住友金属鉱山の中途採用事情

 

日本で最も歴史ある企業の一つで、住友財閥の源流企業である、住友グループの非鉄金属企業、住友金属鉱山株式会社。

 

世界各地で鉱山開発や製錬を行っているほか、電子・機能性材料の生産なども行っており、国内で唯一電気ニッケルを提供している企業としても知られています。

 

また、資源の保有量は日系企業の中でもトップクラスで、埋蔵量が高いと言われている菱刈鉱山やポゴ金鉱山(アメリカアラスカ州)を保有するほか、銅地金の生産シェアは、パンパシフィック・カッパーに次いで国内2位の規模と、非常に大きく安定した企業です。

 

このページでは、住友金属鉱山株式会社の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

住友金属鉱山の中途採用求人の傾向

住友金属鉱山の求人は、新卒採用が中心になっており、中途採用の求人はまれにしか発生していません。また、過去の中途採用求人の傾向としては、愛媛県新居浜市にある、住友金属鉱山株式会社別子事業所での求人が多めです。

 

中途採用の求人例としては、土木建築技術者、機械技術者、電気(計装)技術者、電気(計装)技術者、経理担当者、情報システム担当などが挙げられます。

 

これらの応募要件としては、学歴が高卒以上と、ハードルは低めですが、業務によっては土木施工管理技士や日商簿記3級以上といった資格を必要とするものもありますので、条件などは個別にチェックしてください。

 

なお、新卒の場合は、全国転勤アリの総合職としての求人のみで、学歴の要件は大卒以上にはなりますが、文系から理系まで間口はかなり広めです。

 

最終的に就業する業務としては、文系では法務、経理、人事、営業、資材など、理系では研究開発、生産技術・管理、プラントエンジニア、土木建築、システム開発などがあります。

 

求人情報の入手方法

住友金属鉱山の公式サイト内には、採用希望者向けの専用ページが用意されていますが、前述のとおり、こちらのページは新卒向けの情報が中心になっています。
http://www.smm.co.jp/r_info/saiyo/

 

そのため、住友金属鉱山の中途採用の求人情報を得たいのであれば、転職エージェントへ問い合わせることをオススメします。

 

あらかじめ転職エージェントに登録しておけば、まれにしか発生しない住友金属鉱山の中途採用求人が発生した時に、いち早くメールなどで連絡をもらうことができますので、貴重な応募のチャンスを逃さずにすみます。

 

このページの最後に、住友金属鉱山の中途採用求人を取り扱った実績のある転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

※補足
転職エージェントでは、住友金属鉱山の同業他社に関する情報も豊富に持っており、そういった比較対象の情報もまとめて教えてもらえるので、条件などを見比べる際にも非常に便利です。

 

住友金属鉱山の社員の年収・給与制度について

住友金属鉱山に勤務する社員の給与水準ですが、職種別に年収事例を幾つか挙げると、下記の通りとなります。

 

住友金属鉱山の社員年収

  • 研究開発 25歳 年収450万円
  • 研究開発 27歳 年収500万円
  • 技術 27歳 年収500万円
  • 技術 主任 32歳 年収600万円
  • 技術 係長 31歳 年収650万円
  • 技術部門 課長 52歳 年収1300万円
  • 技術部門 課長 54歳 年収1200万円
  • 経理 25歳 年収350万円
  • 経理 29歳 年収440万円
  • 経理 38歳 年収480万円
  • 経理 課長 40歳 年収1200万円
  • 人事 29歳 年収550万円
  • 経営企画 35歳 年収500万円
  • 総務課長 35歳 年収940万円
  • 営業 30歳 年収500万円
  • 海外営業 32歳 年収620万円
  • 資源事業部 32歳 年収900万円
  • 建築設計 22歳 年収290万円

 

住友金属鉱山の社員の年収レベルは、平均年齢43歳に対して、平均年収額は約800万円となっており、上場企業の平均年収ランキングでは3577社中238位、業種別(非鉄金属)では34社中2位と、業界の中でも非常に高いです。

