野村證券の中途採用事情

 

野村財閥の二代目、野村徳七によって設立された大阪野村銀行(現:りそな銀行)の証券部が独立することで、1925年に創立された、約90 年に及ぶ社歴を持つ日本有数の老舗証券会社、野村證券。

 

2008年には、破綻したリーマン・ブラザーズのアジア・パシフィック地域部門を買収、一気にグローバルプレーヤーの地位に駆け上がりました。

 

近年は、その海外部門が業績不振に陥り、赤字が続くなど、足を引っ張っていましたが、その反面、国内市場においては、『ノルマ証券』と異名を与えられるほどの徹底した営業力が、今でも健在で、安定的な経営基盤を築いており、証券業界のなかでも、群を抜いた好決算を残しています。

 

2017年3月期には、海外部門が7期ぶりに黒字化するなど、海外事業の業績も回復傾向にあり、今後の見通しは明るいものとなっています。

 

こういった背景から、野村證券の人材登用の動きは、活発化しており、中途採用の求人についても、様々な職種において常時、募集がかけられています。海外事業関連の求人も多くなっているので、グローバルで活躍したいという人にとっても、格好の会社です。

 

このページでは、野村證券の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境などについてまとめていますので、野村證券への転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

中途採用求人の傾向

野村證券の中途採用の対象となる職種は、多岐に渡りますが、そのなかでも、募集頻度が高いものをリストアップすると、下記のようになります。

 

  • 営業(国内・海外)、マーケティング(オンライン・オフライン)
  • トレーダー、アナリスト
  • ITエンジニア、オペレーション
  • ファイナンス、リスク管理、コンプライアンス、内部監査
  • 人事、経理財務

 

上記の職種のなかで、業務内容が細かく分かれる形で、募集がかかっていますが、応募条件については、どの職種においても、該当業務に関する実務経験、知識が必須となります。

 

求人ごとに、具体的に必要とされる経験、スキル、技術の内容・年数が異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

なお、野村證券は、営業部門を中心に、女性の登用に積極的なので、同じ実績を持っている人であれば、男性よりも女性のほうが厚遇される可能性があります。

 

野村證券への転職難易度は、かなり高い

野村證券は、転職のハードルが高い会社です。中途採用の応募条件は『大卒以上、経験不問』となっており、大学を出ていれば、誰でも応募できますが、どの求人に対しても、多数の応募者が殺到するため、競争倍率は常に高め安定です。

 

高収入が望めるということで、人気がある証券会社ですが、そのなかでも野村證券は一・二を争う好待遇の企業ということもあり、能力の高いビジネスマンが応募してくるので、面接を通過して採用されるのは、至難の業です。

 

ただし、求人数が多いですし、過去に不採用となった人も再応募できるので、採用されるまで、何度も挑戦してみるというのもアリです。

 

異業種からの転職組も多いので、金融業界での経験がなくても、問題なしです。

 

野村證券が求める人物像

本社勤務のホールセール部門と営業部門では、求められる人物像が微妙に異なりますが、両者に共通しているのは、倫理観とプロ意識です。

 

金融商品を扱うため、コンプライアンスにはひときわ厳しく、社員には高いモラルが求められます。また、数字に強いこと、英語で職務を遂行できるだけの語学スキルを持ち合わせていることも、職種共通で求められています。

 

加えて、営業に関しては、コミュニケーション力やバイタリティ、体力が重視されています。

 

  • 高い目標を掲げて、試行錯誤を繰り返しながら達成していく
  • その過程において、自分自身を成長させていく

 

こういった姿勢が要求される環境なので、自分自身がついていけるタイプなのかどうか、考えてみてください。

 

野村證券の中途採用選考フロー

野村證券の選考プロセスは、下記の通りとなり、書類選考から内定が出るまでの選考期間は、5週間程度です。

 

  1. 書類選考
  2. 部門面接
  3. 人事面接
  4. 適性検査
  5. 内定

 

書類選考は、履歴書、職務経歴書(書式自由、A4用紙1枚程度)をベースに行われます。職種によっては、英文レジュメの提出が要求されることもあります。

 

また、応募時点で、前職を退職済みの人は、退職事由を明記した退職証明書の提出も必要となります。

 

