいないですし、繰り返しになりますが、予算を達成している限り、プライベート優先の働き方を選択しても、誰にも文句を言われることはありません。

 

セールスフォースは、実力があれば、自分の好きなように、幾らでも休みが取れる環境でもあります。

 

出勤時間、退社時間についても、ある程度、自由に決められる

職種や部署によって、コアタイムの設定が異なりますが、セールスフォースでは、フレックス制度が導入されているので、出退社時間の自由度が高くなっています。

 

近年においては、スーパーフレックス制度というコアタイムのないフレックス制度を、導入する部署も出てきています。

 

この制度においては、1日あたりの勤務時間も、個人で決められるので、たとえば、今日は12時間働いて、明日は4時間だけ働くといったことも可能です。

 

Check!

バックオフィスは、遅くても19時くらいには退社できる環境となっています。

 

有休が取りやすい

セールスフォースでは、休みたい時に自由に有休を取れるので、消化率が高くなっています。(入社直後から、すぐに使える有休を数日分もらえます。)

 

また、会社として、社会貢献活動を推奨していることもあって、セールスフォースには、ボランティア休暇が用意されており、実際に利用する社員は多いです。

 

在宅勤務、テレワークが認められている

セールスフォースは、IT技術を利用して、遠隔地で業務を遂行出来るテレワークのシステムを整備しており、週2日程度であれば、誰でも在宅勤務が可能となっています。

 

かつ、セールスフォースは、求められているパフォーマンスを発揮することに支障がなければ、完全在宅勤務でも構わないという方針を表明しています。

 

要求度が高いため、本当に『完全在宅』という形で働いている人は、ごく一部ですが、少しずつ増えてきています。

 

言うまでもありませんが、在宅勤務であれば、オフィスへの通勤時間がなくなるので、その分、時間に余裕ができるので、ワークライフバランスの改善につながります。

 

また、テレワークを活用することで、地方のオフィスにいながらでも、東京本社の業務を担当できるなど、仕事の幅が広がり、地方勤務の人にも、チャンスが開かれてきています。

 

また、これまで東京で働いていた人が、田舎に引っ越して、テレワークを駆使しながら働くといった事例も出てきています。

 

家族のために休暇を取ることをサポートしてくれる会社

セールスフォースには、仕事よりも家族のほうが大切という価値観があるため、事前に意志表示をしておけば、幾ら業務が忙しくても、家族の用事のために、有給を取ることが認められます。

 

これは制度として認めるというだけではありません。その人が、仕事に支障をきたすことがないように、周囲の人間がフォローするという、お互いが助け合う文化がありますし、その部署でフォローしきれなければ、会社としてもバックアップする姿勢があります。

 

自由度の高さは、責任の重さの裏返し

個人の裁量が大きく、自由度が高い会社ですが、これは裏返せば、完全に個人の責任でタイムマネジメントを行う責任があることを意味しており、業務効率が悪く、勤務時間内に仕事が終わらなければ、休みなしで働いてでも、ノルマを果たすことが要求されます

 

その場合でも、会社や周りが助けてくれることはないので、全て、自己責任で業務を遂行する必要があります。セールスフォースは、元々、仕事量が多い激務の会社なので、効率良く仕事を回すことが、ワークライフバランスを維持するうえでは、必要不可欠です。

 

かつ、先ほども触れましたが、仕事が遅くて、残業ばかりしていると、仕事が出来ない人間と捉えられて、人事評価が落ちかねないので、注意してください。

 

激務だけど、時間内にキッチリと仕事を終わらせるのが、高評価を得るためのポイントですし、そういった人は、高収入を手にしつつ、充実したプライベートも送れるという、理想的な環境を手にすることが出来ます。

 

補足

こんなふうに書くと、助け合いの感覚がない冷たい職場と感じる人もいるかもしれませんが、そうではなく、各個人が自分の役割を果たすことが求められるということです。

 

同僚と協力して、仕事を進めることもあれば、先ほども触れたように、お互いにフォローする形で、長期休暇を取得することも、行われており、セールスフォースは、むしろ、社員間の協調性がある会社です。

 

自分の責任をまっとうしない人が、甘やかされることはないという意味で、捉えてください。

 

