丸紅の中途採用事情

大手総合商社、丸紅。食料、繊維、資材、紙パルプ、化学品、エネルギー、金属資源、輸送機などの輸出入・国内取引から、電力・インフラ、プラント、情報・金融・不動産に関する広範な分野で、グローバルに事業を展開しています。

 

伝統的に紙・パルプ部門、食料部門、電力部門に強みを持つ丸紅は、過去には一時、倒産の危機に直面したものの、現在では業績のV字回復を達成しており、2013年3月期には2期連続で過去最高益を更新しています。

 

丸紅は、国内事業所を12カ所、海外56カ所、海外の現地法人29社62カ所と、66の国や地域において、130もの拠点を構えており、人材登用の動きも活発です。中途採用に関しても、様々な職種を対象に、随時募集をかけていますので、転職のチャンスは豊富に存在します。

 

このページでは、丸紅の中途採用求人の傾向、及び、勤務する社員の年収・給与水準、社内の就労環境などについてまとめていますので、転職活動の際に、参考にしてください。

 

丸紅の中途採用求人の傾向

中途採用に関しては、生活産業グループ、エネルギー・金属グループ、電力・プラントグループ、コーポレートスタッフグループにおいて、募集がかかっています。グループごとに、様々な部署で求人が発生しているので、募集職種は多岐に渡ります。

 

一例を挙げると、ICTビジネス部、物流企画営業部、金属資源開発部、海外電力プロジェクト部、法務部、情報企画部、コンプライアンス統括部、といった部署になります。

 

全てを書き出すのは紙面の問題で省かせて頂きますが、丸紅のホームページにアクセスすれば一覧表示されているので、そちらで確認するようにしてください。(後ほど、採用情報ページのURLをお伝えします。)

 

応募条件については、どの職種においても、該当業務に関する実務経験が必須となりますが、必要なスキルや知識、資格などは職種ごとに異なります。また、英語力が必要となる職種もありますので、詳細については個々に募集要項を確認するようにしてください。

 

求人情報の入手方法

丸紅の中途採用に関する求人情報を入手する方法ですが、公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://www.marubeni-careers.com/

 

また、中途に関しては、転職会社経由でも募集がかけられているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、丸紅だけでなく、他社の求人のことについても知りたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので便利です。

 

このページの最後に、丸紅の中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、情報源として活用してください。

 

丸紅の年収について

丸紅に勤務する社員の給与水準ですが、幾つか具体的な年収事例を挙げると、以下のようになります。

  • 営業 26歳 年収700万円
  • 営業 32歳 年収1300万円
  • 営業 課長代理 34歳 年収1300万円
  • 営業 課長代理 35歳 年収1400万円
  • 営業課長 40歳 年収1700万円
  • 金属資源 生産管理 28歳 年収600万円
  • 金属資源 生産管理 30歳 年収1300万円
  • 金属資源 事業管理 27歳 年収800万円
  • 金属資源 事業管理 30歳 年収1100万円
  • 金属資源 事業管理 課長 40歳 年収2000万円
  • 電力 事業管理・開発 33歳 年収1300万円
  • 電力 事業管理・開発 39歳 年収1500万円
  • 電力 事業管理・開発 課長 42歳 年収1700万円
  • 経理 25歳 年収750万円
  • 経理 27歳 年収800万円
  • 経理 28歳 年収1100万円
  • 法務 27歳 年収1000万円
  • 法務 30歳 年収1000万円
  • 経営企画 35歳 年収1300万円
  • 情報企画 27歳 年収650万円
  • 情報企画 30歳 年収1200万円
  • CS 34歳 年収1600万円
  • CS 40歳 年収1200万円

 

丸紅は、基本給に加えて、年2回賞与が支給されるというオーソドックスな給与体系となっており、この業界においても、給与水準は高めです。年収に占めるボーナスの割合は高く、年収の約半分程度がボーナスとなります。

 