面接の回数は、状況によって変わります。部門面接、人事面接を、それぞれ3回ずつ行ったといった事例もあります。(1日に集中して行われるのが一般的です。)

 

適性検査は、部門面接を通過した人が対象となり、人事面接を受ける時に、同時に行われますが、ここで落ちる人というのは、まずいないので、あまり気にする必要はありません。

 

面接で聞かれること

野村證券は志望動機を重視しており、『なぜ、金融なのか?』、『なぜ、証券会社なのか?』、『なぜ、野村證券なのか?』ということを、根掘り葉掘り聞かれます。

 

また、『仕事は厳しいけど、その覚悟はあるか?』、『耐えられるか?』といったことも聞かれます。当然、ここでは『耐えられます』と回答すると思いますが、そうすると、次に『耐えられると言える根拠は何か?』と、追求されます。

 

生半可な回答では認めてもらえないので、面接官を納得させられるだけの回答を準備しておく必要があります。

 

時には圧迫面接としか言えないようなキツイ接し方をされることもあり、一筋縄ではいきませんが、熱意、意欲、自信といったものをアピールできれば、スンナリ内定が決まったりするので、遠慮せずに、イケイケの姿勢で臨んでください。

 

求人情報の入手方法について

野村證券では、公式サイト内にキャリア採用情報ページを用意しており、そちらのページにおいて、現在募集がかかっている求人の一覧について、確認することが可能です。
https://progres02.jposting.net/pgnomura/u/job.phtml

 

また、転職エージェント経由でも、募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職エージェントの場合、野村證券だけでなく、様々な企業の求人情報を扱っているので、野村證券の求人を、他社の求人と比較をしたいといった時には、まとめて情報を教えてもらえるので、便利です。

 

また、転職エージェントに一度登録しておけば、その後は自分が希望する条件に合致する求人が発生した際に、自動的に通知してもらえるようになるので、情報源としても、活用出来ます。

 

このページの最後に、野村證券の中途採用求人を扱う、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますが、なかなか便利な存在なので、うまく活用してください。

 

野村證券の求人案件を扱っている転職エージェント

JACリクルートメント

JACリクルートメント

 

日系グローバル企業、外資系企業専門の転職エージェント。20代から40代の経験豊富なビジネスマンの転職支援に力を入れており、収入アップ、ポジションアップでの転職事例が多々あるので、キャリアアップの機会を探しているのであれば、コンタクトしてみてください。

 

金融関係の求人も多く、内資・外資を問わず、様々な案件を保有しています。野村證券への転職支援実績もあるので安心です。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。

 

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リクルートエージェント

リクルートエージェント

 

保有求人数が10万件を超える国内最大手の転職エージェント。上記のビズリーチ、JACリクルートメントと比較すると、待遇は落ちるけど、そのかわり、応募条件のハードル低いといった求人が多いです。

 

待遇が落ちるといっても、正社員で年収500~600万円といったレベルなので、平均以上の水準です。経験年数が浅い人でも、仕事を紹介してもらえるので、経歴に自信がないという人でも問題なしです。

 

なお、リクルートエージェントは、英語が得意な人材の転職支援を得意としているので、語学を武器に転職したいという人は、一度相談してみてください。

 

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ビズリーチ

ビズリーチ

 

年収1000万円レベルのハイクラス求人専門の転職エージェント。あらゆる業種の企業の求人案件をカバーしていますが、金融、IT、バイオといった業種については、特に力を入れているため、証券会社への転職を考えている人には、最適な情報源です。

 

即戦力の人材を募集する求人ばかりなので、転職のハードルは高いのですが、それだけに採用が決まれば、高収入は確実です。野村證券以外の証券会社の求人情報も押さえているので、比較検討してみるのもアリです。

 

また、ビズリーチは役職レベルの求人案件の取り扱い数も多いので、管理職としての転職を考えている人にもオススメです。

 

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エリートネットワーク

エリートネットワーク

 

若手ビジネスマンの転職支援サービスを展開するエージェント。金融は最も力を入れている業界であり、銀行、証券会社、生命保険・損害保険会社、投資ファンド、ベンチャーキャピタルなど、多数の求人案件を保有しています。