4:セールスフォースの社内教育制度

専門部署を設置して、社員が長期的に成長できる環境作りに注力するなど、セールスフォースは外資としては珍しく、人材開発を重視している会社であり、実際、この会社の社内教育体制は、かなり充実しています。

 

業務スキル、商品知識、語学(英語など)について学べる様々な研修制度や、OJTの仕組みが整備されており、仕事が忙しいなかでも、効率的にスキルを向上させられます。

 

また、申請を出して、上司に認められれば、民間の英会話スクール・社会人学校や通信教育、e-ラーニングなどの費用を補助してもらえます。補助額には上限が定められていますが、年間で60万円なので、自腹で払わなければいけなくなるようなケースは、まずないでしょう。

 

挑戦したいと思ったことには、必ずチャレンジさせてくれる会社なので、やる気があれば、いくらでも経験を積むことができますし、セールスフォースのビジネス手法、経営手法は一流なので、それをじかに体験できて学べるというのは、今後のキャリアを考えたうえでも大きいです。

 

また、セールスフォースは、部署間の連携を大切にしていて、社内コミュニケーションが活発になされているので、仕事を進めていくなかで、自然にコミュニケーションスキルが磨かれるような環境ともなっています。

 

補足

セールスフォースでは、中途で入った社員も、最初の1ヶ月間は、研修や勉強会の参加に専念にすることになっており、この1ヶ月を、仕事に慣れるための準備に充てられるので、万全な状態で、業務を開始することができます。

 

セールスフォースの人事評価制度

営業系とバックオフィス系で、評価体系が異なります。営業系の部署だと、実績が全ての完全成果主義となっており、ノルマの達成度合いで評価が決まります。

 

2年連続でノルマを達成すると、ジョブグレードが上がり、それに伴い、ベース給も大幅にアップしますが、先ほどもふれたように、セールスフォースのノルマは厳しいので、達成できる人は、全体の3割程度にとどまっています。

 

そのため、ノルマを完全にクリアできなくても、達成率が高ければ、それなりの評価を受けますが、一定レベルの成果を継続的に出せない営業マンに対しては、退職が勧告されるので、そこは厳しいです。

 

常に数字に追われていることに加えて、成績が社内で公表されており、誰でもほかの社員の成績を見ることができるため、周囲からのプレッシャーが大きく、マイペースでのんびり働きたいと考えている人には、合わない会社です。

 

バックオフィス系については、数値で表すことができないため、上司の考えが反映される傾向にあり、あいまいな評価をされたと感じるスタッフも少なからず存在するのが事実です。

 

そのため、セールスフォースは近年、360度評価を取り入れるなど、公平性を高める取り組みを行っています。

 

Check!

営業、バックオフィス、共通の傾向として、コミュニケーションに長けている人ほど、高い人事評価を得ています。

 

セールスフォースのキャリアパス

セールスフォースは実力主義の会社なので、結果を出せば、どんどんポジションが上がっていきますし、希望すれば、別の職種に切り換えることもできます。

 

つまり、自分の意志に合わせて、自由にキャリアを追求していけるということですが、仮に別の会社へ転職するという決断をするにしても、優秀な人材が多い会社なので、セールスフォース出身者という肩書きは有利に働きます。

 

特に、IT業界内では重宝されるので、選択肢の幅が広がります。

 

Check!

営業だと、他社の経営者と、直接、やり取りをする機会が多いので、そういったレベルの人たちとの人脈が形成されやすいというメリットもあります。

 

女性が働きやすい会社

セールスフォースは、ダイバーシティーを推奨しており、仕事内容で男女に違いはなく、キャリアアップの機会についても男女平等なので、やり甲斐を持って働くことができます。

 

(役員に占める女性社員の割合は少ないのですが、アメリカ本社のように、日本法人も女性役員の比率を高めていく方針を持っているので、今後は、増えていく可能性が高いです。)

 

また、先ほどもふれたように、セールスフォースは『仕事よりも家族のほうが大切』という価値観がある会社なので、育児支援制度が充実しています。

 

産休・育休が取りやすいうえ、休みからの復帰も歓迎されていますし、子どもが小さなうちは、時短勤務が選択できるようにもなっています。(育児ルームが設置されているオフィスもあります。)

 

家族看護休暇制度があるので、子供の急な発熱などで早退や休みが必要になった場合にも、休みが取れますし、その時には、業務に支障がでないように、周りのスタッフがカバーしてくれるので、安心です。

 

もともと、在宅勤務、リモートワークが利用できることもあって、セールスフォースは子育てと仕事を両立させやすい会社なのですが、子どもがいる人を応援する空気があるので、心理的な負担を感じることなく働けます。

 

Check!