丸紅はグレード制となっており、入社8年目まではほぼ自動的に上がっていき、9年目以降に、個人の評価によってランクが決まる成果主義となります。そのため8年目までは、残業で給与に差がつくものの、同期間での基本給にはほとんど差はありません。

 

入社5年目で年収1000万円を超えてくるので、そこはさすが丸紅といったところですが、そこからの評価が9年目以降の給与に大きく影響してくるので、真面目に仕事に取組み、しっかりと成果をあげておくことが大切です。

 

9年目以降は管理職扱いとなり、裁量労働制となります。評価によっては2段階の昇格もあり得るので、同期入社でも多ければ400~500万円程度、年収に差がつくこともあります。ただし、役職手当はなく、残業代もつきませんので、部下と給与が逆転するといったことも普通におこります。

 

また、仕事がら、海外駐在の機会も多く、その場合は駐在地域にもよりますが、およそ1.5倍程度の年収となりますので、かなり高い年収といえます。

 

福利厚生については、各種社会保険が完備されているのはもちろんのこと、企業年金や財形貯蓄、財形住宅融資、従業員持株会、社内診療所、福利厚生サービス「Benefit Station」なども用意されており、充実したものとなっています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用で入社する時には、前職までの経歴・実績を考慮して、基本給を算出することになりますが、ここは交渉次第でもあり、交渉の結果によって、金額が大きく変わってきます。

 

そのため、会社側からの提示額に不満がある時には、そのまま受け入れるのではなく、自分の希望条件を伝えて、しっかり話し合うようにしてください。

 

こういった条件交渉の経験がないので、どう進めていいのか分からないということであれば、前述した転職会社に、交渉の代行を依頼してください。彼らは転職のプロなので、この手の交渉に長けており、しこりが残らない形で、うまく話を進めてくれます。

 

実際に条件アップに成功するケースが多々あるので、苦手な人の場合、無理に自分で何とかしようとするよりも、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

丸紅の評価制度について

丸紅では、期初に定性・定量的な目標を具体的に設定し、期末にその実績を自己評価し、その後、上司の評価を受けるといったMBO評価制度となっています。

 

評価は、業績評価とコンピテンシー評価の二つからなっており、直属の上長の次は部長、本部長、グループCEOというふうに、段階的に複数の階層で評価が決まっていきます。

 

絶対評価ではなく相対評価となっているため、自分が成果を上げ、直属の上司からも評価をされていても、他にもっと大きな成果を上げている人がいれば、それほど評価が得られないといったことも起こりえるので、その点は不満を感じることがあるかもしれません。

 

また、どの会社でも少なからず言えることですが、評価者である上司の主観は重要で、上司の意向が評価に大きく影響することも少なくありませんので、普段から上司としっかりとコミュニケーションを取り、円滑な人間関係を築いておくことも、良い評価を受けるうえでは大切です。

 

丸紅の成長環境・キャリア開発について

丸紅の教育制度は充実しており、M&A実務やロジカルシンキング、語学、といったビジネススキルから、リーダーシップマネジメントや個人のキャリア支援のためのステップアップ研修など、様々なプログラムが用意されています。

 

新卒入社者だけでなく、中途採用者用の研修プログラムも用意されていますが、そうはいっても、やはり実務においてはOJTで仕事を覚えていくことになります。周りは、聞けばしっかりと教えてくれる環境ですので、その点は安心してください。

 

丸紅では、比較的若いうちから責任ある仕事を任され、自分の裁量で動ける範囲も広いので、若手のうちからしっかりと経験を積むことができるので、成長スピードは早いです。また、海外派遣の機会も多いので、そこで得られる経験は、ビジネスマンとして貴重な財産となります。

 

ただし、部署によっては、深い専門性が身に付きにくい部署や、自分の専門以外の知識を自ら積極的に学んでいかなければキャリア形成が難しいといった部署も存在するのも事実です。

 

また、丸紅では基本的に、部署間の異動はあまり多くないので、定年までずっと同じ部署で働き続けるという人も少なくありません。そのため、色々な部署を経験し、複合的なキャリア形成をしていきたい、と考える人には、物足りないかもしれません。