 

将来的に、自社の中核的な存在となるような人材を求める、企業からの求人が中心となるので、採用のハードルは高いです。

 

アンテロープ

アンテロープ

 

金融業界、コンサルティング業界、専門の転職エージェント。投資銀行、投資ファンド、アセットマネジメント、不動産ファンド、証券会社、保険会社とのコネクションが強く、金融関係の仕事を探す時には、要チェックの情報源です。

 

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コトラ

コトラ

 

金融、IT、コンサルティングの3業種を中心に、転職支援サービスを展開しているエージェント。証券系ビジネスの求人情報の取り扱い数が多く、野村證券への転職支援実績も豊富です。

 

大和証券、松井証券、岡三証券、メリルリンチ、JPモルガンなど、日系・外資を問わず、多数の証券会社とコネクションを持っているので、もちろん、野村證券以外のことについても、相談することが可能です。

 

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社員年収・給与制度について

野村證券に勤務する社員の給与水準ですが、幾つか具体的な年収事例を挙げると、下記の通りとなります。(職種別にまとめています。)

 

野村證券の社員年収

  • 営業 30歳 年収1300万円
  • 営業 45歳 年収1800万円
  • 営業課長 40歳 年収1000万円
  • 投資銀行部門 30歳 年収1200万円
  • 投資銀行部門 課長代理 32歳 年収1250万円
  • 管理部門 入社5年目 年収800万円
  • 管理部門 課長代理 35歳 年収900~1100万円
  • FA課長代理 30歳 年収1000万円
  • IB部門 35歳 年収750万円
  • IB部門 38歳 年収1000万円
  • リテール 指導職 29歳 年収1000万円
  • コーポレート部門 25歳 年収400万円
  • コーポレート部門 32歳 年収1000万円
  • FC 25歳 年収750万円
  • FC 26歳 年収500万円

 

野村證券は日系IB. 「Investment Bank(投資銀行)」の中では、モルガン・スタンレーと同等の給与水準を維持しています。

 

結果を出せば、男女関係なく、それに見合う高額給与がもらえる会社であり、実力次第では、同期の倍以上の収入になることがあるなど、内情としては、外資なみの実力主義です。

 

給与体系としては、基本給と年1回の賞与から構成されるものとなっており、基本給は、もちろん高めですが、それに加えて、実績次第では、高額賞与も得ることになります。(営業だと、100万円以上になるケースも珍しくありません。)

 

昇給については、勤続年数によっても、基本給が上がるようになっていますが、やはり、ここも成果主義の色が濃くなっており、実績次第です。これは、平社員だろうか、役職者であろうが、関係なしです。

 

(ポジションが上になればなるほど、会社からの要求度がキツくなるので、同水準の収入を維持するためのハードルが高くなります。)

 

こういったことを加味して、野村證券における年収の目安を挙げると、おおむね、下記のような数字となります。

 

年代別の年収

  • 25歳~30歳:500万円~1000万円
  • 30歳~35歳:1000万円~1600万円
  • 35~40歳:1500万円~2500万円

 

役職でみると、このような感じです。

 

役職別の年収

  • 課長代理:1000万円(30歳前後で、昇格可能)
  • 課長級:1500~2000万円
  • 部長:2500万円

 

もちろん、これは平均例であり、成果を上げる人は、30歳前後でも1500万円近くを稼ぐ人もいれば、40代以降のミドル層となると、3000~5000万円といった水準に到達している人もいます。

 

女性でも、FA(ファイナンシャル・アドバイザー)の月収は、入社から5年間は月25万円が固定給として保障されつつ、歩合ももらえるので、結果を出せる人であれば、100万円オーバーも夢ではありません。

 

実際、入社後、数年間で、2000万円以上の年収を得ている女性も存在します。

 

こうやって書くと、モチベーションが湧いてくるかもしれませんが、その反面、数字が上がらない時には、最低給与に留まることになります。

 

そんな時でも、会社が助けてくるわけではなく、自分の力でやりきらなければいけないので、そういった意味では、フリーランスとして働くような自立心、覚悟が必要です。

 

逆に、こういった姿勢で働ける人にとっては、自分次第で幾らでも、成果を手にすることができる会社なので、非常にオススメです。

 

Check!