男性が育休を申請すると嫌がる会社が多いなかで、セールスフォースは、男性社員の育休申請を快く承諾する会社であり、これも、子育て支援に本気で取り組んでいる証拠と言えます。

 

様々な角度から見て、セールスフォースは女性が働きやすい会社と言えますが、でも、仕事の成果に対する追求度は厳しく、どんな理由があっても変わりません。

 

『働きやすい』というのは、『女性だからということで、不当な待遇を受けることはない』という意味であり、決して仕事が楽ということではないので、そこは勘違いしないようにしてください。

 

4. セールスフォースの中途採用事情

新卒は採らず、中途がメイン

セールスフォースは、日本法人を立ち上げてから10数年、新卒を募集しておらず、中途をメインとしていました。

 

2014年から新卒採用を始めましたが、会社としては、即戦力となる実務経験者を求めていることもあって、現在でも、中途採用の割合が高くなっていますし、社員の大多数が中途採用組です。

 

なお、2014年に、数名の新卒が採用されて以降、少しずつですが、新卒の採用人数が増加しています。新人向けの研修制度も整いつつあるので、今後、採用される新卒者の数が増える可能性は高いです。

 

学歴は関係ない、一流大学卒でなくても大丈夫

セールスフォースは、新卒の場合、四年制大学、もしくは、大学院を卒業した人が募集対象となっていますが、国内外を問わず、様々な大学の学生が採用されており、一流大学卒でなくても、採用実績があります。

 

また、中途だと、基本的に学歴不問です。職種によっては、大卒以上というように、学歴が応募条件に加わるケースもありますが、そういった職種においても、実績次第では、学歴については大目に見てもらえることがあります。

 

『その業務を遂行できるだけの実力があるかどうか?』が採用基準となるので、完全実力勝負と考えてください。学歴については、気にする必要はなしです。

 

Check!

なお、補足として、職種別に見ると、エンジニアに関しては、ある程度、学歴がチェックされる、営業については、学歴は全く関係なし(前職での実績が問われる)です。

 

転職の難易度は、ハッキリ言って高い

中途に関しては、セールスフォースは、即戦力となる人材を求める会社ですし、その要求度はキツイので、ハッキリ言って、転職の難易度は高いです。

 

どの会社の面接にも通ったという人でも、セールスフォースでは落とされて、自信を失うといったケースもあるぐらいです。

 

具体的な要求内容については、求人ごとに細かく指定されています。たとえば、エンジニア系統の求人で、ソリューションエンジニアを募集する求人があったとします。

 

この場合、【流通業界担当のソリューションエンジニア】といったような形で、クライアント企業の業種や会社規模によって、細分化され、ポジションごとに、求める人物像が、明確に指定されます。

 

一例を挙げると、下記のような感じです。

 

応募条件 サンプル

【流通業界担当のソリューションエンジニア】

  • 流通業界の業務知識
  • CRM,ERP,SCM,BI,BPM等いずれかのソリューションのプリセールスを経験している
  • 上記ソリューションエリアでシステムインテグレーションの提案活動、プロジェクトマネージャー、コンサルティングのいずれかを経験している
  • セミナーやイベントなどでプレゼンテーション/デモを経験している
  • Salesforceソリューションの知識があれば尚可

 

見て頂くと分かりますが、要求内容はかなり細かくなっています。これは、全職種共通ですが、ポジションごとに要求される実務経験、スキルセットは大きく異なります。

 

募集要項を見て、自分がその要件を満たしているのか、冷静に見極めたうえで、セールスフォースにチャレンジするかどうか、判断してください。

 

なお、転職会社を利用して、転職先候補を探すようであれば、担当者にセールスフォースに採用される可能性がどれくらいあるか、シミュレーションしてもらうのもアリですし、そこで、難しいという判断になった時には、落ちた時の代わりの会社を紹介してもらっておくといいです。

 

Check!

