アップルジャパンの中途採用事情

画像出典:James Attree

 

「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「アップル Watch」、「アップル TV」など、様々なヒット商品を生み出している、アメリカを代表するIT企業、アップル。誰もが知っているメジャーな会社ですが、2018年1月には、時価総額において、世界1位となり、文字通り、世界を代表するグローバル企業となりました。

 

そのアップルの日本法人である、アップルジャパン。好調な業績を反映して、人材登用の動きは、活発であり、中途採用の求人についても、様々な職種において、常時、募集がかかっています。

 

文字通りのグローバル企業ということもあり、海外事業関連の求人も多く、グローバルで活躍したいという人にとっても、オススメの会社です。

 

このページでは、アップルジャパンの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境などについて、まとめていますので、アップルジャパンへの転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

アップルジャパンの中途採用求人の傾向

中途に関しては、実に多くの求人が発生しています。部門別に、細かく職種が分かれる形で、募集がかかっていますが、応募条件については、どの職種においても、該当業務に関する実務経験、知識が必須となります。

 

公式サイト内における、求人情報ページの内容が非常に充実しているため、まずは自分の希望する職種があるかどうか、確認する意味でも、公式サイトをチェックすることをオススメします。
https://jobs.アップル.com/jp/search?#&t=0&sb=req_open_dt&so=1&lo=0*JPN&pN=0

 

なお、上記の採用情報ページの一部が、英語表記になっていることからも分かるように、中途採用の場合、職種によっては、英語が出来ることが、応募条件の一つとなっています。(その際には、最低でもビジネスレベルが要求されると考えてください。)

 

また、応募条件に関して言えば、実務経験も必須となります。今まで、どのような仕事をしてきたか、そこで、どんな実績を残してきたかということが、厳しく問われることになるので、面接の時に、的確に伝えられるように、事前に整理しておいてください。

 

※補足
語学スキルに関しては、ストア店員であったとしても、同様のことが言えます。日本のアップル Storeは、訪日の外国人観光客にも人気なので、英語での接客に対応出来るだけのスキルを身につけている人は、選考のプロセスにおいて、有利な立場に立てます。

 

(特に銀座店など、首都圏の店舗だと、多くの外国人で賑わっているので、なおさらです。)

 

求人情報の入手方法

先ほども触れたように、アップルジャパンの公式サイト内から、求人情報を入手することが出来ますが、同時に、民間の転職会社経由でも、募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

公式サイト、転職会社、どちらからでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、アップルジャパンの求人を、他社の求人と比較したいという時には、便利です。

 

また、転職会社に一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合う求人が発生した時、その都度、自動的に通知してもらえるようになるので、求人の発生頻度が少ない職種での転職を狙う時などには、情報源として使えます。

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、うまく活用してください。

 

社員の年収・給与制度について

アップルジャパンに勤務する社員の給与水準ですが、具体的な年収事例を幾つか挙げると、下記の通りとなります。

 

アップルジャパンの社員年収

  • 営業 24歳 年収500万円
  • 営業 31歳 年収800万円
  • 営業 35歳 年収600万円
  • 営業 36歳 年収800万円
  • アドバイザー 28歳 年収380万円
  • カスタマーサポート 32歳 年収400万円
  • カスタマーサポート 36歳 年収380万円
  • カスタマーサポート 38歳 年収500万円
  • カスタマーサポート 40歳 年収720万円
  • テクニカルサポート 24歳 年収380万円
  • テクニカルサポート 30歳 年収450万円
  • ストアスタッフ 24歳 年収400万円
  • ストアスタッフ 30歳 年収520万円
  • ストアスタッフ 34歳 年収600万円

 

アップルジャパンは外資系ではありますが、証券会社や保険会社など、金融系企業のように、『とにかく成果を出せばいい』という、完全成果主義の風土ではありません。

 

また、このアップルという会社は、ユーザーへのブランディングだけでなく、働きたい人に対してもブランディングがきちんと為されており、社内には、アップルというブランドが持つ哲学や考え方に惹かれて、働いている人が多いです。

 

実際、『お金を稼ぎたいから』という理由から、働いているという人は、アップルジャパンでは、あまり見かけません。

 

そのため、お金でモチベーションを上げるような制度設計はしていません。もちろん、外資だけに、結果を出す人間が報われるべきという考えはあるので、インセンティブ制度は用意されていますが、年収ベースで、120万円~200万円程度です。

 

成果主義を取る一般的な外資系企業ほど、金額的に大きくはないので、社員間の給与差は、それほどではありません。

 

また、福利厚生に関しては、各種社会保険・年金以外では、会社加入の保険や、独自の健康管理プログラムが用意されている程度で、住宅手当、家族手当といったものはありません。

 