 

昇給は年1回、7月に実施、賞与は年2回、6月と12月に支給されます。 賞与は業績連動で、年収内に占める割合も大きいため、年収も年によってある程度の上下動があります。

 

管理社員になるまでは、年収 は600万円以下にとどまるため、それほど高くはありませんが、管理社員になると大きく給与が増え、部門にもよりますが、管理社員1年目で年収 900万円強、4年目で年収 1000万円を超えるなど、十分なレベルの年収を受け取れるようになります。

 

福利厚生としては、住宅関連の手当が充実しており、寮費の負担が2千円程度に加えて、駐車場が無料になるほか、新居浜であれば、アパートの家賃も2万円台の負担で済むため、大きく節約できます。

 

そのほかにも、財形貯蓄、財形融資、社内融資、慶弔見舞金、持ち株会、遺族年金、重度障害扶養者見舞金、要介護家族見舞金といった制度があり、十分な補償を受けることができます。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用で入社する場合の給与額は、前職までの経歴や過去の業績をもとに算出されることになりますが、この金額は、交渉次第で変わることが、珍しくありません。

 

そのため、会社側から提示される金額が、十分ではないと感じる場合には、自分の希望条件をきちんと伝えて、納得出来るまで会社側と話し合うようにしてください。特に住友金属鉱山は、年功序列の傾向が強い会社のため、管理社員に昇格するタイミング以外では給与が大きく上がることはないため、入社時の給与額は非常に重要です。

 

もし、こういった金銭交渉は苦手という場合には、前述した転職エージェントに、交渉を代行してもらうことをオススメします。

 

彼らは転職のプロなので、日々こういった交渉を行っていて慣れていますし、住友金属鉱山の社内事情にも精通しているので、うまく話を進めてくれます。最終的に、年収や条件の上積みに成功するケースが多いため、積極的に活用してみてください。

 

住友金属鉱山の評価制度について

住友金属鉱山における評価は、目標管理制度に基づいており、毎期の最初に目標を設定、半期の中間面談を経て、期末に評価が行われ、翌年度の7月に評価と給与額が提示される形になっています。

 

評価内容には、仕事における成果も当然反映しますが、最終的な査定は年功序列の要素が入るため、特に若いうちは、ほぼ横並びの評価になります。

 

ただ、事務系よりも技術職のほうが、実績が数字として見えやすいため、出世に反映されやすかったり、部署によって昇進のスピードがやや異なったり、といった傾向はあります。出世の早い人の中には、30代で現場の課長クラスになれる人もいるため、完全な年功序列というわけでもありません。

 

また、管理社員には、参事(課長職)とその上の参与(部長職)がありますが、学卒の総合職であれば、ほとんどの場合、参事になることまでは可能です。ただ、そこから参与に上がれるのは、その一部に限られるため、年次を経ると実力主義がより顕著になっていきます。

 

住友金属鉱山における成長環境について

住友金属鉱山は人材教育に力を入れており、特に新卒に対しては、入社研修として1か月の導入研修と、2か月間の海外研修が行われており、その後も年次ごとに定期研修を行うなど、トータルで10年程度の育成計画に沿った教育が行われており、非常に手厚いです。

 

入社研修以外では、階層別研修、部門別研修などが行われているほか、国内や海外の大学院やビジネススクール、官公庁、研修所などへの派遣研修なども行われています。一例としては、ワシントン大学、ウィスコンシン大学、ペンシルバニア大学やMITなど、世界的に知られた大学への派遣実績があり、非常に充実しています。

 

また、自己啓発支援として、英語検定や各種資格取得の援助制度、全社通信教育制度なども用意されています。

 

なお、総合職であれば、すべての職種で海外勤務の機会があり、実際に社員の1割程度は海外勤務を経験していますので、海外勤務を希望する人にとっては、チャンスは比較的大きいと言えます。

 

