シスコシステムズはアメリカに本社を置く、コンピュータ、OA機器、通信機器などのIT製品メーカーの大手企業です。非常に風通しがよく、上司部下を問わず、言いたいことを言い合える風潮があります。

 

シスコシステムズの中途採用事情と年収

 

仕事は自分の裁量に任され、自分のやり方で仕事を進めることが出来ます。会社側が求める結果を出せば、何も言われない典型的な成果主義を基本とする社風なので、自分から積極的に動くことが好きな人にとっては、居心地が良い職場と言えるでしょう。

 

逆に、指示待ちの人は評価が下がってしまうので、受け身で仕事をするような性格の人には、向いていない会社と言えます。

 

中途で求められる職種など

中途採用で求められる職種としては、システムエンジニア、セールスエンジニア、カスタマーエンジニアなどが存在します。それぞれの開発環境や対応する製品に関するIT系の知識はもちろん、実務経験が必須となります。

 

カスタマーエンジニアやセールスエンジニアに関しては、それらの知識のほかに、高いコミュニケーション能力が必要とされます。さらに、ビジネスレベルの英語力が求められるケースも多く、部署によってはネイティブなみに流暢に話すことが求められます。

 

年収・人事評価制度

職種ごとの年収事例は以下の通りです。

システムエンジニア部門

  • 新卒入社10年目 32歳 シニアSE:年収800万円~950万円
  • 中途入社10年目 45歳 ITマネージャー:年収1200万円~1400万円

セールス部門

  • 新卒入社1年目 :年収450万円
  • 新卒入社5~10年目 :年収600万円~900万円
  • 中途入社10年目 ビジネス開発マネージャー(部長相当):年収1000万円~1300万円
  • 営業部長 :年収1200万円~2500万円

サポート部門

  • 中途入社10年目 マネージャー:年収1000万円

 

基本給は職能等級でレンジが決まっています。定期昇給はほとんどなく、職能等級が上がらなければ昇給はありません。賞与の基本給比率は職能等級によって異なり、上位等級ほど賞与比率が高くなります。賞与は年2回で、業績が良ければ支給額は高額になりますが、業績によっては、ゼロという年もあります。

 

セールス部門では基本的にインセンティブ制度で目標達成度に応じて約20~40%のボーナスが毎月支払われることになり、かなりインセンティブの部分が大きくなります。営業部長など出世して行けば年収2000万円越えも珍しくありません。

 

サポート部門などでは、業績に応じて10~20%のボーナスが出ています。システムエンジニア部門に関しては、セールス部門ほど給与は高くありませんが、給与水準は高めです。

 

シスコシステムズはセールス部門の立場が強く、年収が最も高い職種でもあります。人事評価に関しては、客観的な水準が明確になっている公平感の強い制度ではありますが、人が評価するものでもあるため、人間関係に左右される部分も多いようです。

 

ただし、全体的な雰囲気は、非常にフラットであり、職場で業務改善案を提案すると、立場にかかわらず受け入れてもらえますし、アウトプットを正しく評価されるため、社員は高いモチベーションを維持して働くことが出来ているようです。

 

福利厚生・女性の働きやすさ

保養所などの優待割引や、ストックオプションが福利厚生制度として整備されています。ミッドタウンにある本社オフィスの環境は抜群です。部署によってはノートパソコンで外出先から仕事することもできます。

 

ミーティングも電話会議で済ますことが可能なため、出社すること事態にあまり意味がありません。ただし、実力や結果が伴わなければ、このように自由に仕事することは許されないので、この点でも、実力主義の世界と言えます。

 

育児休暇は男女問わず取得できます。子育てのための在宅勤務申請も簡単に通り、産後の職場復帰や介護による在宅勤務を選択している人も多いです。このように、自分のライフスタイルに合わせて働ける基盤があるなかで、みんな男女の区別なく同じように働いている職場です。

 

その一方で、女性の社会進出に力を入れている企業にありがちなことですが、女性ばかり優遇される女尊男碑と言われてしまうこともあるようです。逆に言えば、それだけ女性の登用に積極的であるという証拠でもあり、能力さえあれば女性でもどんどん出世していけます。

 

退職する理由

外資系にありがちな頻繁な組織変更により人事異動が多いため、職場にノウハウがたまっていかないなどの弊害も多いようです。そのため、上司によるマネジメント体制が甘くなり、結果、人事評価が不透明、若手の育成をする土壌が育たないなどという不満が聞かれます。

 

特に人事評価などは上司の好き嫌いによるところが大きく、上司のご機嫌取りなどに終始している現場も多いようです。そのため、もっと公平に評価してもらえる職場を求めて転職していく人もいます。

 

大企業のため、社員それぞれが担当する仕事の範囲が狭く、スキルアップできないという理由で退職する人もいます。ただ、給与水準はかなり高いため、これらの不満があっても、相対的に言えば満足出来る会社と捉えている人も多いのが実情のようです。

 

シスコシステムズへの転職に成功するためには

シスコシステムズは典型的な実力主義の会社なので、単純に言えば、出来る人であれば転職するのは簡単です。学歴や年齢に関わらず、戦力になるという評価を受ければ、採用してもらえます。

 

それだけに、転職希望者を見る目が厳しく、これまでの勤務実績はもちろんのこと、面接の場で自分を適切にPR出来ないと、コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルに欠けると判断され、落とされることになります。

 

面接の場において、どんな振る舞いをすべきなのか、どんなことを伝えるべきなのかという点については、事前に戦略を練り込んでおくことが重要ですし、その時には、転職エージェントからアドバイスを求めるのもアリです。

 

外資系企業、及びシスコシステムズの実情に精通しているエージェントであれば、適切なアドバイスをしてくれるので、有り難く活用することです。下記に、外資企業に強いエージェントをリストアップしているので、参考にしてください。

 

<外資系企業に強い転職会社>

 

※補足
このところ、JACは現職者の転職支援に力を入れており、離職中の人の場合、よほどの経験・スキルがないと、有望な求人を紹介してもらうのは難しくなっています。

 

(経験・スキルの定義が難しいのですが、前職の給与が年収600万を超えるぐらいであれば、まず大丈夫です。)

 

この条件に当てはまらない人は、上記でも触れているリクルートエージェント、もしくはマイナビエージェントといった転職会社のほうがオススメです。

 

 

特に、マイナビは若手層の転職支援に力を入れているので、35歳ぐらいまでの人であれば、職歴などを問わず、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。

 

(この年代のビジネスマンであれば、経歴不問で募集をかけている企業の求人を多数扱っており、そのなかには大手も含まれているので、なかなか悪くないです。)