そのため、アップルジャパンの待遇面は、決して悪くはないのですが、他社と比較して、ずば抜けて優れているというわけでもないです。

 

ただし、それでも、アップルジャパンは転職先としては、人気が高い企業です。これは、アップルという企業の考え方に共感する一人のファンとして、自分の好きなブランドで働いて、その結果として、お金が入ることに価値を感じている人が多いためです。

 

そのため、アップルジャパンの求人には、優秀な人が数多く応募してくるので、競争倍率が、極めて高いものになっているということは、頭において転職活動を行ってください。

 

もちろん、好きだから、ファンだからというだけで、入社出来るほど、甘い企業ではありません。仕事における実績・経験が必要となってくるので、その点は勘違いしないようにしてください。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をベースにして、年俸が算出されることになりますが、ここは交渉次第でもあるので、アップルジャパンから提示された金額に、納得がいかない時には、希望条件を伝えて、会社側と話し合うようにしてください。

 

アップルは、競争倍率が高い会社なので、条件交渉を行うと、落とされてしまうかと躊躇してしまうかもしれませんが、だからといって、不満が残る条件で転職しても意味がありません。

 

この会社で働けるから嬉しいということだけでは、いつか、満足出来なくなる可能性は、十分にあります。(家族がいる人であれば、そういった危険性は、より一層増します。)

 

ですから、自分が納得出来る形で、転職出来るように、会社側と話し合ったほうが賢明です。もし、自分で交渉を行うのには、気が引ける、あるいは自信がないということであれば、前述した転職会社に、代行を依頼してください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。

 

100%、希望通りになるというのは難しいかもしれませんが、何らかの上積みが為されるぐらいのことは、期待出来ます。交渉下手な人が、自分で強引に進めるよりも、よほどうまくいく可能性が高いので、ぜひ一度相談してみてください。(快く、応じてくれるはずです。)

 

人事評価・昇給制度について

アップルジャパンでは、1ヶ月に1度、チームマネージャーとの面談があり、勤務評価に対するフィードバックを受けるとともに、今後の目標を設定したり、仕事のパフォーマンスを改善するためのアドバイスをもらったりします。

 

その評価をもとに、定期的に昇進や昇給について、見直しがかかるという流れです。この面談は、おざなりではなく、かなり細かいところまで、話がされるので、そういった意味では、自分自身の成長につながる機会にも、なっていると言えます。

 

なお、アップルジャパンでは、在宅勤務が認められている仕事がありますが、その場合、評価は全て数値化されており、仕事の効率性と顧客満足度の評価が、特に重要視されています。

 

良くも悪くも数字で評価される部分が多く、直属のマネージャーから、指導は受けられるものの、オフィスで働いているわけではないので、セルフマネジメントが出来ないと、思うように成果が挙げられず、人事評価も低調なものになってしまいます。

 

また、ストアスタッフに関しては、入社後の研修が完了した後、試験が実施されますが、2度目までに合格できないと、解雇となる場合があります。

 

合格した場合には、サポートを受けながら業務に取り組むことになりますが、顧客とのやりとりは、詳細に分析・採点され、期間内に設定された基準に達しないと、雇い止になる場合があるので、職場は、常に緊張感に包まれています。

 

(幾ら研修を受けたからと言っても、本当に必要なことというのは、現場で仕事をこなさないと、分からない部分が多く、最初のうちは、理解が不十分なままで、業務に取り組むことになります。それでも、評価は猶予されないので、最初のうちは、かなりストレスフルのようです。)

 

ちなみに、具体的な評価項目は、下記の通りとなります。

 

  • サポート後に送信されるアンケートからの評価
  • 対応時間
  • 再入電の有無
  • メールアドレス取得率
  • スペシャリストへの転送率
  • スケジュール遂行率
  • 問題解決率

 

ストアスタッフとして、一定の評価を受けると、販売職→販売店管理→エリア統括→本社人事という流れで、昇進することになり、ここは、かなりシステマチックです。

 

成長環境について

繰り返しになりますが、アップルは、社員のパフォーマンスを厳しくチェックする企業であり、成果を追求されるので、こういった環境下で働くことで、自然に自分の意識が高くなり、ビジネスマンとしての能力がアップするので、自分を成長させたいと考えている人にとっては、格好の環境です。

 

自分で考える力、自分から動く積極性は、特に鍛えられます。また、あらゆる仕事において、常に数字で結果を表現する風土があり、社内のコミュニケーションは、数字がベースとなるため、数字に強くなりますし、その結果として、論理的に物事を考えるスキルも養われます。

 

技術者(エンジニア)であれば、世界の最先端と言えるテクノロジーに触れながら働くことになるので、業務を遂行するなかで、吸収出来る知識・技術というのは、膨大なものになりますし、自分自身の技術力も磨かれます。

