このページでは、転職を検討している30代の女性に、オススメの転職エージェントをリストアップしています。
転職市場は活況を呈しており、転職を支援するエージェントは急増していますが、女性のキャリアに対する理解があるエージェントというのは、決して多くはありません。
実際、評判の良い転職エージェントに登録してみたけど、気持ちや事情を理解してくれずに、的外れな求人ばかりを紹介された、あるいは、面接した後、連絡が滞って、ぜんぜん求人を紹介してくれなくなった、といった経験をしている女性は多いです。
女性活躍と謳いながらも、女性の能力を活かす意識がなく、雑用ばかりさせるような会社は、今でも多く、キャリアを追求したいと考えている女性が、自分の能力をフルに発揮できる場を見つけるのは、大変です。(外資であっても、日本の色に染まっているところがあります。)
また、女性も30代ともなると、キャリアを考えるうえで、結婚・出産・育児・配偶者の転勤、離婚といった家庭事情にも気を配らなければいけないケースが出てきます。
こういった女性特有の状況を理解して、かつ、本人の気持ちも汲み取ってくれるようなエージェントでなければ、あなたのニーズに合う求人を紹介することはできません。
このページでは、そんな力量を持つエージェントを紹介させて頂くと同時に、エージェントから最大限のサポートを受けるために、押さえておくべき注意点をまとめています。
最後まで読んで頂ければ、30代の女性が、満足がいく転職をするために必要なことが、全て明確になりますので、ぜひ参考にしてください。
一般職と総合職で、利用すべきエージェントが違ってくる
エージェントを利用する時に、押さえておくべきことは、エージェントごとに守備範囲が異なるということです。
女性の転職支援を得意とするエージェントというのは、総合職をメインとするエージェント、一般職(事務職)をメインとするエージェントの二つに分かれるので、自分が希望する職種に合わせて、選択するようにしてください。
総合職の転職支援に強いエージェント
ビズリーチウーマン
ビズリーチは、最近、テレビのCMを盛んに行っているので、ご存じの方も多いと思いますが、年収が800万円を超えるようなハイクラスの求人を専門とする転職エージェントです。
そのビズリーチがキャリア女性を対象として、展開している転職支援サービスが、ビズリーチウーマンです。
マネジメントレベルの求人が大半を占めますが、将来の管理職候補として、優秀な30代女性を募集する企業からの求人も多いので、キャリアアップを目指しているのであれば、一度はチェックしておいたほうがいいです。
なお、役職なしの求人だと、海外事業を担当できるような人材、海外勤務に対応できる人材を募集する求人が多く、こういった仕事であれば、すぐに紹介してもらえます。
注意点としては、入社直後から、第一線で活躍できるような即戦力の人材というのが、ビズリーチウーマンが扱う求人のイメージ像なので、異業種、未経験の職種への転職を考えている女性には、向いていません。
これまでの経験を活かしたキャリアアップを狙っている人には、オススメです。
一般事業会社の人事担当から人材育成コンサルタント、医療研究機関の研究員から、製薬会社の人事部研修担当など、培ったスキルを活かしてのジョブチェンジという事例は多々あるので、こういったパターンの転職であれば、ビズリーチウーマンは活用できます。
JACリクルートメント
日系グローバル企業、外資系企業専門の転職エージェント。あらゆる業種、職種の求人を扱っているので、総合職であれば、どんな仕事でも紹介してもらえます。
ビズリーチウーマン同様、即戦力レベルの人材を募集する企業ばかりなので、応募資格のハードルは高くなりますが、実力主義なので、女性でも関係なく採用してもらえます。
30代でも、年収600~800万円は取れますし、主任、課長といったクラスであれば、さらなる上積みも期待できます。
マイケルペイジ
外資を中心に、大手企業への転職支援を行っているエージェント。業種でいえば、製薬、IT、職種では、経理・財務、営業、マーケティング、法務、エンジニア(IT系、ものづくり系の両方)を得意としているので、当てはまる女性は要チェックです。
また、マイケルペイジは、外資への人材派遣にも力を入れています。派遣といっても、専門性の高い仕事ばかりなので、時給3000円、4000円といった求人が珍しくありません。
正社員(無期雇用)になる前の試用期間といった位置付けで、派遣を雇う企業も多く、決してネガティブなものではありません。
正社員(無期雇用)の求人と比較して、応募条件が緩く設定されていますし、女性のほうが好まれる傾向にあるので、経験やスキルがネックで、面接を受けても、なかなか通らないという人には、代替の選択肢として、検討することをオススメします。
