住友生命保険相互会社の中途採用事情

 

日本を代表する住友グループ系列の生命保険会社、住友生命保険相互会社。総資産額においては、日本生命保険、第一生命保険、明治安田生命保険に次ぐ第4位であり、かんぽ生命保険を含めた、日系大手生保5社の一角に数えられています。

 

ムーディーズによる信用格付けはA1、S&Pによる格付けでもAと高い信用力を誇り、ソルベンシー・マージン比率も826.9%(2017年3月末)と、高い比率を維持しています。

 

常に多数の人材を募集している会社でもあるので、転職のチャンスは十分にあります。このページでは、住友生命保険相互会社の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

住友生命保険の中途採用求人の傾向

中途採用に関しては、主に下記の職種を中心に、募集がかけられています。

 

  • コンサルティングディレクター補(総合営業管理職)大卒以上
  • スミセイ ライフデザイナー(生保・損保営業)高卒以上
  • CA(コンサルティング・アドバイザー)(総合営業職)大卒以上・社会人経験3年以上
  • FPD(ファイナンシャルプランニングデザイナー) (個人・法人向け営業職)高卒以上・社会人経験2年以上・保険会社や専業代理店での仕事の経験がないこと
  • 社医・医務職員(保険加入申込者の診査)臨床経験2年以上

 

いずれも正社員ですが、営業職に関しては応募要件のハードルはそれほど高くはなく、主婦も参入出来るレベルです。

 

なお、上記の職種以外に関しては、新卒採用がメインとなるので、中途で募集がかかることはないのですが、稀に管理部門関連の職種(経理財務、人事、法務、経営企画など)において、求人が出ることもあります。

 

ただし、その場合には、どうしても、社内において人材を確保出来ないため、外部から招聘するといった位置付けになるので、入社直後から、第一線で活躍出来るような即戦力レベルの人材でないと、まず採用されることはないでしょう。

 

求人情報の入手方法

住友生命保険では、公式サイト内に中途採用希望者向けの専用ページを用意しており、こちらのページから、現在、募集中の求人の一覧、及び、その求人の募集要項について、確認することが出来ます。
http://www.sumitomolife.co.jp/about/employ/

 

また、住友生命保険は、転職エージェント経由でも募集をかけているので、そちらから、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職エージェント、どちらでも入手出来る情報に変わりはありませんが、エージェントの場合、様々な企業の求人情報をカバーしているので、住友生命保険だけでなく、ほかの企業の求人についても知りたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので便利です。

 

(自分で探す手間が省けます。)

 

このページの最後に、住友生命保険の中途採用求人の取扱実績がある転職エージェントをリストアップしておきますので、興味があれば、連絡を取ってみてください。

 

※補足
転職エージェントは住友生命の社内事情に精通しているので、面接対策など、転職活動を有利に進めるためのアドバイスをもらうことも出来ます。こういったサポートを受けたいのであれば、遠慮無く伝えるようにしてください。

 

住友生命保険の社員の年収・給与制度について

住友生命保険に勤務する社員の給与額ですが、職種別に幾つか年収事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

住友生命保険の社員年収

  • 営業 24歳 年収350万円
  • 営業 32歳 年収400万円
  • 営業 所長 45歳 年収800万円
  • 営業所長 25歳 年収500万円
  • 営業所長 42歳 年収700万円
  • 営業 支部長 32歳 年収1200万円
  • 事務 27歳 年収300万円
  • 事務 39歳 年収300万円
  • 事務 主任クラス 33歳 年収800万円
  • 人事 26歳 年収400万円
  • 管理部門 主任クラス 30歳 年収860万円
  • 経理財務 27歳 年収400万円
  • 経理財務 30歳 年収360万円
  • 経理財務 28歳 年収650万円
  • 経理財務 主任クラス 29歳 年収900万円
  • 経営企画 28歳 年収750万円
  • 経営企画 29歳 年収800万円

 

住友生命保険の給与体系は、営業職と総合職・一般職で別系統となり、大きく異なります。営業職の場合、固定給はある程度保障されているものの、入社後2~3年を超えると、業績給が中心の成果主義型の給与体系になります。

 

ノルマを達成出来ないと、手取りが10万円前後になることもありますが、その反面、上は青天井で、成績が良ければ、20代において、年収 1000万円を超えることも普通です。

 

チームリーダー(所長)クラスになると、さらに基本給は少なくなりますが、部下の育成手当がつくため、実質的に、給与は高くなります。ただし、部下が辞めると、その分給与が下がることになってしまうため、月に10万円近い変動が出ることも珍しくありません。

 

