エーザイ株式会社の中途採用事情~求人の傾向、年収、就労環境、etc~

エーザイ株式会社の中途採用事情

 

世界の医薬品メーカー売上高ランキングで、常に20番台、国内メーカーでは第5位に位置する日本を代表する製薬会社、エーザイ。

 

新薬のコンセプト創出から承認に至る各段階において、功労のあった社員に対して、売上高の累計販売額の0.05%相当を(販売開始からの5年間が対象)、インセンティブとして支給する制度を設けるなど、研究開発に対する意識が非常に高い企業です。

 

その結果として、抗がん剤のレンビマ、エビリファイ、抗てんかん薬のフィコンパなど、グローバル規模で起動に乗ってきた新薬が相次いで出てきていますし、敗血症治療薬のエリトランなど、承認申請が間近に控える製品も、複数存在します。

 

今後も、研究開発のペースを加速させるとしており、実際、エーザイの開発投資額は、売上高比率で20%を超えるまでに至っています。(内資の医薬品メーカーで、これだけの水準にあるのは、数社のみです。)

 

こういった状況を背景に、エーザイは人材登用を積極に行っており、研究者を中心に、様々な人材を募集しています。中途に関しても、様々な求人が出ているので、エーザイへの転職のチャンスは豊富に存在します。

 

このページでは、エーザイ株式会社の中途採用求人の傾向、及び社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

エーザイ株式会社における中途採用の求人傾向

中途採用に関しては、創薬研究、製剤研究、質量分析研究、データ分析、臨床開発、薬事、安全性情報管理、品質管理といった職種を中心に、研究開発職系統の求人が、多数発生しています。

 

特に、ニューロロジー領域、オンコロジー領域、バイオ医薬品に関する見識・研究開発経験を有する人材が募集されているので、該当する人は、かなりの好条件を提示される可能性があるので、要チェックです。

 

研究開発職以外では、営業(MR)、経理財務、人事、経営企画、法務、広報、マーケティングといった職種において、求人が出ることがありますが、発生頻度は少ないです。(MRについては、ある一定の時期に、20~30名を一括採用するというケースが多いです。)

 

応募条件に関しては、エーザイは、即戦力の人材を採用するという方針を取っているので、該当業務に関する数年以上の実務経験が必須となります。また、海外業務に関連する求人だと、ビジネスレベルの英語力というのも、要件に加わってきます。

 

求人情報の入手方法

エーザイでは、公式サイト内に、採用情報ページを開設しており、そのなかで、新卒とあわせて、中途採用求人の募集要項、及び、募集がかかっている求人の一覧を掲載しているので、そちらのページから、内容について確認することが出来ます。
http://www.eisai-recruit.jp/recruitinginfo/

 

また、中途採用に関しては、転職会社経由でも募集がかかっているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。

 

どちらでも、入手出来る情報は一緒ですが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、エーザイと他社の求人を見比べてみたいといった時には、まとめて、求人情報を教えてもらえるので、便利です。

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

エーザイ株式会社の年収・給与制度について

エーザイに勤務する社員の年収ですが、幾つか具体的な事例を挙げると、以下のようになります。(職種別に羅列しておきます。)。

 

  • MR 26歳 年収600万円
  • MR 30歳 年収600万円
  • MR 32歳 年収750万円
  • MR 33歳 年収850万円
  • MR 35歳 年収900万円
  • 研究開発 28歳 年収650万円
  • 研究開発 34歳 年収900万円
  • 経理財務 40歳 年収1100万円
  • 経理財務 課長 46歳 年収1200万円
  • 研究 40歳 年収1000万円
  • 研究 課長 50歳 年収1400万円
  • 臨床開発 40歳 年収1200万円
  • 生産管理 係長 40歳 年収1000万円
  • 生産管理 主任 36歳 年収900万円
  • 生産管理 30歳 年580万円
  • 製造技術 30歳 年収600万円

 

エーザイでは、2016年4月以降に、新たな給与体制となり、平均年収は若干下がりましたが、それでも製薬業界のなかで、以前トップクラスといえる給与水準を維持しています。(所属スタッフの平均年収が、1000万円に達する部署が多いです。)

 

現在、年功序列型から実績重視型に移行中であり、具体的には、年2回の賞与に関して、これまで全員一律だったものが、個人のパフォーマンスを反映したものとなっています。

 

同時に、基本給を下げて年収に占める賞与額の比率を高めているので、営業職の場合、同一ポジションの社員同士でも、年収差が100万円以上になるケースが出てきています。昇給の機会も、毎年1回ありますが、ここも、実績ベースになってきています。

 

(営業以外の職種においては、年功序列の要素が強く残っており、成果主義からは到底、離れているというのが実情です。この点については、この後の人事評価制度の項目において、詳しくお話します。)

 

福利厚生については、企業年金、社員持株、住宅手当、住宅融資、家賃補助といった制度が用意されているほか、社宅、保養所、スポーツ施設が利用出来るなど、他社より手厚いです。ただし、残業代に関しては、予め40時間分が給与に含まれており、別途、加算されることはありません。

