トーアエイヨーの中途採用事情

 

循環器領域に特化した医療用医薬品専門メーカー、トーアエイヨー。循環器領域のスペシャリティファーマとして、従来の概念にとらわれない独自の製剤技術を活かした新薬開発で、知られているメーカーです。

 

貼る心臓薬、『フランドルテープ』に代表される様々な剤形の心臓病薬を提供、近年は不整脈領域や高血圧領域にも力を入れています。独創的な新薬開発により、医療界において幅広い信頼を勝ち得ている会社です。

 

近年は、経皮吸収製剤、服用性を改善した固形製剤等、高付加価値製剤の開発にも力を入れており、そのための研究施設として製剤技術センター、原薬と製剤の一貫した品質評価や工業化研究を充実させるための合成技術センターを建設するなど、かなり積極的な投資を行っています。

 

人材登用に関しては、今現在においては、トーアエイヨーは、十分な人員を確保しているため、新卒・中途を問わず、新しい人材を募る動きが鈍く、求人が出てはいますが、数としては、かなり少なくなっています。

 

そういった意味では、転職のチャンスが乏しいと言えますが、その反面、定期的に募集がかかっているのも事実なので、トーアエイヨーに関心がある人は、ぜひ一度、真剣に検討することをオススメします。

 

このページでは、トーアエイヨーの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

トーアエイヨーの中途採用求人の傾向

トーアエイヨーが中途採用で募集をかけている主な職種は、安全管理、情報システム、製剤研究、MR、生産技術の5つとなります。

 

上記で述べた通り、求人数自体は少なく、募集がかかった時にも、採用枠は1~3名程度なので、かなりの狭き門となります。未経験者の採用枠はないため、該当業務に関する実務経験を有することが、絶対的な応募条件となります。

 

職種によっては、その製品群に関連する専門知識に関して、かなり深いレベルで精通していることも、要求されるので、ハードルは高めです。

 

ただし、MR、生産技術の2職種に関しては、例外的に、卒業後3年までの既卒者、及び、第2新卒者を受け入れることもあり、その場合には、実務経験は不問となります。

 

上記の5つの職種以外では、管理部門系等の職種において、募集がかかることがあります。経理財務、人事、法務、総務、経営企画といったところですが、さらに募集頻度は低めとなります。

 

(社員の退職などで、急に追加人員が必要となったけど、社内で人材を確保出来ないといった時に、緊急で求人を出すといった程度です。)

 

求人情報の入手方法

トーアエイヨーの公式サイト内に、キャリア採用ページが開設されており、そちらのページから、求人情報を入手することが出来ます。
http://www.toaeiyo.co.jp/recruit/carrier/

 

また、トーアエイヨーは、転職会社経由でも募集をかけているので、転職会社に問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

どちらのルートでも、入手出来る情報は一緒ですが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、トーアエイヨーを含めた、複数の企業の求人を見比べてみたいといった時には、まとめて紹介してもらえるので、便利です。(自分で探す手間が省けます。)

 

また、一度、転職会社に登録しておけば、自分が希望する条件に合う求人が発生するたびに、メールで通知してもらえるので、募集頻度が少ない職種での転職を狙う時には、情報源としても利用することが出来ます。

 

トーアエイヨーのように、求人が少ない企業の情報を入手しようとすると、こまめにチェックする必要がありますが、これはかなり面倒です。転職会社に登録しておけば、連絡を待つだけで済み、かなり楽なので、ぜひ活用してください。

 

このページの最後に、トーアエイヨーの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきます。

 

※補足
転職会社は様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうことも出来ます。トーアエイヨーにこだわっていると、いつ、転職のチャンスと出会えるか分からないので、最初から諦める必要はありませんが、同時に、他社も視野に入れて動くことをオススメします。

 

トーアエイヨーの年収・給与制度について

トーアエイヨーに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • MR 25歳 年収420万円
  • MR 27歳 年収480万円
  • MR 27歳 年収560万円
  • MR 28歳 年収444万円
  • MR 29歳 年収500万円
  • MR 31歳 年収590万円
  • MR 31歳 年収685万円
  • MR リーダー 35歳 年収750万円
  • 研究開発 27歳 年収490万円
  • 研究開発 29歳 年収474万円
  • 研究開発 30歳 年収504万円
  • 研究開発 30歳 年収534万円
  • 臨床開発 27歳 年収600万円
  • 営業管理 24歳 年収530万円
  • マーケティング 27歳 年収400万円
  • 法務 26歳 年収400万円

