キーエンスの中途採用事情

 

自動制御機器(自動制御機器(PLC)、計測機器、情報機器、光学顕微鏡・電子顕微鏡などの開発および製造販売事業を展開するキーエンス。現在、世界45カ国・200拠点で事業を展開しており、海外売り上げ比率が50%を超える、文字通りのグローバルメーカーです。

 

高い技術力を武器に、「世界初」、「業界初」の製品を、次々に生み出しており、実際、キーエンスの新製品の7割近くは、これまで存在しなかったモノです。これだけの開発力を誇るだけに、業績も目覚ましく、過去25年間の平均成長率は、10%を超えています。

 

また、過去5年間における海外事業平均成長率は、25%近くに達する驚異的な数字を残しており、フォーブス誌の「世界で最も革新的な企業TOP100」において、7年連続で選ばれている、超優良企業です。

 

そのような、業績好調な会社だけに、キーエンスにおける採用需要は高く、常時、積極的に外部から、人材を募集しています。中途採用に関しても、様々な職種において求人が出ているので、キーエンスへの転職のチャンスは、豊富に存在します。

 

このページでは、キーエンスの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与体系、社内の就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。

 

キーエンスの中途採用求人の傾向

中途に関しては、社内SE、構造/筐体設計、プロダクトデザイン、知的財産、経理財務、営業、販売、マーケティング、社内ヘルプデスクといった職種を対象に、求人が発生しています。

 

応募条件については、どの職種においても、該当職種に関する実務経験・スキルが、必須要件となります。また、ビジネスレベルの語学力(英語・中国語など)が必要となる求人も多いですし、海外駐在経験が歓迎されるケースも少なくありません。

 

職種によって求められる知識やスキルが違いますので、このあたりの詳細については、自分が希望する職種の応募要項をチェックして、確認するようにして頂きたいのですが、世界的なメーカーだけあって、グローバルで活躍出来るというのが、キーエンスが求める人物像であるということは、頭に入れておいてください。

 

求人情報の入手方法

求人情報の入手方法ですが、キーエンスの公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
https://job.axol.jp/13/c/keyence/entry/shokushu

 

また、中途に関しては、転職会社経由でも募集がかけられているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、キーエンスだけでなく、他社の求人のことについても知りたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので便利です。

 

このページの最後に、キーエンスの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、情報源として活用してください。

 

キーエンスの社員の年収・給与制度について

キーエンスに勤務する社員の給与水準ですが、職種別の年収事例を挙げると、以下のようになります。

 

  • 営業 26歳 年収1400万円
  • 営業 27歳 年収950万円
  • 営業 28歳 年収1400万円
  • 営業課長 33歳 年収1800万円
  • センサー事業部営業所長 40歳 年収2200万円
  • 営業事務 30歳 年収680万円
  • 販売促進 31歳 年収1200万円
  • 販売促進 29歳 年収1400万円
  • 研究開発 25歳 年収1000万円
  • 研究開発 27歳 年収1300万円
  • 研究開発 30歳 年収1200万円
  • 研究開発 30歳 年収1550万円
  • Webマーケティング 26歳 年収1000万円¥
  • 社内システム開発 30歳 年収600万円
  • 社内システム開発 37歳 年収1100万円

 

キーエンスの給与制度は、基本給に加えて、業績賞与が毎月支給され、さらにボーナスが、こちらも業績に応じて、年4回支給されるといったものになっています。

 

ボーナスは夏冬で、月給の6倍前後、春秋で3~4倍の金額が支払われます。(合計で、基本給10ヶ月分前後ということになります。)

 

給与水準は、巷で噂されている通り、一般的な会社と比較すると、格段に高く、新卒入社でも3年目で、年収1000万円を超えてきます。また、5年目で1500万円、さらに海外勤務ともなると、手当も含めて、2000万円近くになる場合もあるので、かなりの高所得が期待出来ます。

 

キーエンスでは職階が2B~6B、7M、8Mとクラス分けされており、クラスごとにベース給が設定されていますが、クラス間の差は、かなりのものとなっています。そのため、同期でも、出世の速さによって給与が大きく異なり、数年で1000万円近い差がついているということも珍しくありません。

 

ただし、年収の半分以上は業績賞与であり、会社、事業部の業績が年収に大きく影響します。業績が良ければ問題ありませんが、業績が悪化した時には、年収がかなり減ることになります。

 

冒頭でも触れたように、キーエンスは、毎年、目覚ましい業績を挙げている会社なので、業績が悪くなるということは、あまり考えられないのですが、事業部単位で見れば、好不調の波は出てくるので、その点は注意が必要です。