 

エーザイ株式会社の人事評価・昇給制度

エーザイでは5段階査定の人事評価制度が導入されています。直属の上司を含めた三名がそれぞれ一次~三次評価者となり、実績評価8割、行動評価2割の配点にて、査定を行うという仕組みとなっています。

 

ただし、実際のところは、営業職に関しては、実績が数字で判別しやすいため、個人のパフォーマンスを反映した実績主義の評価となっていますが、それ以外の職種に関しては、明確な評価基準を打ち立てるのが難しいこともあり、殆どの社員が中間評価となっています。

 

そのため、社員間の差は、それほど大きく生じることがないという状況です。また、基準が曖昧なため、査定者である上司の意向が強く出てしまうという弊害が出ています。

 

先ほども触れたように、エーザイは実績重視の評価体系に移行している最中なので、今後は改善される可能性が高いのですが、少なくても、現状においては、制度改編に実態が伴わっていないというのが、正直なところです。

 

(若手や女性社員には比較的優しい一方で、優秀な社員に対するノルマは厳しく、目標達成のハードルがその分高くなり、評価が上がりにくいという点も、問題視されています。)

 

結局のところ、現時点においては、エーザイで高評価を得るには、上司との良好な関係性の構築が必須になるということを覚えておいてください。

 

昇格に関しては、以前は年功序列で一定のポジションまでは、全員、順調に上がっていく仕組みとなっていましたが、制度変更後は、昇進の対象になる人が一部に限定されるようになってきたので、今後は難しくなると考えてください。

 

(ただし、女性に関しては、会社として、女性管理職の数を増やすことに力を入れているため、能力があれば、今でも比較的スムーズに昇進出来るようです。)

 

成長環境について

エーザイは、社員教育には、あまり力を入れていない会社ですが、近年、会社側がこの点を問題視して、社外研修、eラーニング、通信教育の受講料補助制度が導入されました。

 

また、英語力向上を目的としたTOEICコンペや、グローバルに興味がある人を対象にした社内研修なども行われるようになってきました。始まったばかりなので、内容については、まだまだという部分が多いのですが、今後は質・量、ともに充実していく可能性が高いです。

 

なお、エーザイは、元々、仕事に必要な知識は現場で学ぶものという考え方を持っている会社なので、社員に対して、仕事を通じて成長出来る機会を積極的に与えています。

 

年齢や勤続年数・ポジションにかかわらず、やる気がある社員に優先的に重要度が高い仕事を任せるようにしていますし、社員のなかには、やる気がある人間をバックアップするという共通意識もあります。

 

そのため、自分が熱意をみせれば、どんどん、チャンスがもらえるのみならず、そのチャンスを活かせるように、上司や同僚を含めて、周囲からの手厚いフォローを得られるので、自分自身を磨いて、ステップアップしていくには最適な環境です。

 

ただし、逆に言えば、自発的に動かない限り、誰もサポートしてくれないので、良くも悪くも自分の取り組み次第で、将来のキャリア構築に、差が出る職場でもあります。

 

ワ―クライフバランスについて

エーザイは、各社員の仕事に対する裁量が大きな会社であることもあり、ワークライフバランスというのは、同じ職種でも個人差が非常に大きいです。

 

うまく、仕事のスケジュールを調整して、効率良く、業務をこなせる人は、勤務時間内に担当業務を終わらせて、オフの時間をしっかりと確保していますし、逆に、要領が悪い人だと、毎日、残業をする羽目に陥っているケースが多いです。

 

(有給をほぼ全部使いきっている社員もいれば、休日出勤が常態化して、毎週1日しか休みが取れないという社員、残業が毎月100時間を越えている社員もいます。)

なお、部署ごとのおおまかな傾向としては、研究開発部門の場合、裁量労働制やフレックス制度が導入されているので、働き方の自由度は高いのですが、少数精鋭で成果に対する追求は厳しいので、その要求に応えるため、プラベートを犠牲にして働いている人が多いです。

 

また、優秀な人、高い実績を出している人に仕事が集中する、部署ごとに業務量が異なるなど、仕事の割り当てにバランスを欠いているので、忙しさが個人ごとに違っています。

 

一方、営業部門においては、どんなクライアントを担当するかによって、働きやすさが大きく異なります。たとえば、開業医担当だと、仕事の負担が少ない、基幹病院・大学病院担当だと、ハードワークを余儀なくされるといった感じです。

 

こういった状況なので、エーザイのワークライフバランスが一概にどうとは言えないのですが、会社としては、有給を含めて、社員が休みを取ることを推奨しているので、どの部署においても、GW、お盆、正月などの休暇は確保出来ています。

 

また、この時期に、有給休暇を加えて、長期休暇を取得するといったことも認められているので、毎日の仕事は忙しくても、定期的にオフを取って、気持ちをリフレッシュさせるといったことが出来る職場です。

 

