ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの中途採用事情

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの中途採用事情と転職者の年収について

 

イギリスのロンドンに本社を置く、世界第2位のタバコ製造販売企業であるブリティッシュ・アメリカン・タバコの日本法人、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン。日本での最主力銘柄はケントで、他にもラッキーストライク・クール・ダンヒルなどの有力銘柄を多数、有しています。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの中途採用事情

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンへの中途入社を希望する場合、これまでは、公式サイト内の採用情報ページから、職務経歴を登録する必要がありました。「キャリア登録制度」と呼ばれる制度で、経歴に合うポジションがあれば、人事担当者から連絡が行くという仕組みです。
http://www.batj-careers.com/

 

ただし、現在は、この制度は中止となり、中途採用に関しては、サイト内に記載されている採用担当者へのメールアドレスに、直接問い合わせるという形になっています。中途採用自体は、現在も積極的に行っているので、興味がある人は、是非連絡を取ってみてください。

 

また、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、中途採用に関しては、転職エージェント経由で募集をかけることも多いので、外資系企業の求人に強いエージェントに相談するのもアリです。このページの最後に、幾つか代表的なエージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの社員年収・福利厚生について

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの社員年収ですが、代表的な具体例としては、以下のようになっています。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの社員年収

  • 入社2年目、450万円
  • 中途3年目、29歳、営業、年収360-450万
  • 中途入社3年目、32歳、営業課長、年収1,250万円程度
  • 中途入社4年目、33歳、営業担当、年収450~500万
  • 入社4年目、27歳、営業職、年収500万円
  • 中途入社4年目 30歳 営業主任500~550万
  • 中途入社5年目、32歳、営業 年収600万円
  • 入社5年目 31歳 係長級 年収700万~750万
  • 中途入社6年目 30歳 営業 年収500万~600万円
  • 入社8年目 32歳 営業 年収600万円
  • 35歳、営業課長800~900万円

 

給与は年俸制で、昇給は年1回。 また、個人業績と会社業績を基準にした、インセンティブ給が別途支給されています。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンでは、グレード制が採用されており、各グレード内で給与額に下限・上限が設定されています。 グレードが上がらない限り、毎年の昇給額は1~3%程度ですが、グレードが上がれば、大幅に給与増が得られるシステムとなっています。

 

また、外資系企業としては珍しく、退職金制度があり、福利厚生や各種手当、トレーニング・資格取得制度も充実しています。福利厚生については、ベネフィットワンで使用出来るポイントが年間10万円分付与されています。

 

各種休暇制度も豊富(年次有給休暇、特別有給休暇、慶弔休暇、傷病有給休暇、産前産後の休業、育児休暇、介護休暇等)なので、自分のプライベートの時間を確保しやすいですし、子供を持つ女性にとっても、働きやすい企業です。

 

就業環境、ワークライフバランスについて

新商品の発売に伴う繁忙期が一定のサイクルで生じることになり、多忙となりますが、この時期を除けば、休日出勤はほぼ無いですし、残業を強いられることもありません。有給休暇が取得しやすい会社でもあるので、ワークライフバランスについては、優れた企業であると言えます。

 

なお、営業職については、みなし労働時間制度、直行直帰スタイルなので、ノルマをこなすことが出来れば、スケジュールは幾らでも調整可能です。ただし、効率良く仕事をこなすことが出来なければ、朝早くから夜遅くまでの勤務も当たり前となります。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン社員の退職検討理由

給与・労働環境ともに申し分ないブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンですが、扱っている商材の特殊さゆえに、不安や危機感を感じて退職していく社員も存在します。

 

代表的な例としては、日本ではタバコの値上げが続いており、喫煙者数も減少していく一方なので、タバコ業界に将来性を感じることが出来ないというものです。ニッチな商材であるため、身に付くスキルが限定的であり、年齢を重ねた際に潰しが利かないことを危惧する声もあります。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの転職先としての価値は?

このように、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、給与・待遇面は非常に良く、就労環境も整っている優良企業ですが、業界の将来性ということも含めると、転職すべきなのかどうか、判断に迷う人もいると思います。

 

営業職であれば、他の業種でも経験・スキルが活かせるので、若いうちはブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンで、高給与を得ながら働いて、年齢が上がってきたら、違う会社へ転職するといったキャリアパスもあります。

 

たばこ産業は日本を含む先進国では、喫煙者が減少するなど、斜陽産業となっていますが、新興国では、むしろ、売上が急増しており、世界規模で見れば、たばこ業界は今でも将来有望な産業です。

 

そのため、将来的には、海外で働くことを視野に入れて、今はブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンで働いて、経験を積んでおくという考え方もあります。

 

外資であれば、転職は当たり前の世界なので、このあたりは柔軟に考えられます。ただし、外資でも、40代・50代と年齢が高くなると、マネジメントレベルではないと、転職は厳しくなるので、この点は注意が必要になるなど、色々なことを考える必要があります。

 

こういったことを自分一人で考えるのは大変なので、外資企業の転職事情を把握している転職エージェントに相談することをオススメします。彼らは転職のプロなので、長期的なキャリアパスを踏まえたうえで、アドバイスをしてくれます。

 

客観的な視点で冷静に判断してくれるので、とても参考になりますし、自分のキャリアに関する要望・目標を伝えれば、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン以外にも、選択肢となる企業が存在するかどうか、調べてくれたりもします。

 

転職を目指す会社が固まったら、給与などの待遇面に対する条件交渉を行ってもらうことも出来るので、より好条件で転職出来る可能性もアップします。

 

何かと頼りになる存在なので、うまく活用してください。下記のエージェントであれば、外資企業への転職支援実績が豊富なので、相談先としてオススメです。

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの中途採用求人を扱っている転職エージェント

 

※補足
このところ、JACは現職者の転職支援に力を入れており、離職中の人の場合、よほどの経験・スキルがないと、有望な求人を紹介してもらうのは難しくなっています。

 

(経験・スキルの定義が難しいのですが、前職の給与が年収600万を超えるぐらいであれば、まず大丈夫です。)

 

この条件に当てはまらない人は、上記でも触れているリクルートエージェント、もしくはマイナビエージェントといった転職会社のほうがオススメです。

 

 

特に、マイナビは若手層の転職支援に力を入れているので、35歳ぐらいまでの人であれば、職歴などを問わず、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。

 

(この年代のビジネスマンであれば、経歴不問で募集をかけている企業の求人を多数扱っており、そのなかには大手も含まれているので、なかなか悪くないです。)

 

 


※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。