中途入社の場合、最初の5年間は、ある程度の固定給が保証されているので、その間に、歩合だけで食べていけるように、結果を残さなければいけません。結果が出ないと、生活できず、退職せざるをえなくなります。

 

営業マンの収入に関する補足

営業マンは顧客との付き合いで支出が多くなるので、高めの年収をもらっていても、お金が貯まりにくい傾向があります。

 

特に、富裕層を顧客に持つ人だと、相手の価値基準に合わせなければいけないため、高額な出費が続くことになり、キツキツでやっている人もいます。

 

そこを足がかりにして、さらに成果を伸ばしている人もいるので、決して悪いことばかりではないのですが、年収を額面通りに受け取っていると、痛い目にあうので、そこは注意してください。

 

また、会社の方針として、営業マンの成果報酬体系を、売買手数料のコミッション型から、預かり資産の残高に応じた手数料のストック型への切り換えを進めています。

 

そのため、手数料を稼ぐだけではダメで、顧客の資産を増やさないと、収入が増えないようになってきています。今後は、商品を売るだけの営業スキルだけでなく、投資に関する知識も必要です。

 

野村證券の福利厚生

福利厚生に関しては、大手企業ということもあり、しっかりと整備されています。特に、住宅補助が充実しています。借り上げ社宅か、家賃補助を選べる制度があり、家賃補助の場合には、家賃の7割が支給されます。(住んでいる場所によって、割合が変動します。)

 

また、確定拠出年金制度、持株会制度、一時退職金制度にくわえて、野村健康保険組合の人間ドック無償提供(年1回)や、野村福祉共済会の提携保養所などを安く利用できるといった福利厚生もあります。

 

総合的に見れば、野村證券の待遇面は、日本の証券業界のなかでも、かなりの高水準といえるレベルにあり、同業他社と比較しても、社員の満足度は高いです。

 

かつ、仕事で実績を出す社員に対して、多くの見返りを出す会社なので、社内は活気に溢れています。

 

人事評価制度について

野村證券は実力主義の会社であり、それが人事評価制度にも反映されていますが、フロントオフィスとバックオフィスで、評価の指針が変わってくるので、それぞれに分ける形で、説明します。

 

フロントオフィス

営業部門、投資部門、マーケティング部門など、個人の業績が数字で明確になるような部署においては、実績が全てとなります。

 

期初、中間、期末のタイミングで、上司と面談を行い、目標設定を行いますが、その目標の達成度合いで評価が決まります。

 

最近では、会社の方針として、営業部門でも、定性評価を取り入れるようになりましたが、まだまだ形だけの話となっており、実績勝負です。

 

結果が出せない社員に対しては、年齢を問わず、退職勧告がなされるぐらいなので、プレッシャーは大きいです。

 

補足

野村證券では、退職を勧奨されても、クビになることはあまりなく、そのまま在籍する人も多いです。そういった社員が、キャリアアップすることはないですし、基本給も低く、周りからは『給与泥棒』と嫌味を言われますが、その状況に満足して働いている人が、常に一定数存在します。

 

バックオフィス

バックオフィスにおいては、数値化できる評価基準を打ち立てるのが難しいこともあり、直属の上司の査定に委ねられています。そのため、配属された部署や担当業務によって、評価にばらつきが出てしまうという欠点が指摘されています。

 

こういった状況なので、この会社で高評価を得るには、上司との関係性が重要となってきます。日頃からコミュニケーションを取って、上司が何を自分に期待しているかを深く理解したうえで、その期待に応えることを、心がけてください。

 

なお、営業、投資、マーケティングといった部署においても、人事評価における上司の権限は強いので、やはり、上司との関係は良好に保っておいたほうがいいです。

 

野村證券で出世する人の特徴

以前は、評価が並の社員でも、入社後数年で管理職に昇進できる会社だったのですが、今では、管理職への登用のハードルが上がっており、出世競争が厳しくなっています。では、どんな人が、出世しているのでしょうか。

 

