SMBC日興証券の中途採用事情

 

三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の中核証券会社として、『国内外において質の高いサービスを提供する本邦No.1の総合証券会社』というビジョンを掲げ、国内で前例のない『銀証融合』のビジネスモデルを展開しているSMBC日興証券。

 

顧客の資産運用・資産形成をサポートするリテール部門、M&Aや資金調達など、上場企業の成長戦略をサポートする投資銀行部門、プロの投資家である機関投資家と連携して、金融市場を動かすセールス&トレーディング部門、情報を提供するリサーチ部門の4つが主軸事業となります。

 

現在、SMBC日興証券の人材採用に関しては、現段階においては、新卒を軸に、第2新卒までの採用が中心となっています。そのため、中途での転職を目指している人にとっては、チャンスに乏しい状況ですが、ゼロではないので、可能性を模索することをオススメします。

 

このページでは、SMBC日興証券の中途採用求人の傾向、及び、社員の給与水準・年収、社内の就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

SMBC日興証券の中途採用求人の傾向

上記で触れた通り、SMBC日興証券の公式採用枠は、現時点においては、新卒と第2新卒の採用が中心となります。

 

そのため、SMBC日興証券の公式サイトに設けられている、経験者採用に関する案内ページを見ても、『経験者採用については人事部採用課までお問い合わせください。』という案内が出ているのみとなっています。
http://www.smbcnikko.co.jp/recruit/index.html

 

もし、今後、中途で募集がかかる時には、このページに求人要項が掲載されることになるので、こまめにチェックするようにしてください。

 

もしくは、SMBC日興証券は、中途に関しては、転職会社を経由する形でも、告知するケースがあるので、転職会社に求職者登録(会員登録)するのも、アリです。

 

一度、登録しておけば、新規求人が発生するたびに、その都度、メールで通知してもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。

 

このページの最後に、過去にSMBC日興証券の中途採用求人を取り扱っていた実績がある転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

※補足
転職会社は、証券会社を含めて、様々な業種の企業の求人案件を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもアリです。SMBC日興證券にこだわっていると、転職が伸びてしまう可能性があるので、ぜひ、他社も視野に入れて、転職活動を行ってください。

 

もちろん、紹介してもらった企業で、満足出来るところがなければ、無理に決める必要はありません。その時には、前述したように、会員登録をしておけば、自分が希望する条件を満たす求人が出てきた時に教えてもらえるので、あとは、転職会社からの連絡待ちです。

 

SMBC日興証券の社員の年収・給与制度について

SMBC日興証券に勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

SMBC日興証券の社員年収

  • 営業 25歳 年収700万円
  • 営業 25歳 年収500万円
  • 営業 26歳 年収800万円
  • 営業 26歳 年収600万円
  • 営業 30歳 年収900万円
  • 営業 30歳 年収900万円
  • コンサルタント 25歳 年収800万円
  • コンサルタント 26歳 年収650万円
  • コンサルタント 27歳 年収700万円
  • コンサルタント 30歳 年収1000万円
  • 投資運用 27歳 年収1000万円
  • 投資運用 31歳 年収1100万円
  • 投資運用 34歳 年収1300万円
  • 投資運用 35歳 年収1100万円
  • 経営企画 29歳 年収900万円
  • 経営企画 30歳 年収1000万円
  • 経営企画 31歳 年収1000万円
  • 財務 課長 34歳 年収1000万円
  • 人事 35歳 年収1000万円
  • 商品企画 30歳 年収1000万円
  • 商品企画 30歳 年収800万円
  • 商品企画 33歳 年収1000万円
  • 商品企画 41歳 年収1200万円

 

SMBC日興証券の給与体制ですが、クラスI(引越しを伴う転勤無)、クラスII(引越しを伴う転勤有)、クラスIII(年俸制)の3形態に分かれています。クラスIまたはIIから数年を経て、クラスIII(年俸制)に移行していくという制度設計となっています。

 

退職金は前払い制となり、確定拠出年金で運用するか、給与としてもらうかのいずれかを選択出来ます。これらを含めて、毎月の給与が算出され、支給される仕組みですが、プラス、年1回(6月)の賞与があります。昇給については、毎年7月に給与見直しの機会が設けられています。

 

賞与は、新卒だと、1年目、2年目は全員一律となりますが、3年目より、個人の成績に応じた配分制になります。ただし、所属部署・支店の成績にも大きく影響されるので、完全な成果主義というわけではありません。

 

残業代については管理職ランク以下までは、申請した分が全額支払われるようになっています。(SMBCの月間平均の残業時間は46時間です。)

 

