明治安田生命の中途採用事情

 

約140年の歴史を持つ、日本初の生命保険会社である、明治安田生命相互会社。三菱グループの明治生命保険と、芙蓉グループの安田生命保険が合併して発足した、いわゆる4大生保の一角となっており、合併により団体保険の保有契約高において、国内NO.1となっています。

 

総資産においては、合併により、住友生命保険を抜き、日本生命保険、第一生命保険、かんぽ生命保険に次ぐ業界第4位、売上高は58兆円に達しています。世界一の規模といわれている三菱グループという強みもあり、事業の安定感は抜群です。

 

新卒・中途を問わず、求人需要がある会社でもあるので、転職のチャンスは豊富に存在します。このページでは、明治安田生命の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。

 

明治安田生命の中途採用求人の傾向

明治安田生命では、公式サイト内に採用情報ページを開設しており、このページにおいて、中途採用求人の募集要項、及び、募集中の求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/recruit/index.html#id2

 

合併をした旧安田生命が官公庁向けの団体保険に強かったため、公式ホームページ上では官公庁向けの総合コンサルティング営業職の募集が中心となっています。

 

その一方で、明治安田生命は、転職紹介会社経由でも募集をかけており、こちらでは、様々な職種を対象にして、中途採用の求人が出ています。

 

医師、アクチュアリーなど、一定の経験や専門資格が必須応募条件となる職種もありますが、明治安田生命の場合、実務未経験でも、応募可能な職種もあるため、金融・保険業界に興味がある人にとっては、チャンスです。

 

なお、経験年数、前職での業種など、具体的な応募条件については、求人ごとに微妙に異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。(同じ職種でも、保険業界や金融業界での就労経験が必須となる求人もあれば、前職の業種は一切不問といった求人もあります。)

 

求人情報の入手方法

先ほども触れたように、求人情報を入手するためには、明治安田生命の公式サイトをチェックするか、もしくは転職会社に問い合わせることになります。このページの最後に、明治安田生命の中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

なお、転職会社は、様々な企業の求人案件を保有しているので、他社の求人と明治安田生命の求人を比較してみたいという時には、まとめて求人情報を教えてもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。

 

明治安田生命における、社員の年収・給与制度について

明治安田生命に勤務する社員の給与水準ですが、具体的な年収事例を幾つか挙げると、下記の通りとなります。

 

明治安田生命の社員年収

  • 営業 24歳 年収250万円
  • 営業 25歳 年収500万円
  • 営業 27歳 年収400万円
  • 営業 係長 27歳 年収700万円
  • 経理財務 32歳 年収500万円
  • 経営企画 29歳 年収700万円
  • 運用 30歳 年収950万円
  • 運用 35歳 年収1000万円
  • 秘書 32歳 年収600万円
  • 総務 30歳 年収450万円

 

基本給と年2回の賞与から構成される給与体系となっています。賞与の支給額は、個人の業績に上司の評価が加わる形で、算出されるようになっていますが、営業職に関しては、歩合制と言ったほうが分かりやすいぐらいの、完全実績主義となっています。

 

そのため、入社直後から、100万円を超えるような人もいれば、成績が悪くて、低額に留まる人もいます。その結果として、同じ年代・ポジションでも、年収ベースで数百万円以上の差が生じるなど、このあたりは、かなりシビアです。

 

一方、管理部門など、営業職以外の職種については、年功序列の要素が強いため、営業のように、成果を出したからといって、それに年収が比例するということは、ないようです。

 

ただし、これは、業務内容がら、仕事の成果を数字のような客観的な指標で判断するのが難しいという背景もあるので、誰から見ても分かるような、目覚ましい成果を出した時には、例外的に給与が大幅に上がるケースもあります。

 

ちなみに、こういった例外を除くと、30~35歳ぐらいで、管理職に昇進して、年収1000万円というのが、一つの目安になると考えてください。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を加味して、基本給が算出されることになりますが、ここは交渉次第で変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、自分の希望額を伝えて、交渉することをオススメします。

 

ここで、中途半端に妥協してしまうと、後々まで後悔することになるので、要注意です。もし、こういった条件交渉を、どうやって進めていいのか分からないということであれば、前述した転職会社に交渉の代行を依頼してください。

 

彼らは転職のプロなので、この手の交渉経験を豊富に有しており、明治安田生命の社内事情も押さえているので、うまくPRしてくれます。結果として、数字の上積みに成功するケースが多いので、苦手な人が、自分でどうにかしようとするよりも、一任してしまったほうが賢明です。

 

評価制度について

人事評価については、毎年、期初に設定した目標の達成度を、期末にチェックするというものになりますが、こちらも、営業職を除けば、良くも悪くも平等に評価しようとする傾向があり、それほど個人差は生じないというのが、現状です。

 

ただし、30代後半ぐらいになって、管理職(役職)への昇進が絡むことになると、ポジションが限られてくるので、一部の人間のみが昇格することになり、ここでは、これまでの人事評価が反映されることになります。

 

そのため、明治安田生命において、キャリアアップを狙うのであれば、若いうちから、人事評価については、気にしておいたほうがいいです。

 

その時のポイントですが、人事評価における上司の権限というのが大きく、結局は、上司の意向次第となるので、日頃から、コミュニケーションを取って、上司から期待される役割を把握して、そこに見合うパフォーマンスを発揮することが、重要となります。

 

また、明治安田生命は、努力や根性といった、日本的な価値観を高く評価する会社なので、真面目に仕事に取り組むことが、高評価につながる傾向があります。

 