正社員(無期雇用)採用を前提としているものだと、会社の中核的な存在として、末長く活躍してほしいということで、中堅層が好まれるので、30代女性というのは、まさにピッタリです。
アンテロープ
金融業界、コンサルティング業界における、転職支援サービスを専門とするエージェント。この2つの業種での転職を考えているのであれば、一度連絡を取っておくことをオススメします。
また、一般事業会社の経営企画、事業統括、M&Aといった業務の案件についても、力を入れているので、こういった仕事での転職を考えている女性にもオススメです。
あとは、アンテロープの特徴として、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、MBAホルダーを募集する求人の取扱数が多いので、該当する女性は要チェックです。
ワークポート
エンジニアの転職支援を得意としており、IT系、ものづくり系、双方の案件を押さえているので、技術職の求人を探している30代女性にオススメ。ITに関しては、ネットワーク系、ゲーム開発といった職種の求人が、増加中です。
一般職(事務職)の転職支援に強いエージェント
リクルートエージェント
10万件以上の求人案件を扱う、日本トップクラスの規模を誇る転職エージェント。総合職の求人を紹介してもらうこともできますが、それ以上に、一般職(事務職)の求人が充実しています。
元々、リクルートエージェントは、英語が得意な人材の転職支援に力を入れていることもあり、英文事務、社内翻訳・通訳、秘書、英文経理など、語学を活かせる仕事を探している女性にとっては、力強い存在です。
一般職の場合、30代になると、正社員(無期雇用)の仕事が少なくなる傾向にありますが、リクルートに関しては、実務経験さえあれば、30代でも応募可能な正社員(無期雇用)求人を多数保有しているので、年齢を気にする必要はありません。
マイナビエージェント
20代、30代前半の若手層の転職支援を得意とするエージェント。35歳ぐらいまでであれば、一般職でも、正社員(無期雇用)の仕事を紹介してもらえます。ただし、30歳を超えると、実務経験が要求されるので、未経験の職種に転職するのは難しいです。
また、35歳以上となると、求人の数が急減して、ハードルが高くなりますが、これまでの経歴次第では、正社員(無期雇用)として転職できる可能性があるので、一度相談してみることをオススメします。
パソナキャリア
女性専門のコンサルティングチームを立ち上げるなど、女性の転職支援に力を入れている転職エージェント。30代女性の転職実績が豊富にあります。
結婚したことをキッカケに、年収がダウンしてしまった女性に対して、育児と仕事を両立できる会社を紹介して、さらに、年収も前職のダウン前の給与から伸ばすことに成功したといった事例もあるので、小さな子どもがいる女性には、特にオススメです。
なお、パソナキャリアは、一般職、総合職、双方の求人を押さえています。総合職については、上記のビズリーチウーマンやJACリクルートメントのほうが、求人の数、内容、ともに上なので、一般職のほうにカテゴライズしましたが、業種、職種を問わず、相談に乗ってもらえます。
これまで総合職として働いてきたけど、子どもが生まれたので、一般職に移るかどうか悩んでいるといった相談をするのにも、ピッタリのエージェントです。あなたの状況や、今後のキャリアに関する要望を踏まえて、最適な提案をしてくれます。
ジャスネットキャリア
バックオフィス専門の転職エージェント。経理、財務、総務、人事、経営企画といった部署の求人を扱っており、事務職の正社員(無期雇用)求人で、30代の女性が応募できる案件を多数保有しています。
正社員(無期雇用)に関しては、実務経験があることが前提となりますが、ジャスネットキャリアは、契約社員の求人も扱っており、こちらは未経験者でも応募できるものがあります。
契約社員で経験を積んで、そこから正社員(無期雇用)を目指したいといった、再転職を視野に入れての相談もできるので、職種を変えたい人は、連絡を取ってみてください。
高額時給の仕事が多い派遣会社
一般職の転職は、年齢が高くなるにつれて、難易度が上がります。30代というのは微妙なところですが、派遣社員であれば、30代、40代の女性でも、問題なく仕事を紹介してもらえます。
派遣社員というのは、組織規模が大きな会社で働くことが一般的なので、時給が高く、下手な会社で正社員(無期雇用)として働くよりも、収入は上です。
また、正社員(無期雇用)登用制度を設定している企業も存在するので、派遣から正社員(無期雇用)を狙うという方法もあります。
特に、外資だと、一般職を最初から正社員(無期雇用)で雇うというケースは、非常に少ないので、派遣で仕事を探したほうが早いです。