セールスフォースを落ちた人でも、他社だと、一流のプロフェッショナルという評価を受けるケースが多いです。

 

もちろん、厳しそうだからといって、最初から諦める必要は全くないので、ぜひ採用面接を受けてみてください。

 

転職できれば、年収アップは確実

中途で入社する時は、前職の給与の20%アップまでは狙えます。あとは交渉次第という要素が強いのですが、こういった条件交渉の経験がなく、自信がないという人は、転職エージェントに代行してもらうことをオススメします。

 

エージェントは、この手の交渉に慣れているプロなので、セールスフォースの社内事情を加味しながら、あなたの実績・能力を上手にアピールしつつ、条件交渉を行ってくれます。

 

結果として、条件アップに成功したという事例が多々あるので、自分でどうにかしようとするよりも、最初から任せてしまったほうが安心です。

 

5. セールスフォースの面接に受かるには?

セールスフォースの選考プロセス

セールスフォースの選考プロセスですが、新卒の場合、転職会社よりエントリーして、会社説明会を受けた後に、エントリーシートの提出、適性検査テスト受験、面接選考(複数回)といった流れで行われています。

 

一方、中途に関しては、職種やポジションによって、選考プロセスが違ってくるのですが、おおむね1ヶ月の間に3回程度、面接を行うというのが、基本軸となります。

 

面接の時には、実務的な知識を厳しくチェックされます。営業だと、製品のプレゼンを要求されることも多いです。

 

また、面接官が外国人の場合、全て、英語で行うことになり、日本語での受け答えは受け付けてもらえないので、注意してください。

 

なお、セールスフォースは、リファラル採用という現役社員からの紹介で、人材を雇用することに力を入れており、近年は、中途採用者の約半数が、リファラルで入社しています

 

Check!

リファラル採用は、面接が1回で済むことも多く、質の高い人材を素早く大量に確保出来るので、会社としても、この方法を重宝しているようです。

 

セールスフォースが求める人物像

セールスフォースは、自社が求める人物像というのは、下記の2点を満たす人です。

 

  • 革新的なサービスを提供するため、常に挑戦し続けるマインドを持った人
  • 個人としてだけでなく、チームでの成功を大切にする人

 

これは、会社の公式サイト上に掲載されているものであり、職種を問わず、この2つの要素を兼ね備えていることを、採用基準としています。

 

同時に、急速なスピードで変化するIT業界において、素早く新しい情報をキャッチできるアンテナ感度の高い人、自分の考えをしっかりと持ち、設定した目標に対して、自立して取り組める人の評価は高く、優先的に採用される傾向があります。

 

一言でまとめれば、チャレンジ精神があって、コミュニケーション能力の高い人となるので、自分が、この人物像に当てはまるかどうかというのが、セールスフォースへの適性を判断する目安にするといいでしょう。

 

面接で必ず質問される内容

面接を受けると、職務経歴、及び、転職を希望する理由を説明することを、最初に要求されます。(これは、ほぼ100%確実です。)

 

また、英語力についても、聞かれることが多いのですが、現時点のレベルがどうこうと言うよりも、入社後に学ぶ気持ちがあるかどうかということのほうが、重要視されています。

 

Check!

英語が流ちょうに話せるという人でも、自社商品に関する専門用語など、必ず覚えなければいけない言葉が出てきます。そこで、学ぶ姿勢というのが、重要になります。ここで、私は英語ができるからと、斜に構えていると、面接官からの評価が悪くなるので、注意してください。

 

また、入社後のキャリアパスを、どのように思い描いているかを聞かれますが、これは、あなたの上昇志向を確認するためです。

 

セールスフォースは、強い上昇志向を持つことを、社員に要求する会社であり、このことを会社の方針として徹底しているので、面接の時には、その方針についてこられるのかどうか、チェックを受けることになります。

 

補足

ちなみに、志望理由に関するプチテクニックですが、実体験をベースに、自分が直面した問題を具体的に説明して、セールスフォースの製品を使うことで、その問題を解決できるため、そのようなサービスを提供している会社で働きたいという流れにもっていくと高評価を受けやすいです。

 

スキル、知識に関するチェック事項

営業職に関しては、営業力を確認するために、現在、勤めている会社の商品、もしくは、セールスフォースの商品、いずれかのプレゼンを行うことになります。

 

ほかの職種においても、今まで携わってきた業務に関する専門知識、技術力を、事細かくチェックされると考えてください。

 

