JACリクルートメント

1975年に英国初の日系人材紹介会社としてロンドンで、設立された転職会社。その後、シンガポール、日本など、アジアエリアを中心に、10ヶ国において、転職支援サービスを展開しています。

日本国内においては、日系グローバル企業、外資系企業専門の転職会社として、これらの企業への転職支援を行っています。

公式サイトURL：JACリクルートメント

JACリクルートメントの特徴

勤務地は関東・関西・東海に集中している

JACは、日本全国の求人情報を扱っていますが、保有する求人数の8割近くが、関東・関西・東海エリアに集中しています。特に、外資となると、東京首都圏に集中しています。

ただし、地方に住んでいる人でも、転職支援は受けられるので、その点は心配なしです。

海外勤務の求人に強い

海外市場に積極的に進出している日系企業とのコネクションが強いこともあって、海外駐在員候補となる人材を募集する求人の取り扱い数が、非常に多いです。

赴任先に関しては、タイ、中国、インドなど、アジアが圧倒的に多いのですが、その反面、JACリクルートメントは、他の転職会社ではカバーしていない地域（アフリカ、南米、北欧、中東など）の求人も扱っているので、海外勤務に興味がある人とっては、欠かすことの出来ない情報源です。

なお、海外勤務となると、基本的に日系企業からの募集となりますが、なかには、欧米資本、アジア資本の企業からも求人が出ていることがあるので、外資も候補に入ります。（その場合、海外本社への赴任となるケースが多いです。）

メーカーの求人に強い

職種別に見ると、機械、自動車、電機、電子、半導体、メディカル、バイオといった分野のメーカーからの求人が多いです。これは、日系、外資を問わずということになります。

また、最近の傾向としては、IT、金融系の求人が増加傾向にあります。

技術者、ITエンジニアを募集する求人が多い

職種別に見ると、技術者（ものづくり系エンジニア）、ITエンジニアを募集する求人が、多くなっています。

それ以外では、営業は多いのは、ある意味、当たり前かもしれませんが、JACリクルートメントの特徴としては、経理財務、経営企画、マーケティング・商品開発といった職種の求人が多いです。

また、割合としては低くなりますが、アクチュアリー、数理分析、トレーダー、ファンドマネージャー、アナリスト、リスク管理など、金融関係のスペシャリストを募集する求人が、ほかの転職会社と比較すると多く、ここもJACの強みと言えます。

高年収の求人が多い

JACリクルートメントの最大の特徴としては、高年収のハイクラス求人が多いことが挙げられます。下記のグラフを見て頂ければ分かりますが、過半数以上の求人が、年収700万円以上となっています。

年収500～700万円のレンジにある求人も、4割を超えており、逆に500万円以下の求人というのは、ほぼゼロです。

高収入ということは、その裏返しで、企業側の人を見る目はシビアとなり、転職者に課せられる条件は厳しいものとなります。

従って、経験豊富なビジネスマンでないと、まず求人を紹介してもらうことは出来ませんが、それだけに、転職先が見つかれば、ほぼ確実に前職を上回る年収を手にすることが出来ます。

こんな人にオススメ

JACリクルートメントは、ハイクラス層の転職支援に特化しており、この会社を利用している転職している人というのは、前職の年収が600万円以上というケースが多いです。

ただし、年収が低いと利用出来ないかと言えば、そんなことはなく、特に20代、30代前半の若年層で、日系企業に勤めている人だと、どうしても給与が低くなりがちなので、年収が低いからという理由で、転職支援を断られるようなことはありません。

むしろ、仕事は出来るのに、それに見合う給与を得ていないという人だと、JACリクルートメントから紹介してもらった企業へ転職することで、年収が100～200万アップしたということが、普通となっているので、自分の実力に自信があるのであれば、ぜひコンタクトしてみてください。

ちなみに、最近の傾向としては、男性よりも女性のほうが、年収のアップ率が高くなっているようです。（特に、外資に転職した女性には、この傾向が強いです。）

JACリクルートメントの会社概要