 

福利厚生については、各種社会保険が完備されているほか、社員持株制度、財形貯蓄制度、借り上げ社宅制度、退職金制度などが用意されています。退職金は、確定拠出型年金となっているので、老後用の資産は、自分で作っていくという意識が必要です。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職の給与額や、これまでの実績などを加味して、基本給が算出されることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、キーエンスからの提示額に納得がいかない時には、満足出来るまで、交渉するようにしてください。

 

中途半端に妥協してしまうと、後々まで後悔することになりかねないので、要注意です。もし、こういった条件交渉を行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職会社に交渉を代行してもらうことをオススメします。

 

彼らはプロなので、この手の交渉術に長けており、上手に話を進めてくれます。少なくても、交渉ベタな人が、無理に自分で進めるよりも、良い結果に落ち着くことは間違いないので、遠慮せずに、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

なお、キーエンスは実力主義の会社だけに、うまく自分をPRすることで、年収が大幅に上がる可能性は十分にあるので、自分の実績に自信がある人は、事前に、転職会社にコンタクトして、交渉の進め方について、相談しておくのもアリです。

 

キーエンスのモチベーション・評価制度について

キーエンス評価制度は、売上金額・個人目標の達成率といった成果面と、仕事の取組みを評価するアクション面の2つの側面から、評価される制度となっています。

 

評価項目が目に見える形となっていて、良い点、悪い点が明確にされるため、納得度の高い評価制度だと感じている人が多いです。

 

この成果面とアクション面の評価の割合は、半年に1度の人事評価で決定されるクラスや役職ごとに、決められています。クラスは毎年3月に改訂され、基本的に一度上がったクラスが降格することはありません。

 

なお、営業職の場合、成果面の評価というのは、ただ目標をクリアすれば良いというものではなく、前年と比較して、どれだけ伸びたのかという点も、重要になってきます。

 

つまり、結果を出せば給料に反映されますが、その分、次の目標の難易度が上がるということです。それをクリアすると、さらに難易度がアップするということで、かなり厳しい制度設計となっていますが、そこを乗り越えれば、年収は上がり続けるので、やり甲斐がある制度でもあります。

 

(先ほど触れたように、入社後数年で、数千万レベルの年収を手にすることも、普通に可能です。)

 

なお、全国の営業マンを対象としたランキングが、毎月、出されるようになっていますが、上位に組み込むためには、目標決めの際の自分の数字を、いかに高すぎないところに持っていけるかということも大きなポイントになるようなので、このあたりは駆け引きも必要ということになります。

 

キーエンスの成長環境・キャリア開発について

キーエンスは給与が高いだけあって、一人当たりの仕事量も多く、常に業務効率を上げて働くことを求められるため、どの職種に就いたとしても、この会社で働くうちに、自然に効率化を意識して仕事をするスキルが身に付きます。

 

また、入社してから、間もない時期に、仕事に対する権限・責任を持たされるので、非常に速いスピードで成長することが出来ます。

 

成長意欲の高い人にとっては望ましい環境ですが、のんびりと自分のペースで仕事をしていきたい人にとっては、プレッシャーにしか感じず、ついていくのが無理という結果にもなりかねないので、注意してください。

 

ただし、キーエンスは、社内教育のシステムが確立されているので、どの職種においても、仕事に必要な知識・スキルを、効率良く身につけることが出来るようになっています。

 

たとえば、営業職の場合だと、ロジック、プレゼンスキル、企画力、提案力など、営業で成果を上げるために必要なイロハが自然と身に付くシステムが整っており、他社のどこへ行っても通用するような圧倒的な営業スキルを、身に付けることができます。

 

そのため、短期間で自分を成長させたいという人、スキルを磨いてステップアップをしたいと考えている人にとっては、キーエンスは最適な環境です。

 

ワークライフバランスについて

キーエンスは、平日はしっかり働き、休日はしっかり休む、といったライフスタイルを維持している人が多い会社です。仕事量が多いため、平日は残業が多く、仕事中心の生活になりがちで、プライベートの予定を入れることは、基本的には無理です。

 

とはいえ、会社として、21時半以降の残業を禁止しているので、深夜まで働くといったことはないですし、仕事の進め方は自分の裁量に任されているので、何か予定があれば、早めに退社することも、もちろん可能です。

 

ただし、残業が出来ないからといって、業務量が減るわけではないので、早めに退社する時には、いつも以上に、生産性を上げて、効率良く働くことが必要となります。

 

ちなみに、キーエンスの始業時間は、8時半となっていますが、だいたい7時~8時に出社して、仕事を始める人が多いです。

 