諸手当については、時間外勤務手当、通勤手当、住宅手当、単身赴任手当、単身赴任帰省手当などがあります。住宅手当については、全国総合職が最も優遇されており、住む地域によっては、家賃の75%を会社が負担してくれるようになっています。

 

福利厚生については、健康保険、厚生年金保険、介護保険、労災保険、雇用保険等が完備されているほか、確定拠出年金制度、財形貯蓄制度、従業員持株会制度、職場積立NISA、社宅制度(プロフェッショナル社員クラスII)、寮制度(プロフェッショナル社員クラスII)、共済会、契約保養所、提携施設など、かなり充実した内容となっています。

 

また、SMBC日興証券は、社員の健康管理を積極的にサポートしており、定期健診が受けられるようになっているほか、人間ドックやインフルエンザ予防接種の費用補助、ストレスチェック、入院給付金といった制度が用意されています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途で入社する場合には、前職までの経歴・実績をベースにして、給与額が決まることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで諦めずに、自分の希望条件を伝えて、しっかりと話し合うようにしてください。

 

ここで妥協してしまうと、後々まで影響を受けることになるので、要注意です。もし、こういった金銭交渉を自分で行うのは、気が引けるということであれば、前述した転職会社に交渉の代行を依頼することを、オススメします。

 

彼らはプロなので、この手の交渉ごとに長けており、うまく話を進めてくれます。自分の希望条件を100%通すというのは難しいのですが、何らかの上積みがなされる可能性は十分にあります。

 

代行してもらうことで、慣れない交渉を実行するストレスから解放されるというメリットもあるので、苦手な人は、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

SMBC日興証券の評価制度について

SMBC日興証券の評価制度は、360度評価制となり、上司だけでなく同僚や部下、場合によっては、取引先の担当者からも査定してもらうことになります。

 

具体的な評価プロセスとしては、半年を目安に設定した個人目標の達成度合いに、上司をはじめとする周囲の評価、会社の業績を加味して、査定が下されるようになっています。

 

上司とは、その年のパフォーマンスについて、話し合う場が設けられており、そこで自分の意見を伝えることが出来ますし、査定に関連する書類は、人事部もチェックするようになっているなど、透明度の高い評価体制となっています。

 

個人の残した成績は、ダイレクトに賞与に反映するため、やり甲斐がありますし、真面目に取り組む人が高い評価を受ける傾向もあるので、毎日、キチンと努力していれば、一般水準以上の報酬を得ることが難しくないので、SMBC日興証券の評価制度は妥当なものと言えます。

 

SMBC日興証券の教育制度・成長環境について

投資部門のような専門的な部署で働くアナリスト、エコノミスト、トレーダーといった人間の場合、自分の実力次第で、処遇が決まるのが、証券業界を通しての一般的な傾向ですが、その点については、SMBC日興証券においても、変わりはありません。

 

こういった部署で働く人達は、常にこういった環境に身を置きながら、業務を遂行しています。そのため、若手のうちから、決断力、行動力、スピード感といったものが、嫌でも養われることになります。(そうでなければ、仕事についていくことが出来ません。)

 

そういった意味では、間違いなく、仕事を通じて、自己成長を図れる環境ですし、そのペースには、極めて速いものがあります。

 

かつ、様々な業界、及び企業の内情を知ることになりますが、これは、今後、どんなキャリアを築いていくにしても、役立つことであり、キャリア形成という観点からみても、SMBC日興証券で働くことは、確実にプラスとなります。

 

教育制度に関しては、「証券のプロ」ではなく、「金融のプロ」を育てる人材育成制度という考えのもとに、人材を育成するための新たな方針を2014年より導入しています。

 

中途採用者向けの教育制度としては、AFP、CFP、証券アナリストなど、証券のプロになるための資格修得のサポート制度、SMBC日興証券の各部門において、研修生として専門スキルを学ぶトレーニー制度が用意されています。

 

また、海外展開の一環として、MBAを取得するために、海外大学の日本校へ通学する制度や、北米、及び、ヨーロッパの大学のトップレベルのMBA・LLMプログラムへの本科留学制度も用意されています。

 

また、英語習得のサポート制度として、前半6ヶ月を東南アジアの語学学校で過ごして、英語の基礎力向上を図り、後半6ヶ月で北米やイギリスにホームステイをしつつ、ビジネス英語を習得するといった内容の海外語学研修制度が用意されています。

 

こういった制度を利用して、業務のかたわら、スキルアップを図ることが出来る環境なので、成長意欲が高い人にとっては、SMBC日興証券はこのうえない会社と言えます。

 

ワークライフバランスについて

SMBC日興証券は休暇制度が非常に充実しています。2カ月に1日以上の計画的な有給休暇を取得出来るスポット休暇、特別有給休暇と年次有給休暇を利用して、最長連続7営業日の休暇を取得出来る制度、年に1度、本人や親族の誕生日、結婚記念日などの記念日に特別有給休暇を取得できるメモリアル休暇制度などが用意されています。