下記の派遣会社であれば、派遣先となる会社の数が非常に多く、様々な選択肢を提示してもらえるので、派遣の仕事を探す時には、オススメです。
マンパワー
カバーしている職種が非常に多く、派遣の求人を探しているのであれば、必ず一度は連絡を取っておくべき派遣会社。
事務系の職種に関しては、英語、中国語など、語学を使う仕事、及び、金融事務の仕事が増えています。
また、事務職以外では、IT系、Web系の求人が多くなっているほか、営業系、コールセンター系、医療介護系の求人が増加中です。
未経験の30代女性でも応募できる求人が多いので、ジョブチェンジもOKです。
ランスタッド
世界第二位の人材派遣会社。オフィスワークの求人の保有数が多く、特に、OA事務、人事、総務、経理、営業事務、英文事務、銀行・証券事務、生保・損保事務、貿易事務、データ入力、通訳・翻訳といった求人の取り扱いを得意としています。
未経験者が応募できる求人が多いですし、そのなかには、正社員(無期雇用)としての採用実績がある企業からの求人も含まれているので、正規雇用の仕事を探している女性にもオススメです。
テンプスタッフ
直接雇用の支援に力を入れている派遣会社なので、一般職で正社員(無期雇用)の仕事を探している女性は要チェック。
未経験者に対しては、必要なスキルの習得を支援するために、研修講座を自社で開催しているので、キャリアに直結するスキルアップのために、テンプスタッフを利用するのもアリです。(スキルが身に付いた時点で、仕事を紹介してもらえます。)
30代女性のキャリア支援実績も豊富なので、なかなか仕事が決まらない人は、一度相談してみるといいです。
様々な業種、職種の求人を一通り網羅しているので、どんな仕事でも紹介してもらえますが、最近の傾向としては、英語を活かせる仕事が増えているようです。
エージェントにコンタクトする前にやっておくべき前準備
自分の経歴、プロフィール、長所、魅力を整理しておく(ウソは厳禁)
エージェントにコンタクトする前には、これまでどのような経験をして、どんなスキルを積み上げてきたのかということを整理して、スムーズに伝えられるようにしておきましょう。
特に、経歴に関しては、面談の時に、細かく聞かれるので、仕事を通じて達成した成果や業務の中で工夫したことなどを、まとめておいてください。
- 現在の仕事内容と、これまでのキャリア
- 自分が保有するスキル、資格、語学力
- 現在の年収と、希望年収
- 希望する仕事の内容、ポジション
職務経歴書をキチンと作っておくことも重要です。外資への転職を希望するのであれば、日本語、英語の二言語で用意しておくようにしてください。
ちなみに、職務経歴書の内容については、エージェントに提出する段階では、あまり気にする必要はありません。
足りないことがあれば、エージェントのほうから聞いてくれますし、修正が必要であれば、指摘してくれます。
ここで伝えることというのは、エージェントが、あなたを企業側に売り込む戦略をまとめるうえでの、貴重な情報となるので、叩き台というイメージで、少しでも多くの情報をエージェントに提供することを心がけましょう。
自分では当たり前と思っていたスキルや経験が、意外に転職時に有利に働くこともあるので、頭に浮かんだことは、全て書きだしておいてください。
経歴やプロフィールについて、エージェントに言いにくいことがあっても、正直に伝えてください。言いにくいことほど、転職を成功させるうえでは、共有しておくべき情報となります。経歴を詐称する、話を大きくするといったことは、もちろんNGです。
転職先に望む条件を明確にしておく
もう一つ、エージェントにコンタクトする前にやっておくべき前準備として、転職先に望む条件を明確にしておいてください。
これらの条件が曖昧だと、エージェントも、どんな求人を紹介していいのか、適切に判断することができません。最低でも、下記の項目については、自分の考えを明確にしておいてください。
- 年収
- 勤務時間
- 福利厚生
- 仕事の内容
- 職場の雰囲気
- キャリアアップ
- 会社のビジョン
ほかにも、自分が希望することは、全て書きだしておいてください。小さな子どもがいる女性だと、育児との両立ができる職場といったことも入ってくるかと思います。
ちなみに、●●に転職したいという、具体的な会社が決まっているようでしたら、そのことを伝えればいいのですが、その会社へ転職できそうにもないという状況に備えて、やはり、転職先に望む条件は整理して、エージェントに伝えられるようにしておいてください。
希望条件の優先順位付けをしておく
現実問題としては、全ての条件を満たす会社が見つかるという、恵まれたケースは、ほとんど期待できないので、どこかで妥協していくことになります。
そのため、希望条件が明確になった後には、そのなかで、どれを重視するのか、自分のなかで優先順位を付けておくようにしてください。