昇給については年1回、賞与については年2回(FPDはインセンティブが年4回)支給となりますが、それほど高額ではありません。

 

また、みなし労働制度となっているため、残業代が出ないですし、営業に必要なノベルティや交通費などの経費は、すべて自腹になるため、実際の手取り額は、その分低くなるといった厳しい面もあります。

 

一方、総合職・一般職に関しては、基本的に年功序列型の給与体系になっており、若手のうちは給与レベルが低めです。

 

しかし、総合職では9年目くらいまでには、全員が年収 1000万円以上に達することになりますし、それ以上は評価次第で変わってくるものの、すぐに頭打ちにはならずに上がっていくため、同業他社と比べても、給与レベルは高めです。

 

また、住宅補助が手厚く、7万円近い家賃でも、1万円の支払いで住むことが出来ますし、独身で寮に入っている場合には、もっと安く済ませることも出来ます。

 

一般職については、総合職と比べると給与水準は低めで、賞与も低い傾向がありますが、ノルマがなく、残業も少ないため、仕事の内容と比較すると、給与は高めと言えます。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用で入社する時には、前職までの経歴・実績をもとにして、給与額が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に不満がある時には、そこで安易に妥協せず、納得出来るまで、交渉することをオススメします。

 

もし、金銭的な話をすることに対して、苦手意識がある場合には、前述した転職エージェントに、交渉を代行してもらってください。彼らは転職のプロであり、この手の交渉事に慣れているので、上手に話を進めてくれます。

 

何らかの上積みを勝ち取ってくれるケースが多いので、下手な人が、無理に自分で対処するよりも、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

住友生命保険の評価制度について

住友生命保険の評価制度は、明確で公平性を重視したものになっており、流れとしては、年に数回、所属長との面談を行いつつ、期末に最終評価が為されるというものになります。

 

営業に関しては、入社後1年間は3か月ごと、2年目以降は半年に1度査定が行われますが、個人の業績がそのまま評価に反映されます。そのため、毎月のノルマが達成されないと賞与が支給されず、さらにその状況が続くと基本給も下がっていきます。

 

その反面、3か月連続でノルマを達成すれば、リーダーに昇格出来るなど、国内生保の中でも、昇格のハードルは低めで、かつ、学歴や勤務年数に関係なく、誰にでも昇進のチャンスが与えられているので、そういった意味では、住友生命保険は典型的な実力主義の会社と言えます。

 

一方、総合職や一般職の場合、大きな個人差がつくことはあまりなく、ほぼ年功序列で、横並びの評価体系となっています。面白味はありませんが、その分、下がるリスクもないということで、安定性を望む人にとっては、満足出来る環境と言えるでしょう。

 

成長環境について

住友生命保険の教育・研修制度は、非常に充実しています。入社後には、数ヶ月の初期研修を受けることになりますし、その後も、定期的に、フォローアップ研修を受講することが出来るようになっています。

 

特に、営業向けの研修については、FPなどの試験対策を目的とした研修、アプローチ・クロージング方法など、営業スキルを学ぶための研修、営業のロールプレイング研修など、実践的な内容の研修制度が、多数用意されています。

 

また、現場で業務を遂行する際にも、トレーナーである先輩社員や上司から、手厚い指導・サポートを受けられるので、効率的にスキルを向上させられますし、ベテランのフォローを受けられるということで、安心して、仕事に取り組むことが出来ます。

 

かつ、住友生命保険は、社員向けのキャリアプランをしっかりと確立しており、たとえば、ライフデザイナーだと、所長、支部長、支社長へと至る管理職コースや営業として独立するコースが、用意されています。CAだと、指導者や専門職、独立といったキャリアを自由に選べます。

 

一方、一般職については、基本的に同じ部署で、同じ仕事を続けることになるため、社会的に評価されるようなキャリアを形成するのには、難しい面がありますが、住友生命保険には、一般職から上位のエリア限定総合職への職種転換制度があるため、この制度を利用して、キャリアアップすることが可能です。

 

ワークライフバランスについて

住友生命保険の就労環境は、営業職と総合職・一般職では、大きく異なります。また、所属部署や上司の方針によっても変わってきます。

 

営業職の場合、基本的には、仕事の進め方に関して、個人の裁量に任されているため、スケジューリングを自分で行えますし、直行直帰も可能なため、平日の空き時間に、個人の用事を入れることが出来るなど、自由度は高いです。

 

しかし、上司によっては、直帰ではなく、必ず帰社することが、求められることもありますし、研修などで土曜日に出勤した時にも、振替の休みが、午前中しかもらえないといったこともあります。

 