 

ワークライフバランスについて

丸紅の就労環境は、部署によって異なります。管理部門であれば、比較的ワークライフバランスは良好といえます。平日に残業は少なからずありますが、基本的には20時以降の残業は禁止されていますし、休日出勤もほとんどありません。

 

一方で営業部門においては、基本的にハードワークな環境だと考えてください。近年では残業削減運動などもあり、以前に比べるとずいぶん残業も少なくなりましたが、それでも時期によっては長時間残業や休日出勤などが必要となることもあります。

 

また、海外を相手に業務をおこなっているような部署においては、時差の都合上、業務時間外に海外とのメールのやり取りが必要となることもあるなど、平日にプライベートの時間を確保するのは難しいと感じている人が多いです。

 

有休休暇については、それほど取りにくいといった雰囲気はありませんが、会社全体で有休消化率はそれほど高くありません。有休取得も部署によるところが大きく、実際に取りにくいと感じている人がいる部署があるのも事実です。

 

このように、丸紅のワークライフバランスは、すべて所属の部署次第といったところですが、もちろん、営業部門であってもプライベートを充実させながら働いている人もいるので、自分の希望する部署の状況は事前にしっかりと聞いておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

丸紅での女性の働きやすさは、一般職と総合職で若干異なります。一般職であれば、基本的に定時で帰れますし、部署によってはフレックス制も推進されており、有休も取りやすい環境なので、結婚・出産後を考えたうえでも、かなり働きやすい環境といえます。

 

一方で総合職の場合、部署にもよりますが、男性と同様に仕事を任されるので、やりがいを持って働くことはできますが、残業が多いことや、海外出張なども少なくないことから、体力的にも精神的にもタフさが求められます。

 

また、男性と比較して、女性管理職がまだまだ少なく、キャリアアップという点においては男性と同様のチャンスがあるとは言えないのが実情です。とはいえ、近年では女性総合職も増えており、会社としても女性の活躍に力を入れ始めているので、今後は女性管理職も増えていくはずです。

 

産休・育休制度については、しっかりと整っており、実際に取得している社員も多いです。復職後でも、一般職であれば比較的スケジュール調整もしやすく、問題なく仕事と家庭を両立させていくことができます。

 

ただし、総合職の場合は、復職後でも部署によっては海外出張などもありますし、どうしえも避けられない残業も発生するので、家族の協力が必要不可欠となります。そういった点から見て、子育てと両立していくのは難しいと考える人も多いので、その点は頭に入れておいたほうがいいです。

 

丸紅の転職先としての価値

ここまで、丸紅の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、印象としては、いかがだったでしょうか。

 

丸紅は、日本を代表する総合商社だけあって、給与水準も高く、福利厚生も充実しているので、待遇面で大きな不満なく働くことができますし、転職先として検討する価値は十分にあると言えます。

 

部署によっては、残業も多く、ハードワークな環境ではあるものの、仕事のやりがいという点においても申し分なく、特に海外での勤務や、海外を視野に入れて働きたいと考える人には特にオススメの会社です。

 

また、女性においては、女性管理職もまだ多くなく、女性が総合職で働き続けるという点に関してはまだまだ発展途上な部分はありますが、会社としても徐々に力を入れ始めていますので、今後の改善に期待はできます。

 

このように、転職を考えるうえで、どのような部署で転職を目指し、何を求めるのかによって、丸紅の転職先としての価値は変わってくるため、この点を踏まえながら、転職の判断を下すようにしてください。

 

最後に、丸紅の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うようであれば、相談してみるのもアリです。プロの視点で、分析してくれるので、参考になります。

 

また、他社の求人を紹介してもらって、比較してみるのもオススメです。比較することで、丸紅の価値が、より明確になりますし、もしかしたら、丸紅以上に、魅力を感じる会社と出会えるかもしれません。

 

転職先を探す際に、候補が多いに越したことはないですし、他社のことについて聞いてみて、損することもないので、ぜひ、話をしてみてください。

 

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