営業職に関しては、数字が取れなければ、評価が下がりますし、上司からの数字に対するプレッシャーもキツくなり、最悪のケースとしては、文字通り、休み抜きで、朝から晩まで働くことになります。数字さえ挙げておけば、何も言われないので、このあたりは雲泥の差です。

 

その反面、高評価を得られれば、年齢に関係なく、役職に昇進していけますし、それに応じて、年収も上がっていくので、やり甲斐があります。

 

成長環境・キャリア開発について

明治安田生命は、社内研修に力を入れている会社であり、職種・ポジションにあわせて、業務に必要な知識を得るための研修を受けることが出来ます。

 

また、仕事の内容によっては、特定の資格を取得することが、業務上、プラスになることもあり、そういった資格の取得に関しては、会社としてもバックアップしているので、受験費用や対策講座の受講費の補助が受けられます。

 

あとは、明治安田生命は『仕事に必要なことは、仕事で覚える』という、昔ながらの日系企業の感覚を残す会社なので、仕事をこなしながら、そのなかでスキルアップしていくというイメージです。

 

そのため、どんどん仕事が与えられますが、先輩が後輩を育てる風土がしっかりあり、仕事だけ振られて、あとはほったらかしにされるといったことはないので、その点は安心です。

 

ちなみに、明治安田生命はスペシャリストよりも、ゼネラリストを育成する方針を採っているため、3年ほどで、仕事をローテーションすることになります。様々な部署を経験することが出来るので、仕事の幅を広げたいという人には、最適な環境です。

 

ワークライフバランスについて

明治安田生命の就労環境は、おおむね良好です。一部、残業が常態化している部署もありますが、これは、営業成績が悪いなど、会社から指示されたノルマを果たしていないというケースに限られ、全社的に見れば、総労働時間は短めです。

 

休日出勤の機会も少なく、営業を中心に、稀に休日出勤が発生する場合がありますが、その時には、代休が取れるようになっています。有給についても、事前調整が必要とはなってきますが、申請通りに取得出来るケースが多いです。

 

また、明治安田生命は、育児支援体制も整備されており、産休・育休を自由に取得出来ますし、復帰後には、時短勤務を選択することも出来ます。また、子供の病気や運動会などのイベントなどを理由に、休みを取ることが出来るキッズ休暇という制度も設けられています。

 

男性社員でも、育休を取る人が出ているなど、この分野においては、進んでいると言えます。

 

全社的な傾向としては、こういったものとなりますが、明治安田生命は大きな会社なので、部署によっては、この傾向から逸脱しているところもあります。(部門長の考え方が影響しているので、同じ部署でも、人事異動のタイミングで、状況が一変します。)

 

そのため、転職先を選ぶ際、ワークライフバランスを重視する人は、入社後、自分が配属されることが想定される部署の状況について、事前に確認しておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

明治安田生命は女性の社員比率が高いこともあり、女性だからといって、仕事の内容などで、差別されることはありません。女性であっても、責任ある仕事に就いて、働くことが出来ます。

 

昇進の機会についても平等であり、子育てをしながら、管理職ポジションで、働いている女性も多いので、自分のキャリアと家庭、両方を大切にしていきたいという人にとっても、十分にやり甲斐を持てる環境です。

 

生理休暇や育児休暇、家族や子供の行事に合わせた休暇などが用意されていますし、シングルマザーの人だと、状況によっては、早退させてもらうことも出来るなど、柔軟に働けるのも、大きな魅力です。

 

ただし、仕事が遅くて回らない、ノルマが未達など、責任を果たしていない状態で、こういった制度を使おうとすると、周囲からの目が厳しくなるので、その点は注意してください。

 

特に、営業職に関しては、ノルマに対する追求度は厳しく、ここは、子供がいるからといって、軽減されることはありません。

 

例えば、子供がインフルエンザにかかっていて、1週間ほど休まなければならないという時には、実際に、休みを取ること自体は可能ですが、ノルマは変わらないので、休んで減った勤務日数のなかで、ノルマをこなすことになります。

 

こういった環境なので、明治安田生命は、女性の働きやすさに対する配慮がある会社ではあるのですが、その恩恵を受けるには、自己管理がしっかり出来ることが前提になると、考えておいてください。

 

特に、営業は、会社員ではありつつも、個人事業主に近い感覚を持って、仕事に取り組めるような人でないと、あまり働きやすいとは感じないかもしれません。

 

明治安田生命の転職先としての価値

ここまで、明治安田生命の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、保険会社としては、国内ではトップクラスの給与水準、教育環境ですし、労働環境も整備されていて、働きやすいので、この業界で、転職を目指すのであれば、文句なしにオススメ出来る会社です。

 

あえて、マイナス点を挙げれば、結果に対する追求度が、かなり厳しい会社なので、強いプレッシャーのなかで働くことが苦手という人にとっては、合わないと思います。

 

また、上司との関係性がうまくいかないと、人事評価に影響が残る会社でもあるので、自分より立場が上の人間とのコミュニケーションが苦手という人にとっても、厳しいでしょう。

 

このあたりは、個人の特性・考え方次第ということにもなるので、自分に合う会社なのかどうか、じっくりと見極めたうえで、明治安田生命への転職を目指すかどうか、判断するようにしてください。

明治安田生命の中途採用求人を扱っている転職会社

最後に、明治安田生命の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うようでしたら、一度相談してみることをオススメします。客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、転職会社は、保険会社を含む、様々な企業の求人案件を扱っているので、他社の求人を紹介してもらって、それらの求人と比較してみるというのもオススメです。

 

転職先に希望する条件を伝えれば、それらの条件を満たす求人案件を選んでくれるので、興味がある人は、ぜひ他社のことについても聞いてみてください。