 

トーアエイヨーは月給制となり、プラスして年2回の賞与(おおよそ6ヶ月分)が支給される形となっています。典型的な年功序列型のシステムであり、インセンティブはありません。昇給は年1回となります。

 

福利厚生は非常に充実しており、退職年金制度、財形貯蓄制度、社員持株制度、社内預金制度、公的資格取得費用補助制度、通信教育受講料援助制度があります。保険は、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険等があり、一通り完備されています。

 

また、トーアエイヨー独自の福利制度として、トーアアニメーションバンク (カフェテリア式インセンティブ・ポイント制度)があります。

 

公的資格を取得した社員に対して、奨励金代わりに、ポイントを付与するという制度ですが、付与されたポイントは、様々な商品・サービスと交換することが出来ます。

 

災害復興ボランティアへの参加や救命講習修了など、業務とは直接的な関連がない活動であっても、ポイントが付与される仕組みとなっているので、これをキッカケに、ボランティア活動を始めてみたという人が、少なくないようです。

 

諸手当については、養育手当31,500円~、住宅手当9,500円~47,000円、通勤手当(限度額 60,000円)が支給されています。

 

また、トーアエイヨーは住宅支援として、日本国内に社宅4棟(札幌、仙台、福島、浦和)、独身寮8棟(札幌、仙台、福島、浦和、名古屋、高槻、神戸、福岡)を整備していますし、自社物件のない地域や社有物件が満室の時には、民間物件を会社が借り上げ、社宅・独身寮として、提供するなど、かなり手厚くなっています。

 

ちなみに、独身寮はワンルームマンションとなり、家賃光熱費込で、1万円以下の費用で住むことが出来ます。これは全国一律で、他社と比較しても、好条件と言えるでしょう。

 

借り上げ社宅に関しては、目安として、3LDKのマンションでおおよそ24,000円となります。(光熱費は実費)

 

社宅や独身寮への入居資格のない社員に対しては、会社規程に合致する範囲で、住宅手当を支給しています。

 

なお、トーアエイヨーは、寒冷地手当を支給して、勤務先が異なる社員間で、光熱費の負担額に差が出ないように調整していますし、転勤の際は引越し費用も負担しており、このあたりのサポートは、かなり細かいです。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をベースにして、給与額が決まることになりますが、交渉次第で、数字が変わってくるので、トーアエイヨーからの提示額に満足出来ない時には、そこで諦めず、会社側と話し合うことをオススメします。

 

トーアエイヨーは、年功序列の要素が強いので、劇的に変わることはありませんが、月給ベースで数万円程度の上積みぐらいは、勝ち取れる可能性があるので、妥協せずに、交渉したほうが、賢明です。

 

もし、こういった交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らはプロなので、この手の交渉に慣れており、うまく話を進めてくれます。実際、条件アップに成功するケースが多々あるので、一度相談してみてください。

 

トーアエイヨーの評価制度について

トーアエイヨーの評価制度ですが、入社後5年間は、各個人の実績と行動・活動をベースに、人事査定が行われることになりますが、それ以降は、チームの実績も個人評価の一環として見られるようになるので、自分一人だけで実績を挙げるだけではダメです。

 

それよりも、周囲と協働して、チーム全体として大きな結果を出せるような人のほうが、評価が高くなります。チームのなかで、リーダーシップを取って、同僚を引っ張っていきながら、結果を出すことが出来れば、ベストです。

 

年功序列の会社なので、評価が高くなったとしても、給与自体が大幅に上がることはありませんが、こういった人であれば、賞与はかなりの額を取れますし、昇進に関しても有利な立場に立つことが出来ます。

 

トーアエイヨーの教育制度・成長環境について

トーアエイヨーでは、年齢や実績を問わず、入社直後から、重要度の高い仕事、規模が大きな仕事を任されますし、その仕事に対する裁量も与えられるので、自分の判断で動くことになります。

 

そのため、自分で考えて行動する姿勢が身に付きますし、判断力・決断力も磨かれることになります。トーアエイヨーでは、医薬品のなかでも、人命にかかわるような、重要度の高い製品群を扱うことになるため、それだけの責任を持って取り組むことになるため、尚更です。

 

