鹿島建設の中途採用事情

鹿島建設は、創業1840年の日本の大手総合建設会社の一つです。超高層ビル事業を得意とし、東京駅の八重洲口再開発や丸の内駅舎保存・復原工事(2012年10月1日完成)、秋葉原地区などの開発事業など実績が豊富です。

 

また、鹿島建設の活動範囲は日本国内にとどまらず、海外でも、様々な構造物を手がけています。スエズ運河橋、ドバイメトロ、タンソンニャット空港(ベトナム)など、20カ国を超える地域で営業活動を行っています。

 

直近の動向としては、2018年度からの3ヵ年、『鹿島グループ中期経営計画(2018~2020)』に取り組んでいます。

 

この計画は、『鹿島グループが持続的な成長を実現するために、この3ヵ年で何をなすべきか』をテーマに、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を踏まえて事業展開をするというものです。

 

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。鹿島建設への転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

鹿島建設の中途採用求人の傾向

現在、鹿島建設の公式ページで確認できる中途採用は以下の職種からなります。

  • 土木系
  • 建築系
  • 建築設備系
  • 機械・電気系

 

その他は、海外現地法人採用や留学生を対象としたものとなります。ここでは上記の職種の中で代表的なものをいくつかまとめています。参考にして下さい。

 

総合職:土木系(施工管理)

【仕事内容】
土木現場における施工管理が主な業務となります。

 

【求める人材】
・四年制大卒および高専専攻科卒以上の人。
・一級国家資格(1級土木施工管理技士,技術士)もしくは同等以上の資格・能力(土木学会上級技術者・大学博士課程修了者等)を有する人。
・土木現場の施工管理実務経験5年以上ある人。

 

総合職:建築系(施工管理)

【仕事内容】
建築現場における施工管理が主な業務となります。

 

【求める人材】
・四年制大卒および高専専攻科卒以上の人。
・一級国家資格(一級建築士,1級建築施工管理技士)もしくは同等以上の資格・能力(大学博士課程修了者等)を有する人。
・建築現場の施工管理業務実務経験5年以上ある人。

 

総合職:建築設備系(施工管理)

【仕事内容】
建築現場の電気、衛生、空調設備関連の施工管理が主な業務となります。

 

【求める人材】
・四年制大卒および高専専攻科卒以上の人。
・一級国家資格(一級建築士,1級建築施工管理技士,一級管・電気工事施工管理技士)もしくは同等以上の資格・能力(大学博士課程修了者等)を有する人。
・建築現場の電気、衛生、空調設備関連の施工管理業務の実務経験5年以上ある人。

 

総合職:機械・電気系(施工管理)

【仕事内容】
土木・建築現場における施工管理が主な業務となります。

 

【求める人材】
・四年制大卒および高専専攻科卒以上の人。
・一級国家資格(1級管・電気工事施工管理技士)もしくは同等以上の資格・能力(大学博士課程修了者等)を有する人。
・土木・建築現場における機械・電気系の施工管理の実務経験5年以上ある人。

 

※全て勤務地が日本全国及び海外となります。

 

求人情報の入手方法

鹿島建設の公式サイト内に開設されている、キャリア採用ページにおいて、募集要項が公開されているので、そちらから、求人情報を入手することが可能です。
https://www.kajima.co.jp/prof/recruit/index-j.html

 

もしくは、民間の転職エージェントを通す形でも、募集がかかっているので、そちらから、求人情報を入手することも可能です。

 

公式サイト、転職エージェント、どちらからも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職エージェントの場合、様々な企業の求人情報を扱っているので、鹿島建設の求人を他社のものと比較してみたいといった時には、まとめて紹介してもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。

 

また、転職エージェントに一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合致する求人が発生するたびに、メールなどで通知してもらえます。登録しておいて、後は連絡を待つだけという体制にしておくと便利です。(自分で、こまめにチェックするのは面倒なので、転職エージェントを活用するのが賢明です。)

 

このページの最後に、鹿島建設の中途採用求人を扱っている代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

鹿島建設の社員の年収・給与制度について

鹿島建設に勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

  • 技術 25歳 年収700万円
  • 技術 28歳 年収700万円
  • 技術 課長代理 37歳 年収750万円
  • 技術 44歳 課長 年収1000万円
  • 施工管理 26歳 年収800万円
  • 施工管理 40歳 年収800万円
  • 施工管理 26歳 年収560万円
  • 施工管理 28歳 年収900万円
  • 施工管理 32歳 年収800万円
  • 施工管理 35歳 年収700万円
  • 施工管理 課長代理 33歳 年収700万円
  • 施工管理 課長 38歳 年収1000万円
  • 設計 29歳 年収500万円
  • 設計 33歳 年収900万円
  • 設計 40歳 年収800万円
  • 経理 25歳 年収600万円
  • 法務 26歳 年収650万円
  • 経営企画 30歳 年収700万円
  • 営業 28歳 年収540万円
  • 営業 31歳 年収900万円
  • 営業 35歳 年収800万円
  • 営業 45歳 年収1000万円
  • 営業 課長代理 35歳 年収800万円
  • 営業 課長代理 42歳 年収1000万円
  • 営業 部長 57歳 年収1300万円
  • マーケティング 30歳 年収730万円

 

鹿島建設の給与体制は、毎月の月給にプラスして年2回の賞与と年1回の昇給からなります。ベースアップは、入社年数に応じてあがる基本給と活躍に応じて上がる職務等級給の合計で決まります。

 