また、これは必ずというわけではないのですが、セールスフォースのビジネスモデルや製品に関する理解がどれだけあるか、説明を求められることがあるので、きちんと答えられるように、勉強しておくことをオススメします。

 

面接の時には、これをすれば評価が上がる

職務経歴の説明をする時に、特に、自分が自信を持っているところを、はっきりと強調させることが、評価を上げるためのポイントです。

 

セールスフォースの面接官は、その人が、聞き手に対して、強く印象付ける説明ができるか、論理的な説明ができるかというのをチェックしているからです。

 

これは、その人のコミュニケーションスキルを把握するためですが、それだけに、持参した経歴書を読み上げるような人は、その時点でアウトです。話すことが苦手な人は、流ちょうに説明できるように、事前に練習しておいたほうがいいです。

 

面接に受かる確率をアップさせるための秘訣

前述したように、セールスフォースは、チャレンジ精神があり、実行力がある人物を求める傾向にあるので、受け身の面接では、うまくはいかないでしょう。

 

自分自身を売り込むという気持ちを強く持って、面接に臨むことをオススメします。

 

また、仕事・プライベートを問わず、自ら考えたことを実行に移して、何らかの成果を挙げたという経験を持つ人は採用されやすいです。

 

特に、一つのことに本気で挑戦して、長期的に続けたことによって、成功したという経験を持つ人は、継続力や持続性があると判断され、高評価となるので、そういった事例がある人は、必ず伝えてください。

 

補足

セールスフォースは、個人の成功体験を、非常に重視するので、語れる経験がないという人は、今からでも、何かにトライしたほうがいいです。

 

『今、●●を達成するために、頑張っています』ということを言えるだけでも、大きいです。

 

もう一つのポイントとしては、セールスフォースには、社員だけでなく、顧客、パートナー企業も含めて、全ての人を大切にして、助け合う「Ohana(オハナ)」という企業文化があるのですが、このカルチャーに合うかどうかが、面接時に重視されます。

 

Check!

オハナとは、ハワイ語で広義の家族に相当する概念です。

 

この文化があったため、会社として大きく成長出来たと考えられおり、いくら優秀な人でも、この文化に合わないと判断されれば、採用されません。

 

そのため、自分が、周りのスタッフを思いやり、チームワークを重んじて行動出来る人物ということを面接官に伝えることが重要です。

 

6. セールスフォースへ転職を考えている人へのアドバイス

ここまで、様々な観点から、セールスフォース・ドットコムの社内環境について、見てきましたが、給与水準が高いうえ、就労環境も整っているという優良企業です。クラウドベースのCRMソフトウェア市場でトップシェアを誇り、現在も毎年、高成長を続けているので、将来性も十分です。

 

職場の雰囲気が明るいので、転職を目指すには申し分ない企業ですが、個人に課せられる責任は、かなり重いものとなるので、職責を果たすだけの覚悟が必要となります。

 

また、中途に関しては、即戦力の人材のみを採っている会社なので、採用されるためのハードルは高いです。自信を持って応募した人でも、落とされる例が少なくないので、本気で転職を目指すのであれば、気合いを入れてチャレンジしてください。

 

最後に、セールスフォース・ドットコムの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しており、実際に転職出来る可能性がどれだけあるのか、分析してもらえるので、不安がある人は、相談してみてください。

 

また、転職を目指すということであれば、採用面接をパスするためのアドバイスを受けるといったサポートを受けることも可能です。(セールスフォース・ドットコムの社内事情を加味したうえでのアドバイスとなるので、かなり実践的で役立ちます。)

 

なお、転職会社は、日系・外資を問わず、様々な企業の求人案件を扱っているので、他社の情報について、教えてもらうのもアリです。

 

もしかしたら、セールスフォース以上に、魅力を感じる企業を紹介してもらえるかもしれないので、興味がある人は、ぜひ他社のことについても、話を聞いてみてください。

 

<セールスフォースの求人を扱う転職会社>

転職会社名対象職種対象年齢管理職求人への対応
JACリクルートメント全職種35~45歳課長、部長クラス
マイナビITエンジニア23~35歳 
リクルートエージェント全職種23~60歳課長、部長クラス
ビズリーチ全職種30~60歳課長~役員
マイナビエージェント営業、バックオフィス23~35歳 
Typeエンジニア23~40歳