野村證券はトップダウンの経営となっており、会社方針が急に変わることが珍しくないのですが、それに対応できるだけの柔軟性を持つ人は、高評価を受けやすいです。

 

また、どの部署においても、1人で仕事を進めることはなく、上司や同僚と協力ながら、実績を挙げていくことになるので、対人コミュニケーションに長けている人のほうが、成果を出しやすく、結果として、出世していきます。

 

あとは、仕事において一度でも大きな失敗をしてしまうと、挽回出来るチャンスは少なく、キャリアアップ面で足かせになるので、慎重さも必要です。

 

営業は配属先も重要

営業については、部署間の業績格差が大きく、配属先次第で、成績が変わってきます。そのため業績が悪い部署に配属された時には、部署異動の申し出をするタイミングを見計らって、チャンスがあったら、すぐに申請したほうがいいです。

 

(その部署のなかで、トップクラスの成績を挙げていれば、申請を受け入れてもらえます。)

 

また、これは今後の話となりますが、野村證券はネット証券との差別化をはかるため、今まで通りの手法ではなく、コンサルティング業務に力を入れるようになっています。

 

そのため、投資のアドバイザーとして通用するだけの知識・スキルを身につけないと、評価を上げていくのは難しくなるでしょう。

 

社内教育制度について

野村證券は、社内研修、通信教育、部内勉強会、社内留学等、教育制度が充実している会社であり、本人の実力にあわせて、無理なく段階的に、仕事に必要なスキル・知識を磨いていくことが可能です。

 

研修の内容は、業界情報、商品情報といった実務に直結するものから、一般教養、ロジカルシンキング、コミュニケーション、マネジメント、経営、語学なといった、汎用的・自己啓発的なスキルまで、多岐に渡ります。

 

世の中の変化に応じて、新しい研修制度が作られているので、時代の流れに遅れることなく、最新の知識を習得することができます。

 

特に、資産運用に関しては、実践的な知識を得られるので、自分自身の投資に活用して、財を成す人がいるぐらいです。

 

それ以外にも、ライフプラン、税金、不動産、相続など、これからの人生で役に立つ知識を数多く勉強できるので、仕事を抜きにしても、貴重な学びの機会を得られる会社です。

 

Check!

野村證券には、『インストラクター制度』というものがあります。新卒・中途を問わず、入社後一年間は、仕事について、毎日インストラクターからアドバイスがもらえるという制度です。

 

この制度は決しておざなりではなく、インストラクターになるのは、優秀な社員のみで、的確なフォローを受けられるので、経験が浅い人でも、安心して働けます。

 

成長環境について

野村證券では、配属初日から第一線で働くことが求められるので、厳しさはありますが、その分、鍛えられるので、成長のペースは速くなります。

 

営業など、業務上、人と関わることが多い職種だと、自然とコミュニケーションスキルが磨かれますし、経営層・富裕層と触れ合うことで、そういった人達の考え方を学ぶことができます。

 

経験や年齢などを問わず、どんどん重要な仕事を任せてもらえますし、そこで結果を出せば、さらに大きな仕事が回ってくるので、自分次第で幾らでもチャンスを得られます。

 

キャリア開発に関しても、野村證券は、社内公募制度を積極的に活用している会社なので、キャリアチェンジの機会が豊富です。

 

参加できるのは、直近3年の成績上位者(トップ2~3%)だけなので、狭き門ではありますが、
海外修練という一年間、海外で業務に携わることができる制度もあるので、国内業務とグローバル業務を、両方、経験するといったこともできます。

 

結果として、文字通り、金融のプロフェッショナルとして、どこに行っても通用するだけの実力を身につけることが出来るので、将来的なキャリアを視野に入れたうえでも、野村證券で働くというのは、良い機会になると言えます。

 

実際、野村證券で働いていたという経歴は、大きなPR材料となっており、同業他社へ転職する時にプラスの材料になることが多いですし、ヘッドハンティングされる人も珍しくないです。

 

起業を目指すにも有利な環境

営業部門や投資部門で働いていると、成功者との人脈が形成されやすく、起業を目指している人にとっては、貴重な機会となります。

 