賞与に関しては、会社の業績に連動した額が支給されます。また、社員組合が活発の為、予定額よりも多く支給されることが多いようです。昇給は年度ごとに行われ、昇進と昇給は関連していますが、極端に上がることがないように調整されるようになっています。

 

諸手当として、通勤手当、時間外手当、別居手当、借家補助手当、住宅手当、海外勤務手当等が支給されます。住居手当は、社宅は独身社員であれば、月1.5万で利用でき、その他、残業が3時間以上見込まれる場合、夜食を食べれば残業食事として一定額まで精算されます。

 

福利厚生として、健康管理センター、保養所、契約リゾートホテル、契約スポーツ施設などの厚生施設が利用可能で、各種文化・運動サークルなどのクラブ活動に参加出来ます。その他、住宅融資制度、持株会など各種制度を利用できます。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をベースにして、給与額が決まることになりますが、交渉次第で、数字が変わってくるので、鹿島建設からの提示額に満足出来ない時には、そこで諦めず、会社側と話し合うことをオススメします。

 

鹿島建設は、管理職以外の転職では年功序列の要素が強いので、劇的に変わることはありませんが、月給ベースで数万円程度の上積みぐらいは、勝ち取れる可能性があるので、ダメ元で交渉したほうがお得です。

 

もし、こういった交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らはプロなので、この手の交渉に慣れており、うまく話を進めてくれます。

 

実際、条件アップに成功するケースが多々あるので、一度相談してみてください。

 

鹿島建設の評価制度について

鹿島建設の評価制度は、目標設定とそれに対する実績評価を基準においています。具体的には、被評価者と評価者がその都度面談することで、被評価者のキャリアメイクを含めた人材育成を行っています。

 

その他、社員の希望を聞き、部署異動や職務変更を望む場合、適材適所の人員配置に活用するほか、社員一人ひとりにフォローがあります。また部署において違いますが、さらに種別によっては、一定年次で部署及び担当職務を変更するローテーション制度を実施しています。これらにより多様な価値観を受入れ、様々な環境で社員が活躍しています。

 

鹿島建設の教育制度・成長環境について

鹿島建設では若手であっても手を挙げるとどんどん仕事を与えてくれる環境です。その分サポート体制もしっかりしていますので、しっかりした仕事が出来ます。また、プロジェクト管理など徹底しており、各業者とのコミュニケーション等の機会も多いため、プロフェッショナルとしての成長は確実にあります。

 

その他、社内には様々な建設業界における専門家がいます。一つの仕事を通じて、その専門家から知恵を借り、かつ適正な落としどころを設定し、社内関係者との協議を重ねるという経験も出来ます。そうした経験は、その後の様々な仕事に応用が効くものばかりです。

 

鹿島建設は人材育成にも力を入れており、若手が資格を取得した上で様々な経験を積む機会を広げるため、資格取得の支援や専門性の強化につながる人材育成プログラムを実施しています。2016年度の全従業員の研修総受講時間は124,687時間です。代表的な研修は、階層別研修、マネジメント研修、資格取得支援研修(一級建築士等)、グローバル人材研修などがあります。

 

ワークライフバランスについて

現場勤務であれば、ワークライフバランスは基本的に難しいというのが実際です。その代り、残業手当、現場手当は充実しています。一方、内勤であればワークライフバランスは非常に充実しており、月の合計残業時間が1時間未満の社員もいます。残業代に関しては、数年前までは管理職になると無くなっていましたが、最近は初級管理職では支給されるようです。全体の月平均残業時間は59.2時間となっています。

 

休日、休暇に関しては、完全週休2日制(土日祝)、年末年始(12/30~1/3)、夏季(4日間)、年次有給休暇、結婚休暇、忌引休暇、看護休暇、産前・産後休暇、配偶者出産休暇、記念日休暇、ボランティア休暇、妊産婦通院休暇、裁判員休暇などが設定されていますが、配属現場や繁忙期の違いから取得が難しい場合もあります。ちなみに年間の有給休暇取得率は、31.4%となっています。

 

女性の働きやすさについて

鹿島建設は、業種柄、完全な男性社会になっています。まだまだローモデルが少なく、一般職に限って言えば、女性にとっては満足のいく会社ですが、総合でみると難しいものがあります。しかし、会社としては、2014年に『くるみん認定』を受けるなど女性の為に様々な施作を行っています。

 

育児休業制度も整えられており、働きながら子育てをする社員が増えています。ちなみに女性の育児休業取得者の割合は90%を超えています。
※2017年度の育児休業取得対象者数は、287名(うち女性38名、男性249名)で、そのうち育児休業取得者数41名(うち女性38名、男性3名)

 

鹿島建設の女性社員の平均勤続年数は18年と比較的長く、既婚の女性社員は40%を超えているのも特徴の1つです。

 

また、男性の育児休業取得者も増加傾向にあり、フレックス短時間勤務制度を利用して積極的に子育てに関わっている男性社員も年々増えています。

 

鹿島建設の転職先としての価値

ゼネコンというとブラック企業のイメージがありますが、近年の労働環境の改善から、そのようなことは無くなっています。同時に鹿島建設では人材育成に力を入れており、同業他社と比較しても良い環境で仕事が出来ます。社員もエリート人材が揃っており、穏やかな空気感があります。

 

こうした鹿島建設に向いている人は、建設に携わっていきたいと考える人ですと、全ての人にチャンスがある会社ではないかと考えます。

 

しかし大企業であるため、個人パフォーマンスが好きな人や経営的な仕事がしたい人は少しベクトルが変わってきます。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、鹿島建設への転職の判断を下すようにしてください。

 

鹿島建設の中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、鹿島建設の中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。鹿島建設以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。