このように、平日は仕事中心の毎日となりますが、その一方で、土日はほぼ確実に休めますし、会社に携帯を置いて帰ることになっているため、営業マンであっても、休日に電話がかかってくるといったことは一切なく、オンとオフの区別をしっかりとつけることが出来ます。

 

(ただし、これは一般社員の場合であり、管理職になると、休日に会議が入るなど、休日出勤の機会が増えていきます。)

 

また、GW、お盆、年末年始には、それぞれ7~10日の長期休暇がしっかりと取れるので、定期的に、プライベートの時間を長めに確保することで、リフレッシュする機会を得ることが出来ます。

 

こういった会社なので、激務ではあっても、ブラック企業のように、社員が疲弊していることはなく、仕事もプライベートも充実させながら働いているという人が多いです。

 

女性の働きやすさについて

キーエンスで働く女性社員は、それほど多くはありません。総務や事務職では、女性が活躍していますが、総合職、特に営業職となると、かなり限られてくるというのが、実情です。

 

最近では、総合職においても、積極的に女性社員の採用数を増やしていますが、まだまだ、数としては、一般職として働いている女性のほうが、圧倒的に多いです。

 

ただし、一般職といっても、仕事量は多く、優秀でバリバリ仕事をこなしている人が多いです。特に営業のサポートを行うような職種だと、現場の営業マンに合わせて働くので、一般職だからといって定時で、きっちり退社出来るようなことはありません。

 

一般職といっても、キーエンスの場合、普通の会社で言う総合職のような仕事をすることになると考えておいたほうが、いいかもしれません。(実際、キーエンスで事務職が務まる人であれば、別の会社の総合職に転職出来ます。)

 

一方、総合職に関しては、営業職も含めて、良くも悪くも男女差がないので、男性と同じ条件で働くことになります。結果を出せば、それだけの見返りを受けられますが、勤務時間が長く、業務量が多いので、独身であればともかく、家庭がある女性にとっては、かなり大変です。

 

(女性が少ないこともあって、決して、女性が働きやすい環境とは言えない状況です。)

 

また、育児支援体制については、産休・育休といった制度は、用意されていますが、取得後に復帰する人は少なく、ほとんどの女性は、結婚したタイミングで、退職することを選択しています。

 

ちなみに、キーエンスでは、既婚者や子供がいる人でも、独身者と同様に、転勤が普通にあるので、そういった意味でも、仕事と家庭を両立していくのは難しいと言えます。

 

キーエンスの転職先としての価値

キーエンスは、一般的な企業と比べても給与水準がかなり高く、20代半ばで高年収を得ることが出来ますし、実力主義で年次に関係なく、責任ある仕事を任され、結果を出せば出した分だけ評価してもらえる、非常にやり甲斐がある会社です。

 

社員の平均年齢も36歳と低く、若くてやる気あふれる優秀な人材ばかりなので、そういった同僚たちから刺激を受けて働くことで、速いスピードで自分を成長させられるので、成長意欲が高い人には、理想的な職場です。

 

給与が高い分、仕事量も多く、常に効率化を意識して働くことを求められますが、そういった意味でも、どこの会社においても、通用するだけのビジネススキルを身に付けることが出来るので、キーエンスで培った実力を活かして、他社へステップアップ、というのもアリです。

 

とはいえ、見方を変えれば、いくら収入が良くても、常に意欲的に成長意識を持って働くことをプレッシャーに感じる人や、のんびりと自分のペースで働きたいと考える人にとっては、キーエンスは厳しい職場でしかありません。

 

また、ワークライフバランスという観点で見れば、平日にアフターファイブを楽しみたいといった人には向かない会社です。

 

その反面、週末はしっかり休めますし、長期休暇も定期的に取れるので、平日は仕事オンリーで構わないという人にとっては、オンとオフのメリハリをつけて働ける、なかなか楽しい環境もと言えます。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らし合わせながら、キーエンスへの転職の判断を下すようにしてください。

 

最後に、キーエンスの中途採用求人を扱っている、代表的な転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うところがあれば、一度相談してみてください。

 

また、他社の求人を紹介してもらって、比較してみるのもオススメです。比較することで、キーエンスの価値が、より明確になりますし、もしかしたら、キーエンス以上に、魅力を感じる会社と出会えるかもしれません。

 

転職先を決める際には、転職会社は何かと頼りになる存在なので、うまく活用してください。プロの視点で、客観的に意見してくれるので、参考になるはずです。

 

<キーエンスの中途採用求人を扱っている転職会社>