 

以前は、長時間労働や休日出勤が当たり前という風潮でしたが、労基や人事部が様々な施策を講じて、改善に努めており、実際、オフの時間をしっかり取れるようになってきています。

 

会社としては、まだまだ改善の途中として、今後も改善を進めていくとしているので、時間が経つに連れて、より働きやすい環境へとシフトすることは確実です。総じて、SMBC日興証券のワークライフバランスは非常に優れているといえるでしょう。

 

しかし、収益予算が未達成の場合など、業績(個人のパフォーマンス)が悪い時には、勤務時間を増やして、カバーすることになるので、その時には、残業や休日出勤をせざるを得なくなります。

 

また、営業職など、顧客との付き合いが大きな収入源となるポジションで働いていると、プライベートの時間を割いて行動を共にすることが多くなるというのは、どうしても避けられません。

 

これは、業界特有のことなので、SMBC日興証券だけの話ではなく、他の会社でも一緒ですが、そうはいっても、ワークライフバランスを重視する人にとっては、無視することが出来ない重要事項だと思いますので、お伝えしておきます。

 

女性の働きやすさについて

SMBC日興証券では、男女関係なく、仕事に対する目標・責任が与えられるので、男性と同じように、第一線で活躍したいという女性にとっては、理想的な環境と言えるでしょう。(昇進の機会についても、男性と公平であり、女性だからといって、差別されることはありません。)

 

また、女性のライフイベントに対する対応がしっかりしており、産休・育休をしっかり取れますし、その後の職場復帰もしやすいです。復帰後には、時短勤務を利用出来るなど、無理なく働き続けられる環境なので、子供を育てながら働くワーキングマザーが、非常に多い会社です。

 

ちなみに、SMBC日興証券の場合、育休は子どもが3歳になるまで、時短勤務は子どもが中学に就学するまで(勤務時間の短縮は最大2時間30分)と、適用時期が、かなり長くなっています。

 

また、子どもが1人の場合には年間5日、2人以上の場合は年間10日まで、子供の病気などを理由して、休みを取ることが出来る、看護特別休暇制度も用意されており、いざという時にも安心です。

 

会社として、これだけ体制を整えていることもあり、社員全体の子育てに対する理解も厚く、ストレスを感じることなく、働き続けることが出来ます。

 

なお、これは育児だけでなく、介護も対象となりますが、こういった理由で退職する社員を対象に、10年以内であれば、無条件で再雇用する「ウェルカムバック制度」も用意されているので、状況によっては、一時的に退職するという選択をすることも可能です。

 

SMBC日興証券の転職先としての価値

SMBC日興証券は、社員が働きやすいように、就労環境の整備に余念がない会社であり、実際、証券会社としては、かなり良好な労働環境となっています。

 

外資のように、何千万もの年収を取るといったことは望めませんが、高収入と言えるだけの給与を支払っている会社ですし、福利厚生が充実しているので、これらも含めれば、かなりの好待遇と言えます。

 

プラス、社員のスキルアップを支援する体制も充実しているので、会社からのサポートを受けながら、無理なく自分自身を成長させていくことが出来ます。

 

『無理なく』というのは、SMBC日興証券を表現する一つのキーワードとなり、激務についていけず、途中で退社することが多い証券業界のなかにおいては、SMBC日興証券は長期に渡って働き続けられる会社と言えます。

 

逆に言えば、数年間、仕事に打ち込んで、高収入を見返りに退職するといったキャリアパスを描いている人にとっては、SMBC日興証券は適切な選択肢とは言えず、このあたりは、自分が想定するキャリア次第ということになってきます。

 

このあたりを加味しながら、SMBC日興証券への転職を目指すのかどうか、判断するようにしてください。

 

なお、そもそもの話となってしまいますが、SMBC日興証券は中途採用の求人が発生する頻度が少ない会社なので、求人情報を入手するのが、最重要課題となります。

SMBC日興証券への転職を考えている人にオススメの転職会社

下記に、証券業界に強い転職会社をリストアップしておきますので、有効求人が存在するかどうか、問い合わせてみてください。

 

また、繰り返しになりますが、転職会社は、様々な企業の求人案件を扱っており、転職先に希望する条件を伝えれば、それらの条件を満たす求人を紹介してくれますし、そのなかには、魅力を感じる企業が出てくるかもしれません。

 

SMBC日興証券にこだわっていると、なかなか、転職のチャンスに巡り会えないという危険性もあるので、ぜひ他社の求人についても、聞いてみてください。