女性の働きやすさについて

エーザイは女性にとっては、働きやすい会社です。男女差なく昇進出来る風土のうえ、近年では会社側が女性管理職の比率向上に尽力しているため、男性よりも昇進しやすい傾向があります。

 

もちろん、昇進するためには、そのポジションに見合うだけの能力・実績を示す必要があるので、女性であれば、能力がなくても昇進出来るというわけではありません。実際、エーザイにおいて、管理職を担う女性社員は、総じて能力の高い人達ばかりです。

 

また、エーザイは育児支援体制が充実している会社でもあり、産休・育休が取得しやすいうえ、復帰後には、時短勤務、フレックス制度、半休制度などが活用出来るようになっており、これらの制度を利用して、復帰後も活躍している女性社員が多いです。

 

子供を抱えて働き続けるのは難しいとされている営業職においても、エーザイの場合、産休に伴う後任の契約担当者を雇用する制度を設けて、復帰後も、サポート役として一緒に仕事が出来るようになっているので、他社よりは続けやすい状況です。

 

元々、忙しい職種なので、育休を満期まで使い切る社員が少ない、産後も変わらずハードワークになりがちなど、課題が残っていますが、会社側としては積極的に制度改善に努めているため、更なる労働環境の改善が期待出来ます。

 

エーザイの転職先としての価値

エーザイは、製薬業界のなかでも、かなりの好待遇となる会社ですし、意欲さえあれば、色々な経験が出来る会社なので、この業界において、キャリアを築いていこうとするのであれば、有力な転職先候補の一つであることは間違いありません。

 

仕事の進め方・スケジュール調整に対する自由度が高い会社なので、自己管理をしっかり出来れば、オフの時間をしっかりと確保して、プライベートを満喫することも出来るというのも、エーザイの大きな魅力です。

 

上級職のポジションが埋まっているので、昇進のチャンスが限られているというのが、唯一の欠点と言えますが、エーザイは成果主義に移行しているので、今度は実力で上がれるようになる可能性が高いですし、いざという時には、他社へ転職するという選択肢もあります。

 

転職を真剣に検討するだけの価値が十分にある会社なので、ぜひ考えてみてください。ただし、エーザイは給与体制・評価体制を大きく変えている最中なので、今後、社内状況が一変する可能性があります。

 

そのため、最新の社内事情を把握したうえで、転職の判断を下すようにしてください。下記に、エーザイの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしていますが、彼らは社内事情に精通しており、情報を教えてもらうには、最適な存在なので、ぜひコンタクトしてみてください。

 

なお、転職の判断に迷うようでしたら、アドバイスを求めるのもアリですし(冷静な視点で分析してくれるので、参考になります)、他社の求人を紹介してもらうといったことも出来ます。転職先候補を決める際には、何かと役立つ存在なので、有効活用してください。

 

<エーザイ株式会社の中途採用求人を扱っている転職会社>


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。

【急募中!】現在、500万円以上の年収を得ている人であれば、年収が上がる可能性が十分にあります

テレビのCMで見たことがあるという方が多いと思いますが、ビズリーチという転職会社が、中堅層のビジネスマンの転職支援を強化しています。

 

現在、転職を検討している人のなかで、500万円以上の年収を得ている人であれば、現職よりも好条件の職場を紹介してもらえる可能性が、かなり高いです。

 

(年収が上がることはもちろん、年収以外の待遇面・就労環境が良い、キャリアアップのチャンスが多いなど、魅力的な特徴を持つ転職先を紹介してもらえます。)

 

業種・職種については、ビズリーチは幅広くカバーしているので、どのような業種・職種であっても、まず対応してもらえます。

 

職歴や希望条件等を登録すれば、ビズリーチからコンタクトしてくれるので、興味がある人は、ぜひ登録してみてください。

ビズリーチ

なお、ビズリーチは、管理職・役員クラスの転職案件の取り扱い数が多く、このレベルでの転職支援を得意としている会社でもあるので、マネジメントレベルでの転職を検討している人も要チェックです。年収1000万越えの案件が揃っています。

外資系企業・グローバル企業の求人に強い転職会社ベスト3

数多く存在する転職エージェントのなかでも、特に外資系企業、グローバル企業の求人案件の保有数が多いエージェントを3社リストアップしてみました。他社では扱っていないようなレアな求人も扱っているので、一度は連絡を取っておくことをオススメします。

 

  • ビズリーチ

    ビズリーチ

    年収800万円以上のハイクラス求人に特化した転職エージェント。外資系企業、日系グローバル企業の求人が多数。マネジメントレベルの案件も多い。

  • JACリクルートメント

    JACリクルートメント

    外資系企業、日系グローバル企業専門の転職エージェント。ここでリストアップしている3社のなかでも、特にオススメのエージェントです。駐在員候補を募集する求人の取扱数も多いので、海外勤務に興味がある人も要チェックです。

  • リクルートエージェント

    リクルートエージェント 日本で最大規模の求人数を誇る転職支援会社。他の会社が扱っていないユニークな案件が多い。グローバルな仕事に関連する求人の取扱に力を入れています。

コメントを残す

このページの先頭へ