実際、野村證券の営業部門は、数多くの起業家を輩出しており、今現在も、起業家予備軍が多いので、社内の人脈も、独立した後は大切なつながりとなります。

 

ワークライフバランスについて

野村證券の就労環境は、おおむね良好です。残業が多い部署も一部にはありますが、これは例外的です。全社的に見れば、残業時間は少なく、プライベートの時間を十分に確保させることができる会社です。

 

その背景には、近年のマスコミによる企業の長時間残業に関する報道などにより、会社として、社員のワークライフバランスに対する意識を強くしていることがあります。

 

各部署で残業可能な時間が設定されていて、それを超えると管理職の責任となるため、時間管理が厳しく行われており、強制的に帰らされることになるので、時間内に業務を終わらせるために、効率的に働かなければという意識が、社内で培われています。

 

結果として、早く退社できるような体制が確立されつつあり、会社としても、水曜・金曜にノー残業デーを設定するなど、さらなる強化に努めています。

 

休暇制度についても、夏と冬の年2回、リフレッシュ休暇として5日間の休みが取れるようになっているほか、有休の取得率が非常に高く、100%消化という部署もあります。

 

入社1年目から自由に取得できますし、夏などに、一週間近くまとめて取って、長期休暇を楽しむといった休み方も認められています。

 

同時に、1時間単位での取得もOKなので、ちょっとした用事にあてるなど、使い勝手は非常にいいです。

 

営業など、部署によっては、週末に出勤する機会が発生することもありまが、その時には、代休が取得できるので、週休2日は、しっかり確保できます。

 

一部の部署では、フレックス勤務、リモート勤務も導入されるようになっており、働き方の自由度は非常に高くなっています。

 

ちなみに、自由という観点でみると、自分自身の能力向上のために、遅くまで会社に残って、仕事をするということも許されています。

 

また、近年の就労環境改善によって、プライベートの時間が増えたけど、それを自己研鑽にあてるという人も多く、自分の思うように時間を使うことができます。

 

ただし、結果に対する数字は、1ヶ月単位でチェックされることになるので、仕事のパフォーマンスが悪ければ、ワークライフバランスなどとは言っていられなくなります。

 

定時で帰社できる、週末に休めるというのは、あくまでも自分の役割を果たしていることが、前提の話と捉えてください。

 

補足

ネットの書き込みで、カレーが投げられる、怒号が飛び交うといったような、就労環境の悪さを伝えるものが多々ありますがが、それらは、10年以上前の話であり、現在は全く違います。

 

昔は、バリバリの体育会系の会社でしたが、最近は、その気質は弱くなっています。リテール系の一部の部署だと、まだ、その気配が残っていますが、コンプライアンスが厳しいので、パワハラのような行為は一切ないです。

 

ワークライフバランスに関する注意点

ここまでの話を読むと、野村證券はワークライフバランスが良好な会社と思われるかもしれません。それは事実なのですが、決して良いことばかりではなく、注意が必要なこともあります。

 

まず、職種によっては、転勤が一定の周期で発生することになります。特に、営業だと3年程度で転勤となるケースが一般的です。

 

その際には、転勤先について希望を出すことはできるのですが、全てが通るわけではないので、自分で住環境を選べずに、苦労するかもしれません。

 

また、部署によっては、飲み会や接待ゴルフが多く、こういったことに、土日が費やされることになります。

 

強制ではないので、断っても問題ないとはされていますが、参加している社員の割合が高いこともあって、毎回断り続けるというのは厳しいですし、交流会のように、必ず参加しなければいけない行事もあります。

 

つまり、部署によっては、プライベートが仕事に浸食されるということです。一部ではありますが、こういった職場が存在するのは事実なので、ワークライフバランスを重視する人は、野村證券に転職した後の就労環境について、あらかじめ確認しておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

野村證券は、女性の登用に対する意識が高い会社です。特に、リーマン・ブラザーズの買収後は、文字通りのグローバル企業になったため、その傾向がますます強くなり、日系の証券会社のなかでは、ずば抜けて先進的と言えます。

 

女性だからといって、仕事の内容や評価などで、差が付けられることはないですし、昇進の機会も男女平等です。管理職に就いている女性は多いので、キャリア志向が強い女性にとっても、十分にやり甲斐を感じることができるでしょう。

 

Check!

