明治の中途採用事情

 

菓子、牛乳、乳製品や一般用医薬品の製造・販売事業を主軸とする、日本を代表する、大手食品メーカー、明治。旧社名の明治乳業のほうが、知名度が高いかもしれませんが、明治グループの再編に伴い、2011年(平成23年)4月1日に、現社名へと商号を変更しました。

 

現在、明治の中心的な事業は、『発酵デイリー』、『加工食品』、『菓子』、『栄養』の4分野となっており、国内だけでなく、海外市場への進出についても、積極的に進めています。

 

具体的には、それぞれの分野ごとに、コア商品の売上拡大を図るとともに、生産物流、販売体制の効率化と、コスト削減を行うことで、利益率の改善を図っています。

 

また、明治は、元々、商品開発力が高いメーカーですが、最近では、約200億円を投じて、東京の八王子に新研究所『明治イノベーションセンター』を設立するなど、新商品を開発するための環境整備にも努めており、今後、ますますの成長が期待出来ます。

 

このページでは、株式会社明治の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境について、まとめていますので、参考にしてください。

 

明治の中途採用求人の傾向

明治は、中途採用に関しては、技術系、事務営業系、酪農系の3系統に分かれる形で、募集をかけています。それぞれ、具体的な職種を挙げると、下記の通りとなります。

 

技術系

  • 生産技術
  • エンジニアリング
  • 研究開発

 

事務営業系

  • 事務
  • 営業
  • 人事
  • 経理財務
  • 経営企画
  • 法務

 

酪農系

  • 原料調達

 

時期によって、求人が発生する職種が変わってきます。また、タイミングによっては、契約社員しか、募集がかかっていない時もあるので、このあたりの詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

求人情報の入手方法

明治の求人情報については、下記のページにおいて、確認することが出来ます。(中途採用の情報についても、必ず、このページに記載されています。)
http://www.meiji.com/recruit/

 

また、中途採用に関しては、転職会社での募集も行われているので、公式サイトとあわせて、必ず転職会社にも、問い合わせるようにしておいてください。

 

ちなみに、転職会社の場合、一度、求職者登録(会員登録)をしておくと、その後は、新規求人が発生した時に、その都度、メールなどで、通知してもらえるので便利です。

 

また、転職会社は様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうことも可能です。(希望条件を提示して、その条件を満たす企業だけを探してもらうといったことも出来ます。)

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしていますが、転職先を探す際には、なかなか便利な存在なので、うまく活用してください。

 

明治の社員年収・給与制度について

明治に勤務する社員の給与水準ですが、職種別に幾つか、年収事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

明治の社員年収

  • 営業 25歳 年収350万円
  • 営業 28歳 年収600万円
  • 営業 30歳 年収700万円
  • 営業 36歳 年収700万円
  • 販売促進 40歳 年収300万円
  • 製造 28歳 年収450万円
  • 製造 29歳 年収500万円
  • 製造主任 30歳 年収750万円
  • 生産技術 25歳 年収450万円
  • 生産技術 26歳 年収540万円
  • 生産技術 29歳 年収800万円
  • 倉庫作業 39歳 年収280万円
  • ドライバー 38歳 年収870万円
  • 人事 29歳 年収340万円
  • 人事 係長 33歳 年収700万円
  • 経営企画 29歳 年収550万円
  • 経営企画 主任 30歳 年収600万円

 

明治の給与体制は、月給と各種手当、年2回の賞与から構成される、オーソドックスなものとなります。(手当の内容については、職種によって、微妙に異なります。)

 

残業代については、全額支給となりますが、残業を行った理由を、その都度、報告しなければいけないので、そこは少し面倒です。ちなみに、明治の平均残業時間は、1ヶ月約20時間となっています。

 

定期昇給に関しては、次の等級にアップするための所要年数を満たしていること、及び、年間業務評定が高評価であることの二点を満たすことが、条件となります。

 

所要年数は3~5年程度と、比較的長くなるうえ、昇給人数に限りがあるので、結局のところは、実力勝負ということになります。

 

福利厚生については、各種社会保険が完備されていることに加えて、社宅貸与制度、住宅融資制度、従業員持株制度、慶弔贈与、結婚祝い金などに加えて、全国各地に契約保養施設が用意されています。

 

他社と比較すると、明治は、家賃補助が手厚く(家賃の7割から8割会社負担)、かつ、次世代育成手当として、子供一人当たり2万円が支給するなど、家族持ちの社員にとっては、魅力度が高い制度設計が為されています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用者だと、前職の仕事内容、役職、年収をベースに、面接を経て、基本給が決定されることになりますが、交渉次第という要素もあるので、提示された条件に納得出来ない時には、そこで諦めるのではなく、自分の希望額を伝えて、交渉することをオススメします。

 

下手に妥協すると、入社後、同僚との給与差が大きいことに気づき、後悔することにも、なりかねないので、要注意です。

 

もし、こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に、代行を依頼してみてください。彼らはこの手の交渉経験が豊富なので、うまく話を進めてくれます。

 

交渉ベタな人が、自分で強引に進めるよりも、よほどうまくいく可能性が高いので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

