世界有数のコンピューター・ソフトウェア会社であるマイクロソフトと、同じく世界有数のコンサルティングファームであるアクセンチュアの共同出資により設立された、ITコンサルティング・システムインテグレーション企業、アバナード。

 

アバナードの中途採用事情~年収、評価制度、就労環境、etc~

 

マイクロソフトの合弁会社という立ち位置から、当然、マイクロソフトの製品に精通しており、最新技術についても、マイクロソフトから情報提供を受け、いち早く活用出来る環境にあります。

 

そのため、Windowsを含む、マイクロソフト製品を使用する環境においては、技術的に高度なソリューションを提供することが可能となっており、それがアバナードの同業他社との大きな差別化ポイントとなっています。

 

2005年の設立以来、日本における業績は好調に推移しており、社員の満足度も高い優良企業です。中途で転職を目指すには、格好の会社と言えるでしょう。

 

アバナードの中途採用事情

アバナードでは、積極的に中途採用募集を実施しています。職種としてはエンジニア中心となっており、特に、システム開発の上流工程から案件に携わるような、コンサルタント色の濃い内容での募集が多くなっています。募集職種の一例をあげると、下記の通りとなります。

  • .NET エンジニア・コンサルタント
  • クラウドシステムエンジニア・アーキテクチャ
  • クラウドディベロッパー
  • インフラ設計コンサルタント
  • ERPコンサルタント
  • CRMコンサルタント

 

なお、エンジニアと比較すると数は少なくなりますが、下記のような職種でも、募集がかかることがあります。

  • 法務マネージャー
  • 人事マネージャー
  • 財務マネージャー
  • マーケティングスペシャリスト
  • データアナリスト

 

募集内容・採用ポジションは非常に幅広くなっており、経験豊富なベテラン、マネージャーのような即戦力となる人材を募集する求人もあれば、未経験者・第二新卒者でも応募可とするエントリーレベルの求人もあります。

 

応募条件については、基本的には当該職種の実務経験が必須となる求人が中心ですが、若手層のキャリア育成という観点で、経験不問で募集がかかることもあるので、実務経験が無いという人にもチャンスはあります。

 

アバナードの社員年収について

アバナードの社員年収は業界内のなかでも、高い水準にあります。その背景には、残業が多いという事情があるので、その点は差し引いて考える必要がありますが、アバナードが支給する残業代は、時間給の1.5倍とかなりの高額になるので、残業するに見合うだけの見返りはあります。

 

こういった給与体系のため、基本給については、役職無しの一般職で500万前後と、それほど王額なわけではありませんが、残業代を含めると、年収700~800万円に達するというのが、普通になっています。

 

マネージャー以上のポジションになると、残業代は支給されないため、残業代を含めると、両者の年収は同水準になることも多く、場合によっては、平社員のほうが高年収という逆転現象も起こったりします。(マネージャークラスの基本給は800万前後となっています。)

 

幾つか具体例を挙げると、下記のようになります。

  • 27歳 クラウドディベロッパー 年収550万円
  • 25歳 ERPコンサルタント 年収500万円
  • 31歳 CRMコンサルタント 年収650万円
  • 30歳 技術営業 年収700万
  • 33歳 営業 年収800万円
  • 25歳 クラウドシステムエンジニア 年収480万円
  • 30歳 クラウドシステムエンジニア 年収600万円
  • 37歳 プロジェクトリーダー 年収800万円
  • 41歳 法務マネージャー 900万円
  • 43歳 マーケティングマネージャー 1100万円

 

就業環境、ワークライフバランスについて

担当プロジェクトによって、状況は大きく変わりますが、アバナードは全体的にハードワークが求められる会社です。

 

その理由として、社員1人当たりの人件費が高いため、一つのプロジェクトに割り当てられるメンバーの数が抑えられていることに加え、取り扱っている案件の難易度は高いため、どうしても業務時間が増えてしまうという事情があります。

 

特にアサイン先が予算の少ないプロジェクトや炎上プロジェクトだと、夜中までの長時間労働や休日出勤が常態化してしまうケースが珍しくありません。

 

