DKSHジャパンの中途採用事情

 

化学・石油、機械、プラント、環境、アパレル、文具、OA用品、日用品など、様々な分野において、事業を展開している総合商社、DKSH。スイス人の実業家によって設立された企業ですが、ルーツは、19世紀に横浜に設立された商社なので、外資でありながら、日本発祥というユニークな歴史を持っています。

 

現在は、スイスのチューリッヒに本社を置き、世界30国以上において、取引を展開していますが、そのDKSHの日本法人にあたるのが、DKSHジャパン。各種分析装置、機械、腕時計、高級万年筆、医薬品原料、化学品原料、食品飲料原料、洋服など、様々な商品を取り扱っています。

 

国内市場だけでなく、アジア市場にも参入するなど、積極的に事業を広げています。社員数300名ほどの会社ですが、常時、新しい人材を募集しており、中途採用の求人についても、たびたび発生しています。

 

このページでは、DKSHジャパンの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与水準、社内の労働環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。

 

DKSHジャパンの中途採用求人の傾向

中途では、営業、技術営業、サービスエンジニア、マーケティングなど、販促系の職種を中心に、募集がかかっています。また、経理財務、貿易事務、物流管理、経営企画、法務、社内SEなど、管理部門系統の職種において、求人が出てくるケースも多いです。

 

該当業務に関する実務経験があることが、必須要件となりますが、空調機のテクニカルサポート経験、樹脂原料の営業経験、農産物の買い付け経験、消費財業界でのブランドマネジメント経験など、求人ごとに、具体的な経験の内容(経歴)が指定されているケースが多いです。

 

また、一部の求人については、ビジネスレベルの語学スキル(英語、中国語など)が要求されるケースもあるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

求人情報の入手方法

DKSHジャパンの公式サイト内には、採用情報ページが開設されておらず、DKSH本社のサイトで一括管理しています。
http://www.dksh.com/jp-jp/home/careers/career-opportunities

 

本社のサイトにアクセスすれば、求人情報を入手することが出来ますが、全て英語表記となっているので、英語が苦手な人にとっては、大変です。また、日本法人から出ている、全ての求人が掲載されているとは限らず、漏れていることもあるようです。

 

DKSHジャパンは、中途採用に関しては、民間の転職会社経由でも、募集をかけているので、そちらで求人情報を確認したほうが確実です。このページの最後に、DKSHジャパンの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますので、アクセスしてみてください。

 

DKSHジャパンの社員年収・昇給制度について

DKSHジャパンに勤務する社員の給与水準ですが、具体的な年収事例を幾つか挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 30代 一般事務 年収360万円
  • 29歳 営業管理 年収440万円
  • 30代 サービスエンジニア 年収450万円
  • 40歳 マーケティング 年収480万円
  • 35歳 マーケティング課長代理 年収650~720万円
  • 30代 営業 年収500万円
  • 40代 営業マネージャー 年収1000万円
  • 営業課長 年収600万円

 

DKSHジャパンでは、年俸制が採用されており、年俸額を12分割したものが、毎月支払われる仕組みとなっています。また、年俸とは別に、年1回、3月に、会社の業績に連動した決算賞与が支給されています。

 

業績が悪化した場合には、給与を下げられることがあるのですが、それでも、給与水準は業界内でも良い部類に入りますし、逆に、好業績の時には、決算賞与が、それなりの金額になります。

 

元々、好調な業績を維持している会社なので、高収入を目指している人には、DKSHジャパンは、転職先候補として、オススメの会社です。

 

福利厚生に関しては、社会保険が完備されているほか、確定拠出年金制度や財形貯蓄制度、会員福利厚生プログラムが用意されており、社員からは人気があります。また、オフィスが綺麗で、清潔に保たれているので、ここも社員からは好評です。

 

(会員福利厚生プログラムについては、宿泊・レジャー/スポーツ・エンターテインメント/-育児・介護-ライフサポートといった分野で、様々な商品・サービスが用意されており、自分で好きなものを選択出来ます。)

 

昇給については、毎年4月に、給与アップの機会が用意されています。昇給額は、職種、等級、役職によって、違いがあるので、どのくらい上がるのかは、一概には言えませんが、課長職以上の役職に就くと、大幅にアップする傾向があります。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をもとに、給与額が算出されることになりますが、ここは交渉次第という要素もあるので、DKSHジャパンから提示された金額に納得がいかない時には、そのまま受け入れるのではなく、希望条件を伝えて、話し合うようにしてください。

 

ここで妥協してしまうと、入社後、後悔することになりかねないので、要注意です。こういった条件交渉の経験がなく、どう進めていいか分からないという人は、前述した転職会社に交渉を代行してもらってください。

 

彼らは、転職のプロなので、交渉術に長けており、協力を依頼すれば、快く引き受けてくれます。実際に、条件アップに成功するケースが多いので、交渉ベタな人の場合、自分でどうにかしようとせず、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

DKSHジャパンの評価制度について

DKSHジャパンの評価制度は、個人目標の達成度合いや、チームでの実績などをベースに、直属の上司が査定を行うという内容となっています。

 

営業のように、売上などの数字を評価指標に出来る部署だと、成果主義となっており、良い結果を出せば、年齢にかかわらず、実力がある人間が昇進することになり、20代でも、管理職に就くことが可能です。

 

その一方で、管理部門のように、具体的な評価指標を確立するのが難しい部署だと、勤続年数に比例して、昇進のチャンスが増える年功序列型の評価制度を用いているところが多く、その場合、個人の実績が、人事評価にダイレクトに反映されることはありません。

 