プレッシャーがかかる環境ではありますが、それだけに、やりがいがありますし、実力も付きます。仕事を通じて、どんどん、自分を成長させていきたいと思う人にとっては、トーアエイヨーの環境には、十分に満足出来るはずです。

 

教育体制に関しては、階層別研修と部門別研修が整備されており、個人のポジション・力量に合った教育が受けられるようになっています。

 

ちなみに、階層別研修に関しては、業務スキルの向上やキャリアアップを目的とした研修プログラムだけでなく、社員が生活設計(特に定年退職後の生活)を考えるうえで、参考となるような、ライフプラン研修等も実施されており、内容の幅が広いです。

 

部門別研修に関しては、各部署において、業務を遂行するうえで、必要な専門知識やスキルを身につけるための研修プログラムとなります。

 

また、トーアエイヨーでは、これらの研修とは別に、通信教育の受講をサポートするための費用援助制度が用意されています。100種類近い講座がありますが、講座ごとに指定されている受講期間内に修了した場合、受講費用の半額に相当する額が、補助されます。(上限3万円)

 

なお、講座のなかには、『必修通信教育講座』と呼ばれるものがあり、それらの講座を修了しておくことが、昇進する際の条件になってきます。(対象となる講座は、職種によって異なります。)

 

さらに、会社が指定した資格を取得すると、会社から取得費用等の補助を受けることが出来る公的資格取得支援制度もあるので、トーアエイヨーは、その気になれば、幾らでもスキルアップを図ることが出来る環境です。

 

ワークライフバランスについて

トーアエイヨーは、社員一人一人に、大きな裁量を与える会社であり、各個人が、自分で立てた計画に沿って、業務を遂行しています。そのため、働き方の自由度は高く、自分のプライベートにも、配慮しながら、仕事に取り組むことが出来ます。

 

残業がそれほど多い会社ではないですし(部署にもよりますが、1日1時間発生するかどうかという程度です)、有給の取得についても、それほど難しくはないので、総合的に見て、ワークライフバランスは良好と言えます。

 

MRの場合、取引相手が、大学病院のドクターや病院経営者となるので、学会・勉強会など、時期によっては、仕事に追われることになりますが、そういった時期はあらかじめ分かっているので、自分のプライベートに支障が出るということには、ならないようです。

 

女性の働きやすさについて

トーアエイヨーは、男性社員の比率が高い会社ですが、かといって、女性が不利な立場に置かれていることはなく、女性も男性と同等の立場で、働くことが出来ます。昇進の機会についても、開けており、女性でも管理職へのキャリアアップを目指すことが可能です。

 

また、育児支援体制も充実しており、産休・育休に加えて、時短勤務制度も用意されているので、子供が出来た後も、無理なく働き続けることが出来ます。

 

組合活動において、女性の働きやすさの改善について、定期的に話し合いが持たれているので、将来的には、さらにより良い環境へとシフトしていく可能性が大です。

 

ちなみに、現状としては、女性の場合、勤務地について、優先的に本社、及び、大都市圏の支社・営業所が割り当てられることが多くなっています。

 

トーアエイヨーの転職先としての価値

ここまで、トーアエイヨーの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、良くも悪くも、昔からの日系企業という感じです。福利厚生が充実していたり、社内教育に力を入れていたりというように、社員を大切にする姿勢が、多々見られます。

 

また、現場の業務に関しては、チームワーク重視で、みんなで協力して進めるという姿勢が強い会社です。

 

もちろん、これらは良いことですが、その反面、実力がある人、成果を挙げている人が、周りを出し抜いて、昇進していくといったことはないので、外資のような、競争世界を好む人にとっては、物足りなさを感じると思います。(個人プレーが好まれないという状況もあります。)

 

こうやって見てみると、トーアエイヨーに向いている人、向いていない人というのは、明確に見えてくるので、自分がどちらの人間なのか、見極めたうえで、転職を目指すかどうか、判断することをオススメします。

 

なお、下記に、トーアエイヨーの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしていますが、彼らは細かいところまで、社内事情を把握しているので、判断を下すうえ、より詳細な情報を知りたいということであれば、直接問い合わせてみてください。

 

ちなみに、転職会社に対しては、転職そのものについて相談することも出来ますし、自分が希望する条件にマッチする求人を探してもらうといったことも出来ます。転職先候補を決める際には、なかなか頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

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