エージェントの賢い活用法
複数のエージェントに同時に登録する
転職エージェントを利用する時には、複数のエージェントを併用するのが基本です。それは、エージェントごとに、扱っている求人案件の内容が異なるからです。
特に、キャリアを積んだ30代女性を募集する求人というのは、エージェントからしても、好条件の優良案件となるため、エージェント同士で取り合いとなっており、一社が独占する形になります。
そのため、登録するエージェントの数を増やさないと、入手できる情報が限られてしまい、その分、転職のチャンスが狭まります。このリスクを避けるために、複数のエージェントへの同時登録は必須です。
ちなみに、複数のエージェントを同時に利用することの、もう一つのメリットとして、サービスの質を比較できるということがあります。エージェントに登録すると、専任の担当者がついて、サポートしてくれますが、全ての担当者が同じ能力を持っているわけではありません。
複数のエージェントに登録していれば、色々な担当者と話ができるので、それぞれを比較することで、最も自分に合う担当者を見極めることができます。
また、職務経歴書の添削や面接対策など、転職エージェントが提供するサービスは、基本的には同じですが、細部に関しては、エージェントごとに異なります。
そのため、複数のエージェントに登録して、サービス内容についても、比較できるようにしておいたほうがいいです。
かといって、あまりにも多くのエージェントに登録すると、やりとりが増えて大変なので、3~4社ぐらいにしておくのがベストです。
冒頭でも触れましたが、30代女性の気持ちを汲み取れるエージェントというのは、限られているので、そういった意味でも、複数のエージェントに登録したほうが、より確実です。
エージェントとの信頼関係を大切にする
転職を成功させるためには、エージェントとの信頼関係を築くことが必要不可欠ですが、そのためには、腹を割って話をするという姿勢が重要です。
ポジティブなことだけを話すのではなく、ネガティブなことも含めて、自分自身の情報を細部まで伝えることを心がけてください。
また、人間関係を構築するうえでは、第一印象も大切です。相手から好意を持ってもらえるように、面談時の服装、言動には、気を付けるようにしてください。
服装については、基本的には自由となっており、特に30代の女性だと、『楽な服装で大丈夫』という趣旨の案内が来ることが多いのですが、だからといって、ジーパンやTシャツといったラフな服装で行ったら、その時点でアウトです。
業種によっては、オフィスカジュアルでも問題ありませんが、スーツにするのが無難です。
定期的に連絡を取る
面談終了後、エージェントは求人探しに取り掛かります。そこで、あなたの希望条件に合う求人が見つかったら、紹介してもらうという流れになりますが、状況によっては、連絡が来るまで、少し時間がかかるかもしれません。
エージェントが所有する求人は、膨大な数になります。その中から、厳選することになるので、どうしても、ある程度の時間がかかります。
エージェントから連絡がこないと不安になってしまうかもしれませんが、だからといって、「早く、仕事を紹介してください」、「まだ見つからないの?」などと急かすのは、絶対にNGです。
1~2週間ぐらいかかってしまっても、普通なので、おとなしく待っていましょう。
ただし、あまりにも、連絡がないのも考えものです。仮に、条件に合う仕事がなかったとしても、現状報告ぐらいはしてくるのが普通なので、もし、2~3週間ぐらい経過しても、音沙汰がない時には、『どうでしょうか?』といった感じで、さりげなく、連絡を取ってみてください。
マメに連絡をしないと、別のルートで転職してしまったと判断されてしまう可能性がありますし、それでなくても、エージェントは何人もの人間を担当しているので、連絡が滞ると、忘れられてしまう可能性も出てきます。
逆に、自分から連絡を入れると、エージェントは『この人はやる気がある』と判断して、途端に力を入れ出したりします。
言い過ぎてもダメなので、さじ加減が難しいのですが、仕事を探すという重要な依頼をしているのですから、あまりにも連絡がない時には、遠慮する必要はありません。
それでも、動きが鈍い時には、そのエージェントは諦めて、別のエージェントに依頼したほうがいいです。
複数のエージェントを同時に利用する時には、別のエージェントから紹介された案件についても、報告しておくと信頼関係が構築しやすいです。
かつ、別のエージェントから、案件を紹介されているとなれば、それ以上の好条件の求人を探さなければという気になるので、担当者のモチベーションを上げることにもつながり、一石二鳥です。
担当者に不満があれば、すぐに変えてもらう