 

また、営業やストアスタッフ、カスタマーサポートといった、エンドユーザーと直接、向き合う職種の場合、提案営業のスタイルで、顧客と向き合うことになりますが、アップル独自の営業手法が確立されているので、他社の同一職とは毛色が違い、視野が広がること、間違いなしです。

 

ちなみに、アップルジャパンは、社内資格制度が充実している会社であり、自宅のパソコンからも受験出来るようになっているので、自分の都合に合わせて、資格取得を目指すことが出来ます。

 

仕事に直結する知識・スキルを習得することを目的としているので、何らかの資格を保有していることは、それだけの能力があるという証拠にもなり、人事評価上もプラスになるので、取得する価値は非常に高くなっています。

 

ワークライフバランスについて

アップルジャパンの就労環境は、極めて良好です。アメリカの会社なので、日系企業のように、長時間労働を美化するような風潮は全くなく、実際、残業は基本的にないですし、有給の消化率に関しても100%です。

 

日本の会社だと、有休で休むのは気が引けるという職場が、まだまだありますが、アップルジャパンでは、有給休暇は取って当たり前、取らないほうがおかしいという風土です。

 

事前の調整こそ必要ですが、ほぼ100%希望通りに休めるので、ワークライフバランスを重視する人にとっても、まず満足出来る環境です。

 

ただし、在宅勤務で働く場合、その仕事のスタイルに慣れていない人だと、プライベートと仕事の線引きが出来ず、精神的に追い詰められてしまう場合があるので、この点は注意してください。

 

女性の働きやすさについて

アップルジャパンは、女性にとっては、かなり働きやすい会社といえます。性別で差が付くことは一切なく、女性も男性と同じように、重要度の高い仕事に就けますし、そこで結果を出せば、昇進することが可能です。

 

アップルジャパンには、管理職に昇進して、活躍している女性も多いので、キャリア志向が強い人にも、オススメです。

 

また、アップルジャパンは育児支援体制がしっかりしている会社でもあり、産休・育休については、誰でも自由に取得出来るようになっています。

 

在宅勤務を選択すれば、仕事と家庭の両立も可能です。家事・育児をしながら、マネージャーや管理職として活躍する女性も、多数在籍しているので、アップルジャパンにおいては、子供を持つことが、キャリアの障害になることはないと考えてください。

 

アップルジャパンの転職先としての価値

ここまで、アップルジャパンの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、世界一の時価総額を誇る、世界で有数のテクノロジー企業でありながら、労働環境もしっかりと整備されているので、転職先として見た場合には、申し分がない企業です。

 

ただし、外資系ということもあり、数字に対するプレッシャーは強いです。この点に関しては、アップルジャパンは、外資そのものなので、実力主義の世界で、勝負したいという人でないと、この会社で働き続けることは難しいでしょう。

 

また、店舗スタッフであっても、本社勤務であっても、上司や取引先、顧客が、外国人になるケースが多いので、外国人相手とのコミュニケーションには、気が引けるという人も、アップルジャパンで働くのは難しいでしょう。

 

逆にいえば、こういったことが苦にならなければ、アップルジャパンは唯一無二のグローバル企業なので、毎日、仕事をこなすことが、自分を成長させることにつながる、やり甲斐がある職場になること、間違いなしです。

 

(自分の好きなブランドの仕事で、能力を身につけたいという人にとっても、最良の環境です。)

アップルジャパンの中途採用求人を扱っている転職会社

最後に、アップルジャパンの中途採用求人を扱っている転職会社を下記に記載しておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、もし、自分が本当に、この会社に向いているのかどうか、判断に迷うようなことがあれば、ぜひ一度相談してみてください。

 

客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。また、転職会社は様々な企業の求人情報を押さえているので、他社の求人を紹介してもらうのもアリです。転職先に希望する条件を伝えて、それらの条件を満たす求人を探してもらうといったことも可能です。

 

もしかしたら、アップルジャパン以上に、自分にとって、しっくりくる会社が出てくるかもしれないので、興味がある人は、ぜひ他社のことについても聞いてみてください。

 

[jac-hosoku]

※最後に補足
アップルジャパンは、人気の高い企業なので、競争が激しく、この会社で働く機会を得るというのは、かなり大変です。つまり、アップルに転職出来る人というのは、その時点で優秀と言えるのですが、それぐらいの人であれば、ほかの企業でも必ず通用します。

 

そして、アップルジャパンは、IT企業、外資企業としては、それほど給与が高い会社ではないので、他社であれば、もっと好条件で雇ってもらえる可能性が高いです。そういった意味でも、転職会社に、様々な企業の求人案件を紹介してもらうことを、オススメします。