女性管理職を増やすプロジェクトが立ち上げっているので、キャリアアップに関しては、男性より女性のほうが有利になることが多いぐらいです。また、そういった背景から、最近は、役員に就任する女性も出てきています。

 

ちなみに、証券会社での営業と聞くと、変なイメージを持つ人もいるかもしれません。実際、昔は、女性の営業が男性顧客から不当なアプローチを受けることもあり、それを理由に退職する人もいました。

 

でも、今は女性社員が一人で顧客のところへ行くことがなくなったので、そういった心配は一切ありません。

 

また、社内のコンプライアンスもしっかりしているので、セクハラのようなこともありません。仮に、そういった行為を受けた時には、専用の相談窓口があるので、そこに連絡すれば、加害者を別部署に降格する形で異動させるなど、すぐに対応してもらえます。

 

育児支援体制について

野村證券は育児支援体制がしっかりしている会社です。産休・育休については、誰でも自由に取得できますし、復帰も容易です。(育休は3年まで延長できます。)

 

復帰後には、保育園の補助として、保育費の半額を会社に負担してもらえますし、子供の病気などで使える看護休暇を、年間5日間もらえます。

 

有休と合わせれば、日数的には十分ですし、野村證券は社員全体が子育てに対する理解を持ち合わせている会社であり、子供が熱を出して、保育園に迎えにいかなければならなくなったなど、緊急事項が発生した時にも、バックアップしてくれるので、早退や休みを取りやすいです。

 

周りに迷惑をかけてしまうといった、変なプレッシャーを感じることなく、子育てに向き合えるので、結婚や出産をきっかけに辞めるという人は、ほとんどいません。また、一度退職した人が、戻ってくるというケースも、珍しくなくなっています。

 

特に、FA(ファイナンシャル・アドバイザー)については、復職して、活躍している女性が多いこともあり、産休や育休を取ることが当たり前という雰囲気があるので、やりやすいです。(男性社員からの理解も得られます。)

 

FA(ファイナンシャルアドバイザー)は、給与が保障給+歩合制なので、努力すれば、女手1つでも、子供を育てるために必要な年収を稼ぐことが出来ます。

 

個人事業主的要素が強いので、会社内の飲み会なども、断りやすいですし、良い意味で、人間関係がドライなので、家庭を大切にしつつ、バリバリ働きたいという女性にとっては、とても働きやすい環境といえます。

 

結婚・育児と転勤

野村證券は転勤が多い会社ですが、この点についても、子育て世帯に対する配慮が為されています。

 

まず、夫婦で野村證券に勤務していて、夫が転勤となった場合、妻も、その支店への異動を希望できる勤務地変更制度が用意されており、この制度を利用している人が、年々増えています。

 

また、子どもが生まれた場合、転勤のない『地域限定型社員』を選択することができます。キャリア的には不利になりますが、子育てが一段落した段階で、転勤アリの『全国転勤型社員』に戻ることができるので、状況に合わせて変えている人が多いです。

 

転職先としての価値

ここまで、野村證券の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、日系証券会社ではトップクラスの給与水準ですし、労働環境、福利厚生、教育体制、キャリア開発支援体制についても、整備されているので、転職先として見た場合には、申し分がない企業です。

 

ただし、野村證券は、前述の通り、成果に対する数字のプレッシャーが強いので、実力主義の世界で勝負したいというタイプの人でないと、この会社で働き続けることは、メンタル的にも難しいでしょう。

 

このあたりは、自分自身の特性と照らし合わせながら、判断するようにしてください。ちなみに、日本国内においては、野村證券は、圧倒的ブランド力があるうえ、営業基盤も強いため、営業職で働く場合、他社よりも、成果を出しやすいという一面はあります。

野村證券の中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、野村證券の中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、転職の判断に迷うようでしたら、ぜひ一度相談してみてください。客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、転職エージェントは様々な企業の求人情報を押さえているので、他社のことについて聞いてみるのもオススメです。もしかしたら、野村證券以上に、自分に合う会社を紹介してもらえるかもしれないので、興味がある人は、話をしてみてください。