LINEの中途採用口コミ情報～求人の傾向、社員年収、就労環境など～

LINE株式会社は、韓国最大のインターネットサービス会社であるネイバー（NAVER、1999年設立）の100%子会社として2000年に日本で設立されました。

2018年時点で子会社であるLINEはNAVERグループ全体の総資産の40.1％、売り上げ高の37.4％を占めています。社名は同社が提供するサービス『LINE』にちなむものです。

直近の動向としては、アプリやLINE上で気軽にマンガ作品が楽しめるスマートフォン向け電子コミックサービス『LINEマンガ』の累計ダウンロード数が2019年4月時点で2,300万を突破しており、スマホマンガアプリダウンロード数ランキング1位となっています。

また、新しいサービスとして、『LINEノベル』を発表しました。これは、自由に小説の投稿ができることや、様々なカテゴリの人気作品を読むことができるものです。

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。LINE株式会社の転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

LINEの中途採用求人の傾向

LINE株式会社の公式ページで確認できる中途採用は、下記の5つの職種があります。またその下にJOB UNITと呼ばれる29の専門職があり、このページではそれらのうち代表的なものをまとめています。

• 技術職
• デザイン職
• サービス企画職
• ビジネス企画職
• ビジネスサポート職

求人情報の入手方法

LINE株式会社の公式サイト内に、中途採用ページが開設されており、そちらのページから、求人情報を入手することが出来ます。
https://linecorp.com/ja/career/

また、LINE株式会社は、転職エージェント経由でも募集をかけているので、転職エージェントに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

どちらのルートでも、入手出来る情報は一緒ですが、転職エージェントの場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、LINE株式会社を含めた、複数の企業の求人を見比べてみたいといった時には、まとめて紹介してもらえるので、便利です。（自分で探す手間が省けます。）

また、一度、転職エージェントに登録しておけば、自分が希望する条件に合う求人が発生するたびに、メールで通知してもらえるので、募集頻度が少ない職種での転職を狙う時には、情報源として活用することをオススメします。（連絡を待つだけなので楽です。）

求人情報を入手する際には、転職エージェントは何かと役立つ貴重な存在なので、うまく活用してください。（このページの最後に、LINE株式会社の中途採用求人を扱っている代表的な転職エージェントをリストアップしておきます。）

LINEの社員の年収・給与制度について

LINEに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

LINE株式会社の給与体制は、年俸制になっています。賞与に関しては、全社の中で上位20%の成績を残したものに支給されます。給与改正は年2回あり、その他社員の『健康維持増進』、『自己啓発』、『次世代育成』を目的として給与とは別にインセンティブが用意されています。

年俸のうち、いくらかはLINE payでの支払いになっており、他に金銭に関わる手当がいくつかあります。例えば、

• ストックオプションのような制度があり株の購入が出来る。
• 年に数回LINE storeで使えるクーポン券が支給される
• LINＥモバイルの使用料を1回戦だけ負担してくれる
• 社内カフェのお弁当が500円、カレーなど300円

保険に関しては、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険の各種保険が完備されており、福利厚生は定期健康診断、各種社内イベントなどがあります。

中途採用で入社する時の注意点

中途で入社する場合には、前職までの経歴・実績をベースにして、年俸額が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで諦めずに、自分の希望条件を伝えて、しっかりと話し合うようにしてください。

ここで妥協してしまうと、後々まで影響を受けることになるので、要注意です。もし、こういった金銭交渉を自分で行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職エージェントに交渉の代行を依頼することを、オススメします。

彼らはプロなので、この手の交渉ごとに長けており、うまく話を進めてくれます。自分の希望条件を100％通すというのは難しいのですが、何らかの上積みが為される可能性は十分にあります。

代行してもらうことで、慣れない交渉を実行するストレスから解放されるというメリットもあるので、苦手な人は、最初から任せてしまったほうが賢明です。

LINEの評価制度・教育制度・成長環境について

LINEで働くメンバーは、ある程度他社での経験を積んだ中途社員が多く、各々が自ら考え、自分が良いと感じている方法を持ち込んでいます。そういった環境での人事評価には360度評価を採用しており、相互評価によって数値化しにくい貢献や、周りの社員と円滑に仕事が進められているかなどのチームとしての役割を見られます。

LINEでは、多角化を進めている背景もあり、多くの分野に挑戦できる機会があります。少数精鋭を企業文化の一つにしていることもあり、一人一人に裁量権も責任もあるため、他では経験できない仕事が出来ます。LINEのような大きなサービスを様々な角度から担当出来ることは、必ず将来のキャリアに繋がって行くでしょう。

教育面に関しては、外国人と接することが多いため、語学に関する教育や技術的なものでは外部企業のソリューションアーキテクト担当者を招いてハンズオン形式の講義を実施するなど、成長するための福利厚生が非常に充実しています。ほぼ間違いなく制度を利用すればするほど得をする体制です。

ワークライフバランスについて

LINEでは、完全裁量労働制ですので、残業も制限がありません。そのためプライベートを優先する社員はプライベートを、仕事を優先する社員は仕事を、と集中できる環境が用意されています。

社員同士もお互いの働き方を尊重し合っているため、ライフワークバランスはとても良い会社と言えるでしょう。なお、月間の平均残業時間は、31.3時間となっています。

休日・休暇に関しては、完全週休2日制（土・日）、祝日、年次有給休暇、年末年始休暇、慶弔休暇が定められており、勤続5年で10日間のリフレッシュ休暇制度もあります。特に、有給休暇は会社でも推奨されており、周りのサポートも得られやすい環境です。ちなみに年間の有給休暇取得率は62.1％となっています。

女性の働きやすさについて

LINEでは、女性も非常に多く働いており、男女間に仕事上の差はありません。社内の要望を提言、共有、改善する仕組みが機能しているため、女性に限らず働きやすい環境が整っています。また、女性の管理職も複数おり、将来キャリアアップを希望している人は何も心配いりません。

産休、育休に関しても十分配慮がなされています。社内には託児所も完備し、子供を預けて仕事が出来ますし、男性も育休を取得している人は多数います。出産後も復帰され多くの女性社員が働いています。

LINEの転職先としての価値

LINEは、企業としても大きくなりつつあり、ユーザー規模も拡大している為、自分がやっている仕事の社会への影響力を考えると、社員は働き甲斐があると感じる会社です。また、既存の市場ではなく、新しい市場を作っていくような事業展開であるため、挑戦しているという実感も必ず得られるでしょう。

一緒に働くスタッフに関しても足の引っ張り合いなどは存在せず、お互いを尊重し合える企業文化があります。

こうしたLINEに向いている人は、様々な新しい仕事を、自分の力で完遂したいと考えている人や、束縛されることなく、自由に業務をこなしていきたいと思っている人ではないでしょうか？

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、LINEへの転職の判断を下すようにしてください。

LINEの中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、LINEの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。LINE以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

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