明治の評価制度について

基本的には明治は、年功序列型の会社ですが、賞与に関しては、能力評価と業績評価に分かれていますが、適切な目標を設定して、実行する人ほど、高額になる傾向があるので、やり甲斐があります。

 

なお、設定した目標をクリアすれば、もちろん、評価は高くなりますが、仮に達成出来なかったとしても、正当な理由があれば、それなりに配慮してもらえるので、根拠を添えて、丁寧に説明することが重要です。

 

また、その時には、努力の姿勢が問われることになるので、日頃から手を抜かずに、真摯に仕事に取り組むことも大切です。

 

なお、人事評価に関しては、期末に面接の場が用意されていますが、評価の内容に関するフィードバックが受けられますし、自分の意見を伝えることも可能です。

 

このように、的確なコミュニケーションを行ったうえでの査定となるので、評価される側から観ても、おおむね、納得出来る内容となっているようです。

 

明治の教育制度・成長環境について

食品という安全性が厳しく問われる事業を展開していることもあり、明治には、仕事のミスに厳しい姿勢があり、常に、責任を意識させられるので、そういった意味では、ビジネスマンとして、高い意識を持つことにつながり、結果的に、自分を成長させることが出来る環境となっています。

 

また、明治では、若いうちから幅広い業務を任せられることになるので、自分で物事を考えて、遂行する能力も鍛えられます。

 

もちろん、これらは、経験を積み重ねていくことで得られることなので、長いスパンの話となりますが、幸い、明治は、リストラや降格がない会社なので、安定した労働環境のなかで、長期的な視点でキャリアを形成していくことが出来ます。

 

(こういった働き方を望む人であれば、高い満足度を感じながら、仕事に取り組めるはずです。)

 

社内教育体制については、階層別研修、リーダー育成研修、キャリア研修など、様々な教育プログラムが、定期的に開催されており、自分の希望にあわせて、自由に受講出来ます。

 

また、明治はグローバル展開を積極的に進めているため、語学の習得、異文化コミュニケーションスキルなど、グローバルな人材の育成にも力を入れており、海外業務に挑戦してみたいという人にとっては、最適な環境です。

 

ワークライフバランスについて

明治におけるワークライフバランスは、担当部署や繁忙期によっても変わるので、一概にはこうとは言えません。

 

たとえば、製造部門の場合、乳製品は賞味期限が短く、毎日処理する必要があるため、土日休みといった固定休はなく、シフト勤務で働くことになります。

 

休みが何時になるのかというのは、会社が立てる生産計画次第となってくるのですが、毎月、2~3日程度は、自分の希望日にあわせて、公休、もしくは有休を取得出来るようになっています。

 

製造以外の部署においては、イベントが入らない限り、基本的に土日祝日が休みであり、代休もしっかり取れますが、残業の有無については、所属部署次第、時期次第といったところです。

 

最近の傾向としては、働き方改革の動きが加速しており、全社的に、残業時間が減少するとともに、有休の消化率が上がっています。(一部の職種を対象に、フレックス勤務制度も、導入されています。)

 

長時間労働が続く従業員や、一定の労働時間を超えた従業員に対しては、個別に面談するなどの仕組みを整えており、今後は、ますます、就労環境が改善されることが確実です。

 

なお、明治では、勤続3年以上の社員を対象とした、リフレッシュ休暇制度を用意しており、年度内に、満年齢で35歳、45歳、55歳に達する社員に対して、特別休暇と支援金を支給しています。

 

また、これは、全社員が対象となりますが、企業市民活動の一環として、社員の自発的な社会参加を促すため、年間12日を上限として、ボランティアを目的とした休暇を取得出来るようになっています。

 

女性の働きやすさについて

明治では、研究開発部門、栄養営業部門、食育部門などを中心に、数多くの女性社員が在籍しており、第一線で活躍しています。男性と女性で、待遇や仕事の役割分担が変わることはないので、キャリア志向が強い女性にとっても、まず満足することが出来るでしょう。

 

なお、明治は、女性管理職の登用を積極的に推進しており、管理職予備軍といえる女性社員層に対して、マネジメントスキルを学ぶ場や、心構えを磨く場を用意したり、社内の女性管理職との座談会を通して、ロールモデルを知る機会を設けたりするなど、様々なフォローを行っています。

 

一方、育児支援体制については、産前産後休暇、育児休暇、育児短時間勤務制度などが、一通り揃っており、自由に利用することが出来ますし、産休前であっても、上司に相談することで、業務量を少なめに調節してもらうようなことも、認められています。

 

周囲の社員の理解もあり、何かとサポートしてもらえるので、子育てと仕事を両立させやすい会社と言えます。

 

明治の転職先としての価値

明治は、給与・福利厚生を含めて、待遇が良い会社ですし、就労環境も良好なので、転職先候補としては、オススメです。食品メーカーとして、抜群のブランド力をもち、安定した経営基盤を持っているのも、大きな魅力です。

 

長期的に働ける職場を探している人にとっては、このうえない会社と言えるでしょう。一方で、年功序列を基本とする会社なので、外資のように、完全実力主義の環境を好む人にとっては、面白味がないと感じてしまうかもしれません。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、明治への転職の判断を下すようにしてください。

明治の中途採用求人の取り扱い実績が豊富な転職会社

最後に、明治の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。明治以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

[jac-hosoku]