このように、DKSHジャパンは、部署や職種によって、評価方法に違いがある会社なので、この点が気になる人は、自分が配属されることが想定される部署の評価基準について、事前に把握することをオススメします。

 

ちなみに、これは全社共通となりますが、基本的に、人事評価における、上司の権限が強い会社なので、上司から求められる役割をしっかりと果たすことが、高評価につながりやすいです。

 

また、DKSHジャパンでは、チームでの実績が、評価項目の一つとなっていることもあり、コミュニケーション能力が高い人、協調性がある人、リーダシップがある人は、高評価を受けやすい傾向にあります。

 

教育制度・成長環境について

DKSHジャパンでは、研修や勉強会などの教育制度が整備されていますし、通信教育の受講に対する補助金制度も用意されているなど、社員教育に力を入れている会社です。

 

コミュニケーションスキル、プレゼンスキルなど、汎用的なビジネススキルを習得することを目的とした社外研修も、定期的に行われており、こういった機会を利用して、効率良く、自分のスキルを高めていくことが出来ます。

 

また、DKSHジャパンは、業務上、英語を使う頻度が高いので、自然と英語力が身に付くような環境でもあります。(簡単な英会話が出来るぐらいのスキルは、入社する前に身につけておいたほうが、仕事はしやすいです。)

 

自分が成長したいことを、はっきりと上司に伝えれば、若くても、裁量権を与えられて、大きな仕事に関わることが出来ますし、社外の人たちとの関わりあいも持たせてもらえます。

 

その気になれば、幾らでも、様々なことが経験出来る環境なので、成長意欲が高い人には、DKSHジャパンはオススメです。

 

ちなみに、人事や総務で働く場合ですが、DKSHジャパンは、SAPシステムを導入しているので、その後、再転職することになったとしても、すぐに仕事が見つかりやすいという利点があります。

 

ワークライフバランスについて

DKSHジャパンは、自分の責任を果たしている限り、仕事の進め方について、細かいことを言われることはないですし、不必要な長時間労働を強いられるようなこともないので、プライベートと仕事のバランスは取りやすいです。(定時に退社としても、文句を言われることはないです。)

 

有休に関しても、取得率が高くなっており、事前に上司に取得の意向を伝えておけば、殆どの場合において、希望通りに認められる状況となっています。繁忙期でなければ、1週間程度の休みを取ることも、全く問題なしです。

 

特に、外国人が上司となるケースだと、上司自身が長期休暇を取るのが、当たり前と考えているで、気兼ねなく申請出来ますし、実際に申請を出せば、簡単に休ませてもらえます。

 

総合商社と聞くと、激務のイメージがあるかもしれませんが、DKSHジャパンは、ヨーロッパ資本の企業ということもあり、実際には真逆で、ワークライフバランスが極めて良好な会社なので、プライベートを重視する人向きの会社と言えます。

 

女性の働きやすさについて

DKSHジャパンは、仕事の内容について、性別で制約はなく、昇進や昇給の機会に関しても、男女平等に与えられています。

 

以前は、女性の登用に対する会社の意識が低かったこと、男性社員の割合が高い部署が多かったということもあって、管理職に就いている女性が少なかったのですが、現在は、ダイバーシティの観点から、女性の登用に積極的であり、女性管理職の数が、着実に増えてきています。

 

一方、育児支援体制については、DKSHジャパンでは、産休・育休が整備されており、実際に取得している女性社員の数は多いです。

 

時短勤務制度はないので、復帰後には、普通にフルタイムで働くことになりますが、職場の子育てに対する理解はあるので、定時には帰宅出来るように、業務量を配慮してくれるといったサポートは受けられます。

 

(元々、残業が少ない会社であり、ほかの社員に大きな迷惑がかかるわけでもないので、これぐらいの優遇は問題ないということだと思います。)

 

結果として、小さな子どもを育てながら働いている女性は多いので、仕事と子育ての両立が可能な会社と言えるでしょう。

 

なお、これは当たり前の話ですが、産休・育休の取得前に、チームのメンバー、部署内の同僚・上司と、しっかりコミュニケーションを取っている人ほど、復帰後も働きやすい(サポートを受けやすい)傾向にあるので、産休・育休の取得を視野に入れている人は、このあたりを意識しておいたほうがいいです。

 

DKSHジャパンの転職先としての価値

ここまで、DKSHジャパンの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、教育体制がしっかりしており、様々なスキルを習得出来る環境なので、成長意欲の高い人には、オススメの会社です。

 

待遇面についても、給与水準が高い業界のなかにおいて、平均以上となっており、福利厚生も整っているので、問題ありません。就労環境も整備されていて、休みを確保出来る会社でもあるので、プライベートを重視する人にもオススメです。

 

転職先候補として検討するだけの価値が十分にある会社なので、関心があるようであれば、ぜひ真剣に考えてみてください。

 

なお、下記に、DKSHジャパンの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、より詳細なことを知りたいということであれば、直接、問い合わせてみてください。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を保有しているので、他社の求人を紹介してもらうのもアリです。もしかしたら、DKSHジャパン以上に自分に合う会社が出てくるかもしれません。

 

転職先を決めるうえで、候補が多いに越したことはないので、ぜひ、他社のことについても、話をしてみてください。

 

<DKSHジャパンの中途採用求人を扱う転職会社>

 


アパレル事業部への転職を考えているのであれば、クリーデンス、ファッショーネ、アージスジャパンの3社は、この業界における転職支援を専門としているので、これらの会社に相談したほうがいいです。

 

それ以外の事業部への転職ということであれば、ビズリーチからミドルの転職までの5社が、オススメです。