ワークライフバランスについて

住友金属鉱山は、所属部署によってワークライフバランスの取りやすさは異なりますが、特に研究所や本社勤務の場合は、比較的自由に休みを取れます。特に、本社では選択制時差出勤制度が導入され、在宅勤務のテスト運用も開始されるなど、より仕事とプライベートのバランスは取りやすくなってきています。

 

一方、工場勤務の場合は、まだ休暇は取りにくく、操業トラブルが発生すると、緊急の呼び出しや対応に追われて帰宅が遅くなることがあるため、予定していた休みがつぶれてしまうようなことも起こります。

 

また、役職者が最低一人は工場の近くに待機するというルールがあるため、責任ある役職についている人の場合は、夏休みや正月休みなどの長めの休暇があっても、その半分は工場の近くに滞在しなければならず、海外旅行には行きにくいといった状況もあります。

 

ただ、長期休暇は取りにくいものの、最近は有給消化がより推進されるようになってきているため、土日と合わせて三連休にする程度であれば問題なく休みを取得できますので、一昔前のように仕事一辺倒の生活になることはありません。

 

女性の働きやすさについて

住友金属鉱山は、古くからの企業ということもありますが、特に本社には年配の男性が多く、女性の管理職もまだ少ないため、女性はサポート役であるという雰囲気がまだ残っています。

 

また、工場の生産管理にも女性を配属する動きはありますが、力仕事の多い3K環境のため、なかなか長続きしないことが多いです。

 

それでも、徐々に女性の採用人数は増えており、大卒女性社員の登用も各事業部で活発に進められているため、女性の就業環境も徐々に改善しつつあります。

 

子育て支援の面では、産休・育休の制度は法定よりも充実しており、育休から復帰する社員も多いです。また、時短勤務も可能なほか、本社勤務であれば残業もそれほど多くないため、子育てと仕事を両立できている女性社員が多いです。

 

住友金属鉱山の転職先としての価値

住友金属鉱山は、日本を代表する一流企業なので、給与水準は非常に高いですし、福利厚生も充実しており、待遇面については、全く問題ありません。

 

それでいて、就労環境は良好ですし、教育制度が充実している、人事評価制度が機能しており、仕事で結果を出せば、それに見合う見返り=昇進・昇給の機会もあるなど、魅力が多々ある会社です。

 

特に、教育制度に関しては、海外の大学・大学院への留学の機会すらあり、これ以上は望めないぐらいの理想的な内容となっています。

 

グローバルで事業を展開していて、世界各地に事業拠点を有するため、海外勤務のチャンスも多く、日本国内にとどまらず、国外でも仕事をしてみたいという人にも、最適な職場です。

 

唯一の難点を挙げるとすれば、女性活用が遅れているので、キャリア志向を持つ女性にとっては、満足出来るかどうか、微妙なところです。

 

住友金属鉱山は、この状況をよしとせず、少しずつ、会社として環境改善に努めているので、今後は、変わってくると思いますが、少なくても現時点においては、こういった状況なので、この点を加味したうえで、転職の判断を下すことを、オススメします。

 

なお、こういったことを書いてきて何なのですが、そもそもの話として、住友金属鉱山は、中途採用で、人材を募集する頻度が極めて少ないので、まずは求人情報を入手するのが先決です。

住友金属鉱山の中途採用求人の取り扱い実績がある転職エージェント

下記に、住友金属鉱山の中途採用求人の取り扱い実績がある転職エージェントをリストアップしてありますので、今現在、募集がかかっている求人があるかどうか、問い合わせてみてください。

 

ちなみに、現実としては、求人がゼロという可能性もあるのですが、その場合、この会社にこだわっていると、いつ、転職のチャンスが来るか分かりません。

 

転職エージェントに、希望条件を伝えれば、その条件に合う企業を紹介してくれるので、ぜひ、他社の求人についても、チェックしてみてください。

 

※補足
先ほども触れたように、住友金属鉱山への転職、一本狙いということであれば、とりあえず、転職エージェントに求職者登録(会員登録)をしておいて、新しい求人が出た時に、教えてもらえるようにしておくと、いいです。