前述したように、エージェントに登録すると、専任の担当者がつきますが、この担当者と相性が合わないと感じた時には、すぐ変更を申し出てください。
こんなことを伝えると、気まずくなるのではと不安に思われるかもしれませんが、相手もプロです。彼らは、同時に複数の転職希望者を担当しており、そのなかで相性が合わない人が出てくることには、慣れているので、遠慮は不要です。
なお、エージェントに変更を依頼する時には、なぜ変えたいと思ったのか、その理由を伝えておくと、その理由を考慮して、よりあなたに合った担当者を付けてくれます。
気になることがあれば、遠慮せずに聞く
エージェントとやりとりをするなかで、何か気になることや疑問点が出てきた時には、すぐに確認するようにしてください。
自分が疑問に思うことを、そのままにしておいては、後々、良い結果を生まないですし、エージェントからしても、ミスコミュニケーションというのは、最も避けたいことです。
『あまりしつこく尋ねると、嫌がられてしまうかも』、『こんなことも分からないのかと、評価を下げてしまうかも』という思いから、質問できないという人は少なくないのですが、決してそんなことはありません。
むしろ、意思疎通をしっかり行える人として、エージェントからの評価は高くなります。(これは、仕事をこなすなかでも、重要なことだからです。)
エージェントに気を使って控えめになっても、何も生まれないので、気になることがあれば、遠慮せずに聞くようにしてください。
また、やりとりをするなかで、興味がわく話が出た時には、そのことについて、突っ込んで話し合うようにしましょう。
エージェントからすると、あなたがどういったことに関心があるのか、知ることになるので、あなたに合う仕事を探しやすくなります。
『今すぐ転職したい』と伝えておく
エージェントというのは、企業に人材を紹介する見返りとして、手数料をもらうことで、収益をあげています。つまり、人材を紹介しない限り、1円も利益が発生しないということです。
1人でも多くの人を紹介したいというのが本音であり、そのため、早く転職先が決まりそうな人を、優先的にサポートする傾向があります。
そこで、エージェントに仕事を紹介してもらいやすくするために、『今すぐにでも、転職したい』という意志をしっかりと伝えてください。
今すぐ転職することは考えていないけど、将来のために、どんな求人があるのか確認してみたいということで、登録する人もいますが、これを正直に、そのまま伝えると、エージェントから後回しにされます。
それでも良いということであれば問題ありませんが、本気で転職を考えているのに、そのことがエージェントに伝わらずに、十分なサポートを受けられないのはモッタイナイです。面談の時には、『今すぐ転職したい』という意欲を見せて、熱意が伝えてください。
自分の希望でない転職先をすすめられたら断る
エージェントからは、随時、色々な求人を紹介されることになりますが、少しでも気に入らなかったら、遠慮なく断ってください。
その会社の面接を受けて採用されてしまった場合、納得のいかない仕事に就くことになり、これでは、何のために転職活動を始めたのか分からないですし、それで、また転職したいとなっても、すぐに会社を辞めるような人を採用してくれる会社はありません。
(30代女性ともなれば、なおさらです。)
転職というのは、それだけ重要なことなので、妥協は無用です。断ったとしても、それでエージェントとの関係が悪くなることはないので、自分の意志をしっかりと伝えるようにしてください。
それで嫌がるようなエージェントは、無能な証拠なので、こちらから切ったほうがいいです。
なお、同じ断るとしても、今後につながるような、上手な断り方をしたいものです。真剣に検討した結果、今回は辞退したいということを伝えると同時に、なぜ、その会社に興味が湧かなかったかを説明してください。
(真剣に検討したという姿を見せることで、好印象を持ってもらえます。)
また、断る時には、求人を紹介してくれたことに対してのお礼と、断ることへのお詫びも伝えるようにすると、この人のために、今度はもっと良い案件を紹介しようと思ってもらえます。こんな些細なことが大きな成果を生みます。
逆に、最悪のパターンは、エージェントからのメールを無視して返事をしないこと、理由を言わずに断るということです。そういった断り方をすると、その後、紹介してもらえる求人の数が、間違いなく減ります。
まとめ:30代というのは、女性にとっても転職しやすい時期
経験を積んだ30代というのは、会社からすれば、喉から手が出るほど欲しい人材であり、人手不足の今、転職を考えるには、絶好のタイミングです。女性ならではの感覚、センスを求めている企業も増えているので、チャンスは豊富です。
それだけに、安易に転職先を決めるのはモッタイナイです。エージェントと相談しながら、あなたにあった適切な会社を選ぶようにしてください。