また、成績が悪ければ、上司から土日出勤を義務づけられることになりますし、部署によっては、成績が普通でも、有休をとりにくい雰囲気の職場もあります。

 

また、もともと、個人営業だと、顧客の都合に合わせなければならないため、アフターファイブ以降の時間を中心に動くことになることも多く、夜遅くまで仕事をする傾向があるので、時間の融通が効く半面、実働時間は長めです。

 

一方、総合職・一般職に関しては、休日出勤をしても、代休を取ることが出来ますし、有休についても取りやすいです。さらに、有給とは別に、リフレッシュ休暇を年4日取れるようになっていますし、有給と合わせて、まとめる取得することも認められているので、長期休暇も可能です。

 

残業については、所属部署の状況によって異なるのですが、1ヶ月当たりの平均残業時間が、30時間を超える部署は、それほど多くはありません。

 

また、残業時間が多めの部署にいるとしても、1週間に一度の19時退社、1か月一度の定時退社が必須となっているので、メリハリは付けられます。

 

注意点としては、管理職以上の人員の割合が高いため、若手のうちは、仕事が振られる量が多いこと、以前より減ってはいますが、社内行事や飲み会が多いため、こういったことに、平日の時間を取られるといった傾向があります。

 

ワークライフバランスを重視する人にとっては、これらは重要事項だと思いますので、頭に入れておいてください。

 

女性の働きやすさについて

住友生命保険は女性が多い職場で、特に営業の現場には、女性社員が数多く在籍しているため、家庭との両立に関しては、産休・育休(最大3年)から、看護休暇、両立支援制度まで、きめ細かく整備されているほか、育児費用補助など、金銭面においても、バックアップが受けられるようになっています。

 

また、育休後は、短時間勤務が可能となっており、かつ、出勤時間を1時間遅らせることも可能など、柔軟性は高いです。職場の子育てに対する理解も厚く、子供が体調を崩したことを理由に、休むことも、問題なしです。(男性の上司にも、理解がある人間が多い会社です。)

 

ただし、個人営業の場合、やはり顧客ありきの前提で働くことになるため、成績が振るわないと、休日にも仕事をすることで、穴埋めせざるを得なくなりますし、長時間労働になっても、みなし残業のため、残業代が出ません。

 

そのため、子育てと仕事を両立させるためには、スケジュール管理をしっかり行うことが重要ですし、そして何よりも、成績という結果を残すことが、必要不可欠となります。

 

一方、総合職・一般職に関しては、会社として、女性の活躍を推進しているため、一般職からエリア総合職への異動や女性の管理職登用が積極的に進められており、キャリアアップのチャンスが多いです。

 

また、配偶者の転勤に伴う全国異動制度や一旦退職しても復帰出来る制度が用意されるなど、家庭を持ちながらでも、仕事を続けられるように、労働環境が整えられているので、やはり、女性にとっては働きやすい職場と言えるでしょう。

 

住友生命保険の転職先としての価値

ここまで、住友生命保険の就労環境について見てきましたが、業界を代表する大手ということもあって、待遇面・労働環境、ともに悪くありません。女性が活躍出来る環境が整備されているので、特に、女性に対してはオススメの会社です。

 

営業の場合、保険業界だと、完全な成果主義なので、結果に対するプレッシャーには、かなり強いものがありますが、住友生命の場合、ブランド力がありますし、上司や先輩スタッフからのフォロー体制が確立されているので、成果を出しやすいという要素はあると思います。

 

保険業界において、転職先を探すのであれば、住友生命保険は有望な候補の一つと言えるので、ぜひ真剣に検討してみてください。

 

なお、そうはいっても、相性の問題もあるので、人によっては、住友生命保険は合わないというケースもあり得ます。そのため、複数の企業を比較しながら、転職活動を進めることをオススメします。(保険業界以外の業種の企業を検討するのも、いいと思います。)

住友生命保険の中途採用求人を扱っている転職エージェント

下記に、住友生命保険の中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは、保険業界を含め、様々な業種の企業の求人案件を幅広く保有しているので、色々な会社の求人を紹介してもらってみてください。

 

(転職先に希望する条件を伝えれば、それらの条件を満たす企業の求人を提示してくれます。)

 

また、転職エージェントは、住友生命保険の社内事情に精通しているので、住友生命のことについて、より詳しい話を聞くことが出来ます。このページで掲載している情報だけだと、判断がつかないということもあるかと思いますが、その時には、エージェントに問い合わせてみてください。

 

いずれにしても、転職エージェントは、転職先を決める際には、何かと役立つ存在なので、うまく活用することをオススメします。