ただし、就労環境の整備に対する企業の姿勢が問われるようになってきている昨今、アバナードも会社として、ワークライフバランスの改善に対する意識を持っており、徹夜が続くような過酷なプロジェクトの数は年々減っていますし、全体的に社員の労働負荷は減少傾向にあります。

 

元々、やるべきことをやり、結果を出していれば定時帰りでも、文句が言われない会社なので、自分の努力次第で、ワークライフバランスの調整は十分に可能です。

 

成長環境について

アバナードは社員教育が充実しており、成長の機会に恵まれている会社です。GLD(Global Learning & Development)という人材育成担当チームを社内に持ち、技術領域に関するものから自社開発方法論、ビジネススキルやリーダーシップスキル研修など、300種類以上の多岐に渡るトレーニングプログラムが用意されています。

 

社員はこれらのトレーニングに、年間80時間以上を必ず充てるという方針が徹底されているため、スキル・知識を習得するための時間を確保することが出来ます。

 

また、日々の業務内容のレベルが高いため、毎日、普通に仕事をこなすことが、自己の成長に直結すると感じている社員も多く、特にマイクロソフト関連の技術と英語については、毎日使用することになるため、高いレベルまで引き上げられたという声が多いです。

 

アバナードへの転職を検討する人が知っておくべきこと

上記の成長環境でも触れましたが、アバナードは自分を成長するチャンスに溢れている企業です。マイクロソフト技術を使用したソリューション提供を行う会社であるため、常に最新のマイクロソフト技術情報を手にすることが出来ます。

 

検証環境も整っているので、エンジニアとして専門スキルを磨くには最良の会社です。また、顧客企業の問題を解決することを目的としたシステム開発業務に従事することになるため、クライアントとの意思疎通が欠かせません。

 

そのため、コミュニケーションスキル、インタビュー・要件定義といったコンサルティングスキルが必須となり、業務を通じて、こういったスキルも鍛えられることになります。

 

ここに、高収入という見返りも付いてくるので、やりがいを感じている社員が非常に多いです。ただし、仕事内容はハードなので、若い時はともかく、年齢が上がってきた時には、自分の健康・体力面との相談となってきます。

 

アバナードを退職する社員は少なくありませんが、その理由の大半は、ハードワークに耐えられなくなったというものです。仕事内容や社内風土への不満といったものは殆どありません。基本的に社員満足度が高い会社なので、それだけに、いかに業務がキツイかということです。

 

配属されるプロジェクトごとに、労働時間や勤務スケジュールが大きく変わる、場合によっては毎日長時間の残業が当たり前になるといったこともあるため、ワークライフバランスを考慮して、退職したという社員もいます。

 

ただし、この点を除けば、アバナードは申し分がない企業と言えます。社員に対する他社からの評価も高いので、戦略系コンサルティング会社からヘッドハンティングされたという社員もいますし、技術面に特化したキャリアを積むため、親会社であるマイクロソフトへ転職する社員も多いです。

 

こう考えると、アバナードは、定年退職するまで勤め上げるには、向いていない会社かもしれませんが、一定期間、自分を鍛える意味で働くというのは、将来的なキャリアを考えても、理屈に合った選択肢だと思います。

 

そのため、アバナードへの転職を検討する時には、長期的なキャリアプランを考えたうえで、判断することをオススメします。

 

アバナードの中途採用求人情報を確保している転職会社

最後に、アバナードへの転職を目指す時に、情報源として活用出来る転職エージェントを紹介します。いずれも外資に強いエージェントなので、求人情報を教えてもらうだけでなく、将来のキャリアプランについて、相談することも可能です。

 

 

アバナードで働いた後に、転職を目指す会社について、あたりをつけておくといったことも可能ですし、5年後に転職を目指すなど、再転職の時期について相談するのもアリです。

 

また、アバナードに対して、年収などの条件交渉を行ってもらうことも可能なので、少しでも良い条件で転職したい人にとっては、頼りになる存在です。

 

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)